ドアーズ | 1991 アメリカ 東宝東和 THE DOORS |
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ストーリー | ロックグループ“ドアーズ”のボーカリスト、ジム・モリソンの半生を綴った伝記映画。 | |||
監督 | オリヴァー・ストーン | |||
出演 | ヴァル・キルマー | フランク・ホエーリー | ケヴィン・ディロン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | ヴァル・キルマーはジム・モリソンに似てるかもしれない。まぁ、会話もドラッグ漬けの奴の言葉なんて聞き流していればいいんだし、音楽をかけておく気持で・・・ 1992年MTVムービーアワード男優賞ノミネート (2008.2)
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トゥー・フォー・ザ・マネー | 2006 アメリカ 劇場未公開(UIP) TWO FOR THE MONEY |
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ストーリー | フットボール選手の夢断たれたブランドン・ラングは勝敗予想で能力を発揮し、それをスポーツ情報会社のウォルターが目をつけた。 | |||
監督 | DJカルーソー | |||
出演 | アル・パチーノ | マシュー・マコノヒー | レネ・ルッソ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★ | ★★★★ | ★★ |
コメント | ギャンブラーではなく予想屋。そんな商売をしているウォルター(アル・パチーノ)も凄いと思うが、8割の勝率で当てる男も凄い。ちゃんとした予想会社。プロフットボールの係りもいるし、ブランドンは大学の試合専門だ。 順調にも見えたけど、ウォルターが破滅したがっているような行為によって関係が一気に崩れおちてしまう。しかし、負け額を補償するってのはやりすぎだろう・・・ 長年連れ添った夫婦との駆け引きも見どころだけど、結局、アル・パチーノがサディスティックだったってことなのか?ラスベガス行きがどうとかこうとか、中盤の展開が面白くなさすぎ。 (2008.1)
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東京オリンピック | 1965 日本 東宝 |
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ストーリー | オリンピック! | |||
監督 | 市川崑 | |||
出演 | 東洋の魔女 | ヘーシンク | アベベ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | 評価できない | ★★★★★ | なし | ★★★★ |
コメント | 陸上競技の観客の中に王と長嶋を発見! 表彰式では1等、2等・・・女子競泳選手紹介では“さん”付け、色々あるなぁ・・・ 柔道無差別級でオランダのアントン・ヘーシンクが神永を破って優勝!この後プロレスに転向するわけだけど、レスラーとしての彼の柔道着スタイルが懐かしい。 全体的にドキュメンタリーというより芸術作品のような撮り方。 1965年カンヌ国際映画祭国際批評家賞、青少年向最優秀映画賞 1965年英国アカデミー賞ドキュメンタリー賞、国連賞 (2008.7)
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東京裁判 | 1983 日本 東宝 |
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ストーリー | 昭和23年。市ヶ谷の旧陸軍省参謀本部にて開廷された裁判の模様を、裁判より25年の後に公開されたアメリカ国防総省の長大なフィルムをもとに製作した記録映画。 | |||
監督 | 小林正樹 | |||
出演 | ||||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | 評価できない | ★★★★★ | なし | ★★★★ |
コメント | (2008.7)
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トウキョウソナタ | 2008 日本/オランダ/香港 ピックス |
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ストーリー | 佐々木家はトウキョウに暮らすごく普通の4人家族だったが、サラリーマンの父はリストラに遭い失業したことを家族に言えぬまま時間をつぶす。次男は内緒でピアノ教室に通い、長男は突如アメリカ軍へ入隊するという・・・ | |||
監督 | 黒沢清 | |||
出演 | 香川照之 | 小泉今日子 | 小柳友 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | エロマニアはどうなった? 突然のリストラ!シビアな現実問題として妙にタイムリーだな〜とストーリーに没頭。佐々木(香川照之)が辞めさせられた会社といい、面接を受けた会社といい、「会社にとって何をしてくれる?」と強調する奴・・・実際によくある幹部クラスの口癖だけど、そんな上司がいたなら辞めたほうがいい。しかし、今のような100年に一度の大不況下では我慢するしかない・・・ このトウキョウ在住の佐々木家の大黒柱となる彼を中心として、4人家族の個々の心がバラバラになっていく様子を描いている映画。しかし、どことなく日本とは違った雰囲気。街並みこそ東京なのだろうけど、ハローワークが外国映画風だったり、米軍に簡単に入隊できたり、と不思議な世界観でもある。日本が抱える問題を全面に描きつつも、こうした印象を与えるくれるのは独特な黒沢清ワールドなのかもしれません(元の脚本が外国の方なのだと後から知りました)。 じゃ、ビールもらおうかな。と、劇中に一度だけ4人が食卓に会したとき、父親がビールを飲み干し、箸をつけるまでじっとしている家族。些細なこととはいえ、家父長制の名残によって辛うじて威厳を保つ父親だったが、個人が持つ夢や隠し事まで支配なぞできるはずもない。ましてや自分が失業していることを隠し続けながら“権威”を持たねばならないのだ。 ホームレスたちのいる公園で炊き出しを一緒に頂いたりする。同じ境遇の旧友(津田寛治)と出会うところも、こうした問題が世に溢れているのだと痛切に伝わってくるのです。この内容だけでもう、お腹いっぱい・・・なのに、終盤にきていろんな事件が家族4人にそれぞれ直撃していく展開となり、収拾つかなくなってしまう。もっとも、最後にはやり直したいと願う夫婦にとって希望が見えるエンディング。 香川照之と小泉今日子の夫婦が実にいい演技なのですが、きいちご賞にも選ばれてしまった役所広司のキャラが浮いてしまったのがもったいない。黒沢清監督って、もしかするとホラーなんかを撮らないほうがいいのかもしれない・・・とまで感じてしまう。 (2008.12)
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東京大学物語 | 2006 日本 SUPLEX=エム・エフボックス |
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ストーリー | 函館向陽高校に通う水野遥は学校一の天才村上直樹から愛の告白を受ける。彼と付き合いはじめた遥は成績も上がり、東大目指して猛勉強する・・・ | |||
監督 | 江川達也 原作同じ・・・漫画家 | |||
出演 | 三津谷葉子 | 田中圭 | 波岡一喜 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | やりすぎず、やりなさすぎず、合わせなきゃ・・・呪文のように唱える遥だったが、実際には元々天才。村上に合わせるように生きてきた。 東大二次試験前夜に前から村上を好きだった英里(範田紗々)と一晩中セックスしてたため、彼は滑ってしまったのだ・・・そして遥は合格。早大に入学した村上とは次第に心が離れていってしまうし、別の女とも付き合うようになって・・・それでも村上の東大合格を祈願する遥(スキーしてたけど、縁起わるっ)。 遭難して救助された遥は意識不明のまま入院・・・起きたときに妊娠二ヶ月を告げられるというとんでもない展開。それが死ぬ間際の妄想・・・ううむ。そしてそれが、遥が江川達也に漫画を描いてもらうという・・・結局はコミック本の宣伝のための映画だったのか・・・ 素人監督と言っちゃ失礼かもしれないけど、それにしては映画として見れる。ただ、脚本はエピソードの積み重ねといった淡々としたもの。だけど、三津谷葉子の喋り方がなかなかいい。 (2007.10)
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童貞。をプロデュース | 2007 日本 SPOTTED PRODUCTION |
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ストーリー | AV監督のカンパニー松尾が二人の童貞青年にカメラを向け、童貞脱出の道のりをドキュメンタリータッチで描く。第一部は自転車メッセンジャー、23歳の加賀。第二部はごみ処理場で働き映画監督を目指す24歳の青年だ・・・ | |||
監督 | 松江哲明 | |||
出演 | 加賀賢三 | 梅澤嘉朗 | カンパニー松尾 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★ | ★★ | ★★ |
コメント | ドキュメンタリー人気に便乗したような雰囲気も・・・ 河瀬直美監督や山下敦監督までもが絶賛するコメントを書いているのです。主人公である童貞青年には23歳の加賀と24歳の梅澤の2人。確かに素材としては申し分ないくらい、イジリ甲斐のあるキャラクターだし、ひと押しを手伝ってやりさえすれば普通の青年になるという雰囲気だ。 加賀は引きこもりをやっていて、自転車メッセンジャーという職を得たことと好きな女の子がいることで引きこもりを脱却したばかり。見た目は悪くないのだが、告白する勇気がないことと、純愛に憧れていることが災いしてるだけなのだ。そこでAV監督のカンパニー松尾がAV撮影現場に連れていったり、好きな子に告白させようとお節介を焼くという展開なのです。 告白さえすれば世の中が開ける。たしかにそうかもしれない。おかげで第二部に登場するアイドルオタクの梅澤には、島田奈央というアイドルのために作った自主制作映画を見せるという試練が与えられる。ちょっと意図が変わってしまったような気もするけど、これはこれでオタクを辞めさせるためのいい契機となるはずだ。と、セッティングはほとんどスタッフ側が整えていたりする・・・ たまに見るTVの深夜番組ではこうしたキャラクターがよく登場している。彼らの個性的な発想にはインタビューして笑いのネタにするだけの十分な要因があるのですが、人とは違った性格を玩んでるだけのような・・・・そんな気がしてならない。などと、つい批判的に観てしまいました。 それでも終わり方は絶妙なサプライズもあり、なぜか爽快感さえ感じてしまう。このフィルムを参考に童貞脱却を考える同世代の青年もいるかもしれないけど、それよりも今の日本には、こうしたニートが多いという痛切な現実も考えなければならない(と言いつつ、考えてない)。オタク文化も好きだし・・・無くしちゃいけないのかも・・・ (2007.12)
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トゥームストーン | 1993 アメリカ 東宝東和 TOMBSTONE |
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ストーリー | 1879年、ドッジシティで名を馳せていたワイアット・アープがトゥームストーンに兄弟でやってきた。 | |||
監督 | ジョルジ・バン・コスマトス | |||
出演 | カート・ラッセル | ヴァル・キルマー | サム・エリオット | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | ワイアット・アープ(カート・ラッセル)とドク・ホリデイ(ヴァル・キルマー)。それぞれの再会のシーンは楽しそう。とりあえず前半の見どころはジョニー・リンゴー(マイケル・ビーン)の銃さばきとドク・ホリデイのカップさばき。思わず拍手したくなるほど巧い! OK牧場の決闘はえらくあっさりと前半で終り、その後のドロドロの復讐劇が中心。見ていても気持ちのよいものではないほど。モーガン・アープ(ビル・パクストン)の死は壮絶だったし、サム・エリオットも存在感があった。なんだかワイアットだけがキレやすい性格のように思えてならない。ヴァル・キルマーは美味しいところを持っていってるし・・・ 『ワイアット・アープ』との競作のような形での公開だったらしいけど、テンポのよさではこちらが勝利。『荒野の決闘』『OK牧場の決闘』と比較すると、ワイアットとドクの友情がとても厚いものであったけれど、その友情のいきさつにはほとんど触れてない。史実に忠実らしいのだが、ドクがジョニー・リンゴを倒したのは定説なのかもしれないな。 銃規制の話題もあったけど、その作品にチャールトン・ヘストンがゲスト出演しているのも興味深い。最後は友情物語なのか恋愛物語なのかわからないほどで、バランスの悪さが災いしてた。 1994年MTVムービーアワード男優賞(ヴァル・キルマー)ノミネート (2008.10)
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透明人間 | 1992 アメリカ WB MEMOIRS OF AN INVISIBLE MAN |
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ストーリー | ニック・ハロウェイはハイテク事故により透明化してしまった。それを利用しようとCIAが彼を追いかける・・・ | |||
監督 | ジョン・カーペンター | |||
出演 | チェヴィー・チェイス | ダリル・ハンナ | サム・ニール | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | マグナ社の建物がいきなり透明化。しかも最初は立体ジグソーパズルのように部分でしかなかった。運悪く講義をさぼり昼寝していたニック。たちまち諜報機関の人間たちが捕獲しようとする。 映像はVFXと俳優の演技。実際の動きをする実写映像を織り交ぜているため行動もわかりやすいけど、ニックと取っ組み合いをするところが難しそう・・・事故によって衣服も透明化したんだろうけど、汗をかけば着替えなきゃいけないだろうし。 音、体温、におい・・・それに実際に透明化したら困るだろう細かなことを上手く選んであるし、これを見たら透明人間になりたくないと考えを改めざるをえない。逃げるチェヴィー・チェイスと追うサム・ニール。特に執拗なまでのサム・ニールは怖い。 ラストのビルの屋上では巧いテクニック!あわれサム・ニールは落っこちた・・・どうせならハッピーエンドにはせずに、もっとCIAの恐怖をあおるような社会派テイストを取り入れてくれればいいのになぁ・・・ちょっとがっかり。 (2008.10)
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