トイズ | 1992 アメリカ FOX TOYS |
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ストーリー | おもちゃ会社の社長が急死し、息子や娘ではなく弟のジボ将軍が後を継ぐ。新製品のハイテク軍事おもちゃを製作するにあたり、産業スパイ対策のために将軍の息子が雇われる。 | |||
監督 | バリー・レヴィンソン | |||
出演 | ロビン・ウィリアムズ | マイケル・ガンボン | ジョーン・キューザック | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | ゲームセンターの戦闘ゲームで国連軍を撃ちまくりマイナスポイントだらけになったり、ハエを殺すために室内で銃を放つ将軍の狂気がすごかった。終盤になって意外な展開が!ってところも面白い・・・ジョーン・キューザックが・・・と。 ブリキのおもちゃ博物館・北原照久氏のおもちゃたちもノスタルジックな雰囲気を出していてよかった。映画のために壊れたりしなかったのだろうか。「傷つけるなよ〜」と祈る想いで観てしまいました。 反戦メッセージもありで良かったのだが、ストーリー展開が子供っぽい割りに内容が大人向けというところに違和感を覚える。 1992年アカデミー賞美術賞、衣装デザイン賞ノミネート 1993年ラジー賞監督賞ノミネート (2004.5)
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トゥー・ウィークス・ノーティス | 2002 アメリカ ワーナー TWO WEEKS NOTICE |
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ストーリー | 正義感の強い弁護士ルーシーは公民館取り壊しに対して反対運動を行っていたが、最大の敵であるウェイド社のトップ、ジョージに顧問弁護士にと誘われる。 | |||
監督 | マーク・ローレンス | |||
出演 | サンドラ・ブロック | ヒュー・グラント | デヴィッド・ヘイグ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | サンドラ・ブロック、ヒュー・グラントの演技がとても良かった。翻訳者も難しい韻を上手く日本語にしていたなぁと感じさせました。やはりヒューには金持ちで頭が良くない役が似合います。 「ブッシュが勝ったときにしか泣いたことがない。」という台詞はブッシュ批判になっているのかな?よくわかりませんが。また、豆腐やポケモン、日本びいきが若干見受けられる。 プレッツェル・・・見たいですね。 (2004.4)
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東京原発 | 2002 日本 ザナドゥ |
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ストーリー | ある日、天馬都知事は局長たちを臨時会議に召集して、都の借金財政を立て直すため「東京に原発を誘致する」と宣言した。一方、極秘裏にお台場に運ばれたプルトニウムが福井に陸輸される。 | |||
監督 | 山川元 | |||
出演 | 役所広司 | 段田安則 | 吉田日出子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 20数年前に「東京に原発を!(広瀬隆)」という本が話題になった。それほど安全ならば東京に作ればいいと言うもちろん皮肉たっぷりの作品であり、この映画もその流れを汲んでいる。都知事役所広司の演技は現都知事と現首相を合わせたような性格設定で面白いし、前半の説明では観客も東京原発を支持してしまうくらいの熱弁ぶり。東京乾電池の綾田俊樹が登場してからは、ガラリと内容が変わり観ている側の心理も操作されてしまうほどの面白さなのである。 しかし、勉強にはなったもののサブストーリーの少年テロリストに関してはリアリティが無い上、緊迫した場面にもギャグをはさんで興ざめとなったりして、物語としても失敗なのであろう。と言っても、このマイナス分を補うだけの原発に対する熱意が感じられる作品なのだ。原発についての勉強のつもりで観た方がよい。 (2004.6)
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tokyo.sora | 2001 日本 日活=東京テアトル |
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ストーリー | 東京に住む女の子。6つのストーリー。脚本がなく、役柄・設定だけを与えてセミドキュメンタリー風に。 | |||
監督 | 石川寛 | |||
出演 | 板谷由夏 井川遥 |
仲村綾乃 高木郁乃 |
孫正華 本上まなみ |
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音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 女の子でもエロビデオを見るんだなぁ〜とか、ペチャパイを気にして大きなパット入れたりしるんだな〜とか、等身大の女性というより、恥部とも言えるくらいに心の奥底を描き出したのでしょうか。前半は良かったのですが、後半誰が誰やらわからなくなって緊張の糸が切れてしまった。 ドキュメンタリータッチなのは好きだけど、クローズアップが無いと分かりにくいし、テーマが薄すぎます。まさか自殺をテーマにしたものだとは思えないし・・・ (2004.11)
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東京タワー | 2004 日本 東宝 |
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ストーリー | 二組の不倫の物語。 | |||
監督 | 源孝志 原作:江國香織 | |||
出演 | 黒木瞳 | 岡田准一 | 松本潤 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★ | ★★ | ★ |
コメント | 東京タワーには上ったこともなく、近づいたこともない。カウントダウンで消えてしまったときは、あのマジシャンがまたやってるのかと思った・・・(恥) まるでバブル期に多かったトレンディドラマの残骸のような設定と映像。CMプランナーとして成功を収めている夫と青山の一等地でセレクトショップを経営する詩史(しふみ)という二人は、250坪のマンションと別荘を持つ勝組夫婦なのだ。原作者の他の著作は全く知らないが、こうした人口の1%未満の金持ちを扱うモノが得意なのだろうか、それともドラマの見過ぎなのだろうか、とにかく一般庶民が全く登場しない映画というのも久しぶりだった。別に僻んでしまって貶すというのではないが、“映画とは庶民のモノである”という持論の観点から言えば、この映画は最低だ(ファンの方すみません・・・)。 つまらなくしている原因として、まず、金持ちのマダムと不倫をする大学生透が母親の手で育てられたという環境を生かしきれてないことがあげられる。また、ストーリーの手抜き加減も露呈していて、耕二と喜美子のカップルの脚本がハチャメチャである点。キスもしてない二人がプレゼントしたり金を払ったりという状況はいかがなものか?考えすぎて失敗しているところなのでしょう。耕二は医者の息子であるのに、地下駐車場でバイトするのもおかしいし、高校の同級生吉田家との因縁も疎かにしたままであるのも納得がいかない。こうした設定だけでなく、別れる予定であるのに「今日別れるのは嫌だ」というわがままな男の説明がないといった、男女の心理面の描写もなっていない。 不倫についてもおかしな点だらけ。大人であるはずの詩史と喜美子は二人とも「不倫のルール」を若者に教えていない!!! これでは最初から夫にバレてもいいし、離婚してもいいという覚悟があっての態度ともとれるし、単なる色情魔だともとれる。最大の見せ場であるはずの場面で「壊れたおもちゃには用がない」と言っておきながら結局は・・・という展開も意味不明。 ひどい映画だと思わせるところはまだまだある。決め台詞や名言を意識したようなわざとらしい台詞が全てすべっていることだ!「結婚してよかったことは一緒に食事できること」と言いながら仕事のため全く夫婦で食事してないストーリーは頭がおかしいとしか思えなかった。他の映画では大胆に脱いでいる女優二人が肝心な部分を隠すという点も男性客は怒りを感じる部分かもしれない・・・ そんな中でも美術面、特にベッドの上の絵画や東京タワーの美しさ、エンディングの山下達郎の音楽はよかった・・・(それだけ?)。えっと、それから、これはペタジーニ選手の自伝じゃないですよね?(汗) (2005.1)
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東京の女 | 1933 日本 |
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ストーリー | 良一は姉の世話になっている学生だが、姉の悪い噂を聞いてから変わっていく。。。 | |||
監督 | 小津安二郎 | |||
出演 | 岡田嘉子 | 江川宇礼雄 | 田中絹代 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
評価を控える | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 今まで日本の無声映画はほとんど見たことがなかった。すごく新鮮で、心に訴える作品だ。 今でこそ自殺というテーマはめずらしくないのだが、当時としては画期的な出来事。反体制の映画は全て検閲され消されていった時代である。この作品もかなりカットされている様子が窺え、限られた表現の中で上手く芸術性を醸し出している。 カットされて47分という短い映画ながら、かなり重いテーマを凝縮されていた映画だ。ひそひそ話しの内容は明らかにされてないが、もちろん共産主義弾圧のテーマが含まれている。弟の学費のために酒場の女として働く姉という設定になってはいるが、根本的には姉ちか子が共産党連絡員のような役割で警察ににらまれていることを表現している。(間違っていたならごめんなさい) とにかく、当時の検閲制度をかいくぐってカットされながらも芸術性だけを残せた作品は評価すべきですね。。。でも全編見てみたい。岡田嘉子は綺麗でしたよ、ほんとに。 (2003.12)
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東京暮色 | 1957 日本 |
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ストーリー | 杉山周吉は停年退職後、次女明子と静かに暮らしている。後は明子を嫁がせれば落ち着くという矢先、その明子の帰宅が遅いこと、警察から電話があったことで戸惑いを隠せない。 | |||
監督 | 小津安二郎 | |||
出演 | 原節子 | 笠智衆 | 有馬稲子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ |
コメント | 長女孝子にこどもが出来て家に戻ってきてから様々な人間ドラマが展開し始める。内容は現代の家族でも充分通用するストーリーで、かなり暗く重い。母親が麻雀荘を経営していることもあり、麻雀荘での会話がストーリーを形成していくようにも思える。 この暗いストーリーに輪をかけて不思議な気分にさせられるのが、似つかわしくない明るい音楽だ。むしろ実験的に暗と明を取り入れたとも取れる。 (2004.1)
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透光の樹 | 2004 日本 シネカノン |
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ストーリー | ドキュメンタリー制作会社社長の今井郷は、かつて刀鍛治を取材した石川県鶴来町へ赴き、25年ぶりに山崎火峯の娘千桐と出会う。火峯本人は寝たきり老人となっていて、今井は、離婚し借金に追われていた千桐に金銭援助を申し出る・・・ | |||
監督 | 根岸吉太郎 | |||
出演 | 秋吉久美子 | 永島敏行 | うじきつよし | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 金沢、鶴来、勝山そして能登。北陸らしい背景映像と悲しく切ない大人の愛をたっぷりと満喫させてくれます。 最初は資金援助という名目と25年前のセーラー服への想いがそうさせた究極の愛。今井としても冗談まじりの申し出であったが、運命は二人を忘れかけていた恋愛へと導いていった。男の愛情表現は、女性に対して経験豊富であるはずなのにぎこちなく、微笑ましい。永島敏行という俳優はそれほど好きではないのだが、これも演出だったのだろうか、嫌悪感がわかないのだ。秋吉久美子の演技も、まるで少女であるかのような初々しさを感じます。 老人性痴呆の問題もさりげなく取り入れ、熟年不倫を狂おしいまでに演技する俳優と淡々と流れる映像表現。この上手さには結末がわかっていても涙を誘われました。R18ということで、官能的な映画に敬遠しがちであったのだが、テーマは別のところにあったので充分に楽しめます。谷崎潤一郎賞を受賞した高樹のぶ子の同名小説ですので、テーマは「老い」と「不倫」、そして「性」といったところでしょうか。。。 個人的に好きなところは、ランプの宿での夕食のシーン。「すけべ」と言う千桐。この台詞が「助平」でも「スケベ」でもない、ひらがなのすけべなんだよなぁ・・・よくわからんが(笑)。アマエビ食べたくなってくる。 根岸監督と秋吉久美子の舞台挨拶・・・12月の鶴来ロケの苦労話が中心でした。北陸の冬の気候が変わりやすいことや、寒空の下でのラブシーン。方言と標準語をバランス良く配置した細かな脚本についても触れていました。 残念なのは、影の主役とも言える象徴的な六郎杉は山形新庄市にある「トトロの木」ということだ。探しに行こうと思っていたのに・・・ (2004.10)
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逃走迷路 | 1942 アメリカ IP SABOTEUR |
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ストーリー | 航空会社勤務のバリーは工場の火事で消火器にガソリンを入れたという無実の罪で追われることに・・・ | |||
監督 | アルフレッド・ヒッチコック | |||
出演 | ロバート・カミングス | プリシラ・レイン | ノーマン・ロイド | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | ラストの自由の女神のシーンが秀逸です!脚本も演技もは『北北西に進路をとれ』に劣る内容で、その準備段階の試験的作品だったとしか思えない。普通のサスペンス。 (2005.1)
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トゥー・ブラザーズ | 2004 イギリス/フランス 日本ヘラルド映画 TWO BROTHERS |
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ストーリー | 1920年代のカンボジア。寺院の遺跡にトラの家族が住んでいた。ある日、有名なハンター、エイダン・マクロリーが盗掘の最中に現われたトラの父親を撃ち殺してしまう。やがて小トラのクマルはサーカスへ、もう1匹のサンガは長官の息子のもとへと兄弟が離ればなれに。。。 | |||
監督 | ジャン=ジャック・アノー | |||
出演 | ガイ・ピアース | フレディー・ハイモア | ジャン=クロード・ドレフュス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | JJアノー監督の『小熊物語』は観ていないので比較はできないのだが、出来としては期待していたほどではなかった。。。 一番良かったのは親トラが殺されるまでのトラ家族の演技力だろう。その後の話には魅力がない。大人にも楽しめる作風にするには、仏領インドシナで行われた寺院群などの歴史遺産の盗掘やレジャーとなっていた猛獣狩りを現代の視点から批判的に描いたり、動物愛護の精神を問題提起するのが大切だと思う。まして、トラは絶滅の恐れのある貴重な猛獣だ。単に、可哀想だとか可愛いだとかの映画にすべきではないでしょう。エンドロール後の日本語テロップにも少々ムッときた。 それでも、30頭のトラを調達したという苦労や、アンコールワットに対する敬意は伝わるし、映像も「よくこんなの撮れるな〜」と驚かされるのだ。トラの表情や行動に関しては、台詞が全くないにも関わらず、考えていることが手にとるように伝わってくるのです。これには恐れ入った。しかし、調子に乗りすぎてアップが多く、違うトラだとすぐにわかってしまいました(笑) この映画の楽しみ方として、二人で見て、クマルとサンガの役を割り振って台詞をアドリブ吹替えしながら映画を見るってのはどうでしょう?「やめてよ!兄ちゃん。」「ははは、おまえ勇敢になったなぁ〜。」「照れるぜ、兄ちゃん。」みたいなの・・・・ 見所は、小トラの成長ぶりに比べてラウールの成長が・・・ (2004.9)
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逃亡者 | 1993 アメリカ WB THE FUGITIVE |
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ストーリー | キンブル医師は妻殺しの容疑をかけられ死刑が確定する。何とか真犯人を探そうと護送中に逃亡する。 | |||
監督 | アンドリュー・デイヴィス | |||
出演 | ハリソン・フォード | トミー・リー・ジョーンズ | ジュリアン・ムーア | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | オリジナルのTVドラマはもちろん見ていない。ストーリーだけは知っている程度だったが、TV放映される度に観てしまう。とにかくこの映画は上手くリメイク出来ている。護送車での乱闘や列車事故シーンは興奮するし、謎解きサスペンスも緊張の連続だ。 サミュエル・ジェラード捜査官(ジョーンズ)が賞を総なめする勢いであるほど好演していて、『追跡者』というサイドストーリーの続編を作ったほどである。 1993年アカデミー賞助演男優賞 同作品賞、撮影賞、作曲賞、音響効果編集賞、編集賞、録音賞ノミネート 1993年ゴールデングローブ賞助演男優賞 同男優賞、監督賞ノミネート その他多数 (2004.6)
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トゥームレイダー2 | 2003 アメリカ 東宝東和 LARA CROFT TOMB RAIDER: THE CRADLE OF LIFE |
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ストーリー | 大規模な地震の影響で地中海海底の「月の神殿」が姿を現した。そこで見つけた黄金の珠にはパンドラの箱の地図が隠されていたが、ララはそれを何者かに奪われてしまう。 | |||
監督 | ヤン・デ・ボン | |||
出演 | アンジェリーナ・ジョリー | ジェラード・バトラー | クリス・バリー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 期待してなかっただけ、面白かった。 前作のときにはアクションシーンのコマ割りがひどくて全く魅力が感じられなかったけど、今回はツギハギは全く目立ちませんでしたね。さすがに、これはスタントだな〜と思える主人公がいっぱいいたけど(クレジットのスタント数は100人ほどいたかな?) 映像は夕陽の背景が多く綺麗だったし、高層ビルから飛び降りるシーンが圧巻!これが無ければ大した映画じゃなくなっていました。 (2003.10)
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トゥルーナイト | 1995 アメリカ COLTRI FIRST KNIGHT |
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ストーリー | アーサー王と円卓の騎士によって治められていたイングランドの理想郷キャメロット。グィネヴィアがアーサー王に嫁ぐ途中、国から離脱したマラガントの一派に襲われるが、放浪の剣士ランスロットに救われる。 | |||
監督 | ジェリー・ザッカー | |||
出演 | ショーン・コネリー | リチャード・ギア | ジュリア・オーモンド | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 映画館で観ていないからなのだろうか、ストーリーに溶け込めなかった。姫のジュリア・オーモンドは美しいし、俳優陣は豪勢なのに。ランスロットが騎士になるストーリー、グィネヴィア姫を奪い合う愛憎劇、とマラガントを討つだけの映画だからであろうか。ひょっとしてリチャード・ギアがランスロットには似合わないためかな?これなら自由と平和を求めて戦う『キング・アーサー』の方が面白い。 (2004.10)
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トゥルーマン・ショー | 1998 アメリカ Par=UIP THE TRUMAN SHOW |
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ストーリー | 平凡なアメリカ人青年トゥルーマン、彼は外の世界に出たことがない。そう、彼の生活は作られたもの。妻も親友も全て俳優が固めていたのだ。 | |||
監督 | ピーター・ウィアー | |||
出演 | ジム・キャリー | エド・ハリス | ローラ・リニー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | 【ネタバレ注意】 ちょっとでも失敗すると大コケになってしまう映画です。これはジム・キャリーとエド・ハリスの好演と監督の技量で何とか保ったと言えるのでしょう。コメディではないという意見もあるようですが、やはり彼の天性の才能のためか滑稽さを感じます。感動的なのはTVを観ていた人たちが作り物のトゥルーマンを応援していたのではなく、本物の彼を心から応援していたということでした。 ずっと気になっていたのは、夫婦間の性生活なんかも演技で放映したのだろうか?ということです。前半はこればかり考えてしまった。アラ探しをするつもりではなかったのだが、設定上おかしいところを探していた自分があった。。。 作り物の海で遭難して外壁に気づくというストーリーは、昔コミックで読んだことがあります。それが全て踊らされていた主人公を表現しているのだと思いますが、人工的な周囲に騙されていたことに対して怒りを見せないというのはあり得るのだろうか?そのラストの心理描写が物足りなかった。誰も体験したことのない屈辱ですから、表現方法も未知数なわけですが・・・ 1998年アカデミー賞助演男優賞(エド・ハリス)、監督賞、脚本賞ノミネート 1998年ゴールデングローブ賞男優賞、助演男優賞、音楽賞 などなど (2004.2)
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遠い空の向こうに | 1999 アメリカ Uni=UIP OCTOBER SKY |
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ストーリー | 1957年10月、アメリカの炭鉱町。ソ連の人工衛星スプートニクが打ち上げられ、その美しい軌跡を見た17歳のホーマー・ヒッカムは級友たちとロケット製作に取り組む。実在のNASAエンジニアの自伝的映画。 | |||
監督 | ジョー・ジョンストン | |||
出演 | ジェイク・ギレンホール | クリス・クーパー | ローラ・ダーン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 50年代のアメリカンポップス満載で、いかにも良き時代の高校生時代という雰囲気ではあるが、石炭が採れなくなり炭鉱労働者の解雇問題が深刻な町。「フットボールの奨学生は一人、残りは全員炭鉱で働く」という言葉に象徴されるように貧困さも強調しているのだ。冷戦下において、ソ連を打ち負かすために奮闘するわけでもなく、ロケットに興味のない町の人々の中にあって純粋にロケットに夢中になる少年達であった。4人の高校生ということもあって、どことなく『スタンド・バイ・ミー』を意識したような雰囲気だ。 学校の授業とフットボールという枠に捉われずに、探求する心を失わないといった教育問題を扱ったようなアメリカン・サクセス・ストーリーとも思えるし、純粋な友情物語、家族愛のドラマとも思える。基本的には父と息子の物語のように感じ取れるのだが、ライリー先生とホーマーを中心にした方がいいと思う。最後のコメントだけじゃもったいない。 映画『縮みゆく人間』の看板があったのですが、巨大生物ものの映画が主流の中で逆を試みたという点で、炭鉱中心の町で科学コンテストに挑む姿を喩えたものだろうか・・・この映画を観てみたい。 (2004.8)
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