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シムソンズ 2006 日本
アット・ムービー・ジャパン
ストーリー  ソルトレークシティ・冬季オリンピックに出場した女子カーリングチームの物語。
監督 佐藤祐市
出演 加藤ローサ 藤井美菜 高橋真唯
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★★
コメント  かつてはチープで二番煎じと言われてきたが、、オリンピックの公式スポンサーにも選ばれ、市場を賑わせるほどに成長した家電企業・・・そりゃサムソンだ。
 この映画のおかげでルールもわかり、試合を見る楽しみもできましたが、今トリノではカナダチームと日本チームが対戦してます(2/18、録画))。日本チームはこの映画のモデルとなった小野寺選手と林選手が出場しているようです。
 日本では『がんばっていきまっしょい』、『スウィングガールズ』、『リンダ、リンダ、リンダ』と秀作ガーリームービーがヒットを続けていますが、トリノ・オリンピックに合わせて作られたこの映画はどこまでヒットするのかも気になるところ。しかも実話に基づいているので、ツッコミどころがあったとしても納得できる内容の青春映画です。主人公伊藤和子(加藤ローサ)がテストで0点ばかり取ってるダメダメ女子高生なんてところはSGの上野樹里そっくりの設定。笑いをとる演出面や他のメンバーの設定を見ると、どうしてもSGと比較してしまいそうになりますが、苦悩あり、挫折あり、葛藤ありと、性格の違う仲間が徐々に結束を固めていく。これぞ青春ムービーの王道なのだと感じます。
 学校のトイレ、授業中、どこでもストーンを投げるポーズを練習する彼女たち。競技中以外ではそれほどカッコいいポーズではない。柔道のたい落としみたいなもので、笑わせてくれます。ここで川姫が太ももを見せてくれたら最高だったのですが、笑いの主導権は彼女の父親(徳井優)に取られてしまいました。
 それにしても“常呂の恥”と言われていた大泉洋が良かったです。流氷ソーダも食べたくなってきた。
(2006.2)

下妻物語 2004 日本
東宝
ストーリー  茨城県下妻。ロココ時代に生まれたかったロリータファッション一直線の竜ヶ崎桃子はWネームのバッタ物を売りに出してヤンキー少女イチコと知り合う。
監督 中島哲也
出演 深田恭子 土屋アンナ 宮迫博之
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  桃子って意外と国語が得意なんだぁ。イチコの国語の間違いが心地よく笑わせてくれました。笑いの基本はジャ○コと偽ブランドにあるのだが、ここのところはイマイチ・・・それよりも『シベ超』ネタで大笑いしてしまった。
 どちらかと言えば女性向きの映画だと思うのだが、リンチシーンでのイチコの台詞が気に入ったので多少甘めの評価。映像もいいし、土屋アンナの演技もいいし、クドカンよりはいい脚本になってますね。見所はフカキョンのセミヌードと書きたかったのに、ないじゃん(笑)
(2004.6)

シモーヌ 2002 アメリカ
ギャガ=ヒューマックス
S1MONE
ストーリー  落ち目の映画監督タランスキーが今回も主演女優に逃げられた。監督を崇拝するCG製作者のハンクが彼にCGプログラムを託す。。。SIMONEはSIMULATION ONEを縮めた名前。
監督 アンドリュー・ニコル
出演 アル・パチーノ レイチェル・ロバーツ ウィノナ・ライダー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  現代社会におけるCG技術やマスメディアとそれに踊らされる観衆たちへの風刺がこめられたエンターテイメントコメディ作品!
 有名人のおっかけや評論家なんて所詮は偶像を追い求めているだけであるという事実と、まかり間違えばメディアの情報操作に踊らされるのかなと感じました。(CGでの情報操作はシュワちゃんのバトルランナーがすごかったかな〜?)
 役柄では、アル・パチーノの演技はインソムニアに続き疲れたおじさんの雰囲気がすごくリアルでした。リストラされた高年齢の会社員役にぴったしですね(笑い事ではない)。。
 またもやレビューや公式サイトをまったく読まずに映画館へ行ったので、「シモーヌは本当に全部CGなの?」と疑いつつスクリーンに引き寄せられてしまいました。
 もうちょっとテンポがよければ満点かなぁ。。とりあえず、観客が多い映画館で思いっきり笑って観るほうがよさそうです。
 最後に、監督のアンドリュー・ニコルとシモーヌ役の女性は結婚して長男をもうけたそうです(名前はジャック・ニコル)。ここまでプライベートに突っ込むと、俺自身もこの映画の風刺の対象にされるのかも。。。
(2003.9)



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