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ジーア/悲劇のスーパーモデル 1998 アメリカ
TVM
GIA
ストーリー  実在のスーパーモデル・ジーアの波乱の人生を描く。美貌と完璧なプロポーションと自由奔放な性格を武器に、1980年代のファッション界に一大旋風を巻き起こし、わずか26歳でこの世を去ったジーア。アンジェリーナ・ジョリーは体当たりの演技でエミー賞、ゴールデングローブ賞の両主演女優賞を受賞。
監督 マイケル・クリストファー
出演 アンジェリーナ・ジョリー フェイ・ダナウェイ エリザベス・ミッチェル
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★
コメント  子犬のように愛想を振り撒いて愛を求める女。豊満な肉体、自由奔放な性格、家の中のものを壊されないのだったら、ずっと側に置いておきたくなるようなモデルだ。ドラッグに手を出さなければいい女でいられただろうに・・・
 リンダ(ミッチェル)とビリーは別れてなかったのかな?それでも"you're the only one"という言葉には感動。
(2004.12)

G.I.ジェーン 1997 アメリカ
ヘラルド
G.I. JANE
ストーリー  女性上院議員の女性地位向上という政治的策略のため、海軍特殊部隊SEALの訓練に参加することになったジョーダン・オニール。男の仕官たちは何とか脱落させようと過酷な訓練を選んだのだが・・・
監督 リドリー・スコット
出演 デミ・ムーア ヴィゴ・モーテンセン アン・バンクロフト
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★
コメント  男女同権、女性の地位向上という主義は間違った方向に走りやすいと思う。この雰囲気だと、性同一障害のようにも見えるからだ。そして、このアメリカ軍隊を題材にしたというのもわけがわからない。結局は、デミ・ムーアの鍛えられた肉体と過酷な訓練シーンだけが見ものの軍隊映画・・・
 これが貧困層の女性、職がない黒人女性等、社会から置いてけぼりにされた人間を扱うドラマならば、社会派映画として充分成り立つであろう。

1998年ラジー賞主演女優賞(デミ・ムーア)
1998年MTVムービーアワード格闘シーン賞ノミネート
(2004.10)

しあわせな孤独 2002 デンマーク
ギャガ・コミュニケーションズ
ELSKER DIG FOR EVIGT
ストーリー  セシリにプロポーズしたばかりのヨアヒムは交通事故で全身不随になってしまう。加害者と被害者のカップル4人が織り成す運命劇。
監督 スザンネ・ビエール
出演 ソニア・リクター マッツ・ミケルセン ニコライ・リーカス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★★ ★★★★ ★★★
コメント  これがドグマ映画なのか。手持ちカメラのみで延々と語られていた。振れ込みでは、4人それぞれに感情移入が可能ということだったが、一旦事故に遭ったヨアヒムに感情移入するとどうしようもなくなった。身体が動かせないし、セシリとは別れるしかなさそうだし、絶望感のためか眠くなる一方だったのだ。セシリだともっと頭を使い、医師ニルスだと結構いい思いができたかもしれない。
 日本で考えると損害賠償の問題や加害者側の悲哀などが重大なテーマになるはずで、こんなのんきなことはやってられないはずだ。実際はどうなんだろうか・・・
(2005.1)

幸せになるためのイタリア語講座 2000 デンマーク
ザジフィルムズ
ITALIENSK FOR BEGYNDERE
ストーリー  コペンハーゲン近郊。臨時牧師のアンドレアス、ホテルの受付係のヨーゲン、レストランのハル、パン屋のオリンピア、美容師のカレン、彼らは市役所のイタリア語講座に通うことになるが、講師が心臓発作で倒れてしまう・・・
監督 ロネ・シェルフィグ
出演 アンダース・W・ベアテルセン ピーター・ガンツェラー ラース・コンルード
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  イタリア娘ジュリアとヨーゲンの2人が一番感動的だった。前半は、人が死にすぎてるなぁ、とちょっと引いてしまったけど、家族や身近な人の死を乗り越えないと幸せはつかめないことも考えさせられた。基本的には3組のラブストーリーなのに、人生観をも与えてくれそうな映画だ。
 登場人物はドジばかりしているオリンピアを代表格に、皆不器用な人ばかり。仕事をクビになったり、幸せを掴み損ねたり、恋愛も苦手なようだ。そんな不器用な人たちが想いを届けるために、一緒に外国語を学ぶ。教養講座ならば何でもいいのだろうけど、今まで言えなかったことまで言えるようになる手段として最適な題材とも言えるかもしれない。
 ドグマ映画12作目、初の女流ドグマ監督といった話題もあるが、群像劇として素晴らしい出来になっていると思います。いつになったらハルの髪が切られるか、ヨーゲンはジュリアの気持ちに気付くのか、オリンピアとカレンは似ているけど実は姉妹だった・・・という魅力ある脚本だ。クラスでセックスするのはどうかと思うけど。

2001年ベルリン国際映画祭審査員賞
(2005.4)

幸福の黄色いハンカチ 1977 日本
松竹
ストーリー  新車を買って北海道旅行する花田欽也は途中で女の子をナンパしたが、ひょんなことから、出所したばかりの中年男・勇作を乗せることになった。「「自分を待っていてくれるなら黄色いハンカチを下げてくれ」と妻に速達を出したという話を聞く。
監督 山田洋次
出演 高倉健 倍賞千恵子 武田鉄矢
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★★
コメント  退職金で買った車はオレンジのマツダ・ファミリア。健さんはビールと醤油ラーメンとカツどんを美味しそうに食べる。葉書は20円だ。最初に観たのは映画館だったけど、「私処女じゃないのよ」「俺だって処女じゃないよ」の台詞が25年間ずっと頭に残っている。“渚のシンドバッド”“なごり雪”も懐かしい。『チルソクの夏』に使われたこともあって、妙にリンクしてしまう。夕張炭坑と三池炭坑というつながりも。
 高倉健も福岡出身、武田鉄矢も福岡出身。世間話も故郷の話で盛り上がる。健さんの言う「あんたの大将が来たぞ」という言葉は、同時期の海援隊の“あんたが大将”にかけてあるのだろうか。カニ食ってうんこ騒動。脱輪して大騒ぎ。邦画のロードムービーの草分け的存在なのかもしれない。たこ八郎や渥美清も故人となってしまったんだとシミジミ。

1977年日本アカデミー賞主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞
1977年ブルーリボン賞作品賞、主演男優賞、助演女優賞、監督賞
(2005.4)

ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲 2001 アメリカ
ギャガ・コミュニケーションズ=東北新社
JAY AND SILENT BOB STRIKE BACK
ストーリー  ニュージャージーのコンビニ前で育った二人が、自分たちをモデルにした「ブラントマン&クロニック」という映画が作られると聞いて中止を求めてハリウッドへ。
監督 ケヴィン・スミス
出演 ジェイソン・ミューズ ケヴィン・スミス ベン・アフレック
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  『ファントム』が傑作?といきなりベン・アフレックが色々と笑わせてくれる。ラストのアフレックとデイモンの会話にあるような一般作、芸術作との交互出演の件も笑える。ロード・ムービーが始まってからは、『スクービー・ドゥ』をはじめとする様々なパロディ。『逃亡者』のダムのシーンはすごいし、予想通りの『E.T.』。充分に楽しませていただきました。。
(2004.11)

JSA 2000 韓国
シネカノン=アミューズ・ピクチャーズ
JSA: JOINT SECURITY AREA
ストーリー  38度線上の共同警備区域(JSA)で起こった射殺事件。生き残った南北の兵士たちの食い違った意見のため、中立の韓国系スイス人女性将校ソフィーが送られる。
監督 パク・チャヌク
出演 ソン・ガンホ イ・ビョンホン イ・ヨンエ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  1999年10月28日午前2時16分。11発の銃声。二つの死体。しばらく観ていないと、ストーリーがわからない。こんなにわかりづらく作らなくてもいいものを・・・なんて考えてもみたのですが、イ・ヨンエという美人女優をわざわざ起用するため、興行成績を上げるために映画っぽい作りにしてあると冷めた目で観てしまう。
 38度線によって分断された同じ民族。しかし、国家や政治を抜きにしてみれば、やはり兄弟なんだということが痛いほどわかる。南北統一したいという気持ちや、分断させられたのはアメリカなんだという反米意識も伝わった。しかし、いい話にもかかわらず、自殺という手段で決着つけようとすることには賛同できず、ラストでは統一したいと願う観客を裏切っているのではないのかと疑ってしまった。。。

2001年ブルーリボン賞外国作品賞
(2004.6)

JFK 1991 アメリカ
WB
JFK
ストーリー  1963年、ダラスで暗殺されたケネディ大統領。犯人オズワルドが護送中にルビーという男に殺され、一人の地方検事ジム・ギャリソンが疑惑を感じ、調査をはじめる。
監督 オリヴァー・ストーン
出演 ケヴィン・コスナー シシー・スペイセク ジョー・ペシ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★★
コメント  ケヴィン・ベーコンやゲイリー・オールドマンがかっこいいです。名優といわれる俳優が随所に出てくるもんだから目が離せません。その中でも際立ってケヴィン・コスナーが大根役者の雰囲気を出していた(しゃべり方が下手なだけかも・・・)。
 オズワルドが中心になるわけでなく、彼をハメた奴らを探し出すことがメインとなる。そしてXと名乗るドナルド・サザーランドの告発がリアリティ溢れる謀略のシナリオ。今となっては正しいような気もするが、アメリカの戦争好きの性格を如実に表している。
 ラストの裁判では、暗殺事件=クーデターだと結論づけるが、ベトナム戦争や軍事産業と政府の結びつきを批判しているところは評価できます。それにしても、ベトナムではベトナム人が200万人死んで米兵は5万強か・・・

1991年アカデミー賞撮影賞、編集賞
同作品賞、助演男優賞(トミー・リー・ジョーンズ)、監督賞、脚色賞、作曲賞、録音賞ノミネート
その他いっぱい
(2005.2)

JM 1995 アメリカ
ストーリー  
監督 ロバート・ロンゴ
出演 キアヌ・リーヴス 北野武 ディナ・メイヤー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★ ★★ ★★
コメント はぁぁぁぁぁ 真剣に見てなかった。
3DのCGはよかったねぇぇぇ
windows95が出る前だから
シングルタスクの画面でここまで出来るとは!
てか、近未来にしては320GBって少なくないかい?

たけしって 役者としてはたいしたことないですね。。。

1996年ラジー賞ワースト主演男優賞(キアヌ)
(2003.12)

ジェイソンX 13日の金曜日 2001 アメリカ
ギャガ・コミュニケーションズ
JASON X
ストーリー  2455年、グレイデル号のロウ教授はクリスタルレイク研究所で冷凍保存されていたジェイソンとローワンを見つける。
監督 ジェームズ・アイザック
出演 ケイン・ホッダー レクサ・ドイグ リサ・ライダー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★★ ★★ ★★
コメント  前のシリーズの結末は知らないが、見事に復活してくれてありがとう!ジェイソン。それにしても400年以上経っても狙われるのは学生さんたちなのね。脚本のトッド・ファーマーって人もジェイソンオタクなのかな?出演もしてるし・・・ストーリーはともかく映像はエイリアンの代わりにジェイソンを置いただけの設定だ。ホッケーが2024年に無くなったという話も面白いし、自転車ネタやマイクロソフトネタも良かった。
 腕がチョン切れても再生装置があるから便利な未来ですなぁ。このあたりのCGは見事でしたよ。しかし、仲間がみんなやられているのに、何とかして再生装置で助けようという考えの持ち主はいなかった・・・謎だ。
(2004.2)

シェイド 2003 アメリカ
SPO
SHADE
ストーリー  ベテランの詐欺師ミラーとセクシーな相棒ティファニーのもとへかつての仲間である天才イカサマ師ヴァーノンが戻ってきた。手始めにジェニングスという男から大金を巻き上げるのだが、何と彼はギャングの下っ端。しかし、伝説の勝負師ディーンと対決する目的があったため、勝ったら返済するという約束を・・・
監督 ダミアン・ニーマン
出演 スチュアート・タウンゼント ガブリエル・バーン サンディ・ニュートン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★★★ ★★★ ★★★ ★★
コメント  ポーカーを中心とした勝負師たちの物語。こんなせこい手には騙されないぜ・・・「勝負だ!このやろ」みたいなノリで楽しめる映画だ。
 タイトルバックでのカードさばきから感嘆の声を上げてしまうほど、この映画ではカードマジックが多い。しかし、手品師の映画?それとも勝負師?詐欺師?と考え込んでてしまったら、もう負けてしまいます。純粋にカードマジックを楽しんだ方が得策です。冒頭の指輪のシーンからして『スティング』のような詐欺をするシーン。「あっ、何かあるぞ・・・ワクワク」と感じさせてくれます。俳優陣も中々です(スタローンの評価は知りませんが・・・)。
 しかし、最後の勝負でオチを読んでしまった私は愚か者でした(『マッチスティック・メン』に続く失敗です)。多くは語りません。普通の人なら評価は4くらいになるでしょう。

見所は、スタローンが最後に使うカード。宴会での手品に使いたい・・・下さい。
(2004.3)

シェフと素顔と、おいしい時間 2002 フランス
日本ヘラルド映画
DECALAGE HORAIRE
ストーリー  ド・ゴール空港。別れた女の親族の葬式に行こうとしていたフェリックス。男の部屋に置手紙を残し、メキシコに逃げようとするローズ。ローズが携帯をトイレに落としたことからフェリックスに声をかける。。。
監督 ダニエル・トンプソン
出演 ジャン・レノ ジュリエット・ビノシュ セルジ・ロペス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★ ★★★★★ ★★★★
コメント  ホテルのツイン・ルームでお互いの欠点を曝け出す二人。全く違う性格なのだが、我の強い点だけは共通しているのだ。会話の中には出てこないが、自分を充分に反省する。フェリックスの作った食事を前にして、笑顔を取り戻すジュリエット・ビノシュが最高でした。
 ありがちなハリウッド風ラブコメなのだが、フランス映画らしさを携帯などの小道具や食事というエッセンスで味付けしてくれました。エンドロールにレシピが入っていたのも面白い。ジャン・レノの鉄面皮にジュリエット・ビノシュの笑顔という好対照が絶妙だ。
(2004.9)

シェーン 1953 アメリカ
PAR
SHANE
ストーリー  開拓移民のスターレット家に雇われることになった旅人シェーン。ここでは土地の問題でライカー兄弟が幅をきかせていた。
監督 ジョージ・スティーヴンス
出演 アラン・ラッド ヴァン・ヘフリン ジーン・アーサー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★★
コメント  アメリカの銃社会問題を知った後に観ると、妙に納得してしまう。母親が息子に銃の使い方を教えるシェーンを嗜めるように言った時、「いい使い方と悪い使い方がある」との返事、この考えが全てなんだろうな。最後にもからんできますが・・・
 そんなことは抜きにして、いい映画です。一番印象に残った、トーリが早撃ちウィルソンに撃たれるシーンはすごかったです。それから、ジョーと殴りあった後の母マリアンの握手、これは見ていて気持ち良かった。
 それから、それから、「銃はもう無くなった、とお母さんに伝えてくれ」とこの台詞!好きです。多くを語らないシェーンだけど、銃による死を軽く見ていないところはこの時代にしてはすごいですよね。
 それから、それから、それから、ウィルソンとのガン対決の寸前に犬が通るところ!助演ワンワン賞ものだ・・・・

1953年アカデミー賞撮影賞
同作品賞、助演男優賞(ジャック・バランス、ブランドン・デ・ワイルド)、監督賞、脚色賞ノミネート
(2004.2)



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