スパイキッズ | 2001 アメリカ アスミック・エース SPY KIDS |
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ストーリー | 冷戦時代に互いの国のスパイとして戦ってきたグレゴリオとイングリッドは恋に落ち、その後引退して二人の子供の父母となっていた。ある日、陰謀により捕まってしまった両親。二人の子供は両親がかつてスパイだったことを知り、奪取する計画を立てる。 | |||
監督 | ロバート・ロドリゲス | |||
出演 | アントニオ・バンデラス | カーラ・グギーノ | アレクサ・ヴェガ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 子供向きの映画ですが、大人が観ても充分楽しいです。悪者たちが被り物でかなり幼稚なのだが、子供たちの勇気に乾杯!といったところです。オネショの件が好きですが、2以降はこのギャグも使えないし、笑いのネタは取っておいてあるのかなぁ。。。 ジョージ・クルーニーが出演しているのがうれしい。 (2003.12)
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スパイキッズ2 失われた夢の島 | 2002 アメリカ アスミック・エース SPY KIDS 2: THE ISLAND OF LOST DREAMS |
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ストーリー | カルメンとジュニーは前回の活躍を見込まれてOSSスパイキッズ部門のレベル2に昇進する。ライバルのスパイキッズと争ってミスを犯したため、名誉挽回するのに大統領から盗まれたトランスムッカーを取り戻そうとする。。。 | |||
監督 | ロバート・ロドリゲス | |||
出演 | アントニオ・バンデラス | カーラ・グギーノ | アレクサ・ヴェガ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 前作よりも大人が楽しめなくなってるような気がします。家族愛重視の前作と比べると、子供たちのライバル同士の戦いと、妙に世界を知り尽くしたかのようなカルメンの台詞が鼻につくからでしょう。唯一観る気力を保ったのは、スティーヴ・ブシューミのおかげでした。 (2004.3)
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スパイ・ゲーム | 2001 アメリカ 東宝東和 SPY GAME |
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ストーリー | ||||
監督 | トニー・スコット | |||
出演 | ロバート・レッドフォード | ブラッド・ピット | キャサリン・マコーマック | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 007なんかと違って、かなりリアルなものを追求したスパイ映画。レッドフォードとブラピの演技力がよかったけど、同僚をも欺くスタイリッシュな描き方は一見緻密であるように思えるが雑だったかな・・・ 停電の件だけは面白いが、軍隊を使うところがかなり省略気味。こんなに簡単にいくのか???とにかくCIAが世界で悪事を働いていた時代の話です。共感はできません。 (2003.12)
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スパイス・ザ・ムービー | 1997 イギリス ギャガ SPICE WORLD: THE MOVIE |
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ストーリー | アイドルグループ「スパイス・ガールズ」の映画。 | |||
監督 | ボブ・スピアーズ | |||
出演 | スパイス・ガールズ | リチャード・E・グラント | ミート・ローフ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★ | ★ | ★ | ★ |
コメント | スペイン語がフランス語、日本語がポルトガル語と紹介される。エルトン・ジョン、ロジャー・ムーアなどのカメオ出演。基本はオバカコメディを目指している雰囲気なのだが、とにかくミュージックビデオのメイキングといった雰囲気。演技もだめなんだし、どうせならストーリーを全く無くしてしまってドキュメンタリーにするほうが良かったのかも。 1999年ラジー賞ワースト主演女優賞 同作品賞、助演男優賞(ロジャー・ムーア)、脚本賞、新人賞、主題歌賞ノミネート (2004.7)
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スパイゾルゲ | 2003 日本 東宝 |
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ストーリー | 大戦前夜の上海、朝日新聞記者尾崎秀実はリヒャルト・ゾルゲに出会う。ソ連はナチスドイツと日本軍に両側を危機にさらされていた。ゾルゲはナチの新聞記者として日本でスパイ活動をするようになる。 | |||
監督 | 篠田正浩 | |||
出演 | イアン・グレン | 本木雅弘 | 椎名桔平 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 篠田監督の引退記念ということだが、これでよかったのだろうか。確かに監督の自分史における謎をはっきりさせたかったという意図はわかるのだが、史実の描写と美術背景だけが際立っていて、テーマが釈然としない。平和のためのスパイ活動をする男というより、自国の安全を守るだけという点しか見えてこないのだ。 二・二六事件の描き方だけは面白く感じたが、他は戦争の残酷さを全く描いてないように感じた。日本軍の謀略やでっちあげなど、勉強にはなった。俳優では、大滝秀治の西園寺公望が良かった。 2003年日本アカデミー賞美術賞 同作品賞、監督賞、脚本賞、音楽賞、撮影賞、照明賞、録音賞、編集賞ノミネート (2004.8)
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スパイダー | 2001 アメリカ 東宝東和 ALONG CAME A SPIDER |
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ストーリー | 私立学校から議員の娘ミーガンが誘拐される。 | |||
監督 | リー・タマホリ | |||
出演 | モーガン・フリーマン | モニカ・ポッター | マイケル・ウィンコット | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | かなりのどんでん返し!えっ!死んじゃったの?と観ている者をびっくりさせるテクニックには恐れ入った。全く想像つかなかった。 コンピューターを使った小技もなかなか冴えている作品です。特にGIF画像に文字を隠してメールでやりとりする点は小気味がいい。最近の映画ではハッカー中心のコンピューターが多く、うんざりしていたところだ。 俳優ではマッカーサー警部役のディラン・ベイカーが良かった。 前半部分ではリンドバーグが隠れたテーマのように思えたのだが、教室の後ろの壁にあったアインシュタインのベロ出し写真がこのどんでん返しを物語っていたような気がしてならない。かなりインパクトがありましたよ。 (2004.1)
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スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする | 2002 フランス/カナダ/イギリス ブエナビスタ SPIDER |
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ストーリー | 統合失調症のデニスは精神療養施設を出て、社会復帰をするまで患者を預かってくれるウィルキンソン婦人の元を訪れる。少年時代のトラウマをジグソーパズルを解くように、過去を振り返るが。。。 | |||
監督 | デヴィッド・クローネンバーグ | |||
出演 | レイフ・ファインズ | ミランダ・リチャードソン | ガブリエル・バーン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 非常に淡々と進むサスペンス。これがまた余りにもスピードが遅いため、逆に観客に色々と考えさせる手法だ。途中、主人公デニスがジグソーパズルとしているシーンと割れた窓ガラスを繋ぎ合わせる医者(?)のシーン、それに部屋中に汚れたロープを張り巡らせる少年時代が全体を表現していることになる。ラストに近づくにつれ、観てる側をも分裂症気味にする手法もすごいです(でも淡々としているため驚かされない)。 また、登場人物によるミスリードにもやられます。似てる女優ばかりだなぁ〜とぼんやり見てると、それが監督の罠だったりする。 ストーリーはすごくいいのに原作に忠実なためなのか、夫婦仲がなぜ悪くなったとか、スパイダーと呼ばれる経緯などが全く登場していなかったのが残念。また、後半の展開をもっとスピーディにして欲しかった。マイナスポイントが多い。 見所は、常にタバコを短くなるまで吸っているレイフ・ファインズ。灰が落ちちゃうよ!とハラハラドキドキ。 2002年カンヌ国際映画祭パルム・ドールノミネート (2003.12)
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スパイダーズ | 2000 アメリカ マクザム SPIDERS |
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ストーリー | スペースシャトル墜落のスクープをモノにしようとした大学新聞の記者たちはエリア21に侵入する。そこで彼らが見たものは巨大化したクモが人間を食って。。。 | |||
監督 | ゲイリー・ジョーンズ | |||
出演 | ラナ・パリラ | ジョシュ・グリーン | オリヴァー・マクレディ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 記者ならもっと写真を撮れ!ツッコミどころ満載なのだが、圧巻は主人公のマーシー(ラナ・パリラ)だ。政府の陰謀説をかねてから唱える彼女は記者としての正義感に燃えているのだが、後半は女コマンドーに変貌を遂げる。真実を暴いて悪を懲らしめるというよりは、破壊的なのだ。。。 元々が政府がNASAを利用してエイリアンのDNAをクモに注入し、兵器として利用するというもの。この発想だけは面白いのだが、新聞記者たちの心理描写がハチャメチャなため、まったく緊張感がなくなってしまう。ラストの市街戦も金の無駄遣いだ・・・B級らしくエリア21内の戦闘だけにすればよかったのに。 (2004.6)
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スパイダーマン | 2002 アメリカ SPE SPIDER-MAN |
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ストーリー | 早くに両親を亡くし伯父夫婦に育てられたピーターはコロンビア大学の研究所の見学中に、スーパースパイダーというクモに噛まれてしまう。 | |||
監督 | サム・ライミ | |||
出演 | トビー・マグワイア | ウィレム・デフォー | キルステン・ダンスト | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ |
コメント | TVで見るとかなりつまらない作品だが、映画館ではスクリーンに酔ってしまった記憶がある。全体のストーリーとしても、人物描写やスパイダーマンになった経緯を説明調とも言えるほど詰め込んだためか、一つ一つのシーンの展開が早く、正義のヒーローものとしてはイマイチ感が漂う。デフォーの演技でかなり持ち直していますね。 しかし、『死霊のはらわた』のサム・ライミ監督である!ビルとビルの間をクモの糸で飛び回るシーンには目がクラクラし、アクションにおいても度肝を抜かれるのだ。これだけカメラを自在に操り、観客を酔わせるとは思わなかった。ジェットコースターに乗ってる感じを味わえました。しかも気持ち悪くなる寸前でシーンを変える上手いセンスです。MJだって綺麗じゃないし、何でこんなにモテるんだと憤りを感じながらも、ピーターのダークヒーローにのめり込んじゃいましたよ。。。強いんだから、責任も持とうね。 公開当時はポスターに9.11で無くなってしまったビルが写っていたことで、急きょ変更することになったということも話題になった。そして、リングアナウンサーのブルース・キャンベル・・・ライミ映画の必需品だ。 (2004.7)
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スパイダーマン2 | 2004 アメリカ SPE SPIDER-MAN 2 |
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ストーリー | 電力資源のため新たなトリチウムという物質で核融合装置を作ったオクタビアヌス博士。強力なパワーを生み出す4本のアームに脊髄を乗っ取られ怪物と化してしまった。 | |||
監督 | サム・ライミ | |||
出演 | トビー・マグワイア | キルステン・ダンスト | アルフレッド・モリナ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ |
コメント | スパイダーマンになるのを躊躇うピーターの人間ドラマと核融合に心を奪われてしまったDr.オクトパスとの戦いの2本線だ。特撮ヒーロー物にはありがちのパターンではあるが、遅刻魔であるという伏線、MJやハリーとの確執、メイ叔母さんへの愛情がしっかり描かれていて、感動できるアクション映画になっています。新聞社編集長のジェイムソン(J・K・シモンズ)も健在で、笑わせてくれます。「雨にぬれても」が聞けるというところも、ライミ監督の遊び心満載を表してますね。 ヘンリー君や「俺を倒してからにしろ!」という台詞には泣けました・・・まじで。やっぱり童心に返ってヒーローに憧れることが出来れば、まだまだ楽しめますよ!頑張れ、スパイダーマン!頑張れ、サム・ライミ! (2004.7)
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スパイダーマン3 | 2007 アメリカ ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント SPIDER-MAN 3 |
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ストーリー | ハリーによる執拗な攻撃ののち、MJへのプロポーズを決意したピーター。しかし、彼女はデビューした舞台が酷評されいきなり降板となってしまう。そんな中、叔父ベンを殺したと思われるフリント・マルコ(トーマス・ヘイデン・チャーチ)=サンドマンが現れ・・・ | |||
監督 | サム・ライミ | |||
出演 | トビー・マグワイア | キルスティン・ダンスト | ジェームズ・フランコ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | スパイダースーツはいつ修繕しているのだろう・・・ 今回から新たなキャラクターが登場した。原作ではピーター(トビー・マグワイア)の初恋の女性らしいのですが、映画では同じ授業を受けている学生グウェン・ステイシー(ブライス・ダラス・ハワード)。『ヴィレッジ』『マンダレイ』『レディ・イン・ザ・ウォーター』と主演作が続く、ロン・ハワードの娘。MJ(キスルティン・ダンスト)と並んで見ても、プロポーズを決意したピーターの心が揺れ動くのもわかります。そして、グウェンの父親は『クィーン』で見たばかりのジェームズ・クロムウェル。警察署長という勇ましいコスチュームでしたが、スカートは穿いてなかったようです。 今回の敵キャラとなるサンドマンはトーマス・ヘイデン・チャーチ、黒い生命体ヴェノムを演じるのはトファー・グレイスと、なかなかいい俳優を選んだものであります。しかし、サム・ライミ作品ファンとしては、彼の作品には欠かせないブルース・キャンベルがどこで登場するのかを楽しみにしていました。『スパイダーマン』では地下プロレスのリングアナ、『2』では劇場の警備員、今回はどこだろうとワクワクしていたら、フランス料理店のマネージャーで登場!『1』『2』よりも若干痩せていたように思えましたが、相変わらず楽しませてくれます。笑い方などはジム・キャリーにも似ていたりしました。 毎回、単なるヒーローものではないぞ!とアピールせんばかりの奥深さを楽しませてくれるシリーズですが、今回のストーリーは“許すこと”がテーマとなっていました。育ての親でもあるベン伯父さんを殺した犯人は『1』で登場した男と別人だった・・・などという展開に持ち込んで、ピーターの復讐心を煽り、親友であるハリー(ジェームズ・フランコ)がピーターに持つ恨みとも巧く絡ませてました。このジェームズ・フランコの形相も回を重ねるごとに凄まじくなってきていて、亡き父親のウィレム・デフォーの顔に徐々に似てきてしまってます。ハリーにしても、敵キャラ二人にしても根っからの悪人じゃない点も練ったアイデアだし、復讐心と黒の生命体が原因でスパイダーマンがダークサイドに落ちそうになる描写も見事でした。 映像は何度見ても凄い。どこから実写でどこからCG映像なのかわからないほど、切り替えがスピーディで、ビルの谷間を飛び回るシーンにはハラハラさせられます。今回は3人の敵ということで、金も時間もかかっていることがうかがえるものの、139分に収めるためには詰め込み過ぎだったように感じました。それでなくても、遊び心も盛りだくさんなのに、ピーターの部屋のドアの小ネタはしつこすぎるくらいでした。 前作では電車のシーンに涙してしまいましたが、今作の感動シーンは最後までおあずけでした。そのため中盤はダレてしまうかもしれません。それでなくてもピーターとグウェンのキスシーンによってがっかりさせられたファンもいるだろうに・・・ (2004.7)
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スピード | 1994 アメリカ FOX SPEED |
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ストーリー | バスが・・・ | |||
監督 | ヤン・デ・ポン | |||
出演 | キアヌ・リーヴス | サンドラ・ブロック | デニス・ホッパー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 乗合バスに仕掛けられた爆弾、しかも時速80キロを切ると爆発するという設定が面白い。 (2004.4)
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スピード2 | 1997 アメリカ FOX SPEED 2:CRUISE CONTROLL |
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ストーリー | アニー(サンドラ・ブロック)は新しい恋人アレックスと豪華客船での休暇を過ごそうとしていた。 | |||
監督 | ヤン・デ・ポン | |||
出演 | サンドラ・ブロック | ジェイソン・パトリック | ウィレム・デフォー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 冒頭の運転免許試験の場面で、前作でいい役をやっていたサンドラ・ブロックの魅力が半減。今度は豪華客船クルーズという設定だが、何故これほどまでにありふれた設定にしたのであろうか・・・しかも前作の4倍の制作費をかけてまで。『タイタニック』や『ダイハード』に対抗して作ったとしか思えない。 異常な犯人ウィレム・デフォーがいい。ヒルを身体につけるという変態チックな性格が最高だ。13歳の少女クリスティーン・ファーキンスも初々しくていい。写真ばかり撮ってるロイヤル・ワトキンスもいいね。もちろん最後に出てくるジョー・モートンもいい。小ネタである『眼下の敵』のクイズも良かった(だから何?)。 (2004.4)
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スプリング・イン・ホームタウン | 1999 韓国 シネカノン SPRING IN HOMETOWN |
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ストーリー | 1952年、韓国の小さな村でも赤狩りは盛んだった。ソンミンの父は米軍兵と付き合ってる姉のおかげで米軍内の職に就き、チャンヒの父は北朝鮮に捕えられて貧乏になるばかり。2人はある日、ソンミンの父がチャンヒの母を米軍兵にとりもつ現場を目撃する。 | |||
監督 | イ・グァンモ | |||
出演 | イ・イン | キム・ジョンウ | アン・ゾンギ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | 全編固定カメラで撮影してあり、少年たちの顔がアップになるのは倉庫を覗いているシーンだけだった。ソンミン少年の目から見た朝鮮戦争史であり、感情の変化は首のうなだれたポーズなどで伝わってくる。しかし、親友チャンヒへの想いは伝わるのだが、父が米軍に媚びている姿、姉が米兵スミスと付き合っていること対する感情は観客に委ねられている。 救世主であるかのような米軍であったが、ソンミンの父も物資横流しの罪で赤いペンキをかけられ、裕福であった家庭も没落の一途をたどるのだ。前半に見られた反米意識も後半には薄れ、混乱期の人生が波乱万丈であったことを静かに訴えていると思います。 (2004.7)
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スペースカウボーイ | 2000 アメリカ ワーナー SPACE COWBOYS |
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ストーリー | 1958年に最初の宇宙飛行士になるはずだった4人の空軍パイロットが、40年後に高齢宇宙飛行士として衛星修復の任務に就くことになった。 | |||
監督 | クリント・イーストウッド | |||
出演 | トミー・リー・ジョーンズ | ドナルド・サザーランド | ジェームズ・ガーナー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | チームダイダロスが復活。何不自由なく暮らしてきた老人たちに再び宇宙への夢が舞い込んできた。自分がこういう幸運に恵まれたとしたら、宇宙で死んでもいいと思うだろうなぁ。結構笑えるシーンが多く、こりゃ『アルマゲドン』にも対抗意識燃やしてるんだなと感じましたよ。ま、『アルマゲドン』よりは若干上ですね。 2000年アカデミー賞音響効果賞ノミネート (2004.4)
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スペースバンパイア | 1985 イギリス ヘラルド LIFEFORCE |
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ストーリー | ハレー彗星に接近して女1人男2人の人間を見つけ、地球に持ち帰ったカールセン大佐。しかし、彼らは人間ではなくバンパイアだったのだ。カールセンは不思議な力を身につけ、感染した人たちを救助する。 | |||
監督 | トビー・フーパー | |||
出演 | マチルダ・メイ | スティーヴ・レイルズバック | ピーター・ファース | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | マチルダ・メイの肢体が美しすぎる。こんなバンパイアなら、いくらでも血をあげちゃいます。しかし、それ以外は普通のSF、しかもエロチック。ロンドンの街が感染したバンパイアでいっぱいになる描写がイマイチのため、人間とバンパイアの愛憎劇といった雰囲気もある。終盤には人間の精気を表現した青白い光が美しく、ファンタジーさえ感じてしまうのだ。 しかし、この映画からエロチックな部分を省いてしまったら、最低のB級になったに違いない(笑) (2004.8)
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すべては愛のために | 2003 アメリカ 日本ヘラルド映画 BEYOND BORDERS |
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ストーリー | 慈善活動家の父をもつヘンリーと結婚したサラは、義父の功績を讃えるパーティに参加した際、青年医師ニックとエチオピア難民ジョージョーが突如現われる。ニックはマイクを手に取り難民の悲惨な現状を訴える。。。 | |||
監督 | マーティン・キャンベル | |||
出演 | アンジェリーナ・ジョリー | クライブ・オーウェン | ライナス・ローチ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | これは配給会社に文句を言うしかない。「すべては愛のために」というわけわからないタイトルを付けないでほしい。また、アカデミー賞最有力候補という振れ込みは論外、「お正月、思いっきり泣いてください」というキャッチコピーもゴミ箱ポイッ!恋愛映画としての観客動員を狙いすぎです。この作品は社会派映画です! アンジーがカンボジアの子供を養子にとったというニュースは耳に新しいが、ユニセフ親善大使としても活躍する彼女のいきざまをそのまま映画にしたドキュメンタリーに近い大作映画である。ストーリーはほとんどわかっていたが、これほどまでにメッセージ色の強い映画だとは思わなかった。飢えた人々、内戦の犠牲になった人々、大国が残していった地雷という傷跡、全てが救援を必要としている。観る者に「自分がこれから何をすればよいのか?」と問いかけているように思える。 正直言って、泣けなかった。この映画。何かしなければ!これからの生き方を皆に問う映画であった。。。 総合評価は恋愛映画としてではありません。ドキュメンタリー風映画としての評価です。 (2003.12)
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スポーン | 1997 アメリカ ギャガ=ヒューマックス SPAWN |
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ストーリー | CIA特殊工作員アル・シモンズは長官ウィンの陰謀により殺されてしまう。5年後、魔界の支配者マレボルギアによって復活を遂げたアルはスポーンとして地獄の指導者に育て上げられることになる。。。 | |||
監督 | マーク・A・Z・ディッペ | |||
出演 | マイケル・ジェイ・ホワイト | ジョン・レグイザモ | マーティン・シーン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 世紀末思想をよく表している作品だ。ダークヒーローとして登場するものの、目的は自分を殺した敵に復讐する心と婚約者ワンダに会いたいだけのもの・・・悪役クラウン、ヴァイオレーターは下ネタだらけでイマイチ盛り上がらない。アメコミでも色々あるが、格好の悪さよりも人間の心が感じられないところで CIA工作員として民間人までも殺してしまった前世への反省もないし、生物化学兵器の扱い方も共感できない。単なるマニアック作品になってしまっている。 (2004.1)
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