大アマゾンの半魚人 | 1954 アメリカ UPI CREATURE FROM THE BLACK LAGOON |
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ストーリー | アマゾンで水かきのある手が発見された。海洋生物研究所のメンバーは調査隊を組んで現地を調査することになった。。。 | |||
監督 | ジャック・アーノルド | |||
出演 | ジェリー・アダムス | リチャード・カールソン | リチャード・デニング | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 冒頭で地球の歴史をレクチャーするナレーションのおかげで、教育ドキュメンタリー映画かと思ってしまった。半魚人の手から始まったストーリーも、進むにつれ次第に全貌を明らかにしていき、ホラー&パニック映画の典型的な展開となる。しかし、怖い映画ではなく、キングコングのように人間の女性に興味を持つほどの愛嬌のあるキャラクターだ。どことなくダウンタウンの浜ちゃんを思い出す・・・ 未知の生物を捕らえることへ野心を燃やす資本家。どことなくアメリカのインディアンに対する感情をも描いているような気がする。終盤では半魚人に対してエールを送りたくなってしまった。 水中から女性のシンクロもどきの泳ぎを観察する半魚人。このシーンは『ジョーズ』にも影響を与えていそうだ。パニック映画の基本であるヒロイン、人間の中にも悪い奴がいるという設定はしっかり描かれてました。 (2004.4)
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大河の一滴 | 2001 日本 東宝 |
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ストーリー | 東京で輸入雑貨店で働く雪子は、ロシアで知り合った青年のトランペットにほれ込んだ。そんな折、実家の父が倒れたと連絡が入り、金沢へ向かうことになった。 | |||
監督 | 神山征二郎 原作:五木寛之 脚本:新藤兼人 | |||
出演 | 安田成美 | 渡部篤郎 | 倍賞美津子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ |
コメント | ゆったり流れる小説を読んだような気分になった。郵便局と隣り合った実家の風景、天神橋を中心とした金沢の映像、なぜかロシアの風景と相性がいいような気がした。さすがに浅野川の友禅流しは金沢独特の味が出ていたが、その他の金沢の風景がトランペットを吹くロシア青年と融合するのだ。 金沢弁のイントネーションがおかしいなどとは言わない。もごもごした雰囲気の三國連太郎が上手すぎた。中盤以降、全く気にならなかった。彼の臨終間際の演技は他でも見たような気がするけど、安心して見ていられるため、この映画でも大往生が気持ち良く思えた。 平凡という言葉、大河の中では何も目立たないかもしれないが、一人の人生変えてしまう力があることを考えると大切なことだと思わせる・・・金沢の人間の気質にもよく合うことが面白い。 2001年日本アカデミー賞主演女優賞、助演男優賞(三國連太郎)ノミネート (2004.12)
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大空港 | 1970 アメリカ UNI AIRPORT |
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ストーリー | 大雪の中、旅客機内に爆弾自殺を謀ろうとしている男が! | |||
監督 | ジョージ・シートン | |||
出演 | バート・ランカスター | ディーン・マーチン | モーリン・ステイブルトン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | パニック映画にしては人物紹介風の場面が多くて、最初の緊迫感が足りなさ過ぎる(途中で観るのをやめようかと思ったほど)。パニック映画の初期作品だけあってしょうがないのかもしれないが、まるで空港における大雪対策の群像劇かと思ってしまうほどだ。原作者、アーサー・ヘイリーはパニックものとして書いたのではないんじゃないかな? 終ってみても、ジャクリーン・ビセットが綺麗だったとか、ただ乗りのおばあちゃん(ヘレン・ヘイズ)の演技が良かったとか、飛行機内での爆発後の減圧状況とかがかなり凝っていて印象に残ります。ますます前半部分の不要を考える結果となった。次に観る機会があれば1時間遅れて見ることにしようと思う・・・ 1970年アカデミー賞助演女優賞(ヘレン・ヘイズ、モーリン・ステイブルトン) 同作品賞、脚色賞、撮影賞、作曲賞、美術賞、衣装デザイン賞、音響賞、編集賞ノミネート 1970年ゴールデングローブ賞助演女優賞(モーリン・ステイブルトン) (2004.2)
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大砂塵 | 1954 アメリカ リパブリック=NCC JOHNNY GUITAR |
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ストーリー | 女主人ビエンナの賭博場。駅馬車襲撃の犠牲者の妹エマ(マッケンブリッジ)がビエンナの店の常連キッド率いる4人組が犯人だと町の者たちと共に殴りこんでくる。同じ頃、ビエンナのかつての恋人ジョニー・ギターが5年ぶりに帰ってきた。 | |||
監督 | ニコラス・レイ | |||
出演 | スターリング・ヘイドン | ジョーン・クロフォード | スコット・ブラディ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | でっち上げ事件はいつの時代にもあるものだが、ここまであからさまに人間の醜さを表現した西部劇はないだろう。駅馬車襲撃犯人と疑われ続けた4人組も逃亡前に銀行強盗しちゃうし、エマたちは超法規的に勝手なことを決め付ける。 ダンシング・キッドとジョニー・ギターの恋敵の設定、バート(ボーグナイン)や若造ターキー、病弱コーリーという個性的な一味も面白い。「左利きとは握手をしない」などと言う台詞もカッコいい。キッド(ブラディ)に関しては、見せ場が無くて可哀想かも・・・徹底した正義ぶった悪役のマッケンブリッジも最高の演技だ。 赤狩りをモチーフにしたと言われる異質西部劇だ。 (2004.7)
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大脱走 | 1963 アメリカ UA、シネカノン THE GREAT ESCAPE |
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ストーリー | ドイツの連合軍捕虜収容所から大量の捕虜が脱走する実話に基づいたお話。 | |||
監督 | ジョン・スタージュス | |||
出演 | リチャード・アッテンボロー | スティーヴ・マックイン | ジェームズ・コバーン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
コメント | 初めての大スクリーン鑑賞、映像が綺麗で迫力があり素晴らしかったです。TVでは何度も観ているのですが、やはりカットの仕方が気に入らなかった。やはりストーリーの中で大きな位置を占めているのが、調達屋ヘンドレー(ジェームズ・ガーナー)と偽造屋コリン・ブレイズ(ドナルド・プレザンス)。目が見えなくなっているコリンに対する皆の思いやりも良かったが、練習用飛行機に乗せてあれこれと説明するシーンが素晴らしい。この大事な二人がTVではよくカットされていて、いつも欲求不満になっていたのです。一気に3時間弱を観る辛さは全くなく、むしろもっと続いて欲しいと祈る気持ちにもなっていました。 捕虜となった兵士たちは自由を求めて、またバートレットの望んだドイツ軍霍乱のための大量脱走との比重は謎のままだったのですね。脱走に成功したコバーンとブロンソンも気持ち良かったです。 1963年アカデミー賞編集賞ノミネート (2004.5)
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大魔神 | 1966 日本 大映 |
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ストーリー | 戦国時代、丹波の国。花房一族が治める領地で謀反が起こった。若君と若姫、そして小源太は運良く逃げ出し、生き別れた残党たちと10年後に再会しようと誓う。 | |||
監督 | 安田公義 | |||
出演 | 高田美和 | 青山良彦 | 藤巻潤 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 大魔神はすごい。昔観た時には白黒のイメージだったのにカラーだったんだな。あんな顔色だったのか・・・息止めてんのかな? 時は戦国、キリスト教文化も入ってきて、銃もすでに輸入していた時代。神を崇める領民と穏やかな政治の花房一族。突如の謀反により政権交替し、城を築くばかりの重労働と圧政。領民と生き残りの武士の怒りが頂点に達する頃、祈りによって大魔神が蘇った!ゴジラにも通ずる雰囲気が面白い。音楽だってゴジラと同じ作曲家だ。 ストーリーは全くの勧善懲悪の時代劇。それにゴジラをプラスしただけなのに、手に汗握るような展開にワクワクさせられるのだ。若も姫も敵にわざわざ捕まるために行動していてB級感が漂うのだけども面白いのだ。満足・・・ (2004.12)
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タイムトラベラー/きのうから来た恋人 | 1999 アメリカ ヘラルド BLAST FROM THE PAST |
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ストーリー | 1962年、発明家のカルヴィンは妻とともに核シェルターに逃げ込む。偶然にも米軍機が家に墜落し変わり果ててしまい、地上に出るには35年を待たねばならなかった。シェルター内で生まれたアダムは地上に出て必需品を調達することになるが・・・ | |||
監督 | ヒュー・ウィルソン | |||
出演 | ブレンダン・フレイザー | アリシア・シルヴァーストーン | クリストファー・ウォーケン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 前半の核シェルター内の生活が良かったな。キューバ危機の当時って、かなり一般的だったという事実も興味深い。地上に出てからはまるで『原始のマン』の雰囲気。35年間地中で暮らしていたという設定もかなり描写されていて楽しいです。35年のジェネレーションギャップ、文化・風俗の違いも面白い。 野球を見たことが無くてもフランス語が出来た方がかっこいいのかも。 (2004.7)
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タイムライン | 2003 アメリカ ギャガ=ヒューマックス TIMELINE |
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ストーリー | フランス南西部、修道院の発掘現場にてあらたな部屋が見つかった。そこで行方不明になったジョンストン博士の“HelpMe”と書かれたメモと眼鏡が見つかったのだ。。。 | |||
監督 | リチャード・ドナー | |||
出演 | ポール・ウォーカー | フランシス・オコナー | ジェラード・バトラー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | この手のSFを扱うプロットにはタイムパラドクスが非常に重要となります。この点ではもうヒトヒネリ工夫が無いと平凡なSFと言われてもしょうがないですね。現在と1357年の関係をもっといじくるとか、伏線を用意しておくとか・・・ それにしても、主人公の一行が過去へ旅発つというのに決断が安易すぎるし、無事到着したのはいいが、簡単に人を殺しちゃうなんて・・・やばいでしょ、これ。タイムトラベラーなんですよ貴方たち!と言いたくなっちゃいましたヨ、ほんと。歴史は充分変えちゃってますね(この時代は、その後ペストの流行とかで、かなり人口が減ってるから、ま、大丈夫かな)。 で、パラドクスなんですが、後から考えると不自然なことだらけですね(耳がない石像とクレアの伝説とのからみ)。歴史を変えちゃいけないという観点から、私は「クレアよ!死んでくれ〜」なんて観客としてあるまじき想いに手に汗にぎっちゃいました。。。ま、それはいいとして、仏軍と英軍の戦いのシーンだけが良かったですかね。博士の火薬もウケました。 見所は、いきなり斧が飛んでくるところ!座席が揺れました。 (2004.1)
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タイムリミット | 2003 アメリカ 東芝エンタテイメント OUT OF TIME |
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ストーリー | マイアミの小さな警察署長マットはある人妻アンと不倫中。彼女がガンだと聞かされて押収中の金を持ち出し治療を受けさせようとするが、アンと夫が焼死体で発見され、色々な証拠が彼を犯人と示唆して次第に追い詰められていく。。。 | |||
監督 | カール・フランクリン | |||
出演 | デンゼル・ワシントン | エヴァ・メンデス | サナ・レイサン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 警察署長マット(デンゼル・ワシントン)は彼女がガンだと告知されると治してやりたくてしょうがなくなる性格の持ち主。保険金なんてどうでもいいんだい!てな感じなんだけど、色々嘘をついちゃって全てが自分を追い込んでいく。このパターンは喜劇王チャップリンの世界に通ずるものがあるのかもしれない。やばいやばい、通話記録を隠蔽するためにスキャナーで読み込んでそれを加工して・・・なんて普通の仕事でもやっちゃいそうな失態だ。 サスペンスの要素はあるようで無いような・・・告知シーンで先が全て読めちゃった。こうなりゃお笑い要素で彼の魅力爆発だ。だけど、美味しいところはジョン・ビリングスレイが持っていったりして、何だか情けなさの固まりのような役になっちゃった。。。 見所は、最後のチェイの不可思議な行動!これが一番ミステリアスな要素だった。 (2004.4)
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ダイヤルM | 1998 アメリカ ワーナー A PERFECT MURDER |
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ストーリー | 実業家スティーヴンは破産寸前に追いこまれていた。そこで妻の愛人デイヴィッドに50万ドルで妻の殺害を依頼する。スティーヴンの留守の時に・・・と計画立てて殺害に及んだが、妻が逆に男を殺してしまう。しかし、男はデイヴィッドではなかった・・・ | |||
監督 | アンドリュー・デイヴィス | |||
出演 | マイケル・ダグラス | グウィネス・パルトロー | ヴィゴ・モーテンセン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | オリジナルと若干変えたストーリー。新鮮でよかったが、ラストが面白くない。もう一ひねり欲しいと言ったら贅沢かなぁ。。。 (2005.1)
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ダイヤルMを廻せ! | 1954 アメリカ WB DIAL M FOR MURDER |
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ストーリー | 浮気している妻を殺すために男に頼んだが、逆に男が妻に殺されてしまう。 | |||
監督 | アルフレッド・ヒッチコック | |||
出演 | グレース・ケリー | レイ・ミランド | ロバート・カミングス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | そのまま普通の強盗ということににしてしまえばいい。警部はまるでコロンボのようにジワリジワリと攻めてくる。そして浮気相手の男!彼女を何とか助け出そうとして核心をついてしまうところが面白い。しかし、事件の解決はかなりつまらない偶然からだったりして・・・ 1954年NY批評家協会賞女優賞(グレース・ケリー) その他 (2004.12)
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太陽がいっぱい | 1960 フランス 新外映 PLEIN SOLEIL |
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ストーリー | 貧乏な画学生トム・リプレーは、友人でもありお目付け役でもある金持ちの息子フィリップを殺してしまう。その後彼に成りすまして、恋人マルジュにも手紙を書き、船を売り、完全犯罪を目指すが・・・ | |||
監督 | ルネ・クレマン | |||
出演 | アラン・ドロン | マリー・ラフォレ | モーリス・ロネ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | 途中出てくる郵便配達の男が山本晋也監督に似ている。 昔、何度も観たのに、犯罪の詳細な手口を覚えていなかった。幼心にも、「怪人二十面相でさえ完全犯罪は出来ないんだからアラン・ドロンでも無理だよ」と冷めた気持ちで観ていたはずだ。不思議なもので、無理だとわかっているから映画では応援してしまう不思議な感覚に陥ってしまう。せめて捕まる前にマルジュと恋仲になりますように!と。 コロンボのドラマのように完璧な刑事が登場するわけではなく、マルジュと書かれたクルーザーのスクリューに死体を結びつけたロープがからまって、「太陽がいっぱいだ」とくつろいでいるアラン・ドロンのもとへその刑事たちが・・・というラストが最高。 (2004.11)
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太陽と月に背いて | 1995 イギリス ヘラルド TOTAL ECLIPSE |
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ストーリー | フランスの詩人ヴェルレーヌの元へランボーの妹が訪れ、兄の遺作を返して欲しいと願いでる。ヴェルレーヌはランボーとの同性愛の日々を回想するのであった。。。 | |||
監督 | アグニエシュカ・ホランド | |||
出演 | レオナルド・ディカプリオ | デヴィッド・シューリス | ロマーヌ・ボーランジェ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★ |
コメント | ディカプリオのホモセクシャル演技はすごい!『ギルバート・グレイプ』といい本作といい体当たりの演技は評価されるべきであろう。 しかし、ストーリー全体を通して二人の男の愛が描かれているものの、力関係(どちらが深く愛していたのか)がよく理解できなかった。2年間の逃避行であるから紆余曲折があるのは頷けるが、途中でポールが逃げようとしたときの駆け引きが馴染めなかった。ランボーが天才であるがためにポールが惹かれていくのだが、凡人と比較されてないのでどこが天才なんだかさっぱりわからない。これだと単なる風変わりなやんちゃ坊主としか思えないですよね。 時折ランボーの心の目でアフリカの大地が抽象的に描かれているが、他にもこうした映像がほしかった。 (2004.3)
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第四の核 | 1986 イギリス 劇場未公開 THE FOURTH PROTOCOL |
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ストーリー | NATOの米軍基地で原爆を爆発させる計画。ソ連工作員のペトロフスキーが着実に原爆を組み立てる。英諜報局のジョン・プレストン(ケイン)が活躍する。 | |||
監督 | ジョン・マッケンジー | |||
出演 | マイケル・ケイン | ピアース・ブロスナン | ネッド・ビーティ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 全体的にTVドラマ風の作り。この手のスパイ映画としては、反核デモの映像なんかを映したりしている。ハリウッドだと爆発させるのかもしれない。 ラストがなんとなくミステリアスで、もっと秘密の諜報機関の存在を感じさせグッド。 (2005.1)
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ダウン | 2001 オランダ/アメリカ ギャガ・コミュニケーションズ DOWN |
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ストーリー | 『悪魔の密室』をリメイクしたエレベーター・ホラー。今度はニューヨーク、92階のビル?同時多発テロの影響で脚本の手直しでもあったのだろうか・・・ | |||
監督 | ディック・マース | |||
出演 | ジェームズ・マーシャル | ナオミ・ワッツ | エリック・タール | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | ホラー映画で最も大切な効果音やドッキリさせるタイミング・・・これが全く足りない(どちらかと言えば、サスペンス映画なのでしょうけど・・・)。何しろ相手は機械なのだ。前半部分にも、生きているように見せる工夫をするか、全く逆に、巨大なコンピュータ管理の恐怖を描くか、どちらかに徹底した方がいいのじゃないだろうか。終盤は唐突すぎるでしょ、あれは。ジワジワ来る恐怖感が欲しいのです。 それにしても飛行機事故での死者よりもエレベーター事故の死者の方が多いってのは本当なのか?この話だけでも怖いです。。。 マイケル・アイアンサイドもピッタリの役で登場するし、『ヘルボーイ』のロン・パールマンも存在感あるなぁ〜 (2004.10)
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DOWN UNDER BOYS | 1998 オーストラリア ビターズ・エンド THE BOYS |
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ストーリー | 1年の刑期を終え仮出所してきた長男ブレット。次男グレンは結婚して家を出て、三男スティーヴィーは恋人が妊娠中。母親にも新しい愛人が出来て、家の雰囲気が変わっていた。 | |||
監督 | ローワン・ウッズ | |||
出演 | デヴィッド・ウェンハム | ジョン・ポルソン | アンソニー・ヘイズ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | シドニーで実際に起こった事件らしい。長男が戻ってきて、平穏になるはずだったのに、家族は変化しすぎていた。女性陣はブレットの投獄理由もよくわかっていなく、犯罪者というだけで疎ましく思っていたのだ。しかし再犯に駆り立てたのはこれだけではないようだ。長男の威厳、兄弟の絆、社会からのドロップアウトというダークサイド。「女はヤルだけのものだ」という女性蔑視の基本概念も原因のようだ。 再逮捕されてからの近い将来の映像を織り交ぜながら進む基本線。映像的には面白いのだが、なぜか心理描写が弱い。むしろ女性陣の心の方がよくわかるのだ。エンディングも面白いのですが、すっきりしない・・・ 『LOTR』のまじめな役、『ヴァン・ヘルシング』でコミカルなカール役をやったとは思えないくらいシリアスでキレた演技のウェンハムがすごいです(演技力があるという意味ではない)。 1998年ベルリン国際映画祭コンペティション 1998年オーストラリア・アカデミー賞監督賞、助演男優賞、助演女優賞、脚色賞 (2004.9)
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