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サイコ 1998 アメリカ
Uni=UIP
PSYCHO
ストーリー  アリゾナ州フェニックス。恋人との逢引のあと、会社の金を横領し、人里離れたモーテルに隠れる。そこは好青年ノーマン・ベイツが経営していたのだが・・・ヒッチコック『サイコ』の完全リメイク
監督 ガス・ヴァン・サント
出演 ヴィンス・ヴォーン アン・ヘッシュ ジュリアン・ムーア
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  全裸のヴィゴ・モーテンセン。借金があるらしいので、マリオンは出来心で会社の金に手をつけた。アン・ヘッシュの表情の変化はいいんだけど、映画の編集がオリジナルよりかなり劣るのかなぁ。最も重要なシャワーシーン。カット割などはかなり忠実に再現しようとしてるけど、いかんせん絶叫の表情がだめだ。
 私立探偵(ウィリアム・H・メイシー)が殺されてから、姉(ジュリアン・ムーア)とモーテンセンが行動する辺りから良くなってくる。さすがベテラン俳優のおかげ。

1998年ラジー賞監督賞、リメイク賞
同主演女優賞(ヘッシュ)ノミネート
(2005.12)

サイコキラー 2003 アメリカ
劇場未公開
FATE
ストーリー  管轄区内で毒蛇に噛ませて殺される事件が連続する。
監督 エース・クルーズ
出演 マイケル・パレ フィリップ・M・トーマス リー・メジャーズ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★
コメント  太ったおっちゃんが犯人。もう理由なんてない。次々と女性が殺されていく。
 しかし、なんと言えばいいのだろう。シリアルキラーを手順を踏んで逮捕に結びつけていくだけの映画。警察による記録映画のようなものか・・・犯人の異常性もわからない。嘘つきだったというだけで殺していくのだ。
 犯人はマーティン刑事の父親だった。ううう、それだけかい!
(2006.2)

最後の恋のはじめ方 2005 アメリカ
SPE
HITCH
ストーリー  恋愛が苦手な男性たちに恋の手ほどきをするデート・ドクターのアレックス・ヒッチ。コール財団のセレブ、アレグラに恋をした会計士のアルバートにアドバイスを与えながら、自分もゴシップ記者のサラと出会いデートにこぎつけるのだが・・・
監督 アンディ・テナント
出演 ウィル・スミス エヴァ・メンデス ケヴィン・ジェームズ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★
コメント kossy:「面白い映画ですね」
隣の女性:「面白いわ〜」
kossy:「よかったら俺のブログに感想を書いてもらいませんか?」
隣の女性:「え?何?ブログって・・・」
kossy:「“ネタバレ映画館”とgoogleで検索すれば、すぐに見つかりますよ」
隣の女性:「googleって何?ネタバレ?ん?ん?」
kossy:「・・・・・・」
 「妄想することからはじめるんだ」という台詞を聞いた途端、妄想してしまいました。だけど、妄想してもロクなオチがつかないようです。しょうがないので、ポケットをまさぐり、キーの束をカチャカチャ音を立てて気を引こうとした途端、隣の女性のドリンクホルダーにあるコーラのコップが倒れてズボンに・・・ぁぁ、また妄想だ。
 ケヴィン・ジェームズって面白いですね。トイレの一人ギャグはMr.ビーンそっくりだったのですが、真面目キャラだけに面白さ倍増でした。変なダンスも楽しめたし、ボディランゲージも見事だったし、これからも注目のコメディアンです。主役のウィル・スミスが意外と純情だったのもよかった。
(2005.6)

最終絶叫計画 2000 アメリカ
ヘラルド
SCARY MOVIE
ストーリー  『スクリーム』と『ラストサマー』のパロディを中心に様々なパロディを入れたコメディ。
監督 キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ
出演 ショーン・ウェイアンズ マーロン・ウェイアンズ アンナ・ファリス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★★
コメント  ドリューが殺された。ドリュー・バリモアが殺された『スクリーム』と同じパターンによって最初っから笑える。スクリームなのかラストサマーなのかさっぱりわからなくなるうちに、色んな映画のパロディが・・・数えられない!
 映画館では『恋に落ちたシェイクスピア』や『アミスタッド2』の予告編など。シモネタ満載で進んでいく。終盤のいきなり始まる『マトリックス』のCG。

2001年MTVムービーアワード カメオ出演賞(ドーソンズ・クリークの人)
(2006.1)

最終兵器彼女 2006 日本
東映
ストーリー  小樽の高校生シュウジとちせは交換日記を始めた。
監督 須賀大観
出演 前田亜季 窪塚俊介 木村了
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  自衛隊に協力してもらわない方が面白い映画になるということがわかりましたね、福井さん。
 コミックもアニメも未見だったので、『アイアンジャイアント』の人間版かな〜などと思っていました。序盤は交換日記を始めた高校生カップルシュウジとちせのエピソードでほのぼのした気分で鑑賞・・・と思っていたら、いきなり戦争が始まってしまった!この唐突な爆撃機に襲われる札幌のシーンが衝撃的でした。しかもこの事件はメディアでも一切報道されない。緊迫感と報道管制による情報操作の恐ろしさを感じた一瞬でした・・・
 国土防衛の要だなどと力説して一人の善良な市民を兵器に改造してしまう自衛隊。個人の尊厳を無視した国家権力の横暴さをも露呈するが、強力な秘密兵器であるにも拘わらず諸外国には全て漏れていて、そのために攻撃を受ける日本。有事であるのに壊滅状態となった事実さえも隠匿するなんて、現代日本でもあり得そうです。安○晋○なんて「アジア諸国を開放するために作った」などと言いそうだし、○泉さんなんかは「全く別の問題だ」と責任回避するでしょうし、ホリ○モンだったら「悪いことなどやっていない」と股座を掻きながら呟いてしまいそうです。
 戦闘機や爆撃シーン、そして廃墟となった街並みなどはCGで処理してるのですが、なかなか良かったと思います。ちせの兵器としての造形も面白かったのですが、羽を広げるところでは明和電機を思い出してしまいました。自衛隊もなかなかのものです。最先端テクノロジーによってサイボーグ化したちせを多分GPSか何かで状況まで把握しているというのに、呼び出しにはポケベルを使っています。ここで笑ってはいけません。迷彩色でコーティングしてあるポケベルというレアものなので欲しくなること必至なのです。
 基本はラブストーリーであるのに一旦緊急出動要請があると残酷な戦闘シーンへと切り替わる。このアンバランスさと戦争への嫌悪感が重くのしかかってきて、軍備拡張が外国へ敵対心を植え付けることになると訴えてきます。なぜ流行の自衛隊協力がないのか簡単にわかります。ただ、脚本にはちょっと不満も残り、酒井美紀の演技には失望しましたけど、貫地谷しほりの演技が良かったので全体的にはOKでしょう。
(2006.1)

サイレン FORBIDDEN SIREN 2006 日本
東宝
ストーリー  喘息の弟秀夫の療養を兼ねて、フリーライターの父と夜美島へ引っ越してきた天本由貴。島民が「サイレンが鳴ったら外へ出るな」という言葉で次第に恐怖心が・・・
監督 堤幸彦
出演 市川由衣 森本レオ 田中直樹
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★ ★★ ★★★
コメント  サイレンが鳴ったら鉄塔の辺りには恐ろしい動物が出てくるんだぞ!そ、それはもしかして”八丈島のきょん”ですか?!
 “サイレンが鳴ったら外に出てはならない”という言葉がキーワード。空襲警報がなったら防空壕から出ちゃいけないし、洪水などの災害のサイレンが鳴っても外へ出るとずぶ濡れになりそうです。だけど、人間は好奇心旺盛な動物ですから、消防車のサイレンが鳴ったらついつい外に出ちゃったりします。夕方にサイレンが鳴ったら仕事を終えたくなったりもします・・・
 舞台は弟の療養のために引っ越してきた南海の孤島(?)「夜美島」。島民は主人公由貴(市川由衣)によそよそしく、皆不気味な表情をしている。中でも警官の嶋田久作が最も不気味だ。島の人々はバラックが集まる蚤の市のようなスペースにたむろしているが、日本人じゃないような人ばかり。引越し先の一軒家はまるで『となりのトトロ』に出てくる古い家。今にもマックロクロスケが飛び出してきそうな雰囲気ではあるが、出てきたのはオオゲジ(ゲジゲジのでかいやつ)だった。
 ややあって、島の森の中を歩き回るハメになるのですが、何者かに見られているような錯覚に陥る。赤外線画像のようなフラッシュが織り交ぜられる絵は、もしや『プレデター』が登場するのか?それとも露出狂の変質者か?などとワクワクさせられるのですが、この不気味さはどこかで見たことある。そうだ、これはMナイト・シャマランの『ヴィレッジ』の雰囲気だ!オープニングでもサブリミナルっぽい挿し込みがあったし、正体のわからぬモノに怯えさせられるテクニックは『ヴィレッジ』そのもの。堤監督は和製シャマランになったのだと感じたのです。こうなったら、シャマラン作品との共通点を探すことに集中してしまうという悪い性格が・・・ここは『サイン』に似ている、ここは『アンブレイカブル』に、などと考えていると・・・あっ。監督のカメオ出演はないのか?
 映像はとにかく綺麗。これには驚いた。ストーリー、演技などのマイナス部分を十分に補ってくれる。また、音響効果がとてもよかった。サイレンが鳴ると頭の中にゲジゲジの血流が駆け巡るかのような気分にさせられました。そしてクライマックスの鉄塔のシーン。つい思い出してしまうのは『クライモリ』や『父、帰る』。ゾンビやら江戸川乱歩やら、ホラー要素たっぷりの上に、バミューダ・トライアングルやら人魚伝説やら不老不死伝説といった『ルパン三世』に使われるようなネタまでてんこ盛り。お腹いっぱいになって、恐怖感やインパクトは全て忘れてしまいそうです・・・
 エンドクレジットにも登場した八丈島の昆虫たち。お疲れ様でした。
(2006.2)

サイレンス 血の呪 2003 フランス
劇場未公開
LE PACTE DU SILENCE
ストーリー  修道女サラが突如倒れ病院に運ばれる。彼女には殺人を犯した双子の姉ガエルがいた。神父で医者のジョアキムは医学を受けつけないカルメル教会に拒まれ、姉ガエルを探し始める。
監督 グレアム・ギット
出演 ジェラール・ドパルデュー エロディ・ブシェーズ カルメン・マウラ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  ショートカットがサラ。ロングがガエル。
 遠く離れていても同じDNAを分かち合う一卵性双生児。病状が片方に表れるともう一方にも同じ症状が・・・これを利用して、手術をできないサラの代わりに姉を手術するという宗教と医学の合体のような映画かと思った。
 ドパルデューの忌まわしい過去もさることながら、サラとガエルのどちらが真の殺人犯なのかという緊迫感も味わえる。そしてブラジルでの怪しい宗教儀式とゴシップ専門の新聞記者。過去の事件は想像つくが、ここまでDVDが呼び合うことも珍しい。
 「ママはもう私たちの見分けがつかないはずよ」という台詞があったが、終盤には観客がもっとも見分けがつかなくなる。何故同じ黄色のTシャツ、同じ髪型にしたのか・・・
 すべてはガエルが身代わりになり、死んでしまうのもガエル。と、ドパルデューが偽って、サラと結ばれるように見せるところはなかなか良い。
(2005.10)

サインはV 1970 日本
東宝
ストーリー  劇場版。魔のサーブを武器とする朝丘がジャンプ力不足に悩み、立木大和の強化を目指す牧コーチ。初出場で関東大会制覇という偉業を成し遂げたが、朝丘ユミのライバルである椿麻里が抜けてしまい、そこへジュン・サンダース(范文雀)が・・・
監督 竹林進
出演 岡田可愛 中山仁 中山麻里
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  「V・A・C・A・TION♪」と「V・I・C・T・ORY♪」の違いを必死で覚えようとしていた小学生時代。おかげで英単語をしっかり覚えることができた。この後に「S・A・T・U・R・D・A・Y・NIGHT!」をベイシティ・ローラーズが歌うんだよなぁ・・・この番組と「アタックNO.1」のおかげで、バレー部に入部してしまったことを思い出しました。
 今観てみると、重いブラック・シューズを履いて特訓してもジャンプ力がつくのかどうか疑問だ。イナヅマ落しという魔の変化球サーブを身につけるが、特撮はかなりのもの。このサーブがあれば全て片付けられる・・・すごい。
 ジュンがおかしくなって、秘密兵器である、魔のX攻撃を東京大会の一回戦で使ってしまう。「勝つことだけがスポーツじゃない」と2回戦以降の出場を取り消す牧コーチ。「いくわよ!それっ!」と特訓するする光景が懐かしい。骨肉腫という病気がメジャーになったのもこのドラマからなのでしょう。その後、『巨人の星』にも使われたし、アニメの定番になったのかもしれない。
 范文雀が若くして亡くなったこともあって、かなり涙が出てしまいました・・・ううう。
(2005.9)

THE 有頂天ホテル 2005 日本
東宝
ストーリー  大晦日。ホテル・アバンティのカウントダウンパーティまであとわずか。副支配人兼宿泊部長の新堂の前に次々とトラブルが発生する。
監督 三谷幸喜
出演 役所広司 松たか子 佐藤浩市
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  「色々ありすぎて混乱してる」・・・そりゃ観客も一緒。いつクネクネダンスが見られるのか期待した人も多かったに違いない。
 『グランド・ホテル』(1932、米)に最大級のリスペクトを捧げていて、文字通りグランドホテル形式の映画です(限定された空間が舞台となる群像劇)。当時のポスターを写真立てに入れたり、スイートの部屋名にガルボなど出演者たちの名前をつけているほどなのです。しかも映画の中でしっかり説明しているので、映画批評家の先生方は困るに違いない。それよりも『グレムリン』が気になる・・・
 さすがに超売れっ子の脚本家・三谷幸喜の作品だけあって、単純に笑えて十分に満足のいく作品でした。有名俳優が多いためか、136分の長さと登場人物の多さもそれほど苦にならず、人間関係と小さな事件が笑いとともに絡み合ってゆく構成を考えた三谷氏に嫉妬さえ感じてしまいそうでした。自殺しようとしたり、絶望感を味わった人たちが新しい年を迎えるにあたって希望を持って再生するテーマと、細かな伏線のバランスがいい。香取慎吾が持っていた“幸福を呼ぶ人形”が次々と人に手渡される繋がり、クネクネダンス、副支配人の嘘は期待を裏切らない面白さ。そして、3人の歌手(香取、西田、YOU)がとてもユニークで、役所広司の音痴ぶりと戸田恵子の上手さが光っていました。これに松たか子が歌で参戦するとシャレにならなかったかもしれない(彼女の片言の日本語は最高でしたよ)。演出面でも、舞台劇の良さを生かしたシーンがあったり、長回しのシーンがあったりで、全体的に引き締まっていました。大画面のメインではない目立たない部分でもしっかり演技していた俳優がいたことに脱帽です・・・
 舞台監督と舞台演出家の違いなどの説明があることからも、主人公の副支配人はまさしく三谷幸喜の代弁者。「お帰りなさいませ」と客を迎える方針はどこかで聞いたことがありますけど、お客様に対して暖かく接する商売が少なくなっているといった現代社会への反省をも表現したのかもしれません。
(2006.1)



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