スタア誕生 | 1954 アメリカ WB A STAR IS BORN |
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ストーリー | コーラスガールのエスター(ガーランド)がハリウッドスターのノーマン・メイン(メイソン)に見出された。彼の口利きによって次第にスターダムへと上る彼女だったが、2人は結婚。俳優としても幸せな家庭を持つと思われた2人・・・ | |||
監督 | ジョージ・キューカー | |||
出演 | ジュディ・ガーランド | ジェームズ・メイソン | ジャック・カーソン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | 男2人女1人の3人グループ。彼らの歌と踊りだけでも満足いくステージなのだが、酔っ払いのノーマンがステージ上に乱入。上手く取り繕ったエスターであったが、さすがにハリウッドスターだけあって観客も拍手喝采。 最初は映画に誘われたエスター。そこからの映像が写真をスライドで流すような感じ。もしかして端折ったのか?それともNGだったのか?まるでドキュメンタリー映画の雰囲気になる。その後も静止画像が挿入され、ちょっと違和感が・・・ 平坦な展開。それが崩れるのは後半、ヴィッキー・レスターと名を変え、アカデミー賞を受賞したとき。酔っ払ってセレモニーに現れたノーマンは「仕事をくれ」とくだを巻く。彼女を成功に導いたのはノーマン。だけど、約束した禁酒も守れない。その彼を「飲まさない」ように救うこともできないジレンマ。彼は友達にもなぐられ、そのまま行方不明、警察に逮捕・・・演技はどんどん落ちてゆく・・・ エスターの歌を聴きながら、夕陽の綺麗な海岸で入水自殺。最後までスキャンダラスな俳優だったノーマン。 1954年アカデミー賞主演男優賞、主演女優賞、ミュージカル映画音楽賞、歌曲賞、美術監督・装置賞、衣装デザイン賞ノミネート 1954年ゴールデングローブ賞男優賞、女優賞 その他 (2006.5)
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スターウォーズ/ジェダイの復讐 | 1980 アメリカ FOX RETURN OF THE JEDI |
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ストーリー | 炭素凍結させられたハン・ソロをジャバ・ザ・ハットから取戻し、再びダゴバのヨーダの元を訪れたルークはレイアが妹であることを知り、惑星エンドアへ向かった反乱軍と行動をともにする。 | |||
監督 | リチャード・マーカンド | |||
出演 | マーク・ハミル | ハリソン・フォード | キャリー・フィッシャー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | ジャバ・ザ・ハットの元に集まった面々。仲間が次々と現れるので同窓会的な雰囲気となって楽しい。だけど、怪物たちが幼児向けの風貌。ここでの戦いでちょっと興ざめしてしまう。 最初に観たときにはエンドアの森の中をスピード感溢れるバイクで飛び回るシーンは手に汗握るところだったし、巨大な輸送船から現れるメカはタイムボカンっぽいけど面白かったものだ。しかしこの戦闘シーンも『LOTR』シリーズを見てしまった後では迫力が足りないなんて贅沢なことだ。 1983年アカデミー賞視覚効果賞 同作曲賞、美術装置・監督賞、音響賞、音響効果編集賞ノミネート (2006.8)
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スターウォーズ ep1/ファントム・メナス | 1999 アメリカ FOX STAR WARS: EPISODE I - THE PHANTOM MENACE |
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ストーリー | 前3部作から遡ること30年。ダースベイダーことアナキン・スカイウォーカーの幼少期を描く。 | |||
監督 | ジョージ・ルーカス | |||
出演 | リーアム・ニーソン | ユアン・マクレガー | ナタリー・ポートマン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 二人のジェダイ、クワイ=ガン・ジンとオビ・ワン=ケノービが通商連邦の調査に向かい、補給のために立ち寄った砂の惑星タトゥイーンですごい力を持った少年と出会う。 ジャージャービンクスの造形が嫌いで彼を見ていると、どうも物語に入り込めないのだけど、ジェダイ二人の活躍ぶりのおかげで緊張感をギリギリ保つ。そして、イラク戦争の前に作られたにも拘らず、対話による解決を強調するパドメ=アミダラ王女の設定がなかなか良い。ポッドレースの少年アナキンにも惹かれるのですが、このレースのためにフォースを使ったいんちきっぽいギャンブルはいただけない。 連続ものであるストーリーに緊張感を持たせるために誰か一人殺さなくてはならないこのシリーズ。今回はリーアム・ニーソン演ずるクワイ=ガン・ジンだ。なんで殺しちゃうのよ・・・ 1999年アカデミー賞視覚効果賞、音響効果賞、音響賞ノミネート 1999年ラジー賞助演男優賞 その他多数 (2006.8)
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スタスキー&ハッチ | 2004 アメリカ 劇場未公開 ブエナ STARSKY & HUTCH |
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ストーリー | 1970年代、ベイシティ。たいした罪もない犯人を追って叱られるスタスキー刑事は相棒が替わってばかりで長続きしない。そこへ潜入捜査専門(?)のハッチンソン刑事と組まされた。 | |||
監督 | トッド・フィリップス 製作総指揮:ベン・スティラー | |||
出演 | ベン・スティラー | オーウェン・ウィルソン | スヌープ・ドッグ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 1970年代の雰囲気をうまく表現しているなぁ〜 しかしまぁ、ハッチ(ウィルソン)は水死体から金をネコババするし、質問に困ったらつい星座を訊いてしまうし、とんでもなく面白いやつだ。水死体も面倒だから、隣の管轄まで流してしまおうとする。 『イージー・ライダー』のパロディのような変装で捜査する2人。目当ての囚人はウィル・フェレル。ドラゴンの真似という変態嗜好の男だ(笑)。事件はやがてコカイン取引と繋がってゆくが、コーヒーに入れた甘味料がコカインだったのでラリってしまうスタスキー(スティラー)はディスコで大暴れ。「ザッツ・ザ・ウェイ」でのダンスバトルも楽しい♪ 悪乗りバディはクライマックスでも留まることを知らない。ある富豪が売人の元締めなのだが、コカイン取引の現場だと踏みこんだら娘の誕生日プレゼントのポニーだったり、パーティ会場では警部を撃ってしまうし、ヨットに突撃しようとして海に突っ込んでしまう・・・ ラストにはオリジナルの2人が出てくるところが憎い演出だ。選曲も70年代のヒット曲を集め、懐かしさいっぱい! 2004年ラジー賞助演女優賞(カーメン・エレクトラ)ノミネート 2004年MTVムービーアワード キス・シーン賞 同チーム賞ノミネート (2006.5)
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スター・ランナー | 2003 香港/韓国 ツイン=東京テアトル STAR RUNNER 少年阿虎 |
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ストーリー | 夏期講習に韓国から臨時講師の金先生がやってきた。彼女は、格闘技大会スターランナーへの出場を夢見るボンドという青年に出会う。 | |||
監督 | ダニエル・リー | |||
出演 | ヴァネス・ウー(F4) | キム・ヒョンジュ | アンディ・オン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | ボンドは不良たちから彼女を助けたり、ボクササイズを始めるためにモデルとしてキム先生を連れてきたりして急接近する二人。ボンドにはその気はないかのようにCY教授とキムとを結び付けようとアドバイスもするが、寸前のところで彼女を奪ってしまう。そこで聞かされたのは母国で彼女がサイモンという男と不倫している事実。実はサイモンのことを忘れようと香港にやってきたと打ち明けられたのだ。 財政難である所属ジムは親が金を融資してくれるクリスを選び、そのため選出からもれてしまったボンド。ジムを辞め、ブラブラしていたところ、2度もチャンピオンになったことのある変わり者のコーチに誘われ、カンフーの特訓を受けることになったボンド。孫子の兵法によると「最大の防御は相手に攻撃させないこと。最大の攻撃は相手に防御させないこと」だという。 いよいよタンクとの決勝戦となった。韓国から不倫相手がキムの元へやってくるし、招待状をあげたのに来てくれない。ようやく到着したときにはテンカウントぎりぎり・・・最後がどうなったのかわからない。勝敗なんかはどうでもいい、若者たちの成長物語だと思えば爽やかなエンディングだったと思う。おじいちゃんのエピソードはなかなかいいけど、全体に溶け込んでないのが残念だ。 (2007.1)
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スチュアート・リトル | 1999 アメリカ SPE STUART LITTLE |
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ストーリー | 養子縁組によってリトル家の一員となったネブミのスチュアート。 | |||
監督 | ロブ・ミンコフ 脚本:Mナイト・シャマラン | |||
出演 | ヒュー・ローリー | ジーナ・デイヴィス | ジョナサン・リプニッキ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | いきなりピアノの連弾で気持ちのいい音楽。猫スノーベルとは反目し合うスチュアート。ジョージ少年も「こんなの弟じゃない」と嘆いている。 ひょんなことから模型のボートレースに出場することになり、ようやく家族と一体感を味わえるようになったのも束の間、スチュアートの両親がリトル家を訪れる。だが、それはスノーベルが猫のボス・スモーキーに頼んで仕組んだ罠だった。本当の両親は死んだと聞かされ、慌てふためく家族。なんとなくほのぼのとしてしまった・・・ 1999年アカデミー賞視覚効果賞ノミネート (2006.2)
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スチュアート・リトル2 | 2002 アメリカ SPE STUART LITTLE 2 |
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ストーリー | リトル家の一員となったネブミのスチュアート。家族は新しい妹にかかりっきりで寂しさを感じていた。運転中に空から小鳥のマーガロが落ちてきた。 | |||
監督 | ロブ・ミンコフ | |||
出演 | ヒュー・ローリー | ジーナ・デイヴィス | ジョナサン・リプニッキ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 字幕版のスチュアートの声はマイケル・J・フォックスだ。なんだかうれしい。寂しさを感じるスチュアートのBGMはギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」。なぜ人間の学校に通ってるのかは疑問だ。 マーガロを介抱するうちに不思議な感情も芽生えるスチュアート。家族だって親切にしてくれるし、ずっと一緒にいたいと願うようになるマーガロだったが、実は泥棒に育てられた小鳥だったのだ。 前作はまだ観てないが、動物と人間がしゃべることのできる映画でこれほどまで自然なものはなかなかないように思う(ストーリーはともかく・・・)。始まって数分で違和感を感じなくなったくらいだ。 (2006.1)
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ステップフォード・ワイフ | 2004 アメリカ UIP THE STEPFORD WIVES |
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ストーリー | 敏腕TVプロデューサーのジョアンナ・エバハート(キッドマン)はミスにより辞職に追い込まれる。彼女を支えてきた夫ウォルター(ブロデリック)は家族とともにステップフォードという町で再起を図ろうとするが、その町の夫人たちが貞淑すぎるため違和感が・・・ | |||
監督 | フランク・オズ | |||
出演 | ニコール・キッドマン | マシュー・ブロデリック | ベット・ミドラー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 原色を中心にカラフルな衣装で身をまとった女性たち。男たちは統一されたブレザーを着た協会で娯楽に興じる。50〜60年代の理想的なアメリカをイメージしたのか、現代からすると不気味でもある。夫たちには理想郷。知的で貞淑、夫に尽くす妻たち。男のプロデューサーが作った安っぽいファミリードラマの雰囲気だ。いきなりのロボット犬の登場で、さすがに妻たちはロボットではないように思われたが、口にカードを入れると金を出すシーンだけはロボットだったのか・・・ ゲイのロジャー(ロジャー・バート)がなんとなくいい!どことなく北村一輝を思い起こさせる風貌で、結局彼も上院議員に奉りたてられ、改造されてしまった。変わった直後にお気に入りのゲイ好みの写真を捨ててあるシーンではジュード・ロウの写真やヴィゴ・モーテンセンのTシャツまであった(笑)。ベット・ミドラーも面白い役。最初はキャシー・ベイツかと思ってしまった。 町の創設者のようなマイク(クリストファー・ウォーケン)も不気味な存在だったが、彼の妻(グレン・クローズ)が実は影のボス。マイクがロボットだったのには驚いたが、他は普通のSFファンタジーのようだ。「完璧な人間は要らない」といったテーマがなかなかよかったけど、子供たちの存在の薄さや、誰も働いてないような設定とか、高級車だらけのセレブ感覚にはちょっと馴染めなかった。 1975年にオリジナル版があるようなので、これも気になります。 (2006.12)
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ストロベリーショートケイクス | 2006 日本 アップリンク=コムストック |
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ストーリー | 4人の女性の物語。 | |||
監督 | 矢崎仁司 | |||
出演 | 池脇千鶴 | 中越典子 | 中村優子 岩瀬塔子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 俺たち別れよう・・・実はクビになったんだ・・・憲兵を・・・ 観客は9割くらいは若い女性。多分、それぞれの登場人物に「うん、うん」と頷きながら感情移入したのでしょうか。男の視点からすると結婚したくないと思わせる女性ばかりで、結婚率低下もここに原因があったんじゃないかと思わせるような設定。個人的に共感できるのは過食症のイラストレーター塔子(岩瀬塔子)だけ。さすがに原作者自身がモデルなだけあって、悪いようには描かれてないせいかもしれないけど・・・劇中画もちょっと不思議感が漂ってましたけど、某都知事の四男坊の作品よりは格段にいい絵でした。 冒頭では恋の訪れを待つフリーターの里子(池脇千鶴)が男に捨てられるシーン。彼女はデリヘリの受付というバイトをしながら、その店の秋代(中越典子)に憧れていた。「神っているのかな」などとつぶやく秋代に対して、里子が拾った石を自分の神と崇める伏線の面白さもある。しかし、相思相愛になる男を待ち続け、力強く生きている里子に対して、秋代は棺桶の中で寝起きし、死ぬことを人生の目標としているような厭世主義的な考えだ。全くタイプも違うし、命の重さを考えたら、憧れる対象は逆なんだろうけど・・・ 塔子とルームメイトである、結婚願望の強いOLちひろ(中村優子)は「男なら誰だっていいんじゃない」と噂されながらも懸命に尽くすタイプ。しかし、軽すぎるのです。男の前では事後に恥ずかしがってすぐに下着をつけるという純情ぶりっ子しながら、乗り換え術がとても上手いようにも思えます。 こうした四人の群像劇なのですが、中華料理屋の中国人青年の存在が怪しすぎることもあって、どうもノリきれませんでした。さすがに最後には再生の道を歩むという清々しい終わり方にはなってるものの、なんだか騙されたような気がしてなりません。男の描写としては、安藤政信が一番まともだったのですが、なかなか就職が決まらず、金のない生活なんて将来が大変です。 完全に女性向けの映画なのかといえば、そうではありません。R15が示す通り、男でも楽しめるはず・・・池脇千鶴のヌードがないじゃないかとご不満の方は『ジョゼと虎と魚たち』をセットでご覧下さい。 (2006.12)
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