チアーズ! | 2000 アメリカ 東宝東和 BRING IT ON |
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ストーリー | サンディエゴの女子高生トーランスはチアリーダー。新キャプテンに選ばれた彼女のもとで練習するが、早速一人怪我して欠員ができた。1年前に国内優勝を果たし、今年も期待されていたが、転校生ミッシーはかなり気難しかった・・・ | |||
監督 | ペイトン・リード | |||
出演 | キルステン・ダンスト | エリザ・ドゥシュク | シェリー・ブラッドフォード | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 男女混合のチアリーターチーム。前キャプテンは、実は、黒人中心のチームの踊りをパクっていたことがわかる。インチキ振付師を雇ったりして、新作演技もポシャってしまう。ライバルチームが資金不足で出場が危ぶまれたりして、単純なスポコンものとは一味違うようだったが、黒人チーム=貧困という話にブルジョアチームが資金援助なんて蛇足でしょう。全米優勝経験5回という設定だから、過去の重圧に立ち向かうという精神面の描写や決勝のための演技の練習風景も欲しいところだ。 クローヴァーズのダンスはすごい!そしてミッシーとクリフの兄妹も最高! 2001年MTVムービーアワード ダンスシーン賞ノミネート (2005.4)
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小さき勇者たち〜ガメラ〜 | 2006 日本 角川ヘラルド=松竹 |
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ストーリー | 1973年、伊勢志摩。ギャオスと戦った末、ガメラは自爆して人々を救った。2006年、母親が交通事故で亡くなり、食堂を経営する父と2人で暮らす少年相沢透はその跡地で亀を見つけ、内緒で飼うことに。そんな中、海上では人を食う怪獣ジーダスが暴れまくっていた・・・ | |||
監督 | 田崎竜太 | |||
出演 | 富岡涼 | 夏帆 | 津田寛治 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 4月26日、金沢でTOTO来日コンサートがあった。学生時代から一番好きなバンドだったのに行かなかった・・・ 自衛隊PR映画だった平成ガメラシリーズ。有事法制を急がせるため国民を洗脳しようという内容だったけど、あれは映画としては認められないくらい政治色の強いものだった。ゴジラシリーズのいくつかも自衛隊賛美でしかないシロモノがありますが、「リアルで迫力がある!」などと言っても所詮は怪獣映画なのですから、本質はファンタジー映画なのであって、子どもに夢を与えるものでなくてはならないと思います。その点を踏まえると、この映画はまさしく子どもに夢を与える映画であり、自衛隊マニアの方々が満足できるものではありません。 主人公の透少年の父親は小さな食堂を営んでいたため小さな亀でさえ飼うことを許されなかったのですが、『トム・ヤン・クン!』を観た直後に鑑賞したため、もしかして“亀料理”を客に出すことを危惧していましたが、さすがにそれはなかったようです。それはさておき、透少年をはじめ、子どもたちはガメラ(トトと命名)を普通の“空飛ぶ亀”だと信じていて、隣に住む緋色真珠店の娘が心臓の手術を受けるので、トトの卵を守っていた赤色発光物体をお守りとして彼女にプレゼントします。実は緋色真珠というのも、33年前にガメラがギャオスとの死闘の末誕生した真珠で希少価値の高いシロモノ。店主である寺島進はその真珠を全て売り尽くし、赤色発光物体も娘が名古屋の病院で手術を受けるために持っていたため、伊勢志摩の小さな漁村には守り神がいなくなったのかもしれません。ですから、いきなり狂暴な怪獣ジーダスの上陸を許してしまうことになったのでしょう・・・ まだ体長が8mという成長段階にあったトトはそれでも人間を守る。最初の戦いでは捨て身技でなんとかジーダスを追い払ったものの、トトは力を使い果たし政府と自衛隊によって捕獲されてしまう。しかし、政府の目論みはガメラを巨悪な怪獣と戦わせるための兵器だとしか考えていない。何しろ内閣府参事官は田口トモロヲである。何をやらかすかわからない!『ガメラ2 レギオン襲来』では地下鉄運転手だったのに・・・偉くなったものだ。 ガメラの造形を見てもミニラが甲羅を背負ってる雰囲気だったこともあり、クライマックスまでは普通のお子様向け怪獣ドラマだと感じていたのですが、わけのわからない赤い石リレーでは感動してしまいました。説明しろと言われても無理です。多分大人には理解できないのでしょう。そしてガメラを捕獲することしか考えていない政府の前に立ちはだかる子供たち。必殺のメガンテ攻撃を許さない透くんの純粋さとともに涙してしまいました・・・今年は命を大切にするといったテーマが多いのかな。 (2006.4)
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小さな恋のステップ | 2004 韓国 ハピネット・ピクチャーズ=TWIN SOMEONE SPECIAL |
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ストーリー | 彼女に突然フラれ、医者からは余命3ヵ月と告げられたプロ野球2軍選手チソン。自暴自棄になって行きつけのバーでやけ酒をあおり酔いつぶれてしまう。女バーテンダーが介抱してくれるが、実は彼女はチソンの家からわずか39歩のところに住むハン・イヨンという女性。 | |||
監督 | チャン・ジン | |||
出演 | イ・ナヨン | チョン・ジョヨン | チャン・ヨンナム | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 孤独な野球選手。ロマンス(?)の相手もどこか抜けている。全体的にかなりオフビートな笑い満載なのです。 最初に登場する医者もおかしいし、とても悲劇が待っているとは思えない雰囲気。余命3ヵ月と宣告されてから、銀行強盗も捕まえるし、死を覚悟するってのも凄いものだ。それにしては泥棒には愛のほどこしを・・・おかげで家にはずっと警察が。 2人で観た映画も面白そうだ。純愛とアクションと見守る電信柱のストーリー。これだけでも充分面白い映画になるんだろうなぁ。 ピッチャーがゴロを捕って、1塁に投げずに観客席に玉を放り込んだらどうなるかというのが一つのテーマ。暴投でテイクワンベースになるだけのような気もするが・・・ それにしても、最後の最後で名前や年齢を訊くなんて・・・まぁ、伏線にはなってたけど、俺も気にならなかった(汗) (2007.9)
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小さな恋のメロディー | 1971 イギリス ヘラルド MELODY |
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ストーリー | ダニエルとトムは仲良し。ダニーは恋をする。 | |||
監督 | ワリス・フセイン | |||
出演 | マーク・レスター | トレイシー・ハイド | ジャック・ワイルド | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | 金魚、リコーダー、爆弾、バレエ、墓場、ミック・ジャガー、チェロ、鞭たたき、トロッコ。トレイシー・ハイドを見ることができる、それだけでいいのです。もちろんビージーズとCSNYも。 久しぶりに観たけど、童心に返ることが出来る。心に残る映画だなぁ。 (2004.10)
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小さな中国のお針子 | 2002 フランス アルバトロス BALZAC ET LA PETITE TAILLEUSE CHINOISE |
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ストーリー | 文化大革命の中国。共に医者の息子という理由で再教育のため山奥の村へ送り込まれたマーとルオ。ある日二人はお針子という美しい少女と出会い、禁止されていた外国小説を聞かせるのだ。 | |||
監督 | ダイ・シージエ | |||
出演 | ジョウ・シュン | リィウ・イエ | チュン・コン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 料理の本のみならず、ヴァイオリンまで・・・と思ったら燃やされなかった。このヴァイオリンが最後まで伏線になる。咄嗟に弾きはじめたモーツァルト作曲の「毛主席を想って」・・・面白い。禁止されている外国小説を同じ共産国の作家であるかのように話して聞かせたりするところも素敵だ。 全体的には青春時代の男2人と女1人というラブストーリー。ルオとお針子が中心となるが、距離を置いてじっと見守るマーが印象に残る。しかし、妊娠が発覚したお針子とルオの関係がどう変化したのかサッパリわからないことにより、マーに感情移入するしか仕方ない。映画の見方が一方的になってしまうので、監督のほろ苦い青春時代を表現しただけということしか伝わらない。同じような経験をした者じゃないと感動できないかもしれない・・・ 2002年ゴールデングローブ賞外国語映画賞ノミネート (2004.9)
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小さな目撃者 | 1999 オランダ/アメリカ コムストック DO NOT DISTURB |
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ストーリー | 米製薬会社のウォルターは妻と娘を連れてアムステルダムへ。口のきけない娘メリッサは殺人事件を目撃してしまい、知らない街をさまよってしまう・・・ | |||
監督 | ディック・マース | |||
出演 | ウィリアム・ハート | ジェニファー・ティリー | フランチェスカ・ブラウン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | アムステルダムは無法地帯?折りしもホテルには人気ロックスターのビリー・マンソンも宿泊していた。 殺し屋がコミカルなんですよね。最初に暴発、次は弾が出ない・・・追いかける姿は迫力あるけど、弾が出ないことが多い。途中逃げ込んだおんぼろボートのおっさんも愉快。登場人物はみなドラッグについてしゃべるし、大人の目から見るとすべてコミカルに描いているのかもしれない。恐怖におののいているのは主人公の女の子だけなのかなぁ。そのメリッサもパトカーを運転しちゃうし・・・それはいいけど、警察に保護されても無罪放免か?損害倍賞はどうなるんだろ。それにしても、関係ない人を殺しすぎ・・・電車もなぎ倒すし、カーアクションがかなりサスペンス色を台無しにしている。 最初に地上波で観たときはかなり興奮しました。オドレイ・トトゥに似てるかな?この子。 (2005.6)
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チェケラッチョ!! | 2006 日本 東宝 |
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ストーリー | 沖縄の4人の高校生、透、唯、暁、哲雄はライブハウスでインディーズバンド“ワーカホリック”のパフォーマンスに圧倒されて、男3人でヒップホップバンドを結成する。 | |||
監督 | 宮本理江子 | |||
出演 | 市原隼人 | 井上真央 | 平岡祐太 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | オヤジギャグをラップに乗せるとヒップホップになるんだYO!! 水族館のバイト中に年上の女性、渚(伊藤歩)に出会って一目惚れした高校3年生の透(市原隼人)。「ミートソースはハチミツ」などと言うほど、かなりのおやじギャグセンスを持っている。性格は明るいが父親の仕事を継ぐ気もなく、将来のことも考えていない普通の高校生だ。同級生の唯に誘われるまま、仲間と一緒にライブハウスでインディーズバンド“ワーカホリック”を観た途端にヒップホップに目覚めるといった、最近の青春もの日本映画の典型的パターンなのです。もちろん楽器も出来ないという設定もお決まりのコース。さらに、無謀にもワーカホリックの前座に応募してしまうという若気の至り・・・ 楽器初心者が2週間で上手く演奏できるものなのだろうか。『リンダ リンダ リンダ』では3日間だったけど、彼女たちはある程度弾けたから問題なかったし、『スウィングガールズ』では半年という長いスパンだったので現実にも可能だった。ましてや『青春デンデケデケデケ』になると普通のバンドの歴史が感じられた。ちなみに、私事ではありますが、中学3年のとき文化祭で初めてバンド演奏を披露したのが、彼等と同じくたった2週間の練習だった・・・映画とは違い、ちゃんと拍手をもらいましたYO!! さて、80年代初頭にRUN-DMCから始まったラップブームですが、日本人初のラッパーとは誰なんでしょうか。久保田利伸が最もそれらしく、トニー谷や吉幾三といった意見もあるようですが、曲としては「秋田音頭」が日本最古のラップだと思っています。ラップを知ってからこの曲を聴いたときは衝撃的でした。「秋田音頭」がアメリカに輸出され、そこからラップミュージックが生まれたのだと感じたものです。ちなみにkossyが作った曲の中にラップが一曲ありました。なんと1985年に作っていたのです。これはひょっとするとWinnyによって流出している可能性がありますので拾った人もいるかもしれません。あぁ、懐かしい・・・ 色んなことを思い出しながら映画を鑑賞したために、懐かしさのあまり涙が出てきました。そしてストーリーのほうは、努力して楽器が上手くなるというベタな展開ではなく、楽器が弾けなくても演奏ができるシーケンサーが登場するのです。機種はわかりませんが、サンプラー機能も備えたオール・イン・ワン・タイプのAKAIのシーケンサーだったようです。彼等は沖縄の民族楽器、父親のいびき、波の音などをサンプリングしていきますが、演奏した曲の中にも小さく聞こえてきたような気がしました。沖縄の人々と自然の音をバックに演奏するなんて素敵ですよね。 そして、このラップはダジャレ・オヤジギャグが中心となっているので、若者だけの文化ではない、オヤジたちでもラップはできることを証明した音楽映画であるとも言えるのです。「育て方は間違ってなかった」という台詞にも表れているように、若者音楽の象徴“ラップ”はオヤジギャグのDNAを受け継いだ賜物であると言えるでしょう・・・チェケラッチョ!! (2006.4)
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チェンジング・レーン | 2002 アメリカ パラマウント=UIP CHANGING LANES |
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ストーリー | ニューヨーク、若手弁護士ギャビンは裁判所へ急ぐためハイウェイで車線変更した際ドイルの車と接触し事故を起こすが、自分の非を認めつつ白紙の小切手を渡しその場を立ち去ってしまう。。。 | |||
監督 | ロジャー・ミシェル | |||
出演 | ベン・アフレック | サミュエル・L・ジャクソン | シドニー・ポラック | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | ちょっとした事故がその後の運命を変えてしまうという内容だが、わずか1日の出来事にしては詰め込み過ぎの感がある。裁判所に提出する証拠物件を捏造するかどうかという罪の意識と性善説をテーマとしているが、メジャー映画で扱う内容ではないと思う。 ベン・アフレックのひ弱で情けない役はピタリと合ってるとは思うのだが、サミュエル・ジャクソンまでもが軟弱に感じられ俳優としての良さを出し切れていないような。。。脚本もイマイチ説得力を欠いている(特に悪のハッキングを頼む過程が唐突すぎる)。 (2004.5)
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チェーン・リアクション | 1996 アメリカ FOX CHAIN REACTION |
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ストーリー | シカゴ大学水素エネルギー研究所のマシニスト、エディは、“ソノルミネセンス”の完成に貢献した。完成した夜、研究所に戻ると、博士は殺され工場を爆破され、大惨事となった・・・ | |||
監督 | アンドリュー・デイヴィス | |||
出演 | キアヌ・リーヴス | モーガン・フリーマン | レイチェル・ワイズ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | シンセサイザーを使って周波数により完成した装置。機械工の学生エディが周波数の鍵を握り、組織に追われることとなる。FBIも彼を犯人扱いし、追いかける。助けてくれる者が誰もいない。研究所の重要人物シャノン(モーガン・フリーマン)も最初から怪しすぎるのだ。 モーガン・フリーマンがネアンデルタール人?というわけのわからない暗号で連絡をとった。情報戦、高度な追跡システム。謎の技術評議会と、成り行き上での警官殺しの汚名というピンチもあるが、エディがいないとソノルミネセンスが完成しないということだけが彼を生かしているのだ。したがって、殺されるわけがないという安心感のせいで緊張感が薄れてしまう。 安価で簡単、安全なエネルギー水素。完成すると世界経済が混乱するという意見もなんとなくわかる。しかし、爆破ばかり起こしてるのでかなり危険な装置だ。 エンドロール後にオマケの爆破シーン・・・すごいかも。 1996年ラジー賞主演男優賞ノミネート (2005.12)
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