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ザ・ターゲット 1996 アメリカ
東宝東和
SHADOW CONSPIRACY
ストーリー  大統領暗殺計画をキャッチしたグループがあった。大統領補佐官のボビー(シーン)は恩師に呼び出されるが、会ったとたんに殺されてしまい、彼が犯人にされてしまう・・・
監督 ジョルジ・バン・コスマトス
出演 チャーリー・シーン ドナルド・サザーランド リンダ・ハミルトン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★ ★★★ ★★
コメント  FBIだとかCIAだとか、上層部が絡んで大統領暗殺を企てるストーリーなのだが、黒幕が早い段階からわかってしまうので面白くない。犯人は内部にいるだとか、「こんな国はもうだめだ」といった台詞で社会派映画ともなっているような気もするけど、基本的には普通のサスペンス・アクションの作りだ。エンディングにも電話盗聴があふれていることををほのめかすシーン。
 96年当時のコンピュータ技術、盗聴や衛星のテクニックもいまいちパッとしなかった。狙撃者はちょっと怖い雰囲気を出していたけど、チャーリー・シーンのキャラがどうもダメ。大統領補佐官じゃなければよかったのに。
 ラストのサザーランドが自分のこめかみに銃を当てる姿・・・迫力あるなぁ・・・
(2006.2)

ザ・中学教師 1992 日本
アルゴプロジェクト
ストーリー  中学校教育の実態。
監督 平山秀幸
出演 長塚京三 藤田朋子 金山一彦
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  タバコ、万引き、いじめ、様々な問題が起こる中学校。教師の意見もバラバラだ。ナイフで傷害事件を起こした生徒、体罰で退職に追い込まれた先生、シンナーで死んだ生徒。問題解決になってない部分もあるが、問題提起としては充分な内容だ。

1992年日本映画プロフェッショナル大賞監督賞、第2位
(2005.10)

殺人魚フライングキラー 1981 アメリカ/イタリア
COL
PIRANHA II: FLYING KILLERS
ストーリー  『ピラニア』の続編。陸軍が開発した生物兵器のピラニアとトビウオを交配した結果、空飛ぶ殺人魚が生まれた。
監督 ジェームズ・キャメロン
出演 トリシア・オニール スティーヴ・マラチャック ランス・ヘンリクセン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★
コメント  ジェームズ・キャメロンの監督デビュー作は完全なB級映画。冒頭からダイバーカップルが海底でセックスしようとしていると兵器であるピラニアに襲われるシーン。最初からテンションが下がるほどの演出。
 海の中だけだとつまらないな〜などと思っていたら死体安置所の遺体の中から飛び出す殺人魚!やっぱりこうこなくっちゃ。と感じてから、またテンションダウン・・・
 潜水教室の美人インストラクターは海上保安官の夫と別居中。簡単に生徒と寝てしまったけど、そいつが殺人魚の仕掛け人。人間ドラマとしても見ごたえがあるのかと思っていたら、それほどではないし、単にジョーズに触発されて作っただけの映画だった・・・
 人間に飛びついて喰うという発想はいいけど、全くリアルじゃないのが難点・・・
(2008.2)

殺人捜査線 1958 アメリカ
劇場未公開
THE LINEUP
ストーリー  タクシー運転手によるひき逃げ事件のような始まり方。
監督 ドン・シーゲル
出演 イーライ・ウォラック ロバート・キース リチャード・ジャッケル
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★
コメント  
(2008.7)

Sad Movie サッド・ムービー 2005 韓国
ギャガ・コミュニケーションズ
SAD MOVIE
ストーリー  男女8人の恋と別れの物語。
監督 クォン・ジョングァン
出演 チョン・ウソン チャ・テヒョン イム・スジョン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★ ★★★★ ★★★
コメント  『アメノナカノ青空』では手をずっと隠していたイム・スジョン。この映画では手の露出度が異様に高かった・・・
 男女8人の物語。群像劇と捉えればよいのだろうか、オムニバスとして捉えればよいのだろうか、『クラッシュ』のように偶然の人間関係が繋がっていくのか・・・などと考えていたら、いきなり車がクラッシュしてました。すべて予告編やチラシのコピー通り、「愛はどうして終わる瞬間に一番輝くんだろう」なのです。しかも、その「終わり」の演技がそれぞれ息を止めてしまうほどハッとしてしまうくらいの名演。切ない、悲しい、などという感情よりも「もったいない」という感想が先にきてしまうのです。もっといい映画だったなら・・・と。
 『アメノナカノ青空』のイム・スジョンはつき合っている『頭の中の消しゴム』のチョン・ウソンからのプロポーズを待っている。彼女は妹シン・ミナが耳が聴こえないこともあって、TVニュースの手話コーナーを担当していて、消防士のウソンに絡むニュースにいつもハラハラしている。彼女の素の表情や涙を流すシーンはとてもいい!ストーリーなんてなくてもその瞬間の演技だけで満足できるほどなのです。
 そして彼女の妹シン・ミナがまたいい。絵描きである『ラブストーリー』のイ・ギウに恋をして、着ぐるみの7人の小人に守られている。喋ることもできないので、心の声によって情感豊かな恋心を表現しているのですが、見ている方がドキドキしてしまいます。この4人が演じる二つのストーリーだけで充分だと思うのですが、豪華なキャスティングを目いっぱい使いたいためか、その他二つのストーリーも同列で扱ってしまいます。
 無職であるチャ・テヒョン君がふとしたことで男女の別れ代行業を思いつくストーリーと、小学生の男の子が病気のお母さんに悩むストーリー。これが前述の2本線と密接に融合するのであれば、文句も出ない映画となったのでしょうけど、ここまで浅く広くしてしまっては感動も薄れてしまいます。しかも、火災現場のシーンでガクっとなってしう・・・それぞれ、男が煮え切らない性格ばかりなので、4人の女優の演技を堪能する目的ならば満足できるかもしれません。個人的にはシン・ミナにキュンッとなっちゃいました。
(2006.11)

13 サーティーン 1997 アメリカ
劇場未公開
STAG
ストーリー  青年実業家ビクター・マリックは独身サヨナラパーティを開催する。悪ふざけが原因で一人の女性が死んでしまう。参加者は地位や名誉のある者ばかりで、スキャンダルを避ける保身のために動くが・・・
監督 ギャビン・ワイルディング
出演 マリオ・ヴァン・ピープルズ アンドリュー・マッカーシー ケヴィン・ディロン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  stag party(女性を同伴しないパーティ)に集まった男たち。知らない俳優ばかりなので名前と顔を覚えるのが大変。そんな中、雇われたストリッパー二人。一人は男に体を売っていたが、ダンサーの妹が毛布で胴上げしてたときに死んでしまった・・・
 直後にもう一人男が銃を誤射して死んでしまったり、途中でおじさんが心臓麻痺で死んでしまったり、もう大変な騒ぎ。売春婦を監禁し、事後策をあれやこれやと相談する男たち。とにかく過失致死の罪にさえ問われるのは嫌だという金持ちばかり。共犯ということで、皆意見を一致させなきゃならないのに、様々なことが起きて反発しあう者たちも増えてくる。もっともまともな考えの者いたけど、それだってかなり危険な行為。異常な状況下では人間の本来の姿が見えてくるという面白さと、徹底的に嫌われる人間も露になってくる。
 最後にはとんでない修羅場となってしまうが、展開が凄すぎる・・・日本で公開されなかっただなんてもったいないことだ・・・ま、知らない俳優ばかりだからしょうがないけど・・・
(2006.1)

13ウォーリアーズ 1999 アメリカ
ギャガ・ヒューマックス
THE 13TH WARRIOR
ストーリー  人妻に惚れてしまったアラブの詩人アハメッドは辺境の地の大使にさせられるが、彼らバイキングの故郷が危機に瀕していて、そこの13人目の戦士として選ばれて旅をすることに・・・
監督 ジョン・マクティアナン 原作:マイケル・クライトン『北人伝説』
出演 アントニオ・バンデラス ダイアン・ヴェノーラ オマー・シャリフ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★★ ★★★ ★★
コメント  アハメッドの名前が長い・・・寿限無クラスだ。人妻に惚れてしまったため追放されるが、次第にブルヴァイたち北欧の民族と仲良くなって、戦いに参加することに・・・最初は北欧の言葉などわからなかったのに、彼らの会話を聞いて覚えてしまうところが凄い!しかし、12人は荒くれ者で腕っ節もよさそうなのだが、マハメッド(バンデラス)は詩人でひ弱なのだ・・・
 人を食うヴェンドル!魔物だと思っていた敵が人間だと気付き、悩めるヒーロー像も見ることができる。だけど、ただ戦うだけの彼らばかり映し出されると、冒険ファンタジーというより、単なる中世の戦争モノといった雰囲気。何が言いたい映画なのかさっぱりわからない。
 最後にはアラーの祝福を彼ら異教徒に!などと回想するバンデラスの言葉もあることから、そういった宗教の融和なんてこともあったのだろうけど・・・・
(2008.7)

13F 1999 アメリカ
SPE
THE THIRTEENTH FLOOR
ストーリー  1937年のロスへと行き来するヴァーチャル・リアリティ・ソフトを開発するコンピュータ技師のホール。ある日社長のフラーが殺され、彼が容疑者にされてしまう。独自に調査するためホールは自ら1937年のヴァーチャル世界に入っていくが・・・
監督 ジョセフ・ラスナック 製作:ローランド・エメリッヒ
出演 クレイグ・ビアーコ グレッチェン・モル ヴィンセント・ドノフリオ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★★ ★★ ★★★
コメント  現代のアインシュタイン。高級マンション。社長が死んで、突如現れる社長の娘。
 1937年に忍びこんだホールはジョン・ファーガソンとなって行動するが、アクシデントで同化してしまう。行き来しているうちに社長の娘モデルがキーを握りっていることが判明。しかしバーテンダーが実は相棒のフィリップだったことから、第2の殺人へ・・・
 ダウンロードして憑依するという手法。ヴァーチャルは一つではない事実。かなり画期的ではあるが、『マトリックス』を多面的に複雑化している雰囲気もある。
(2006.1)

13デイズ 2000 アメリカ
日本ヘラルド映画
THIRTEEN DAYS
ストーリー  1962年10月16日。ケネディ大統領(グリーンウッド)は信じられない報告を受ける。キューバ上空からの航空写真にソ連から持ち運ばれた核ミサイルが確認されたのだ。キューバ危機の真実に迫る社会派サスペンス映画。
監督 ロジャー・ドナルドソン
出演 ケヴィン・コスナー ブルース・グリーンウッド スティーヴン・カルプ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★
コメント  ケニー・オドネル大統領補佐官(ケヴィン・コスナー)の一言「パール・ハーバーの再来だな」
 本格的に第3次世界大戦を憂慮し始める出来事。完全にアメリカ側からだけの「アメリカが大戦を防いだ」と主張する映画だ。
 最初は先制攻撃の空爆・侵攻のことばかり考えてる偉い人たち。この考え方が今までずっと続いているんですね。封鎖派と空爆派が対立し、記者たちも不穏な動きを感好き始める。緊迫した雰囲気作りは上手い。そして25日にとったのは海上臨検。ソ連がそれを受け入れるかどうかが鍵となった・・・
 しかし、面白いのは最初だけ。あとはだらだらと派閥争い。ベトナムへの介入があったこともさらりと口にするだけで、自国の責任は全くないと主張しているかのようだ。奇襲攻撃をしないのが信条だなんて笑止千万。なんとか核戦争を回避できたからといってベトナム攻撃が劇化するのは許せないところかもしれない・・・

2000年放送映画批評家協会賞作品賞ノミネート
(2006.3)

ザ・デッド/「ダブリン市民」より 1987 アメリカ
ヘラルド=ヘラルド・エース
THE DEAD
ストーリー  アイルランド、ダブリン。1904年のクリスマス。叔母姉妹が毎年恒例のパーティを開く・・・
監督 ジョン・ヒューストン  原作:ジェームズ・ジョイス
出演 アンジェリカ・ヒューストン ドナルド・マッキャン レイチェル・ダウリング
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★
コメント  「ダブリン市民」は途中まで読んだ。大学の英語の授業のテキストだったのだ。
 しっかし、こんなにつまらんストーリーだったとは・・・政治的な話はだめよ!なんて会話をしたあたりから、展開に期待できなくなってしまった。

1987年アカデミー賞脚色賞、衣装デザイン賞ノミネート
1987年全米批評家協会賞作品賞
1987年インディペンデント・スピリット賞監督賞、助演女優賞
(2006.6)











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