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the EYE 2 2004 香港/タイ
コムストック=トルネード・フィルム
THE EYE 2  見鬼2
ストーリー  タイ、バンコク。不倫関係にあった恋人のサムから別れ話を切り出され、ショックの末にホテルで大量の睡眠薬を飲み自殺を図ったジョーイは命をとりとめるが、それ以来幽霊が見えるように・・・
監督 オキサイド・バン、ダニー・バン
出演 スー・チー ジェッダーポーン・ポンディー ユージニア・ユアン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★ ★★
コメント  前作では角膜移植によって見えるようになったが、今回は自殺未遂から・・・生死の狭間を彷徨ったことが起因しているのであろうか、よくわからない。
 1ヶ月後、香港に帰ったジョーイ(スー・チー)は妊娠していることが発覚。2度目の中絶は危険だからと徐々に産む決意を固める。
 夜道でレイプされそうになったジョーイ。なぜか無意識のうちに相手を噛んで重症を負わせたらしいのだ。「感染症は?」「B型肝炎」・・・そうなんだ。
 自殺した人間がいると幽霊がいっぱい集まってくるらしいことや、輪廻転生の謎。どこかの幽霊がジョーイの赤ちゃんに転生する恐怖。そして駅で見た女の幽霊を調べていくと、サムの妻が自殺していたことが判明・・・こうなったらどうしてもお前に赤ちゃんを触らせるわけにはいかない!と、屋上から飛び降りるジョーイ・・・死なない・・・もう一回飛び降りてやる・・・そこまで転生を阻止したいか!
 スーチーが妊婦姿でビルの屋上に立つ光景が不気味で忘れられないかも・・・
(2008.8)

the EYE 3 2005 香港/タイ
コムストック=トルネード・フィルム
THE EYE 10  見鬼10
ストーリー  タイに遊びにきた若者たちが怪談話で盛り上がっていた。「幽霊を見る10の方法」という本を取り出したチョンカイ。5人はその方法を試してみることに・・・
監督 オキサイド・バン、ダニー・バン
出演 チェン・ボーリン イザベラ・リョン ケイト・ヤン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★
コメント  5人のうち一人、コーファイが幽霊に連れ去られてしまった。翌日捜索隊も探してくれたが見つからない。タクとメイは香港に帰るがどうしても幽霊を見てしまうために再度タイへ・・・置き去りにしたエイプリル(リョン)はどうなったのか?疑問だらけでストーリーは進む。
 結局はタイで見かけた死亡事故が原因。謎の美女の幽霊。そして二人は死者のフリをして冥界へと入り込み究明することとなった。そこでコーファイも見つけ、エイプリルも見つかった。しかし、エイプリルはコーファイが死んだと思い後追い自殺をしたのだった・・・
 完全にコメディタッチ。古本に自分たちの絵が浮かび上がるところはゾッとするけど、他は何も怖くない。最後にはタイに住むチョンカイだけが生き残ったとさ・・・
(2008.8)

幸福 1964 フランス
ヘラルド
LE BONHEUR
ストーリー  フランソワは妻テレーズと子供たちと幸せに暮らしていたが、郵便局員エミリーも愛してしまう。
監督 アニエス・ヴァルダ
出演 ジャン=クロード・ドルオ クレール・ドルオ マリー=フランス・ボワイエ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  鮮やかなひまわりを映し出すオープニング。モーツァルトの音楽によって、その幸せぶりが満面に広がる。親戚とも近所の人たちとも仲良くして、どこにも不満のない家族なのに、ついついもう一人の女に惚れてしまったフランソワ。とても器用・・・同時に別の女性を愛することができるなんて・・・
 順調に二重生活を続けられるかと思っていたが、フランソワが馬鹿正直なために妻に告白する。「君が嫌ならエミリーとの関係はやめてもいい」とも言った。直後、草原で青カンした二人だったが、テレーズはどこかへ消えた・・・池に落ちて死んでしまったのだ。溺死体を抱えて嗚咽するフランソワを何度もアングルを変えて数ショット映し出す。溺れるテレーズのサブリミナル的映像は自殺なのか事故なのかをはっきり描かないけど、幸せをつかみ損なった悲しさを盛り込んであった。
 沈痛な日々を過ごすフランソワだったが、再びエミリーの元へ・・・きわめて現実的というか、合理的というか、二人の子供も新しい母になつき、新しい幸せな日々を・・・
 ひねりもないし、微妙な心理描写もない。ありがちな幸せな風景を美しく描いただけなのに、なぜか惹かれてしまう映画。でも、面白くない・・・

1965年ベルリン国際映画祭銀熊賞
(2008.11)

幸せになるための27のドレス 2008 アメリカ
FOX
27 DRESSES
ストーリー  結婚式でのブライズメイドをかけもちするほど世話好きなジェーン。会社のボスにも憧れていたが、家に戻ってきた妹テスに奪われる形となった。結婚式の取材をしているケビンがジェーンに近づくのだが・・・
監督 アン・フレッチャー
出演 キャサリン・ハイグル ジェームズ・マーズデン マリン・アッカーマン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  ベニーとジェッツ! 一番盛り上がるシーンでエルトン・ジョンの曲を持ってきたのは、27の中に性転換女性の結婚式があったからなのだろうか?
 車がスタックしたため田舎のパブで盛り上がることになったあの場面。歌詞を知っていたなら一緒になって歌いたかったところです。反戦歌が下火になってきた70年代初めはなぜだかミドルテンポのロック・ポップスが流行っていたし、ロックが色んな方向に枝分かれしていった時代。映画とは関係ないけど、『恋人と別れる50の方法』もこの頃の曲だったかな・・・。
 ラブコメの王道的展開。友人の結婚式の引き立て役(ブライドメイド)ばかりを繰り返し、着用した27ものドレスが捨てられずにいるジェーン(キャサリン・ハイグル)。ご本人は結婚したばかりとのことですが、映画『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』では後味の悪い結婚を経験している。結婚できない設定といっても、容姿は抜群だし、性格もいいのにねぇ・・・まぁ、自分でジーザスなんて言うのはジョン・レノンだけにしてもらいたいけど・・・
 大好きな上司(エドワード・バーンズ)は妹に取られちゃうというショッキングな展開。それでも妹の嘘を彼に喋らずに2人の結婚式を手伝うジェーン。新聞記者ケビン(ジェームズ・マーズデン)との恋愛へと発展するのか?!と思わせておいて、いきなりの波乱。そして20年分の欝憤を晴らすかのような事件はちょっと引いてしまいました。せめて偽ベジタリアンの暴露だけにとどめておけよ・・・てな感じ。
 「ベニーとジェッツ」で盛り上がるシーンやラストの客数よりも多い27人も感動的だったのですが、一番の見どころは上司のプロポーズシーンだったかと思う。一瞬、自分に対するプロポーズだと勘違いしたのか、涙目になっていたキャサリン・ハイグル。それが間違いだと知ったときには、その涙が一転して悲しみ色に輝いているように見えたのです。表情の変化がとにかく美味しい。今後も気になる女優になっちゃうなぁ・・・
(2008.6)

しあわせのかおり 2008 日本
東映
ストーリー  上海出身の王さんが営む小さな中国料理店“小上海飯店”は地元でも人気があり、百貨店勤務の山下貴子は出店交渉にあたる。即座に断られるが店に通ううちに王さんの料理に魅了される。王さんが脳梗塞で倒れたため、貴子は会社を辞め弟子になることを決意する・・・
監督 三原光尋
出演 中谷美紀 藤竜也 田中圭
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  自転車で平和町から大野町へ通うのは大変だと思うぞ・・・
 ロケ地のほとんどはわが地元の金沢。知らない場所も数多く登場したのがショックだったため、金沢検定受検を諦めてしまいました。その悔しさゆえに、「大野から野町行き電車?」とか「平和町へ行くのになぜ電車?」と鉄道記念日にちなんで突っ込んでみたりしてみました。ううう、ローカル・・・
 デパートの営業部に勤務する貴子(中谷美紀)が出店交渉のため王さん(藤竜也)が営む小さな中華料理店に通いつめ、味に魅了されて自ら弟子入りするというストーリー。安定した会社勤めを辞める決心にも心打たれますが、貴子が王の心を徐々に開いていくところが好きだ。
 ストーリーは単調ながらも中谷美紀と藤竜也の演技の魅力、それに密かに貴子に恋心を抱く田中圭の見事な金沢弁にのめり込んでしまいました。他の役者さんは“だら”とか“ぞいや”としか言ってなかったし、主演二人が中国人と東京人だったからかもしれません。
 この映画はとにかく料理の映像が凄い!これまでにも洋邦問わず、料理が印象的な映画はあったし、食欲がわいてくる映画は多かったけど、シンプルでありながら撮影角度や音響効果だけで魅せてくれる作品は少ないような気がします。そのリアルさを喩えるなら、タマネギを刻むシーンで涙が出てきてしまうほど・・・。
 名月会へ参加するエピソードではマンネリ化した料理対決モノ路線になるかとも恐れていたのですが、意外な展開でした・・・たしかに蝉の声が聴こえる季節にカキは・・・といった感じ。料理によって人に幸せを与えるといったテーマで比較すると、『バベットの晩餐会』や『厨房で逢いましょう』に近いものがあるのかもしれません。
 ほぼ金沢という映画なのにご当地映画の雰囲気がなかったのはよかったと思う。それどころか泣かせるシーンが上海ロケなんだから金沢のことすら忘れてしまいそうです。ただ、紹興酒の産地紹興の地が大野の町に似ていたことが気にかかる。王さんが金沢に永住しようとしたのも同じ水を感じたためなのだろうか、と。
 この映画を観た後ではなぜだか左手首を鍛えたくなってきますが、我が家では電磁調理器となってしまったため中華鍋を振るうことはできなくなりました。今後、中華料理の世界にチャレンジするためには爆発覚悟でカセットコンロを使うしかないのでしょうか。
 
(2008.10)

幸せのポートレート 2005 アメリカ
FOX
THE FAMILY STONE
ストーリー  マンハッタンで働くメレディス・モートンはクリスマスに恋人のエヴェレットに実家に招待されるが、オープンな彼の家族に対して堅物のメレディスは馴染めない・・・
監督 トーマス・ベズーチャ
出演 サラ・ジェシカ・パーカー ダイアン・キートン クレア・デインズ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★ ★★
コメント  なんだか末娘エイミー(レイチェル・マクアダムス)の攻撃のせいだったような気もするが、どんどん他の家族にも移っていったような・・・未来の家族、馴染めなさの原因は母親ダイアン・キートンのせいでもあったような気もする。
 娘の初体験の相手までをもネタにする母親なんて、幸せな家族であってもいやだなぁ。
 辛かったせいで、妹ジュリー(クレア・デインズ)を呼び寄せたメレディス。息子のゲイネタでまじめに意見したのが決定だとなってしまう。ベン(ルーク・ウィルソン)がメレディスを慰めていたところ、なんだかヤバい関係になってしまい、エヴェレットは妹ジュリーと気が合って・・・
 暖かいホームドラマ風のくせして結局はコメディのような展開。好きにはなれない・・・

2005年ゴールデン・グローブ賞女優賞ノミネート
(2008.8)

幸せのレシピ 2007 アメリカ
ワーナー
NO RESERVATIONS
ストーリー  NYの高級レストラン“22ブリーカー”の女性シェフ、ケイト。姉が交通事故で亡くなり、姪のゾーイを引き取ることになった。料理も食べてくれないし、なかなかなつかないゾーイ。彼女が店を休んでいたとき、副料理長のニックが雇われ・・・
監督 スコット・ヒックス
出演 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ アーロン・エッカート アビゲイル・ブレスリン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  ゾーイという名前は命という意味があるようですが、女子大生ベビーシッターの俳優名がゾーイだった?
 『グラインドハウス』のおかげでゾーイという名前が頭の中を駆け巡るほどになっている今日この頃。命知らずのスタントウーマンだったから、「命」という意味があったのは驚きでもありました。ドイツ映画『マーサの幸せレシピ』のリメイク作品である今作では登場人物の名前が一新されていて、主人公の姪であるゾーイの名前が特に印象に残ってしまいます。そのゾーイを演じたのが、アカデミー賞助演女優賞候補になったアビゲイル・ブレスリン。『リトル・ミス・サンシャイン』でお腹が出てしまったので、この映画ではダイエットにはげみ、拒食症にまでなってしまいました(うそです)。
 基本的にはオリジナルと同じなのですが、随所にハリウッドらしさが感じられたような気もします。厨房でもオペラを歌ってしまう陽気な男ニック(アーロン・エッカート)はなかなかのハマリ役。もちろんキャサリン・ゼタ・ジョーンズもそつのない演技で映画を引き締めてくれたようです。オリジナルという高級素材にハリウッド風味の味付けとクスっと笑える隠し味によって、まったりとした食感に仕上げた印象です。
 サプライズディナーやエロチックなシーンも良かったし、リメイクならではの楽しい雰囲気も伝わってきました。全体的に生きている幸せを感じさせるほど、明るい雰囲気も良かった。だけど、終盤だけはオリジナルが上。今作はあっさりしているので、胃もたれもないことでしょう。ネズミも出てこないし、食欲の秋にはふさわしい作品かもしれません。
 ところで、なぜだか気になるカットが潜在意識に残りそうなんです。ケイト(ゼタ・ジョーンズ)が部屋に入るとき、ドアに割り箸が貼り付けてあったところ。しっかりと日本語で“おてもと”と書いてありましたけど、誰が貼ったのか?どんな意味があるのか?理解できなかったのです。誰か教えてください・・・
 
(2007.9)



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