チャイニーズ・ゴースト・ストーリー | 1987 香港 ベストロン 倩女幽魂 A CHINESE GHOST STORY |
|||
ストーリー | 書生のニン・ツァイ・サンは集金のため町にやってきたが、泊まるために古びた寺に立ち寄る。そこで妖艶な美女スー・チンと恋に落ちるが、彼女は幽霊だった。イン導師とともに幽霊退治に向かうが・・・ | |||
監督 | チン・シウトン 製作:ツイ・ハーク | |||
出演 | レスリー・チャン | ジョイ・ウォン | ウー・マ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 美しいジョイ・ウォン。これだけで満足。悪いおばさん幽霊に魔物と結婚させられそうになるいい幽霊のスー・チン。いい幽霊だからといって、簡単に納得するインも面白い。必殺技の呪文が「ハンニャハラミ」というのも笑える。 ワイヤーアクションもわざとらしさを感じず、幽霊たちの行進などファンタスティックな映像が美しい。 1988年アボリアッツ・ファンタスティック映画祭審査員特別賞、心臓に一撃賞 (2005.4)
|
チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2 | 1990 香港 アスキーベストロン 倩女幽魂 A CHINESE GHOST STORY2 |
|||
ストーリー | ツァイ・サンは前作の幽霊そっくりの娘チー・フォンと出会い彼女に惹かれていく。そして投獄されているチー・フォンの父を救うべく立ち上がるツァイ・サンだったが、その前に奇怪な魑魅魍魎が姿を現した・・・ | |||
監督 | チン・シウトン 製作:ツイ・ハーク | |||
出演 | レスリー・チャン | ジョイ・ウォン | ミシェール・リー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 間違えられて投獄。あっという間に髭も伸びて処刑の日となった・・・同じ房の老人はなぜだか抜け穴を当日まで教えてくれなかった・・・抜け穴から外に出ると馬がいて、その馬で逃げるのだが、持ち主(ジャッキー・チュン)が追いかけてきて“正気荘”に泊まることになった。そこに現れた白装束の軍団に2人は襲われる。彼らはツァイサンをロウ先生と勘違いしたまま物語は進む・・・ 妖怪とかチーフォンの父を護送する連中とか盗賊とか、とにかく敵だらけ。そしてクライマックスには前作のイン導師も助けにきてくれる。美味しいところはジェッキー・チュンとウー・マに持っていかれた感のあるレスリー・チャン。結局はチー・フォンは婚約者と結婚。振られてしまったツァイサン(レスリー・チャン)・・・と思いきや、逃げだしてきてハッピーエンド。 それにしても幽霊とか妖怪って言うよりも、完全に怪獣映画と化してしまったなぁ・・・ (2008.7)
|
チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3 | 1991 香港 アスキー 倩女幽魂3:道道道 A CHINESE GHOST STORY3 |
|||
ストーリー | 前作より100年後、蘭若寺には古木の妖怪ロウロウたちが巣食っていた。高僧と若い僧フォン(レオン)が宿をとろうとしていた・・・幽霊姉妹のうちシウチェ(ウォン)が若い僧を誘惑せよと命じられる。 | |||
監督 | チン・シウトン 製作:ツイ・ハーク | |||
出演 | ジョイ・ウォン | トニー・レオン | ジャッキー・チュン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 3作の中では一番面白い。ジョイ・ウォンは連投となるが、セクシー度はアップしているし、村村してしまうほど・・・ 純情なトニー・レオンが簡単に恋に落ちるわけじゃなく。胃までのディープキスはするものの友情を感じさせるところがいい。徐々に恋心に発展するのがアジア人向きなのかも。それに道をはずした僧のジャッキー・チュンが金を妖術で操るコミカルなところも魅力。 (2008.7)
|
チャップリンの黄金狂時代 | 1925 アメリカ UA→東和 THE GOLD RUSH |
|||
ストーリー | ゴールドラッシュ時代のアラスカ。一人の探鉱家チャーリーは極悪人の住む一軒家にたどり着く。 | |||
監督 | チャールズ・チャップリン | |||
出演 | チャールズ・チャップリン | ジョージア・ヘイル | マック・スウェイン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | この時代に特撮を取り入れてあるのにビックリです。崖っぷちに吹き飛ばされた小屋の中での活劇が一番印象に残るが、靴を食べるシーン、酒場でパンにフォークを突き刺してダンスを見せるチャーリー、これも素晴らしいシーンだ。熊、犬、馬とおとぼけ動物を見事に使っているのもすごい。 単純なハッピーエンドとなっているせいで、作品自体はそれほど面白いとは思えないが、小技が満載だと思えば何度でも鑑賞可能だ。 1926年度キネマ旬報ベストテン1位 (2005.3)
|
チャップリンの殺人狂時代 | 1947 アメリカ UA→松竹洋画部 MONSIEUR VERDOUX |
|||
ストーリー | チャップリンがシリアル・キラーになっちゃうの。 | |||
監督 | チャールズ・チャップリン 原案:オーソン・ウェルズ | |||
出演 | チャールズ・チャップリン | マーシャ・レイ | マリリン・ナッシュ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 1930年代、パリにて。重婚を繰り返し、財産を奪って殺人を行う。尚、殺人場面はほとんど描写されない。大不況の波はフランスまでも押し寄せて、元銀行家だったヴェルドゥは株や投資で生きようとしていたのだが、株の暴落の穴埋めのために結婚した女性から搾取する。 「一人を殺すと悪党となり、百万人殺すと英雄となる」という有名な風刺台詞。戦争における大量破壊兵器に対してかなり怒っている様子が覗える。不況による人々の荒んだ心と、人の命を反面教師として問いかける。 このラストシーンで、素晴らしい映画となるのだが、前半の冗長部分で多少眠くなる。これも残酷なシーンを見慣れたせいなのだろうか・・・ 1952年度キネマ旬報ベストテン1位 (2005.3)
|
チャップリンの独裁者 | 1940 アメリカ 東和 THE GREAT DICTATOR |
|||
ストーリー | 1918年、トメニアのユダヤ人兵士チャーリーは飛行機事故で記憶喪失になり入院する。やがて政変も知らずに本業の床屋に戻るが、ヒンケル総統のユダヤ人狩が熾烈となっていた。飛行機事故の際、助けたシュルツ閣下によって逮捕を逃れるが・・・ | |||
監督 | チャールズ・チャップリン | |||
出演 | チャールズ・チャップリン | ジャック・オーキー | ポーレット・ゴダード | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | 序盤は1918年の兵士コメディ。チャップリンがしゃべることに違和感を覚えつつも、かなりリアルな爆発効果と戦争のばかばかしさを風刺している。 ヒンケル総統もチャップリンの二役による演技。ドイツ語なのかデタラメ語なのかさっぱりわからない演説だが、迫力がある。個人的には、総統ネタよりもアパートで銀貨の入ったお菓子を選択するシーンが好きだ。笑えるところは、サイレンスで培ってきたチャップリンらしく台詞のない場面が多い。 ラストの演説は素晴らしい! 1960年度キネマ旬報ベストテン1位 (2005.3)
|
チャップリンのニューヨークの王様 | 1957 イギリス 東急=大和 A KING IN NEW YORK |
|||
ストーリー | ヨーロッパ某国の王様が革命によりアメリカに亡命する。持ち出した金も底をつき、止む無くCM出演する王様だったが、そのことで人気が出てしまう。バザーで出会ったルパート少年(チャップリン息子)をかくまうが彼の両親が赤狩りに遭う・・・ | |||
監督 | チャールズ・チャップリン | |||
出演 | チャールズ・チャプリン | ドーン・アダムス | マイケル・チャップリン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | 非米活動委員会に対する痛烈な風刺の物語。マルクスを読み迫力ある演説をするルパート少年はチャップリンの思想をのもを語らせている。民主主義を謳うアメリカ人がパスポートがなければ何も出来ないという不自由さを力説するところなんて凄いです。友人の名前を吐けば釈放されるというマッカッシー主義はくそくらえ!だ。 しかし、まぁ、風刺ばかりになっているので映画としての娯楽性が無くなっているのも確かで、チャップリンの怒りだけが伝わってくる映画となった。 (2005.3)
|
チャドルと生きる | 2000 イラン ギャガ・コミュニケーションズ DAYEREH THE CIRCLE |
|||
ストーリー | 嫁に出した娘が生んだのは女の子だった。離縁されるのではないかと心配するお母さん。 | |||
監督 | ジャファル・バナヒ | |||
出演 | フレシテ・ザドル・オルファイ | マルヤム・バルフィン・アルマニ | ナルゲス・マミザデー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 男の子が生まれる予定だったのに・・・と、おばあちゃんや妊婦が主人公かと思いきや、突如出所したばかりの女性たちが中心となる。その中のマミザデが何とかバスに乗って故郷へ帰る途中で、同じく刑務所を逃げて妊娠中絶をしようとしていた知り合いのパリを訪ねる。そして、そのパリが中心人物となって、友達のいる病院へと向かう。パリが病院の外へ出て、子どもが置き去りにされているのを見かけ、その母親が次の主人公。 ぐるぐると視点が変わり、女性の地位の低さと、困りながらも思いがけない行動をとる彼女たち。群像劇やオムニバスといった手法を取らずに、目まぐるしく感情線が変化するが、男社会を見る目は一緒だ。そして、子供とタバコというテーマが一貫していた。しかし、最後に登場したゴラミって子供を産んだばかりじゃ・・・ 2000年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞 (2005.7)
|
茶の味 | 2003 日本 クロックスワーク=レントラックジャパン |
|||
ストーリー | 恋に悩む内気な長男・一、巨大な自分の分身に悩む妹・幸子、アニメーターに復帰したい母親、それに不満な父・ノブオ。春野家のほのぼのホームドラマ。 | |||
監督 | 石井克人 | |||
出演 | 佐藤貴広 | 坂野真弥 | 浅野忠信 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | タイトルからすると、小津安二郎へのオマージュかと思える。しかし、冒頭からはじまる、額から飛び出す電車や幸子の巨大な分身などの不思議なCGによって石井ワールドにのめり込んでしまう。こうした設定に加え、叔父さんである浅野忠信の骸骨の上にウンコをするエピソードで笑いの渦へ・・・と、徐々にトーンダウンするかのような無駄なエピソード。非常に残念。無駄が多すぎる。アニメ仲間の繋がりでスペシャルゲストを無駄なく配置したのでしょうけど、それが全体的にダラダラ感を与えてしまった。これをもっとスリムに編集していたら最高のドラマになっていたんだろうなぁ・・・ (2005.7)
|
夢のチョコレート工場 | 1971 アメリカ 劇場未公開 WILLY WONKA & THE CHOCOLATE FACTORY |
|||
ストーリー | ワンカのチョコレートに熱狂する人々。当たり付きのチョコが5枚だけ発売されることになったのだが・・・ | |||
監督 | メル・スチュアート | |||
出演 | ジーン・ワイルダー | ピーター・オストラム | ジャック・アルバートソン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | ティム・バートン版を観てから3年、MoviePlusにてようやく見る機会に恵まれた。 全く雰囲気が違う・・・普通のミュージカル映画といったオープニング。チャーリーの家族にしても極端な貧しさを描いてるわけじゃない。だけど、嫌味な子供たちはソックリ。そして、テーマとしていることがはっきりわかる。発達したテレビ社会が原因となった人々の狂奔ぶり。少年の純粋さなど、序盤ですでに違いがわかるのだ。 最後にメデタシメデタシとなる展開もわかるけど、5人の中から後継者を選ぶってのは難しいだろうなぁ。ブラックという点では同じ趣旨でもあるし、そうなるとバートン版のほうが面白いってことになるな。 1971年アカデミー賞音楽賞ノミネート (2008.9)
|
チャーリーとチョコレート工場 | 2005 アメリカ WB CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY |
|||
ストーリー | 貧しいけど暖かい家庭に育ったチャーリー。チョコレート工場見学のゴールドチケットが当たり、おじいちゃんと工場へ向かう。 | |||
監督 | ティム・バートン 原作:ロアルド・ダール『チョコレート工場の秘密』 | |||
出演 | ジョニー・デップ | フレディ・ハイモア | デヴィッド・ケリー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | いきなりジョニー・デップの右手がハサミになってる・・・初っ端から『シザーハンズ』のセルフオマージュで攻めてきた! 甘いチョコレート。肥満、高血圧、糖尿病、鼻血・・・かつては様々な病気の原因になるようなイメージしかなかったのだが、カカオがポリフェノールを大量に含み、ココアと同様にチョコレートが動脈硬化予防になる等々。お昼の番組でみのもんたが宣伝してたような・・・と思い出したら、さぁ大変。ウンパ・ルンパ(ディープ・ロイ)がみのもんたに見えてくるのである。何人ものみのもんたが歌い踊り、画面いっぱいに登場するのです。今宵見る悪夢はこれで決まりです! 予告編を1度でも見ていると、主人公のチャーリーがゴールド・チケットが当たることは明白なのに中々当たらない。「これはもしや、予告編に騙されるという新しい手法の映画か?!」と思いましたが、大丈夫です。そこまで詐欺師のような映画ではありません。しかし、会場ではどよめきが起きました。しかも、拾ったお金で当ててしまったのです・・・この辺りは賛否両論になるかもしれません。 日本でも高齢者社会となり、介護問題が世間を騒がせていますが、このチャーリーの家では4人の老人が体を寄せ合って生活しています。しかも年齢の合計が381歳です!これは大変なことです。普通の三世代同居は年齢の構成からいうとピラミッド型になると思うのですが、これは完璧な逆ピラミッドです。まるで将来の少子高齢化の図式を大胆に描いたものとしか思えません。そして父親の失業。どん底のような貧困家庭においても明るく健気に育つチャーリー少年。一方で、強引にゴールド・チケットを当てた4人の悪ガキたち。このキャラクターのコントラストとファンタジックな工場内の映像で満足いたしました。 途中、『2001年宇宙の旅』のオマージュがあり、板チョコがモノリスになっているというサービス精神旺盛なティム・バートン監督。ウンパ・ルンパも『マジカル・ミステリーツアー』のビートルズになっていたり、楽しませてくれます。人間を転移させるという機械は『ザ・フライ』のオマージュだと思ったのですが、これはいかがでしょう?2回観ると、もっと発見があるかもしれません。 悪役ではないクリストファー・リーも良かったし、ジョニー・デップも良かったのですが、一番のお気に入りは母親役のヘレナ・ボナム=カーターです。先祖は英国首相、叔父が映画監督、両親も上流階級と、恵まれた環境に育ちながら、庶民の役が似合う女優さんです。最も好きな彼女の出演作は『ヴァージン・フライト』。他の出演作も観てみたいなぁ。 (2005.9)
|
チャンス! | 1996 アメリカ ギャガ=ヒューマックス THE ASSOCIATE |
|||
ストーリー | ローレルは大手投資信託会社の有能な社員。同僚のフランクに手柄を取られ昇進も奪われてしまった。一念発起し、会社を辞め自分の会社を設立する。上昇志向のない女性秘書として蔑まれてきたサリー(ウィースト)も仲間に加わった。 | |||
監督 | ドナルド・ペトリ | |||
出演 | ウーピー・ゴールドバーグ | ダイアン・ウィースト | ティム・デイリー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | やり手の営業マンの顧客も中々協力してくれない。女性差別というより、会社の名前の重みも感じる瞬間だ。しかし、男性社会に入り込めず、カティという架空の投資のカリスマを創り上げるというのはいかがなものか・・・かなり詐欺。 架空の人物を殺そうとしたり、ベスト・ビジネスマン賞にも選ばれてしまったが、どうしてここまでしてヒーローを作ろうとするのでしょうか。ラストには爽快感や感動も生まれるのだけれども、どこか間違ってる・・・ (2005.4)
|
忠臣蔵外伝 四谷怪談 | 1994 日本 松竹 |
|||
ストーリー | 孫娘お梅が元赤穂藩の侍・民谷伊右衛門(佐藤浩市)に惚れたと知った吉良家の家臣・伊藤喜兵衛(石橋蓮司)は伊右衛門の妻お岩に毒を盛る。 | |||
監督 | 深作欣二 | |||
出演 | 佐藤浩市 | 高岡早紀 | 蟹江敬三 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | この年、『四十七人の刺客』とこの作品が日本アカデミー賞を争った。個人的には高倉健の方に軍配が上がるものだと思っていたのに・・・ 津川雅彦の大石蔵之助は似合わないなぁ。まぁ、中心は佐藤浩市と高岡早紀だからしょうがないか。それにしても、大胆なヌードの早紀ちゃん。大きく、垂れている見事なバストは巨乳ブームにのっかったのであろうか。荻野目慶子のアホ面も面白い。 1994年日本アカデミー賞作品賞、主演男優賞、主演女優賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、照明賞、新人俳優賞(高岡早紀) 1994年ブルーリボン賞(高岡早紀) 1994年日本映画プロフェッショナル大賞 (2005.3)
|
蝶の舌 | 1999 スペイン アスミック・エース LA LENGUA DE LAS MARIPOSAS |
|||
ストーリー | 1936年。小児喘息もちのモンチョは学校に入ることになった。叩かれるのではないかと怖れていた彼は教室の前でお漏らししてしまい、港のほうへ逃げた・・・ | |||
監督 | ホセ・ルイス・クルエダ | |||
出演 | フェルナンド・フェルナン・ゴメス | マヌエル・ロサノ | ウシア・ブランコ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 「アリは家畜を飼っている」「水グモは百万年前に潜水艦を発明した」「蝶には舌がある」等々、グレゴリオ先生は少年たちに興味深い話を聞かせる。彼はは共和制支持者であり、当時のスペインでのフランコ政権が力をつける背景。キリスト教信者の多い田舎町では、共和党=「アカ」だと攻撃される。 前半までは、ほんのりと政治色を匂わせる程度で、むしろ少年モンチョの目を通してみた性的衝動や音楽への憧憬、そしてグレゴール先生による自然科学への誘いの描写がよかった。しかし、父親の隠し子のエピソードが全くの蛇足。これさえ無ければかなり高評価の映画。 ラストのシーンは素晴らしい!ここだけなら満点。友達のお父さんまでアカとして捕らえられ、言いたくないのに「背信者」「アカ」と罵らなければ自分の身も危ないので、泣きながら叫ぶ母親。モンチョにもこの罵声を強要し、意味もわからず無表情に叫ぶモンチョ。グレゴールも出てきてトラックで運ばれる。モンチョはトラックを追いかけながら、罵声とともにつられて石を投げるが、最後には先生に習った言葉を・・・ (2005.6)
|
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||