デュエリスト | 2005 韓国 コムストック DUELIST |
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ストーリー | 朝鮮王朝時代、偽金が出回って混乱していた社会に、刑事たちが潜入捜査によりソン長官が事件の中心だと睨む・・・ | |||
監督 | イ・ミョンセ | |||
出演 | カン・ドンウォン | ハ・ジウォン | アン・ソンギ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 俺の名は・・・俺の名は・・・誰なんだよ!! 日本の名作『君の名は』などには遥かに及ばない。都合が悪くなったらスローモーション、ストップモーション、そしてサブリミナル効果でごまかしてしまえ!などと安易な編集手法で観客をごまかすのが得意なようです。たしかに、仮面の映画が多くなってきて、いい映画がいっぱい生まれてきているのに便乗したんじゃないのか。そう疑ってしまうほどずるい内容でした。 ストーリーは単純で、偽金が氾濫する不安定な政情に乗じて政権を奪ってしまおうという長官との対決なのです。まるで日本の時代劇そっくりでして、カン・ドンウォンの役なんて“悲しい目”とか言ってますけど、越後屋もしくは悪代官の養子みたいなものです。その養子みたいな子飼いの男に女刑事が惚れてしまうといったもの。 カン・ドンウォンって、髪の毛をパラリと垂らしてしまうと憂いを感じさせて奥が深いのですが、髪の毛を束ねてしまうと東野幸治に見えてしまうという欠点があります。対する女刑事のハ・ジウォンはラブコメが似合うだけあって、口を大きく歪めるなど、表情が豊かで楽しめました。また、アン・ソンギが石段を尻餅をつきながら落ちるというドタバタ劇のようなコメディアンぶりを発揮。さすが韓国裏四天王の1人であります。こうしてみると、俳優ひとりひとりを注目すると面白いのですが、ストーリーが1本調子で、ひねりが全くありません。ラストにちょっとだけ妄想の世界に浸れる部分があるだけでした。 ほとんどがスタジオ内で撮られたらしく、自然美なんてものがほとんど感じられませんでした。時代劇なら邦画のほうがいいなぁ・・・ (2006.4)
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2/デュオ | 1997 日本 ビターズ・エンド |
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ストーリー | ブティック店員の女性と俳優志望の男が同棲している。 | |||
監督 | 諏訪敦彦 | |||
出演 | 柳愛里 | 西島秀俊 | 渡辺真起子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 「課長、そんな企画通るわけないっすよ。現実味ないんだから」という台詞だけだったのに、あえなくそのシーンが削除。男はもちろん収入がないので、女から金をもらう。ふとしたときに、男から「結婚しよう」と冗談っぽく切り出すのだが、女は現実味を感じてないらしく、そこからギクシャクした関係になる。 ほぼ定点カメラにて、役者のアドリブが中心となる台詞のやりとり。リアリティ重視。男女仲の崩壊の過程を描いているが、ラストシーンが面白くない。失業中であったほうが愛があって、収入が安定すると愛がこわれるといったテーマはいいのだが・・・ 1997年日本プロフェッショナル大賞8位 (2005.7)
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デュースワイルド | 2002 アメリカ UA DEUCES WILD |
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ストーリー | 1958年のNYブルックリン。レオン率いるデュースとマルコ率いるバイバースは対立するギャング団。レオンは弟がマルコに薬漬けにされ死んだこと、マルコは刑務所送りにされたことで、互いに復讐を誓っている。そんな中、レオンのもう一人の弟ボビーはマルコの部下ジミーの妹アニーと許されざる恋に落ちていた。 | |||
監督 | スコット・カルヴァード | |||
出演 | スティーヴン・ドーフ | ブラッド・レンフロー | フェアルーザ・バーク | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 若さと年代からすると『ウエストサイド物語』と同じような設定か。レオンがリーダーのデュースは若きギャングだが、街からヤクを一掃するのが目的。マルコが出所するという噂から、手下たちがいきりたって血を流す。敵対するグループのジミーの妹に恋するというのも似ているかもしれない。踊りを省いて音楽と映像で楽しむという雰囲気。 意外な結末に終わったけど、麻薬撲滅キャンペーンのような珍しいギャング映画だった。 (2005.5)
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