ドラえもん のび太の恐竜 | 1980 日本 東宝 |
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ストーリー | 「ドラえもん」劇場用映画第1弾。2006年にリメイク。 | |||
監督 | 福富博 | |||
出演 | 大山のぶ代 | 小原乃梨子 | 肝付兼太 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』を観てから、このオリジナルを観た。 正直言って、リメイク版の方が優れているとしか思えないが、スピルバーグでさえ見たことのあるアニメなのだから歴史的価値は高い。のび太の一行がタケコプターで空を飛ぶシーンにインスパイアされて『E.T.』の自転車のシーンが作られたのかもしれないし、プロントザウルスに出会った感動はそのまま『ジュラシック・パーク』に影響を与えているのかもしれない。 リメイク版がほぼ忠実に踏襲していることは疑いもないのですが、あちこちに若干の修正があるようです。例えば、オリジナルでは恐竜ハンターの基地へ忍びこんだのはタイムマシンを盗む目的であるとか、タイム・パトロールが活躍しすぎて、子供たちの自主性を尊重していないところ、総合的にリメイク版の方が平和主義的である点でしょう。 細かい箇所では、のび太力士の真似をしてヒゲダンスを踊っているシーンが妊婦の真似をすることになっていたり、ティラノザウルスが火を怖がっていたシーンが怖くなくなっていたりと変更がありました。また、スモールライトとビッグライトを多用しているオリジナルはピー助が可哀想に思えてくる。未来の道具もオリジナルのほうが多かったようです。 しずかちゃんのヌードシーンはリメイク版では側面または背後からしか映していなかったのですが、オリジナルではなんと正面からモロに見せてます。しかも入浴シーンが2回ありました。新作のほうがおとなしくなるなんて、まるでシャーリーズ・セロンがだんだん脱がなくなってきていることに酷似しています。これも世の流れなのでしょうか・・・ (2006.3)
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ドラゴン/ブルース・リー物語 | 1993 アメリカ Uni=UIP DRAGON: THE BRUCE LEE STORY |
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ストーリー | 1973年に急逝した悲劇のクンフー・スター、ブルース・リーの物語。傷害事件を起こしアメリカへ単身留学するブルース。 | |||
監督 | ロブ・コーエン | |||
出演 | ジェイソン・スコット・リー | ローレン・ホリー | ナンシー・クワン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 死神は男の子を連れ去ってゆく。小さい頃には女の子として育てられたという意外な事実もわかる前半部分。アメリカに移ってからは、普通の青春映画のような雰囲気もある。朝鮮戦争の話題や人種差別なども盛り込んで、かなり重厚な伝記ドラマへと・・・ 『ティファニーで朝食を』を観ながら東洋人差別が根深いことを知って悩むブルース。しかめっ面する表情、バイト先でケンカするときの表情など、かなり研究してブルースになりきっているジェイソン・スコット・リーがいい感じ。順調に拳法道場の会員を増やしていく伝記部分と死神に襲われる幻想的な映像がほどよく融合し、芸術性をも高めている。 後半にはテレビ出演。『グリーン・ホーネット』を撮って、父の訃報。『ドラゴン危機一髪』のプレミアでは拍手喝采を浴びるものの、アメリカで成功したいという夢は捨てきれない。『燃えよドラゴン』の鏡の間の撮影中にまたもや死神の妄想が現れ、息子ブランドンまで狙われそうになるシーンがすごい。 そして『燃えよドラゴン』公開3週間前に突如謎の死を遂げたブルース・リー。この映画が公開される間に、息子ブランドン・リーも死んでしまったという。悲しすぎます。 1994年MTVムービーアワード ブレークスルー演技賞ノミネート (2005.11)
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とらばいゆ | 2001 日本 ザナドゥ=アミューズ・ピクチャーズ |
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ストーリー | 女流棋士姉妹の麻美と里奈。姉の麻美は一哉と結婚したばかり。妹里奈は恋人とも上手くいかずモト彼と浮気する始末。二人とも負けている原因を結婚のせいにしたり、ケンカばかり・・・ | |||
監督 | 大谷健太郎 | |||
出演 | 瀬戸朝香 | 塚本晋也 | 市川実日子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★ | ★★ | ★★ |
コメント | 林葉直子は何してるんだろうか。結婚してしまったら、開き直りもあるだろうに、かなり精神的に追いこまれてる様子。 しかし、女流棋士の紹介映画といった感じがする。つまらない。会話の応酬などはシナリオの上手さも感じられるが、メインが妹との勝負とその周辺の話だけ。30分くらいのドラマで充分だろう。ラストは意外だったけど、想定内かな・・・ (2005.10)
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トラフィック | 2000 アメリカ 日本ヘラルド映画 TRAFFIC |
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ストーリー | メキシコとアメリカを結ぶ麻薬ルートに関わる様々な人物の群像劇。 | |||
監督 | スティーヴン・ソダーバーグ | |||
出演 | マイケル・ダグラス | キャサリン・ゼタ・ジョーンズ | ドン・チードル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 有名俳優がいっぱい!しかも普通なら悪役であろう俳優が麻薬捜査官だったりする。手ぶれカメラ王ソダーバーグの本領発揮で、しつこいまでのドキュメンタリータッチ効果満点だ。組合などのしがらみで、ソダーバーグ監督は撮影も担当するときはピーター・アンドリュースの名前を用いるが、映像を見ると一目瞭然。 ベニチオ・デルトロの警官も渋いし、ドン・チードルとルイス・ガスマンもしぶい。マイケル・ダグラスの娘がヤク中になって、繋がりがはっきりしてくるもののメキシコとアメリカの繋がりが上手くいってない?両者とも相棒を殺され、かなり虚しくなってしまう・・・ ゼタ・ジョーンズの麻薬王の夫が証人が殺されたことで審理不可能となり釈放。子供の誘拐とかも上手く解決しすぎだ。ドン・チードルの正義感は殴り込みをかけたと見せかけて盗聴器を仕掛けるという、これからの展開が楽しみになってきたぞ!というところでエンディング。146分と長い中で泥沼試合のように続きを想像させる・・・まだまだ麻薬との戦いが起こってる現実をも想像させる余韻の残し方が憎い・・・ 2000年アカデミー賞助演男優賞(デルトロ)、監督賞、脚色賞、編集賞 同作品賞ノミネート 2001年ベルリン国際映画祭銀熊賞 2000年ゴールデングローブ賞助演男優賞、脚本賞 (2006.3)
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トラフィック・オブ・メキシコ | 2000 アメリカ/メキシコ 劇場未公開 MEXICO CITY |
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ストーリー | 子供を事故で失い、気分を紛らわせるためにメキシコにやってきた女性ミッチ。弟サムが失踪してしまい、自力で探すが・・・ | |||
監督 | リチャード・シェパード | |||
出演 | ステイシー・エドワーズ | ホルヘ・ロブレス | ロバート・パトリック | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 犯罪多発の都市メキシコ・シティ。赤ん坊が轢かれたという芝居で医者が誘拐されるという冒頭エピソード。検挙率も低いせいか、無関心の市民も多い。 弟サムは偶然にも大統領専属医師殺害現場をカメラに撮ってしまったため犯罪に巻きこまれることになったのだ。コソ泥一味になんとか事情を説明してフィルムを取り戻したミッチは次から次へと狙われる・・・ コトが政治的にも繋がっているため警官も信用できない非情な世界。メキシコだけが悪だという記述はなく、公権力に絡んだ犯罪は常に庶民を脅かす。 終盤はロード・ムービー風になり、警官に職務質問されるが、その警官も・・・そしてアメリカの警備隊だって・・・怖すぎる。 (2006.3)
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ドリアン ドリアン | 2000 香港 大映 DURIAN DURIAN |
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ストーリー | 大陸から香港にやってきたイエンは売春で生計を立てる女。香港の路地裏、猥雑だが生命力のある町。一角に住むフェンという少女と出会い、家族と仲良くなる。 | |||
監督 | フルーツ・チャン | |||
出演 | チン・ハイルー | マク・ワイファン | ウォン・ミン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 『美しい朝、残酷な夜』の中の一篇、「餃子」の監督作品。不思議と人間を観察するカメラは神秘的だ。四川、湖南、東北、上海出身地を聞かれるたびに答えが違うイエン。仲間の娼婦などは結婚するために金を稼ぐという台詞も・・・ ある日、売春宿で働く上半身裸の少年がドリアンで殴られ倒れた。ドリアンが臭いということはわかった。台詞だけで臭ってきそうだ。フェンの誕生日に父親がドリアンを買ってくる。ヤマアラシみたいな風貌の果物。臭いけど至福を味わった一瞬だ。父親は片足がない。 3ヶ月の観光ビザの期限がきて故郷の牡丹江に帰るイエン。京劇仲間でもある同級生と再会しても成功者として羨ましがられる。売春という仕事は普通の仕事、いや、それ以上に神聖な仕事とも思われている節がある。親も公認だし、次はこの子を香港に連れていってくれと頼まれる光景を見ると、ちょっと信じられない気分にさせられる。実は結婚していたイエン。離婚も成立するが、金を稼いでしまってからは目的意識もなくなってくる。 少女フェンからドリアンが送られてくる。揺れ動く女性の心を繊細なタッチで捉え、過去を回想するかのような描写が素敵。臭いけど果物の王様であるように、たくましく生きていく姿には希望があった。 (2006.3)
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ドリフターズですよ!冒険冒険また冒険 | 1968 日本 東宝 |
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ストーリー | 学園紛争の真っ只中。城東大学で商売しようとした加藤茶と仲間になってしまった面々。何かでかいことをやってみたいという夢だけで、人生のビジョンなどは持ち合わせない彼らの冒険物語。 | |||
監督 | 和田嘉訓 | |||
出演 | ザ・ドリフターズ | 小山ルミ | 野川由美子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★ | ★★ | ★ | ★★ | ★ |
コメント | いきなり加藤茶が植木等風に歌い踊る。クレージーキャッツへの対抗意識であろうか。 角材を100円で売りさばくシーンを見て、昔テレビで見たことことがあったと気づいた。ボディ・ペインティングやコント55号が突如演ずるアングラ劇場。内藤洋子と酒井和歌子のカメオ出演やら、『ウルトラセブン』の真里アンヌが嬉しかったりする。「また事故かよ」で笑えた。 ふとひらめいた風船旅行。仲間に入ったリズ(野川)が情報源となって、ヤクザの親分の砂金密輸という計画に加担させられることに・・・ 大人向けギャグと子供向けギャグの混在。しまいには自衛隊演習場まで出してしまう。そしてドンパチと気球の墜落。最後に無駄な金のかけかたで駄作となってしまった。 (2006.1)
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トリプルX | 2002 アメリカ/チェコ 東宝東和 XXX |
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ストーリー | Xゲームでカリスマ的存在のザンダーは国家安全保障局NSAから強引にシークレット・エージェントに任命された。すでに3人殺されていたが、テロ集団“アナーキー99”に潜入する・・・ | |||
監督 | ロブ・コーエン | |||
出演 | ヴィン・ディーゼル | サミュエルLジャクソン | アーシア・アルジェント | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | ヴィン・ディーゼルは首の後ろにxXxのタトゥー。サミュエル・L・ジャクソンは左頬に火傷の跡。最初から盗んだ車と一緒にスカイダイビングするスタントや南米っぽい牧草地でのライダー・アクション。スクリーンで観た時の浮遊感が忘れられない。 敵地への潜入方法は高級スポーツカーを盗んでくれと頼むことだ。同時期に観た『60セカンド』のシーンとダブってしまう。後半のレストランでの銃撃戦から雪山へのスケボーダイビング、雪崩、破壊兵器の追跡・・・迫力あるシーンの連続でした。 2002年ラジー賞最も空疎なティーン向け映画賞ノミネート 2003年MTVムービーアワード 男優賞ノミネート (2006.1)
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ドリーマーズ | 2003 イギリス/フランス/イタリア 日本ヘラルド映画 THE DREAMERS |
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ストーリー | 1968年代、パリ。アメリカからの留学生マシューは映画狂の集団に入り、ラングロワの解雇に反対する闘争に参加。彼はそこでイザベルとテオ姉弟と知り合う。 | |||
監督 | ベルナルド・ベルトリッチ | |||
出演 | マイケル・ピット | エヴァ・グリーン | ルイ・ガレル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 姉弟の父親もかなりのものだったが、変な人だらけ。3人は映画好きで、色んな映画のシーンを思い出すゲームを楽しんでいる。やがてマシューとイザベルの恋。常に演技する女を目指すイザベルは遊んでるようにみえても処女だった。 ラストのイザベルの行動がよくわからなかった。もちろん両親も。で、何でエンドロールが逆に動いてるんだ・・・ (2005.11)
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トルク | 2004 アメリカ ワーナー TORQUE |
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ストーリー | 故郷に戻っていたバイカーのフォード。目的は半年ぶりに恋人のシェーンと会うためだった。 | |||
監督 | ジョセフ・カーン | |||
出演 | マーティン・ヘンダーソン | アイス・キューブ | モネット・メイザー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | ミュージックビデオ出身監督だけあって、CG効果がすごい。一体どこにカメラがあるのかわからないほど視点が動く。最近のテレビゲームもすごいが、それ以上の映像だ。 ドラッグディーラーと拘わってしまったために、FBIと悪人の両方から追われることになったフォードたち。もうストーリーはどうでもよくなってきます。列車の中をバイクで走りぬけるなんて、バカ映画と言ってもいいでしょう。 (2006.1)
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