東京ジョー | 1949 アメリカ 日本ヘラルド |
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ストーリー | 1949年、退役軍人のジョー・バレットが日本に降り立った。彼は戦前にイトウ(テル・シマダ)と経営していた店を訪ねた。かつての妻トリーナは占領軍顧問と結婚していた。 | |||
監督 | スチュアート・ヘイスラー | |||
出演 | ハンフリー・ボガード | 早川雪州 | アレクサンダー・ノックス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | 途中 |
コメント | (2009.1)
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東京物語 | 1953 日本 松竹 |
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ストーリー | 故郷の尾道から20年ぶりに東京へとやってきた老夫婦。成人した子どもたちの家を訪ねてみたけど、みな生活することに精一杯だった。唯一、戦死した次男の未亡人だけが皮肉にも優しかった・・・ | |||
監督 | 小津安二郎 | |||
出演 | 笠智衆 | 東山千栄子 | 原節子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
コメント | 二女京子(香川京子)を実家に残して、平山周吉(笠)と妻とみ(東山)は開業医を営む長男・幸一(山村聡)の家へ。長女・志げ(杉村春子)や二男の嫁・紀子(原)もやってきて一家団欒と、ごく普通の家族模様を描く序盤。孫たちは老夫婦に馴染まず、周吉たちも寂しそう。 いざ東京見物へと長男一家と出かける直前に急な往診。志げも床屋稼業が忙しいので、血の繋がりのない紀子に頼む。会社を休んでまで東京案内をしてくれた紀子。しかし、その後は追い出されるように熱海旅行へのプレゼント。だが、旅行の終盤には二人の居所がなくなってしまう・・・ 事態の急変は夫婦が帰ってから。息子たちのもとへ母危篤という電報が届いたのだ。幸一、志げ、紀子、そして大阪に住む圭三が実家にかけつけるが、翌朝母は亡くなった。 志げの態度が一番の見どころで、電報を受け取った時点から喪服を持参することを決意し、「68歳で大往生」「すぐに形見分けが欲しい」などと身勝手な言葉も飛び出すし、いかにも親の危篤が何かの行事であるかのような振る舞いが目立つ。 子どもが独立して世帯を持つようになると、親子の縁がだんだん薄れてくる。京子と紀子の会話も印象的なシーンだ。 なぜだか葬式という儀式には必ずこんな人がいるな〜と感ずる杉村春子。日本人の心?を描きだす原節子よりももっと日本人ぽいとも思う。完全に笠智衆目線での映画なだけに、家族それぞれの心をもっと見てみたい気もする。旧友と飲むシーンで息子のことを「しがない町医者」などと言ってのけるのも見事な脚本だけども、杉村春子をめぐる考え方がもっと興味深くなってくるからだ。 たぶん、何度も見ると味が出てくるんだろうな・・・それなりに人生経験を積んだ頃に。 (2009.1)
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