ソ満国境2号作戦 消えた中隊 | 1955 日本 日活 |
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ストーリー | 昭和十六年六月、ソ連との国境近辺にある満州国駐屯地に士官学校出のこちこちの香川中尉が隊長として赴任してきた。 | |||
監督 | 三村明 脚本:菊島隆三、黒澤明 | |||
出演 | 辰巳柳太郎 | 河村憲一郎 | 松本悟郎 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 字幕がほしいほど言葉が聞き取りにくい。しかも元からいた岸中尉はズーズー弁だ。おかげで部落民とはうまく交流しているし、部下からの信頼も厚そうだ。土地がのんびりしたところだし、兵士たちものんびりムード。そこへ異教の教会や現地人と結婚する兵士にも腹を立てる隊長がやってきたのだからたまったものではない。 そんな折、独ソ開戦のニュースとともに参謀と得体の知れない満州浪人がやってきて、香川はソ連との開戦の端緒を作るといった密談を聞いてしまった。国境の池に落ちた子供がソ連側から発砲され、これを契機にと命令されるが、岸中尉が子供を助けてしまい攻撃を制することになった。しかし、ソ連に向けて銃撃はしたものの、ソ連は応戦しなかったのだ。事件が露呈するのを恐れた参謀側は命令違反をたてに岸中尉以下兵隊を抹殺せよと香川に命ずる・・・ 誘発することによって戦争を始めたい軍上層部。同じ日本人をも無慈悲に殺してしまおうとする鬼畜のような奴ら。命令違反と軍法会議という理不尽な決定は何のための戦争なのかと虚しくなってくる。砲撃され、「敵だ〜〜」「いや、味方だ〜」と信じられない光景。実際に起こり得る恐ろしくも興味深い内容だっただけに、わかりにくい映像だったのが残念・・・ (2007.12)
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