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空から赤いバラ 1967 アメリカ
FOX
FATHOM
ストーリー  スカイダイビングのコンテストで優勝したファゾム・ハービル(ウェルチ)はNATOにスカウトされファイアードラゴンという水爆起爆装置の捜索を依頼される。
監督 レスリー・H・マーティンソン
出演 ラクエル・ウェルチ トニー・フランシオサ ロナルド・フレイザー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  空から赤いバラが降ってくるかのようにパラシュートを広げたラクエル・ウェルチが降りてくる。着地店である円にピタリと着地。ファゾムとは180cm(6feetの意味。)。名前の小ネタも多い。
 中国人工作員が密かに起爆装置を狙ってる!彼らのアジトへ空から忍び込んで、以前に投げ込まれた盗聴器を再起動するというややこしく手の込んだもの。モトはといえば、海に水爆を落っことしたマヌケなNATOのせい。
 予定通りメリーウェザー邸に忍び込んだファゾムはいきなり死体に遭遇し、殺人犯にでっち上げられそうになった。町まで連れて行ってくれたメリーウェザー。そこでキャンベルが体温が6度低い男セレプキンのクルーザーからカバンを奪ったり、メリーウェザー邸に戻り女性を殺してしまったり。闘牛とのすったもんだがあってファイアードラゴンが中国の国宝だと聞かされる・・・
 列車の中でキャンベル、メリーウェザー、そしてセレプキンの三者に囲まれ、誰にドラゴンを渡すのか・・・誰が犯罪者?と迷うファゾム。そこからのセスナ機によるチェイスシーンが圧巻!かなり興奮するアクションだった。
(2007.2)

ソラリス 2002 アメリカ
FOX
SOLARIS
ストーリー  クリスがソラリスを探査中の宇宙船の調査を命ぜられた。船内に到着するや否や友人のジバリアンの遺体を発見。眠りにつくと亡き妻レイアが彼のもとに現れた。。。
監督 スティーヴン・ソダーバーグ 製作:ジェームズ・キャメロン
出演 ジョージ・クルーニー ナターシャ・マケルホーン ヴィオラ・デイヴィス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★ ★★★
コメント  何度も眠りに落ちてしまいそうな映像の連続。『惑星ソラリス』のリメイクでもあるし、訴えたいことはわかる。回想シーンや夢のシーンも観客を巻き込んで気持ちよくさせてくれ、時にはぞっとさせられた。しかし、明らかに俳優へのギャラだけが一流であって、他に予算をかけられなかったという事情も伝わってきそうな映画でした。
 哲学的にパペット人形と人間との絡み、タイムパラドクスを楽しませてくれたのですが、そうなるとジョージ・クルーニーは実際にはどうなのよ?と混乱しそうなので深く考えるのはやめておきます。雰囲気だけ楽しめればいいかも・・・
(2004.12)

素粒子 2006 ドイツ
エスパース・サロウ
ELEMENTARTEILCHEN
ストーリー  国語教師のブルーノは妻子がありながら満たされない性的欲求に精神の混乱に陥る。一方、異父兄弟であるミヒャエルは女性に関心を持たぬまま遺伝子の研究に没頭していた・・・
監督 オスカー・レーラー
出演 モーリッツ・ブライブトロイ クルスティアン・ウルメン マルティナ・ゲレック
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★
コメント  ミヒャエルの幼なじみであるアナベル(フランカ・ポテンテ)が良かった。彼女とは幼いながらも恋人であったにも拘らず手を出せないまま、30過ぎても童貞のままだった。久しぶりに再会したときには、彼女の性体験なんかを聞いて、ふっきれた思いがあったのかもしれない。人格まで変わったかのように・・・
 兄のブルーノは妻とセックスできなくなりマスターベーションばかり。学生の1人に手をかけたいけど、拒まれてしまう・・・。セラピーにも通い、母も経験していたヌーディスト村へ。そこで知り合ったクリスティアーネ。肉欲というよりも精神的に結ばれたようだ。だけど、出会ったのはジャグジーにて彼女が他の男とセックスしているときだったし・・・よくわからん・・・
 悲劇はクリスティアーネの病気だったけど、彼女が自覚しながらすすんでブルーノと結ばれたような気がしてならない。死ぬときに誰かがいてくれればいい・・・。自殺は悲しくはあるけれど、心の奥底まで考えると、好きにはなれない。ブルーノが哀れなばかりだ。
 クローン科学を成功させたミヒャエル。これがもっとストーリーに絡んでくると面白かったのにな〜。まぁ、彼らの心理を分析しても素粒子以下にはならないだろうし・・・

2006年ベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞)ブライブトロイ
(2007.10)

ソルジャー 1998 アメリカ
ワーナー
SOLDIER
ストーリー  近未来、生まれた時から戦争の兵器として育てられたソルジャー。3465トッドは最も優秀なソルジャーだったが、訓練中に607との戦いに敗れ無人星廃棄されることとなった。
監督 ポール・アンダーソン
出演 カート・ラッセル ジェイソン・スコット・リー ゲイリー・ビューシイ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  廃棄物処理星アルカディアに捨てられたトッド。その星は無人と思われていたが多くの難民が流れ着き村を作っていて、メイスの妻サンドラ(コニー・ニールセン)が介抱により彼は助かった。
 感情も欠落、人間性もないソルジャー、カート・ラッセルが怖い。居住区域の中でも村人を守る一人軍隊みたいなものだと思ったら、長年ソルジャーとしてしか生きてこなかったためなのだ。人間性を取り戻していくという設定なのだが、その変化の過程がイマイチだ。アルカディアに捨てられてからは、西部劇風、ランボー風と普通のアクションものになってしまうので一工夫欲しいところだし、SFの世界をしっかり描くのならトリニティ・ムーンという星の説明も欲しい。
(2004.5)

ゾルタン★星人 2000 アメリカ
日本劇場未公開
DUDE, WHERE'S MY CAR?
ストーリー  ジェシーとチェスターはパーティの翌朝、前夜の記憶を無くしていた。ジェシーの愛車もなくなっていたため、記憶を探す旅に出る。
監督 ダニー・レイナー
出演 アシュトン・カッチャー ショーン・W・スコット ジェニファー・ガーナー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  多連続変形体って何よ。
super hot giant alien !・・・・cooool!!
dude and sweet.
and then?
(2004.8)

それから 1985 日本
東映
ストーリー  明治後期の東京。30歳になる長井代助は定職を持たず結婚もせず、気ままな毎日を過ごしていた。親友の平岡が会社を辞め、妻三千代とともに戻ってきたが、長井はかつて三千代に恋心を抱いていたが、平岡のために身を引いたのだった・・・
監督 森田芳光  原作:夏目漱石
出演 松田優作 藤谷美和子 小林薫
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★ ★★★★ ★★
コメント  『こころ』とは逆に身を引いた男。その『こころ』でも主人公の先生はこの『それから』と同じく高等遊民と呼ばれるインテリ層。金持ちだからこそできる気楽な生活だ。
 う〜む、ストーリー展開がつまらなさすぎる・・・と原作に文句を言ってもしょうがないけど、単純なストーリーなんだからもっと工夫が欲しいところです。

1985年日本アカデミー賞撮影賞
1985年ブルーリボン賞助演男優賞、監督賞
(2007.1)

それでも生きる子供たちへ 2005 イタリア/フランス
ギャガ・コミュニケーションズ
LES ENFANTS INVISIBLES
ストーリー  “世界中の子供たちの窮状を救うため”というイタリアの女優マリア・グラツィア・クチノッタの呼びかけにユニセフと国連世界食糧計画が賛同し7ヶ国から8人の監督が独自の視点で子供たちを描く。
監督 8人の監督
出演 ビラ・アダマ デヴィッド・シューリス ロージー・ペレス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント 1 「タンザ」 (ルワンダ) メディ・カレフ
2 「ブルー・ジプシー」 (セルビア・モンテネグロ) エミール・クストリッツァ
3 「アメリカのイエスの子ら」 (アメリカ) スパイク・リー
4 「ビルーとジョアン」 (ブラジル) カティア・ルンド
5 「ジョナサン」 (イギリス) ジョーダン・スコット、リドリー・スコット
6 「チロ」 (イタリア) ステファノ・ヴィネルッソ
7 「桑桑(ソンソン)と小猫(シャオマオ)」 (中国) ジョン・ウー

印象に残るのはスパイク・リーの作品。HIV感染者の両親から生まれ、“エイズ・ベイビー”と呼ばれ、いじめられる少女の物語。くず鉄を集める兄妹を描いた 「ビルーとジョアン」も力作。ジョン・ウーの作品にはファンタジーも感じられる。
(2007.8)

それでもボクはやってない 2006 日本
東宝
ストーリー  会社の面接を受けに行く途中、電車で痴漢に間違えられた青年金子徹平がそのまま拘留され起訴されることになった・・・
監督 周防正行
出演 加瀬亮 瀬戸朝香 山本耕史
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★★
コメント  主文、評価は満点と評す。日本の裁判制度の矛盾点と冤罪事件で被疑者とされた者と弁護士による国家権力に抗う姿、それによって正しき主張をも蔑ろにしてしまう社会の醜さをも描いた本作は大いに評価できるものである。
 折りしも1月19日富山県では2002年に強姦罪で懲役3年の判決を受けた男性が無実だと分かったと報道されました。本人が自供しないのに状況証拠のみで公判を維持してきた愚行により一人の男性の大切な時間が奪われたのです。自供しなくても有罪になるなんて、恐ろしい現在の司法制度。この映画の趣旨のひとつと同じように、裁判所はとりあえず有罪・無罪を決めるだけの機関であることが浮き彫りにされた事件でした。
 映画では大森裁判官(正名僕蔵)が無罪病だと言われ、無罪判決を出すこと裁判官が官僚側から見て厄介者として扱われていることも注目すべき点。「疑わしきは罰せず」の精神という根本的な考えを持ってる裁判官は昇進もできないし、下手すると左遷させられる。一体誰のための裁判なのかという問題点も提示しています。警察も検察も起訴したからには被疑者を有罪にすることに躍起になる。彼らにとって不利益な証拠は不見当として提出しなくてもいいという問題点もあった。民間企業で「その資料は不見当です」なんて言ったら即刻解雇されてもおかしくないのに・・・
 この不条理な司法制度を家族ドラマを敢えて一切排除して、監督の言葉にあるように「裁判が主人公」として描いたことは潔かった。そのおかげで家族に感情移入することなく公正な目で裁判そのものを見ることができました。時間は多少長くも感じられるものの、公判の冷たい空気がそのまま映画館の観客席にまで伝わってきているように思えるほどでしたし、舞台もとてもシンプルだったので、裁判の臨場感がまるで傍聴席にいるかのような気分にさせられ、「起立っ」の号令では思わず立ってしまいそうになったくらいです。
 月刊シナリオを映画を観る前に読んでいたので、とてもわかりやすかった。鑑賞中はむしろ俳優の演技に釘付けになり、いつもは穏やかな小日向文世の憎たらしさにむかつき、光石研の演技力にほれぼれさせられました。そして、加瀬亮や瀬戸朝香の演技ももちろんよかったのですが、山本耕史演ずる現代の若者の姿がとても眩しいほどでした。さらに、「痴漢の真犯人はお前だろ」と言いたくなるような田口浩正や、傍聴オタクという今まで映画やドラマでは登場したことのないようなキャラの山本浩二も印象に残ります。
 それにしても取調官の作文能力は見事でしたね〜ブログ記事を代わりに書いてもらいたくなったほどです。自白供述書はこんな風に作られるのかと空恐ろしくなりました。そんなこんなで寒々とさせられることばかりでしたが、観終わって帰ろうとしているときに観客の一人にヤクザっぽい男が腕を組んで考え込んでいる姿を発見して、ますます寒くなりました・・・

(2007.1)



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