ジャイアンツ | 1956 アメリカ WB GIANT |
|||
ストーリー | 東部からテキサスのベネディクト家へ嫁いだレズリー。 | |||
監督 | ジョージ・スティーヴンス | |||
出演 | エリザベス・テイラー | ロック・ハドソン | ジェームズ・ディーン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | イギリス的な雰囲気も残している東部の家庭。レズリー(テイラー)はテキサスから来たジョーダン・ベネディクトの広大な土地と西部の歴史に心惹かれ、そのまま結婚する。テキサスに戻ると、くびにしたはずのジェット・リンク(ディーン)はラズ口利きでそのまま使用人として居残ることになった。ラズは不慮の事故で死亡し、女主人としての自覚を持たねばならなくなったレズリーは、嫁いだ当初のか弱さを克服。使用人、特にジェットに対しても優しい女主人。そこからどんどん年をとっていく・・・細かなエピソードは大河ドラマの断片にすぎず、淡々と物語は進む。ラズが年下のジェットに惚れていたかどうかという謎を残して・・・ 大きな変化は、土地の分筆をしてもらったジェットが石油を掘り当てたこと。息子がメキシコ女性と結婚したこと。30年の歴史に決着を付けるようでつけていない・・・酔いつぶれたジェームズ・ディーンの演技が素晴らしい。娘ラズとの恋がもっと発展すれば面白かったかなぁ。 「線路は続くよ」がずっと残る・・・ 1956年アカデミー賞監督賞 同作品賞、主演男優賞、助演女優賞、脚色賞、音楽賞、美術監督・装置賞、衣装デザイン賞、編集賞ノミネート (2005.5)
|
シャーク・テイル | 2004 アメリカ アスミック・エース SHARK TALE |
|||
ストーリー | リーフ・シティのセレブを目指すオスカーはホオジロザメのフランキーを殺してしまう(実際は錨が落ちてきた)。シャーク・キラーとして街の人気者になってしまう・・・ | |||
監督 | ビボ・バージェロン、ヴィッキー・ジェンソン、ロブ・レターマン | |||
出演 | ウィル・スミス | レネー・ゼルウィガー | ジャック・ブラック | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | サイクス 「あんたとは長い付き合いになるなぁ」 ドン・リノ 「そんなことより、お前のところにいる“シャーク・キラー”をこっちによこしな!」 サイクス 「何だって?!オスカーを?」 ドン・リノ 「あいつが俺の息子フランキーを殺しやがって・・・」 サイクス 「オ、オスカーを・・・つかまえればいいのか・・・」 ドン・リノ 「おうよ!タイタニックのところにいるだろうからよ!」 サイクス 「捕まえられるかなぁ・・・」 と、ハリセンボンのサイクス(声:マーティン・スコセッシ)がオスカー(声:ウィル・スミス)を捕り逃がした・・・という話ではない。しかし、サイクスの太い眉毛の表情からすると、なんとなくホオジロザメのドン・リノ(声:ロバート・デ・ニーロ)と組んでおけばよかったといった後悔の念が感じられた・・・ちなみにスコセッシとデ・ニーロは9本の映画でタッグを組んでいるて、関係ないけど、『ボーイズ・ライフ』ではデ・ニーロとディカプリオは継父と息子の関係だ。 予想していたより、ずっと『ゴッドファーザー』色が強かった。『ジョーズ』や『タイタニック』のパロディも良かったし、音楽のパロディも面白かった。特に最初に名前が何人も出てくるので全部記憶できなかったくらいです。ボブ・マーリィに関することも言ってたけど、クラゲ役の一人がボブ・マーリィの息子だということに驚きました(音楽も担当しているらしい)。そして、このアニメの目玉でもある声優に合わせたキャラクター!デ・ニーロ、スコセッシは文句無しで、他のキャラもかなり似ている・・・残念なのはレニー・ゼルウィガーとジャック・ブラックがあまり似ていなかったことだろうか。 ストーリー的には、小さな嘘が波紋を呼んでしまうことと、真実の愛と魔性の女の両天秤により自分を見失う主人公、そしてギャング映画の特徴である暴力の輪廻をコミカルに描いたものだが、後半になるとつまらなくなってくるのが難点だった。豪華俳優陣とそっくりなキャラクターやパロディを楽しむべき映画だと思うので、これが楽しめなかったら結構つらいかもしれない。 2004年アカデミー賞長編アニメ賞ノミネート (2005.3)
|
ジャック | 1996 アメリカ ブエナ JACK |
|||
ストーリー | 早産の末生まれたジャックは細胞の分裂が異常に速く、通常の4倍の速さで成長した。10年後、観かけは40歳であるジャックは小学校に通うことにした。 | |||
監督 | フランシス・フォード・コッポラ | |||
出演 | ロビン・ウィリアムズ | ダイアン・レイン | ブライアン・カーウィン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | 学校へ行った初日は、気味悪がられ、孤独を味わう。元々ロビン・ウィリアムズは子供のような純粋な心を持った役が多いから、特に目新しくもなく、こなしやすいキャラクターだったんだろうなぁ。ペントハウス、ハスラー、スワンク。木の上の秘密基地ってのはいいなぁ。あんなに立派なものは作ったことがなかった。 ルイ(アダム・ゾロディン)の宿題「大人になったら何になりたいか」の発表で思わず泣けたので、まだまだ子供の心があるんだなぁ〜と嬉しくなった。ジェニファー・ロペス先生とその後どうなったのかはおざなりでしたね。 (2005.1)
|
Shall We ダンス? | 1996 日本 大映 |
|||
ストーリー | 平凡な家庭を持ち、単調な毎日を過ごすサラリーマン杉山は、ある日電車の中からビルの窓際に佇む美女を見つける。そこは岸川ダンス教室。会いたい気持ちを押さえられなくなって足を踏み入れる・・・ | |||
監督 | 周防正行 | |||
出演 | 役所広司 | 竹中直人 | 草刈民代 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | いい年して社交ダンスに通う男は変態扱いされる・・・これが日本の現状なのかもしれない。リメイク版とは違い、単に草刈民代に淡い恋心を抱いただけの下心ミエミエの役所。「水曜日は何故遅いのか」ということを切り出せない原日出子の性格も日本女性らしい。田口浩正の役が田中正浩なんてのは、最初から狙ったキャスティングだったんだな。 最初に観たときには、まだ中年とは言えない年代だったし、リメイクを観た今となっては、あのパチンコシーンがダメなんじゃないかと・・・渡辺えり子の演技もいつもより下手だったような気がする。 1997年放送映画批評家協会賞外国語映画賞 1996年日本アカデミー賞作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞、音楽賞、撮影賞、照明賞、美術賞、録音賞、編集賞、新人俳優賞 その他 (2005.5)
|
Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス? | 2004 アメリカ ギャガ=ヒューマックス SHALL WE DANCE? |
|||
ストーリー | 遺言書作成専門の弁護士ジョン・クラークは通勤時に電車から見えるダンス教室に見える美しいダンサーに惹かれていた。幸せではあるが、何か虚しさを感じたある日、ふとその教室を見学することに・・・ | |||
監督 | ピーター・チェルソム 原作:周防正行 | |||
出演 | リチャード・ギア | ジェニファー・ロペス | スーザン・サランドン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | ヅラは飛ばなきゃ映画にならない。 オリジナルと比較されがちのこの映画。実は周防作品のストーリーは覚えてなくて、このリメイク版を観ているうちに思い出してきました。したがって、忠実なリメイクなのかどうかなんてわからなく、細かな比較もさっぱりできないのですが、それでも、プラットホームでの一人ダンスやトイレでの練習シーンなどは鮮烈に記憶が甦ってしまいました。このヅラ俳優のスタンリー・トゥッチ。『ターミナル』でも嫌われ役でしたけど、いい雰囲気出してますね。ちょっと好きになりました。 ボビー役はキャシー・ベイツでもよかったかなぁ〜なんて思ったのですが、リサ・アン・ウォーター、いいですね。笑える台詞で彼女が“女ターミネーター”と訳されていたけど、“ボビネーター”と言ってませんでした? アメリカと日本の文化の違いということも話題となっていますが、なぜか日本文化を尊重しすぎたのでしょうか、キスやハグといった日常のアメリカ文化が感じられませんでした。人生を見つめなおすというテーマは上手く生かされていましたし、職業の設定の違いなども気になりません。俳優に関しては、リチャード・ギアやジェニファー・ロペスは好きではないという先入観もあったのですが、ラストには意に反して感動してしまった・・・あれれ。 (2005.4)
|
シャレード | 2002 アメリカ 劇場未公開 THE TRUTH ABOUT CHARLIE |
|||
ストーリー | 『シャレード』のリメイク | |||
監督 | ジョナサン・デミ | |||
出演 | マーク・ウォールバーグ | タンディ・ニュートン | クリスティーヌ・ボワッソン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | オードリーほどの魅力ある女性じゃないので、むしろウォールバーグやティム・ロビンスが主役のような扱い。特にロビンスの指2本のカニポーズが印象的だ。映像での工夫があるのだが、目がチカチカしてきてうざく感じられた。おしゃれな映画を目指したんだろうけど・・・ シャルル・アズナブール本人が歌うってのだけは良かったかな。 (2005.1)
|
ジュラシック・パーク | 1993 アメリカ Uni=UIP JURASSIC PARK |
|||
ストーリー | バイオ・テクノロジーの力を借りて、大富豪ハモンドはコスタリカ近くの島に恐竜のアミューズメントパークを建設。専門家の知識がお墨付きが必要なため、数名の科学者が召集される。 | |||
監督 | スティーヴン・スピルバーグ | |||
出演 | リチャード・アッテンボロー | サム・ニール | ローラ・ダーン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ |
コメント | 恐竜は爬虫類というより鳥類に近い。琥珀によってDNA操作ができるようになった。等々の専門知識も話題となり、大ヒットした映画。もちろん公開当時に映画館で鑑賞。メイキング映像も何度となく見たけど、ティラノザウルスの足音にコップの水が共振するシーンにあれほどまでのこだわりがあるということにも感動。マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)の説明するカオス理論もウンチクとして興味深かった。 CGの素晴らしさは当時としては画期的で映画の革命とも言えるかもしれない。もちろん無名の子役を上手く使うスピルバーグの手腕は素晴らしく、オタクぶりが面白い。 『ジュラシックパークV』 1993年アカデミー賞特殊視覚効果賞、音響効果編集賞、録音賞 その他 (2005.7)
|
少女ヘジャル | 2001 トルコ アニープラネット BUYUK ADAM KUCUK ASK |
|||
ストーリー | 叔父のエブドゥに連れられイスタンブールの親戚の家にあずけられたヘジャル。すぐに武装警官隊が突入し、親戚の者たちは皆殺しにされた。向かいに住む元判事のルファドが少女を不憫に思い、渋々ながら彼女を引き取ることになった・・・ | |||
監督 | ハンダン・イペクチ | |||
出演 | シュクラン・ギュンギョル | ディラン・エルチェティン | フュスン・デミレル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | 序盤、警官隊がクルド人を惨殺するシーン。このシーンでの警官が残虐すぎるということで、トルコ国内で上映禁止になるというほどクルド人問題は深刻だった。 中東のあちこちを放浪し、差別されているクルド人。問答無用で殺されるという理不尽さも、ルファトがクルド語を禁ずる手段に出たことも、クルド人移住地区の貧困生活の描写とともに心に突き刺すほどの訴えが感じられる。こうした民族差別の垣根を越えて、元判事の老人と少女ヘジャルが次第にコミュニケーションをとる姿に感動しました。 ヘジャルの顔、何かを訴えてくる瞳、とまどいながらも老人の手を握りついていく子どもらしい仕草など、愛くるしさいっぱいです。どことなくミシェル・ロドリゲスを思い起こし、子ども時代はこんな雰囲気じゃないかなぁ〜なんて思ってしまいました。 前半の伏線としては、“呼び鈴”が重要です。一家惨殺の恐怖を呼び起こされるというトラウマに老人ルファドは愛情をもって対処するところに、小さなエピソードではあったけど、ほのかな感動を呼びます。後半には、ヘジャルの名前の由来も・・・ そして、クルド人移住区へ行ったルファドが叔父エブドゥにヘジャルを返そうかと画策するのですが、一部屋に何人も住む少年たちを目撃してしまう。このときの心理描写が実に上手い。さすが女性監督ならではの視点で暖かく表現していました。 アンカラ国際映画祭主演男優賞、助演女優賞 イスタンブール国際映画祭観客賞 (2005.3)
|
小説家を見つけたら | 2000 アメリカ SPE FINDING FORRESTER |
|||
ストーリー | 17歳の黒人学生ジャマール・ウォレスはバスケット仲間とは一味違った文学青年。廃墟のようなアパートに忍び込むようそそのかされるが、そこはある小説家の住居だった。思わず置き忘れたバッグの自作小説には添削がしてあったのだ・・・ | |||
監督 | ガス・ヴァン・サント | |||
出演 | ショーン・コネリー | F・マーレイ・エイブラハム | アンナ・パキン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 作文の特訓だ!って雰囲気は好きだなぁ。だけど、このジャマール君がバスケットにも才能があるところがいけ好かない。一方の小説家ウィリアム・フォレスター(コネリー)はちょっと謎の多い人物。人前では朗読したことがないという彼もラストにはみなの前で読み上げる。 孤独な小説家。しかしジャマールとの友情はかけがいのないもの。 「虹の彼方へ」のエレキギター独奏のBGMが気持ちよかった。 (2006.7)
|
少林寺三十六房 | 1977 香港 東映 少林三十六房 SHAOLIN TEMPLE THE 36TH CHAMBER |
|||
ストーリー | 漢族の英雄イン将軍は勅使を討とうとしたが、策略にはまり処刑されることになった。台湾にいる鄭成功のために義士を集めようと、ホー先生と弟子たちが動くが、先生も捕まり、ユイトの実家の乾物屋も封鎖されてしまう。彼は少林寺で武道を身につけるため単身旅に・・・ | |||
監督 | リュー・チャーリァン | |||
出演 | リュー・チャーフィ | ホワン・ユー | ロー・リエ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 満清族に占領された漢族の辛さ。中国の歴史を知らなければ、なぜ抵抗運動しているのかもわからないかもしれないが、暴力的な雰囲気だけは伝わってきた。 乾物屋ユイト劉裕徳は瀕死の状態で少林寺に潜り込み修行することを許してもらう。1年の掃除からはじまり、三十五房から順に修行を終えていく。このままずっと修行する展開でもかなり楽しめるくらいなのに、やがては5年で全てを習得し、いずれかの房をまかせられるほどにまでになる。三節棍を生み出し師を負かすが三十六房を作り民衆を集めたいと申し出たため下山を命じられる。 復讐のために若者を集め、広州の将軍を討つのだが、ここがかなり早い展開で物足りない。なぜかもっと修行シーンを見たくなってしまった。どの修行も無駄にならず、下山してからの闘いにも役立てていたことが面白かった。 (2005.5)
|
続・少林寺三十六房 | 1980 香港 劇場未公開 少林塔棚大師 RETURN TO THE 36TH CHAMBER |
|||
ストーリー | 徳経営者による不当な賃金カットや暴力に苦しむ染物工場の従業員たちに助けを求められたものの、まったく役にたたなかったチェンチェは、心機一転、少林寺での修行を決意し、本物の三徳和尚のもとで修行を開始するが・・・ | |||
監督 | ラウ・カーリョン | |||
出演 | リュー・チャーフィ | ワン・ランウェイ | チェン・ズーチャ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 今回の役では3年の修行。前作とは違った槍の間をくぐり抜ける修行なんかがすごい。ストイックで純粋な修行を行った前作とは違い、庶民との交流が多い。実践の少林拳が活躍するけど、修行のほうが好きだ・・・ (2005.5)
|
処刑・ドット・コム | 2002 アメリカ 劇場未公開 MY LITTLE EYE |
|||
ストーリー | 「ネットハウスで6ヶ月間、5人全員耐え抜けば賞金100万ドル」というネット広告に応募してきた男3人と女2人。 | |||
監督 | マーク・エヴァンス | |||
出演 | クリス・レムシュ | ジェニファー・スカイ | ショーン・CW・ジョンソン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 私生活を覗き見するという、一時期流行ったネットのサイト。流行を上手く取り入れている。レックスへの拳銃、ダニーの祖父の葬式案内、エマへのレンガや落書き、心理的に攻撃してくる主催者。単純な覗き見趣味の企画ではないと感じられてくる。見知らぬ者同士が集まったのだから、個人的な怨みの余地はないはずなのだが・・・ 「残りもうわずかなんだから・・・」という言葉でわかるが、彼らはもう何ヶ月も共同生活しているのに、憔悴感が全くなかった。そして、何かの罠だと気付くのが遅すぎでしょう・・・ 金目的のインターネットの怪しげなサイトに簡単に登録しちゃダメですよ!という教訓のような映画かもしれない。こんな中途半端な設定では誰も騙されないとおもうけど(笑) (2005.4)
|
女優マルキーズ | 1997 フランス/イタリア/スイス/スペイン セテラ MARQUISE |
|||
ストーリー | フランス演劇界のマルキーズ・デュ・パリスの生涯を描く | |||
監督 | ヴェラ・ベルモン | |||
出演 | ソフィー・マルソー | ベルナール・ジロドー | ランベール・ウィルソン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 冒頭の尻出しでエロい映画かと思ってしまった。 マルキーズはモリエールの劇団員グロ・ルネとあっさりと結婚する。そのプロポーズというのも、父親のために踊って売春する生活の中、客とセックスしている最中での求婚だ。舞台では台詞の役よりも踊りが受ける。結婚して脚本化モリエールとも平気で寝るし、かなり軽い女という印象が・・・ 最近、ラシーヌ役のランベール・ウィルソンが『サハラ』『マトリックス・リローデッド』などのハリウッド映画によく出演しているけど、母国フランス語を使うとサマになりますね。ソフィー・マルソーも踊りといい演技といい、彼女の魅力を発揮している。 夫が死んでから、ラシーヌとの関係も上手くいくが、病気で舞台を降板したとき、代役のマリーが大活躍。世代交替の虚しさを感じてしまう。ラシーヌに負けたかたちになったモリエールもいい演技だ。 (2005.7)
|
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||