デアデビル | 2003 アメリカ FOX DAREDEVIL |
|||
ストーリー | またまたマーヴェルコミックの映画化!昼は盲目の弁護士、夜は正義の使者デアデビルとして活躍する。。。 | |||
監督 | マーク・スティーヴン・ジョンソン | |||
出演 | ベン・アフレック | ジェニファー・ガーナー | コリン・ファレル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | コリン・ファレルの悪役キャラが最高でした。「はずしちまったぜ」と自尊心を屈辱に変えられた時の表情が何とも言えない。一方、主役のマットが弁護士になってからは、犯人を有罪に持ち込めなかった悔しさを暴力で解決するダークヒーロー!感情移入できない脚本が難点だ。 これは・・・少年時代の方がよかった。エレクトラとの出会いのシーンも納得いかないし、悪人と関係ない人まで巻き添えにしてる点も気持ちよくない。最も共感できる人物が神父さんだったりするしなぁ。。。結局は、『スパイダーマン』を越えられないといったところか。。。 マットと神父の会話。「正義は罪ですか?」「復讐は罪だ。暴力は暴力しか生まないのだよ」…これには共感した。ブッシュにも聞かせてあげたい。 見所は、姑息な手段を使わないデアデビル。真っ先に電気を消せば、あなたは有利になるはずだったのに。 (2003.12)
|
D2 マイティ・ダック | 1994 アメリカ ブエナ D2: THE MIGHTY DUCKS |
|||
ストーリー | 『飛べないアヒル』の続編。少年リーグ全米一となった元弁護士ゴードン。今度はUSA選抜チームのコーチを任せられた。 | |||
監督 | サム・ワイズマン | |||
出演 | エミリオ・エステヴェス | キャスリン・アーブ | マイケル・タッカー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | クリスティーナ山口が出てた? 前回のチャンピオン、ダックスが中心となるチームで、変わった得意技を持つ選手が集められた。CMに出たり忙しいコーチや、選手たちも浮かれ気味。そんな時のリーグ戦で、アイスランドに敗れてしまう。審判がアイスランドに贔屓目ではあるが、カッとなりすぎのアメリカチーム。負けた直後に練習するもんだから、ますますコーチは嫌われていく。 それにしても、反則技や力でねじ伏せるような攻撃はいけませんなぁ、アメリカ。ストーリーに大義名分もないし、映画では国際試合をするべきじゃないね。アメリカ対ソ連の因縁対決を思い出してしまうじゃりませんか・・・ (2005.1)
|
D3 マイティダックス | 1996 アメリカ 大映 D2: THE MIGHTY DUCKS |
|||
ストーリー | 『D2マイティ・ダックス』の続編。ゴードンは引退し、進級した選手たちは部活の先輩たちと勝負する。 | |||
監督 | ロバート・リーバーマン | |||
出演 | エミリオ・エステヴェス | ジェフリー・ノードリング | デヴィッド・セルビー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★ | ★★ | ★★ |
コメント | エミリオ・エステヴェスがほとんど出ていないし、テーマも希薄。前作、前々作よりもかなりパワーダウンして、学園もの映画に成り下がってしまった。世界を制したんだから、上級生くらい簡単にやっつけられる気もしたのだが、少年チームと高校生チームの差は結構あったんだなと痛感した・・・ (2005.1)
|
ティアーズ・オブ・ザ・サン | 2003 アメリカ ブエナビスタ TEARS OF THE SUN |
|||
ストーリー | 任務成功率100%の部隊が内戦下のナイジェリアで一人のアメリカ国籍医師リーナ・ケンドリックスを救出する物語。 | |||
監督 | アントワーン・フークア | |||
出演 | ブルース・ウィリス | モニカ・ベルッチ | コール・ハウザー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 戦闘シーンも度肝を抜く迫力、役者の演技もすばらしい。特に、実際の難民を起用してるとかで、子供たちも良かった。全編通じて息もつけないくらいのスリリングな内容。それだけ観客を魅了する映画なのだが、俺の視点からすると設定に難有り。 イラクの戦場から一人のアメリカ女性を救ったという話題も記憶に新しいが、映画化されると噂されていたその話と瓜二つで、アメリカこそが正義だと言わんばかりの映画の作り方だった。 独裁軍事政権の下で難民と化した人たちを救うためには、何人もの人を殺していいものなのだろうか、と常に頭をよぎっていたため、素直に感動できなかった(ちなみに隣にいた女性はワンワン泣いていた)。 反乱軍の兵士は全て悪だという描写も納得いかないしなぁ。。。また、結局は戦争をふっかけているみたいだったし・・・・これ最悪。 個人的には、モニカ・ベルッチにはもっと個性を出してもらいたかった。「私はイタリア人で、アメリカは嫌いなんだよー!」とかの(笑) しかし、音楽はとても素晴らしかった。アフリカの魂に触れてみてください。 (2003.10)
|
デイ・アフター・トゥモロー | 2004 アメリカ FOX THE DAY AFTER TOMORROW |
|||
ストーリー | 巨大竜巻がロスを襲い、日本では雹が降り、NYでは大津波が起こる。そして氷河期が。。。 | |||
監督 | ローランド・エメリッヒ | |||
出演 | デニス・クエイド | ジェイク・ギレンホール | エミー・ロッサム | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 『インデペンデンス・デイ』がどうのこうの引き合いに出されるので、正直言って恐かったので、観終わってからホッと一息ついてしまった。しっかりした父と息子の固い絆が表現されているじゃ〜ないですか!こうした親子愛をテーマにされると弱いんだなぁ。。。 環境問題を扱っているだけあって、京都議定書の話題も絡めているし、かなり社会派要素も加わりました。残念なのは日本の扱いだけだろうか・・・看板の文字が手書きっぽい。日本人キャストがボランティアしたのであろうか・・・で、沈んだのか。全体的にはアメリカと米大統領の自虐的要素満載とも取れるので、面白い脚本だな、と感じました。 見所は、高校クイズ選手権!アタワルパ(?)・・・マニアックすぎるってば・・・ (2004.6)
|
Dearフレンズ | 1995 アメリカ ギャガ・ヒューマックス NOW AND THEN |
|||
ストーリー | 女優のティーニー、作家のサマンサ、医師のロバータを呼んだ主婦クリーシー。12歳の頃の約束を果たすため・・・ | |||
監督 | レスリー・リンカ・グラッター | |||
出演 | デミ・ムーア | ギャビー・ホフマン | ロージー・オドネル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | クリスティナ・リッチ→ロージー・オドネル ソーラ・バーチ→メラニー・グリフィス ギャビー・ホフマン→デミ・ムーア アシュレイ・アストン・ムーア→リタ・ウィルソン 談話なんかの雰囲気は少女版『スタンド・バイ・ミー』かと思ってしまうが、ひとつの目的意識を持つものじゃなく、小ネタの集合体。それよりも『ポーキーズ』の少女版といった雰囲気かなぁ。 (2005.1)
|
D.O.A/死へのカウントダウン | 1988 アメリカ TS=WB D.O.A |
|||
ストーリー | 毒薬を飲まされ死ぬまで48時間となった文学部教授。生徒が一人自殺して妻とは離婚の危機。離婚を何とか解消したくて妻の元を訪れると、暴漢に妻を殺され、警察には犯人扱いされてしまった・・・DOAとはデッド・オン・アライブ | |||
監督 | ロッキー・モートン アナベル・ヤンケル | |||
出演 | デニス・クエイド | メグ・ライアン | シャーロット・ランプリング | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | これは素晴らしい出来のサスペンス。1949年の『都会の牙』という映画のリメイクです。 中盤に差し掛かると犯人像も見えてくるのだが、動機がさっぱりわからないためストーリーにのめり込んでしまった。おまけに伏線のミステリアスな部分も出てきて唸らされる。 しかし、デニス・クエイドの前半部分の演技が面白くない。目当ては共演女優のメグ・ライアンだったのね。。。別人のように演技が冴えてきました(笑)。あと、音楽が最低です。 (2004.1)
|
テイキング・ライブス | 2004 アメリカ/カナダ ワーナー TAKING LIVES |
|||
ストーリー | モントリオール警察の管轄内で猟奇的殺人事件が起こった。未解決事件と似通ったところもあるため、FBIのプロファイラーの女性特別捜査官イリアナ・スコットに捜査協力を要請した。やがて犯人が被害者の人生を乗っ取ってしまうサイコ・キラーだとわかる。。。 | |||
監督 | D・J・カルーソー | |||
出演 | アンジェリーナ・ジョリー | イーサン・ホーク | キーファー・サザーランド | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 何だろう・・・ストーリー自体斬新なものではないためか、ある程度読めてしまう。こうなればアンジーの魅力を追い求めるしかない! 途中、ドッキリするシーンが数箇所。とにかく冒頭の回想シーンからすごいのだ。ドッキリ度はホラー映画以上かもしれない。そして、痛々しい映像のオンパレード。今年の痛い度ランキングは『パッション』『テキサス・チェーンソー』に次いで第3位くらい。ドッキリ度はトップクラスかもしれない。細かい脚本は最低ランクだ。 プロファイルするため自ら取り調べをするアンジー。右利きだとか、殺人に関する言葉にどう反応するかだとかを事細かに観察するのだが、観客は容疑者よりもアンジーの表情を観察してしまう。そのカメラアングルが絶妙であり、観客は自らプロファイラーになってしまうのだ。捜査の過程での疑惑、発見、安堵といった表情と、恋心と裏切られたときの表情。彼女の目と、個性的な唇に意識せずとも注目してしまった。 読める展開・・・犯人というのはさて置いて、ラストの展開も読めてしまうし、今回は字幕翻訳者まで読んでしまいました。 (2004.9)
|
ディック・トレイシー | 1990 アメリカ TS=WB DICK TRACY |
|||
ストーリー | 1930年代、リップスが裏社会を牛耳っていたが、そのシマをビッグ・ボーイ・キャプリス(パチーノ)に奪われた。刑事ディック・トレイシーはリップスを捕まえるのに必死だった。。。アメコミが原作。 | |||
監督 | ウォーレン・ビーティ | |||
出演 | ウォーレン・ビーティ | マドンナ | ダスティン・ホフマン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | マンブルズ・・・ダスティン・ホフマンだということがわかるのに時間が掛からないほどハマリ役だ。『レインマン』の続きみたいな雰囲気か?衣装も原色、背景舞台は漫画そのまま、この色彩感覚が最高だ。その大道具が紙で作ってあるんじゃないかと考えたら、爆発なんかで大火事になるのではと余計な心配までしてしまった。 雰囲気だけは最高なのに、アクション、コメディ、ミュージカルとどこにも重きを置いていないので、強烈な印象が残らない。それでもウォーレン・ビーティとマドンナとのソフトフォーカスのラブシーンは古い恋愛映画を喚起させられ気持ちがいい。しかし、こんな映画でもオスカーを受賞できるんだなぁ〜と感心してしまった。裏方さんの貢献度が大きすぎたのかもね。 1990年アカデミー賞主題歌賞、美術監督賞、美術装置賞、メイクアップ賞 同助演男優賞(アル・パチーノ)、撮影賞、衣装デザイン賞、録音賞ノミネート その他色々 (2004.12)
|
ティファニーで朝食を | 1961 アメリカ PAR BREAKFAST AT TIFFANY'S |
|||
ストーリー | NYのアパートに住むホリーの隣室に作家志望のポールが引っ越してきた。 | |||
監督 | ブレイク・エドワーズ | |||
出演 | オードリー・ヘプバーン | ジョージ・ペパード | ミッキー・ルーニー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | やはりオードリーの弾き語りのみが見所だ。3階の中国人の住人が東洋人をバカにしたイメージが付きまとい、日本人としては嫌悪感をもよおす。買い物をするところは楽しくてよいが、やはり、全体的には好きにはなれないオードリーの性格でマイナスですよね、これは。。。 1961年アカデミー賞映画音楽賞、歌曲賞 同主演女優賞、脚色賞、美術監督・装置賞ノミネート (2003.12)
|
ディープ・インパクト | 1998 アメリカ UIP DEEP IMPACT |
|||
ストーリー | ELEという女性が財務長官辞任の原因だと思い込みニュースソースを追うジェニーであったが、それはExtinction Level Eventの略だったと大統領記者会見で知る。そして1年後に地球に衝突する彗星に核爆弾を爆発させて地球を救うという計画を発表する。。。 | |||
監督 | ミミ・レダー | |||
出演 | ロバート・デュヴァル | ティア・レオーニ | イライジャ・ウッド | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 実際に80万人の中に選ばれるかどうかってことになったら・・・かなり考えさせられますね、この「ノアの箱舟」には。銃社会であるアメリカに限って言えば、暴動はこんな程度じゃ済まないだろうし、選ばれた人間だってもっと辛いはずです。 同時期に作られた『アルマゲドン』とよく比較されますが、アメリカ万歳の象徴である大統領が黒人のモーガン・フリーマンであるといった少し風変わりなところが良い。しかし、ロシアの迎撃ミサイルははずしちゃうんですよね。。。やっぱりアメリカ万歳か??多少自虐的な映像があるのでよしとしましょう。 そんでもって、やっぱり「核は地球を救う!」というテーマも健在だ!(んな、バカな) (2004.2)
|
ディープ・ブルー | 1999 アメリカ ワーナー DEEP BLUE SEA |
|||
ストーリー | 海洋医学研究所アクアティカでスーザン博士は鮫のDNAを操作することによって、アルツハイマー防止薬の研究していた。様々なパニック映画の要素を詰め込んだ秀作! | |||
監督 | レニー・ハーリン | |||
出演 | トーマス・ジェーン | サフロン・バロウズ | サミュエル・L・ジャクソン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 踏んだり蹴ったり・・・悲惨。アルツハイマーを撲滅して欲しい者としては何とか博士に頑張ってもらいたいと手に汗握りましたよ。普通のパニック映画と違い、予想のつかない展開が面白い。生き残るのは誰か?というのも全くはずれてしまうところもいい。ただ、建物の構造がわかりにくかった。 スーザン博士はマッドサイエンティストとも悪評されるかもしれないが、人体実験するわけじゃないんだし、たまたま悲惨な結果となっただけだ。頑張れ!博士。 (2004.6)
|
Deep Love アユの物語 | 2004 日本 ザブン |
|||
ストーリー | 援助交際でエイズになる女の子の物語。 | |||
監督 | Yoshi | |||
出演 | 重泉充香 | 古屋敬多 | 竹中直人 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★ | ★ | ★ |
コメント | 映画館から外へ出ると涙が溢れ出てきた。感動なんてものではない。どうしてこんな映画を観てしまったのだろうかと、自分が悲しくなってきたのだ。 アユはバリ素直な女の子だ。売春をしていることも隠そうともせず平然と生きている。アユはバリたくましい女の子だ。住所不定で家族がいるのかどうかもわからない。ホストをやっている男の部屋にも泊まるし、おばあちゃんの家にも泊まる。しかも着替えはいっぱい持っているのに、寝るときは学校の制服だ。義之は1日1時間しか外に出られない病弱なのに、沖縄の海へ連れて行き一日中過ごすというバリ大胆な女の子でもあるのだ。 遺族年金をもらっていると思われるおばあちゃんは1本1円の造花を作り続けて200万円ほど貯めこんでいた。おばあちゃんが死んで、住んでた家は誰のものになるのだろう。17歳の男性と結婚し、お金を盗られてもすぐ許してしまう優しいおばあちゃんは素敵だ。 友達レイナのお母さんも素敵だ。娘がツワリで吐いている場面を見た時にすかさず「堕ろしなさい」というなんて! 義之の父親!何なのだ・・・こいつは。息子を助けるために○○○・・・単なるアル中の性格異常者ですね?そんな男に信用して金を渡すアユは、やはりバリ性格のいい子なのだ。渋谷に近い住宅街・・・家を売ればいくらになるのだろうか・・・鑑賞中こればかり考えていた。 (2004.5)
|
ディボース・ショウ | 2003 アメリカ UIP INTOLERABLE CRUELTY |
|||
ストーリー | 離婚専門の凄腕弁護士マイルズ・マッシーのもとへ、財産目的で結婚させられたマリリンの夫が離婚調停を求めてくる。。。 | |||
監督 | ジョエル・コーエン イーサン・コーエン | |||
出演 | ジョージ・クルーニー | キャサリン・ゼタ・ジョーンズ | ビリー・ボブ・ソーントン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 『ファーゴ』や『バーバー』で映画の面白さを再認識させてくれたコーエン兄弟監督、しかも豪華な出演者たち。。あまり期待しすぎると拍子抜けします。軽く離婚訴訟の風刺を取り入れ、ほどよく笑わせてくれるのですが、途中の中だるみは否定できない。それでも、ラブコメをベースにしてサスペンスタッチあり、法廷ものの面白さもありで、かなり小ネタを織り込んであります。終盤にはこれぞコーエン映画とも言えるかなりブラックな部分で唸らせてくれました。最近は脇役に徹しているビリー・ボブ・ソーントンもグッド。 全体的にはラブコメの本質的な軽快さが感じられなく、思いっきり減点でした(全てのネタをブラックと感じ取れれば評価は上がります)。 見所は、ひょうきんな相棒ポール・アデルスタイン。こういう友達がいると人生楽しい。 (2004.4)
|
デイライト | 1996 アメリカ Uni=UIP DAYLIGHT |
|||
ストーリー | ポセイドン・アドベンチャーの海底トンネル版(笑) | |||
監督 | ロブ・コーエン | |||
出演 | シルヴェスター・スタローン | エイミー・ブレネマン | スタン・ショウ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | う〜む、『ポセイドン・アドベンチャー』に似てる。 ヴィゴー・モーテンセンは早々に死んじゃったし・・・ ラストシーンでは今は無きビルが・・・・ まぁまぁかな。 1996年アカデミー賞音響効果賞ノミネート 1996年ラジー賞ワースト主演男優賞ノミネート (2003.12)
|
ティン・カップ | 1996 アメリカ WB TIN CUP |
|||
ストーリー | 大学時代には天才的なゴルフの腕を発揮したレッスンプロのロイ。女医モリーが生徒として現われて一念発起し、全米オープンを目指す。 | |||
監督 | ロン・シェルトン | |||
出演 | ケヴィン・コスナー | レネ・ルッソ | ドン・ジョンソン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | なぞなぞや例え話が非常につまらない。どこにでも居そうな酔っ払いの戯言のようだ。ゴルフ練習場に集まる常連たちがロイを慕っているという設定も不自然だ。挫折を味わったエピソードもプロテストで一発を狙いすぎて13打叩いたこと。これだけだと弱いなぁ。ゴルフ版『ロッキー』とも言われるが、ストイックさを感じられないし、スポーツよりもむしろギャンブラーに近い。 7番アイアンだけでアンダーを出すなんてすごいです。友人のOさんみたいだ(超個人的な話だ)。それにしても4日連続であの18番ホールにて、記録に残る男よりも記憶に残る男を取るなんてのは映画っぽいなぁ。 (2004.4)
|
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||