続・激突!/カージャック | 1973 アメリカ Uni=CIC THE SUGARLAND EXPRESS |
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ストーリー | 1969年、元美容師のルー・ジーンは息子の養育権を奪われたために、4ヶ月の刑期を残した夫クロービスを脱走させ、車を奪い、一緒に息子が養子に出されたシュガーランドへ向かう。 | |||
監督 | スティーヴン・スピルバーグ | |||
出演 | ゴールディ・ホーン | ベン・ジョンソン | ウィリアム・アザートン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 最初に車を盗まれた老夫婦、踏んだり蹴ったりのガソリンスタンド、ゴールドスタンプ、トイレと笑わせてくれるシーンが最高だ。実話ではあるが見事に脚色してあるようです。脱走して養子に出された息子を取り戻すだけの罪なら大事件になることもなかったのに、疑心暗鬼にかられたため徐々に事が大きくなっていく面白さを味わわせてくれます。 ロードムービーとも言えるし、ストックホルム症候群を扱っているとも言える。人を撃ったことがないことや、ただ子供のためだけに行動する彼らに共感さえ覚える不思議な映画だ。30年経った現在はどうしてるのかなぁ〜と考えてみたりする。。。 同じ監督というだけで『激突!』の続編と思わせる邦題は何とかならないものか・・・ 1974年カンヌ国際映画祭脚本賞 (2004.6)
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続・猿の惑星 | 1970 アメリカ FOX BENEATH THE PLANET OF THE APES |
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ストーリー | 前作での主人公テイラーを追ってやってきた宇宙飛行士ブレントは禁断の地の地下にニューヨークの街を発見する。 | |||
監督 | テッド・ポスト | |||
出演 | ジェームズ・フランシスカス | キム・ハンター | ロディ・マクドウォール | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 前作でのストーリーを上手く繋いでいると感心する以外には、これといって面白さが感じられない。途中まではそっくりの展開だからだ。良かったシーンはジーラの投げキッスくらいのものだろう。ノヴァがしゃべれないためテイラーが生きているとは思わせないところも良かった。原爆を使ったと嘆くところや、猿たちの反戦デモなどもベトナム戦争下であった時代背景をうかがわせます。 後半は、非力ではあるが原爆を信奉する新人類の登場。猿たちと比較しても核を最後の砦としていること自体が危険な連中だ。しかし、彼等はどうやって生きているんだ?そしてエンディングはT3に通ずるのだな。。。 『猿の惑星』 本作 『新・猿の惑星』 『猿の惑星征服』 『最後の猿の惑星』 (2004.5)
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続・死霊のはらわた | 1997 アメリカ 劇場未公開 DEAD INN |
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ストーリー | ジョニー率いる脱獄囚たちと葬儀屋セールスマン、ボブが一軒の宿屋で鉢合わせとなった。そこには老人と孫娘がいるだけだったが、白い粉末という怪しいものが・・・・ | |||
監督 | ジム・グッドマン | |||
出演 | エドガー・アラン・ポー4世 | トッド・キムセー | マーク・ミラー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★ | ★★ | ★ |
コメント | オリジナル『死霊のはらわた』とは全く関係がない。宿の爺さんアランポー4世という人物も相当あやしいな。ホラーなのか、コメディなのかもわからないし、輪廻を意識した教訓めいたストーリーでもあるし・・・さすがB級映画だ。冒頭シーンは中々面白いホラーだと感じるし、このままいけばいいホラー映画になるのでは?と思いますよ。展開からすると、ゾンビ自体も必要ないと思うし、恐怖感は『永遠に美しく』の雰囲気を続ければ良かったのに。 (2004.5)
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続・拝啓天皇陛下様 | 1964 日本 松竹 |
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ストーリー | 憧れのおなご先生に抱きつき少年院送りになった善助。軍隊に入れたことを喜ぶが・・ | |||
監督 | 野村芳太郎 | |||
出演 | 渥美清 | 宮城まり子 | 久我美子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 前作と同時期ではあるが、主人公は善助という男。天皇陛下を崇拝している一人の男が今度は結婚をし、悲しい結末を迎える。 ストーリーそのものは淡々としているものの、時代ゞのニュース映像や戦後の風景を如実に表現していて、説得力があった。ポン友だと慕ってくれる中国人、結婚することになったパンすけの恵子(宮城)など、人種差別も職業差別もない善助ならではのお付き合い。朝鮮戦争時には米黒人兵にだって優しくする男なのだ。 犬のトモハルがストーリーの伏線。さほど活躍はしないものの、人の繋がりに犬は欠かせないものだということもわかった。人間っぽい名前もその表れかもしれないな。 (2006.8)
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 | 1967 イタリア UA THE GOOD, THE BAD AND THE UGLY |
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ストーリー | トゥコとコンビで詐欺まがいの賞金稼ぎをする男ブロンディー。一旦コンビを解消するが、因縁の対決は続く。一方、凄腕のガンマン、セテンサはある男を追って軍隊に近づくが、その男はトゥコが見つけ・・・ | |||
監督 | セルジオ・レオーネ | |||
出演 | クリント・イーストウッド | リー・ヴァン・クリーフ | イーライ・ウォラック | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | 友達のいる奴、いない奴。ドアから入る者、窓から入る者。「人間には2種類ある」を連発するトゥコ。『スウィングガールズ』でも使われたほどの有名なモチーフだ。 ウォラックがugly、ヴァン・クリーフがbad、イーストウッドがgood。後世でよく使われる文字の挿入も面白い。 砂漠を歩かされ、顔がただれてしまう様子。リー将軍万歳!と言ってしまい、北軍の捕虜になってセテンサと出会うシーン。騙し騙され、2本線のストーリーが見事に絡み合い、次々と展開して飽きさせない。ストレートすぎる『夕陽のガンマン』よりも絶対に面白い。殺した兵士と手錠で繋がれたままでいるトゥコがレールの上に置いて列車に轢かせるシーンも使われていますね。 面白い部分がかなり多いのだけれども、後半に南北戦争を取り入れたことが蛇足気味。その前にセテンサの部下を殺してるんだから、あの場面でクライマックスを迎えるのがベストかもしれない。180分は長い!(エクステンディド・イングリッシュ・バージョンにて) (2005.5)
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続・夜の大捜査線 | 1970 アメリカ UA THEY CALL ME MISTER TIBBS! |
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ストーリー | アパートで若い女が殺された。バージル・ティッヴスの友人である神父ローガンが容疑者となった。『夜の大捜査線』のシドニー・ポワチエがロスで活躍する。 | |||
監督 | ゴードン・ダグラス | |||
出演 | シドニー・ポワチエ | マーティン・ランド | バーバラ・マクニア | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 容疑者の神父は人権運動家。他の事件関係者は麻薬やら売春やらと疚しいところだらけ。舞台が南部からロスに変わり、ベトナム反戦や公民権運動が盛んになった背景もあって、前作とは全く違った雰囲気になっている。 ヒーローのような刑事として強いポワチエを描きすぎたため、心理描写が欠如し、普通の刑事映画になりさがってしまった。やはりハードボイルドの探偵映画の影響が強い。 (2005.3)
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底抜け西部へ行く | 1956 アメリカ PAR PARDNERS |
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ストーリー | 1910年、都会育ちのウェイド(ルイス)と西部育ちのスリム(マーチン)は故郷の牧場経営難を救うためにやってくる。 | |||
監督 | ノーマン・タウログ | |||
出演 | ディーン・マーチン | ジェリー・ルイス | ロリ・ネルソン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 昔、何本か見たことのある底抜けシリーズ。この映画はシドニー・シェルダンが脚本を書いていることもあって、中々出来た筋になってる・・・が、中途半端。どちらかというと現代劇向きのキャラクターだと思う。 (2005.1)
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祖国 | 2005 日本 TVM WOWOW |
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ストーリー | バブル期の清算をするために南の島へ出張に来ていた小野寺(上川)はプロペラ機のパイロット、レオと知り合う。3ヶ月後、レオが日本を訪れて、小野寺は故郷能登へのホテルを手配するのだが、彼は忽然と姿を消してしまう。 | |||
監督 | 堀川とんこう 脚本:山田洋次 | |||
出演 | マコ・イワマツ | 木村佳乃 | 上川隆也 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 「おにいちゃん」と呼びかけ、流暢な金沢弁で話す木村佳乃。これだけで、もう涙ボロボロとなりました。そういや、久しく妹としゃべっていない・・・ バブル期の清算をするために南の島へ出張に来ていた小野寺(上川)はプロペラ機のパイロット、レオと知り合う。3ヶ月後、レオが日本を訪れて、小野寺は故郷能登へのホテルを手配するのだが、彼は忽然と姿を消してしまう。レオは実は日本人であり、特攻隊として飛び立ったまま米軍の捕虜となり、脱走してサイパンへと流れ着き、そのまま現地人として平和に暮らしていたのだった。 「田舎」「能登」というキーワードによって、それまで日本人であることさえ忘れてしまっていたレオは、遠い祖国を思い出した。実家は能登の造り酒屋。戦死したものと思われ、葬式まで出していたので、もちろん自分の戸籍はない。名誉ある戦死を尊んだ時代だから、当然、生きて帰るのは“恥”とされる世の中だったのです。生き恥を晒すよりは死んだことにしてしまった方が家族にとっても最良だと思いこんでいたレオ。だけど、妹と会話することによって自分の人生を後悔しはじめる・・・特攻隊とは何だったのだろうか、戦争とは何だったのだろうか。 戦争という大きな悲劇の中で、故郷さえも捨てなければならなかった男をハリウッドでも活躍中のマコ・イワマツが好演。木村佳乃の金沢弁も最高でした(設定は能登なのですが、金沢弁だった)。そして、『この世の外へクラブ進駐軍』でも効果的に使われていた「ダニーボーイ」が祖国の哀愁を漂わせ、家族愛を音楽によって表現していました。脚本が山田洋次なので安心して観ていられたのですが、監督が『千年の恋 ひかる源氏物語』の監督なので心配もしていました。ちょっとだけ上川隆也とその家族の演出に難アリだったでしょうか。 そして、南田洋子の老け具合にびっくり。「苦労させたな、おばあちゃん」(失礼!)と言いたくなるくらいの雰囲気でした。 (2005.8)
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