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ソナチネ 1993 日本
松竹
ストーリー  組長の命令により沖縄の村松組の抗争の助っ人に行くことになった村川(たけし)。
監督 北野武
出演 ビートたけし 国舞亜矢 渡辺哲
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★ ★★
コメント  舎弟たちもなんだか沖縄旅行が楽しそう。沖縄の渡辺哲もノホホンとしたヤクザで早く手打ちを打ちたがってる。ロシアンルーレットごっこ、相撲ごっこ、落とし穴ごっこなど、のんびりしすぎの雰囲気はジャームッシュ映画にも通ずるものがある。
 しかしやっぱりヤクザの世界。結局は内部抗争のもつれみたいな内容で、非情の世界を上手く表してはいるけど、沖縄ののんびりした映像と全く合わないところも面白い。だけど、このまま殺し合いもなくのんびりした雰囲気のままというストーリーのほうがいいなぁ・・・

1993年日本アカデミー賞音楽賞(久石譲)
1993年日本映画プロフェッショナル大賞新人奨励賞(国舞)
(2006.8)

SONNY 2002 アメリカ
ギャガ・コミュニケーションズ
SONNY
ストーリー  1981年。除隊したソニーは故郷ニューオリンズに帰ってきた。彼は娼館を営む母に仕込まれた伝説の男娼。復活を期待した母だったが、彼はまっとうな道を歩もうとする。
監督 ニコラス・ケイジ
出演 ジェームズ・フランコ ブレンダ・ブレシン ハリー・ディーン・スタントン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★ ★★
コメント  新人娼婦キャロルと恋に落ちる物語。男娼を辞めると宣言しておいて、おばさまたちの相手を繰り返しているところが好きじゃない。後半の再会はかなりベタなので、あとは俳優の演技だけしか見所がない。
(2005.9)

曽根崎心中 1981 日本
 
ストーリー  人形浄瑠璃。
監督 宮川一夫 原作:近松門左衛門
出演 吉田玉男 吉田玉幸 吉田玉輝
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★ なし ★★
コメント  人形ばっかり出ていてつまんない。これは反則。映画ではない!
 いつか梶芽衣子と宇崎竜童が出てくると思っていたのに・・・・
(2005.12)

その男、凶暴につき 1989 日本
松竹
ストーリー  暴力的な異端刑事我妻は麻薬組織と対決する。
監督 北野武
出演 ビートたけし 白竜 川上麻衣子
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  ホームレスの男が少年たちに襲われた。その少年の自宅まで行って殴り倒す我妻。もう最初からぶっ飛ばしている暴力性。頭が弱い妹と寝た男も災難だ。中盤、金属バットを持って逃げる男がすごいし、白竜にしても街角で市民を巻き添えにしてしまう凶暴さ。妹がレイプされたという経緯はよくわからなかったが、色々と嗅ぎまわる奴もいたんだろうなぁ。
 北野監督のデビュー作とは思えないほど完成度が高いのも、元は深作監督の予定だったということからもわかる。ハリウッドではかなり定番の暴力刑事と警察内の悪を描いてはいるけど、邦画では珍しいのか?ラストに腐敗した警察をずしりと描く社会派風でもあるところがいい。
(2006.8)

その男ゾルバ 1964 アメリカ/イギリス/ギリシア
FOX
ZORBA THE GREEK
ストーリー  古い鉱山を再開するためクレタ島へ向かう英国人作家のバジルは、ギリシアの港でゾルバという男と知り合い、彼を雇う。ゾルバは投宿した宿の女主人と恋仲になる。
監督 マイケル・カコヤニス
出演 アンソニー・クイン アラン・ベイツ イレーネ・パパス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  楽天的で豪快なギリシア人ゾルバは、なぜか雇い主バジルに協力的・同情的である。忠誠心があるというか、世話好きでもある彼は土地の人間をよく知っていて、しかも洞察力が鋭いのだ。無教養で粗暴と言われているが、彼の魅力ほどはないだろうけど、どこにでも居そうな性格だ。
 やはり地中海のダンスはエキゾチック。なんでも許してしまえそうな気候なんだろうなぁ。

1964年アカデミー賞助演女優賞(リラ・ケドロヴァ)、撮影賞、美術装置賞
同作品賞、主演男優賞、監督賞、脚色賞ノミネート
1965年英国アカデミー賞作品賞、男優賞、女優賞ノミネート
(2004.8)

そのときは彼によろしく 2007 日本
東宝
ストーリー  幼き日の約束、水草店の店長になるという約束を果たしていた遠山智史は突然やってきて住み付いた元モデルにとまどうが、彼女が幼なじみの花梨だとわかる。
監督 平川雄一朗  原作:市川拓司
出演 長澤まさみ 山田孝之 塚本高史
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★ ★★★★ ★★
コメント  ちょっとうたた寝してしまいましたが、夢の中に丹波哲郎(なぜ?)が現れて、「映画鑑賞に戻りなさい」と教えてくれました。
 『いま、会いにいきます』と同じ原作者の市川拓司。思い起こせば、あの映画を初めて観たときもクライマックス直前に眠気を感じたので、今回はしくじるものかという意気込みもピンチを救ってくれたようでした。それでも佑司(塚本高史)が元気そうにしているのには驚いたし、その佑司が「あ、あなたは智史!」と朦朧として判断力が鈍っていたのか勘違いしたのは、かつての岸田智史の髪型を思い出したからにほかなりません・・・
 夢の中と大霊界が繋がっているかのような突拍子もないファンタジーでしたけど、イマアイほど現実離れしているのではないのかもしれません。ただ、イマアイでも中村獅童の病気がよくわからなかったし、今回の長澤まさみの病気もよくわからない。「深い眠りに入ると死んでしまう!」という奇病は、故阿佐田哲也氏の眠り病とは違うのか、それともアフリカで流行の兆しを見せているアフリカトリパノソーマ病とは異質なものなのか・・・とにかく、それを診断する医師がイマアイと同じく小日向文世であるところも興味深い(今回は派手なTシャツではなく、ちゃんとネクタイをしめていた)。
 イマアイに比べてストーリーがイマイチなのは、意外な展開(元人気モデルが実は幼なじみの花梨ちゃんだった)が物語の前半に登場してしまったこと。それに終盤に見せる後日談が終わりそうで終わらない執拗さの割りに結末が読めてしまうことでしょう。それに、夢であってもあの世であっても固い友情なんだから全て繋がってるんだというスケールの大きさによって、観客の心が宙に浮いてしまっていたのが原因かもしれません。
 夕日を背景にした逆光映像は綺麗だったし、水槽の水草の緑や湖畔の秘密基地が神秘的でもありました。特に、寝ている長澤まさみが水槽に映るという一瞬のカットには魅入ってしまいましたし、直後の小日向さんの同様のカットも意味深だったので、あとから納得してしまう。それに13年後のバスの秘密基地をどうやって撮ったのか・・・などと、感心させられる美術セットも多かった。
 小ネタ伏線もたいしたもので、泣かせる最終話が有名な『フランダースの犬』を題材に選んだのは上手い。画家志望の佑司がそのままパトラッシュとともに・・・という最初の予想を覆されたばかりでなく、パトラッシュの名前を借りて“トラッシュ”という名前の店を持った智史(山田孝之)や、“TRASH”のせいか、ゴミの絵を書くのが好きな智史とか。見事なトラッシュ繋がりを見せていました。バイク事故の“CRASH”までかけてあるのかは定かではありません・・・
 気になるのがイマアイでの息子役と同じ佑司という名前。父親ではなく母親に捨てられたという設定だったのでよかったものの、もしこれが父親に捨てられたのならイマアイ秋穂巧の将来とと被ってしまうところでした。
(2007.6)







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