ドラえもん のび太とアニマル惑星(プラネット) | 1990 日本 東宝 |
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ストーリー | 郊外で森林の乱開発が進む中、ある夜、のび太は裏山にピンク色のもやを見つける。入ってみるとそこは動物たちが人間のように平和に暮らす惑星だったのだ・・・ | |||
監督 | 芝山努 | |||
出演 | 大山のぶ代 | 小原乃梨子 | 野村道子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★ | ★★★ | ★ |
コメント | 動物たちはかつては月に住んでいたのだが、悪魔ニムゲにより迫害され、神様の助けをかりてこの惑星に住み着いたのだとか・・・ 無事に戻ってきて、のび太のママに環境破壊の話を聞かされるところが参考になる。しかし、動物たちからのSOS。どこでもガスが無ければ再び行けない。などと、あまり緊迫感のない平和的な展開で再出発。 環境問題の部分は良かったけど、核戦争で滅んだ云々といった部分が大味すぎる。ドラえもんたちも武器を持ち、戦争するなんてのは子供にも悪影響を与えそうな・・・ (2006.12)
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トラ・トラ・トラ! | 1970 アメリカ/日本 FOX TORA!TORA!TORA! |
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ストーリー | 1941年12月7日、日本の真珠湾攻撃によりアメリカが世界大戦に参戦した。 | |||
監督 | リチャード・フライシャー 舛田利雄 深作欽二 | |||
出演 | マーティン・バルサム | 山村聡 | ジェイソン・ロバーツ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | 情報戦、特に暗号解読技術があれだけ凄いものなのに、備えあれば憂いなしということを理解できなかったのか、まさか本当に攻撃してくるとは思っていなかったのか・・・野村大使の狸オヤジぶりを見ても危険だと理解すべきであった。 空母レキシントンが真珠湾を離れていたために、反復攻撃に至らなかった作戦だったが、特攻精神が目立つようになる戦争末期のことを考えれば、東野英治朗演ずる南雲中将のとった行動もうなずけるものではない。 まぁ、歴史に忠実に再現され、3300万ドルという巨額の資金を注ぎ込んだだけはある迫力ある戦闘シーンだった。ラストの山本五十六(山村)の「眠れる巨人を起こしてしまった」という言葉はリアリティのあるものだったし、本人も無謀な奇襲だと確信していたのだろう。 とにかく、経済封鎖は開戦に繋がるという真理。情報が行き届かなかった当時だから対話による解決が難しかったのだろうけど、現代のように発達した時代なれば対話による解決がたやすいはず。戦争は二度と起こしてはならないと痛感する・・・ 1970年アカデミー賞特殊視覚効果賞 同撮影賞、美術監督・装置賞、音響賞、編集賞ノミネート (2006.9)
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トランザム7000 | 1977 アメリカ Uni=CIC SMOKEY AND THE BANDIT |
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ストーリー | トラック野郎のバンディットは金持ち親子から“28時間以内にテキサス州テクサカナまで行きビールを積んで帰ってくれば8万ドルの報酬を出す”と挑戦を受ける。 | |||
監督 | ハル・ニーダム | |||
出演 | バート・レイノルズ | サリー・フィールド | ジャッキー・グリーソン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | ビールを運ぶのは密輸となってしまうらしい。かつての相棒スノーマンをトラックに乗せ、トランザムに乗り込むバンディット。片道1450キロというから、時速100キロで走ったとしても間に合わない計算・・・ 途中で式場から逃げた花嫁を乗せて爆走するバンディット。無線を目いっぱい活用し、仲間が警察から守ってくれる。北の魔女とかフォクシーレディとかホットパンツとか・・・ とにかくカーチェイスが凄い。いろんな映画にも影響与えてるってのがわかります。特に池に突っ込むパトカーとか。おまぬけ保安官(グリーソン)親子がいい味を出している。 個人的にはバイカーたちにボコボコにされたスノーマンがバイクをトラックでぶっ潰していくシーンが好きだ。 1977年アカデミー賞編集賞ノミネート (2007.10)
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トランザム7000VS激突パトカー軍団 | 1980 アメリカ Uni=CIC SMOKEY AND THE BANDIT RIDE AGAIN |
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ストーリー | またまた金持ちのバーデット親子にマイアミからダラスまで象の移送を頼まれた。 | |||
監督 | ハル・ニーダム | |||
出演 | バート・レイノルズ | サリー・フィールド | ジャッキー・グリーソン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | “カエル(frog)”と呼ばれるサリー・フィールドはまたまた結婚式場から逃げてくる。このネタはさすが続編。しかしまた、なんでまたもや保安官の息子なんだか・・・ 前作はストーリー性をほとんど無視というか、わざと描かなかったのが潔かったのに、この続編は前置きが長すぎる。しかも、動物中心となってしまったテーマと、大平原を駆け抜けるトラック映像が全てのカーアクションは物足りなさの極み。アクションよりもコメディというジャンルが似合ってしまうほど・・・たしかに笑えるんだけど・・・ (2007.10)
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トランスアメリカ | 2005 アメリカ 松竹 TRANSAMERICA |
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ストーリー | 性同一性障害(トランスセクシャル)に悩むブリーは最後の手術の許可が下りたばかりなのに、男時代にできた息子が警察に保護されていると聞きNYで保釈金を払う。親子であることを告げずに、二人はロスへ向かう旅に出るのだが・・・ | |||
監督 | ダンカン・タッカー | |||
出演 | フェリシティ・ハフマン | ケヴィン・ゼガーズ | フィオヌラ・フラナガン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | うぁ、モロ見えちゃってるよ・・・などと思ったほどトランス状態になっていた・・・ どうもいけない。オスカー主演女優賞候補だったということをすっかり忘れてしまっている。しかもその直後に若い男二人のモノがチラリと見えてるだけに完全に勘違いしている自分がいました。終盤の入浴シーンを見ても「あ、ホントに切っちゃったよ・・・」などと思ったくらい予備知識がなかったのです。男になりきってる・・・いや、女優が性転換しようとする男を演じている。こうやって誰かが説明してくれれば勘違いせずにすんだのに。 とにかく男にしか見えないブリー(フェリシティ・ハフマン)に乾杯!子供になんて縁がなかったものだから、最初は息子トビーに対しても親らしいことができないだろうと関係を隠しとおすことにした性同一性障害の父親。しかも男であることも隠して過ごそうと思ったのです。カリフォルニアへ向かうにも飛行機じゃなく車を選んでしまったために苦難が待ちうけ、徐々にバレていってしまう。淡々とした不思議な親子関係が続くロードムービーなのですが、成金の両親の家に着いてからが家族の絆が変化していく様子が面白かった。 息子トビー(ケヴィン・ゼガーズ)だって母親が死んでから荒れてしまい、ドラッグをやったり男娼をやって小遣いを稼いだりとなんだか父親譲りの性格も垣間見えたような・・・ビバリーヒルズへ行ってポルノ映画に出演したいなんてのも破天荒で可笑しかった。だけど荒れてる割にはブリーと一緒にいるときはおとなしくて、言いつけを守る17歳だったですね。しかしブロンドは似合わないぞ。 生まれる前から性同一性障害だったとか、彼女の過去もわかってきて病気の苦しみも伝わってくる。このトランスセクシャル。タイトルのトランスアメリカ(アメリカ大陸横断)という言葉と見事に繋がり、言葉の面白さにも脚本の良さが見えてくる。「日本では忍者に内臓をえぐりとられる」とか、ピーナッツやらディック峰やらといった下ネタ語のオンパレード。ヘビが嫌いだという設定もココに繋がるんだろうなぁ。また、「結婚なんかしねーぞ」と拘る息子トビーの怖れにも似た台詞が彼の心の裏腹を表現しているようで面白かったです。 個人的には意外な脇役バート・ヤングとグレアム・グリーンが好きなんです。インディアンへの敬愛とか、息子に対する思いとか、静かな演技が光っていたように感じました。ラストのシークエンスもハリウッド映画にはないインディペンデント系独特の雰囲気でしたが、二人とも初志貫徹したおかげでわだかまりが溶けて将来もいい関係が続くのだろうと想像させる描写がにくい映画でした。 2005年アカデミー賞主演女優賞、歌曲賞ノミネート 2005年ゴールデングローブ賞女優賞 2005年インディペンデントスピリット賞主演女優賞、新人脚本賞 (2006.10)
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トランスポーター2 | 2005 フランス/アメリカ アスミック・エース THE TRANSPORTER 2 |
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ストーリー | 『トランスポーター』の続編。今回は舞台をマイアミに移し、依頼品は6歳になる金持ちの御曹司だ。 | |||
監督 | ルイ・レテリエ 脚本・制作:リュック・ベッソン | |||
出演 | ジェイソン・ステイサム | アレッサンドロ・ガスマン | アンバー・ヴァレッタ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 前作よりもはるかに太くなったステイサムの腕!前作よりもド派手な武闘派カーアクション!そしてはるかに凌ぐオバカ度! 今回は6歳の少年を運ぶだけだぜ。こんな簡単な仕事はさっさと片付けて、フランスからマイアミへバカンスでやって来るタルコーニ警部(フランソワ・ベルレアン)と遊びたいぜ。などと簡単に考えていたフランク(ステイサム)だったが、検診のために訪れたクリニックでいきなり大乱闘となってしまう。しつこい悪人どもは少年を誘拐し・・・ 前作のルールとは違い、「車と俺に敬意を払え」「挨拶をしろ」「シートベルトは忘れずに」という子供向けのルールを厳守させる運び屋フランクなのだが、オマケとして「守れない約束はするな」という我々の仕事にも通用しそうなルールを追加したものだから、少年の命は必死で守らなければならなくなってしまう。一途なのです。単純なのです。トニー・ジャーなのです。だけどオトボケなタルコーニ警部も影で大活躍し、適のアジトも即判明。ウィルス入りの注射器を撃ち抜かれても計画だけはバッチリ決めるという明晰な頭脳の持ち主でもあったのです。 しかし、とんでも映画たる所以は敵がバスで逃亡してもジェットスキーで追跡したり、愛車アウディA8に爆弾を仕掛けられてもキャット空中三回転ではずしてしまうからなのです。敵のボスが風変わりな剣道をやってるところから予感はしていましたけど、なんだかアニメの世界よりもマンガチックなクライマックスとなってしまうのです。しかし、ムチャ笑えます。フランクは運び屋ターミネーター、運び屋ジャッキー、運び屋ダイハード、どう形容してもそれ以上のヒーローになっていまい、それがシリアスにならずに夢と笑いを与えてくれるような・・・表現するのも難しいくらいなんですよ 『インディ・ジョーンズ魔宮の伝説』、『燃えよドラゴン』等々、色んなアクション映画を思い出してしまいますが、ケイト・ナタというエロ怖い女戦士は『ターミネーター3』さえも思い出してしまいます。元スーパーモデルの彼女がラジー賞に選ばれなかったところからして、ラジー審査員の先生方もこのオバカ映画に抱腹絶倒していたのかもしれません。これからご覧になる方も、笑いすぎて帰り道で事故らないように注意しましょう!ちょっと飛ばしちゃいました・・・ (2006.5)
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トリック劇場版2 | 2006 日本 東宝 |
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ストーリー | 人気TV「トリック」の劇場版第2弾!長野県の富毛村で10年前に神隠しにあった少女をみつけるため筐神島へ乗り込む二人。そこは筐神佐和子という霊能力者が支配していた・・・ | |||
監督 | 堤幸彦 | |||
出演 | 仲間由紀恵 | 阿部寛 | ゆーとぴあ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 崖っぷち女優でもないのに、なぜか崖の上がよく似合う片平なぎさ。よろしくね! テレビの新作スペシャルなどをチェックし、あまりにもつまらなかったためスルー体勢だった今作品。なぜか40代以上の方々の評判がいいのでようやく重い腰を上げました。す、すると冒頭から「ゆーとぴあ」ネタじゃありませんか!そ、その上吉幾蔵ネタも・・・ 80年代の漫才ブーム。「オレたちひょうきん族」などで突如大ブレイクとなった漫才師たちから、ちょっと距離を置いて光っていたのがこのゆーとぴあ。1980年頃には「お笑いスター誕生」という勝ち抜きオーディションのような番組もありましたが、ゆーとぴあは惜しくも6週目で脱落。さすがに“ゴムぱっちん”だけでは10週も人気を保つのが困難だったようです。 「佐賀のがばいばあちゃん」という素敵な作品を書いた島田洋七もB&Bとして10週勝ち抜き、初のグランプリ獲得。その後の活躍は「笑ってる場合ですよ」で司会者をつとめたりして、一躍スターダムにのしあがった。その洋七、洋八もこの映画では選挙ポスターで登場。ちなみにこの選挙ポスターには、同じくお笑いスター誕生でグランプリを獲得した「怪物ランド」のメンバー赤星昇一郎もいたし、仲間由紀恵を助手に使っていたマギー司郎(6週目敗退)も出演していた。 なんだか「お笑いスター誕生」ファンにとっては涙が出てくるようなサービス満点の映画でした。そして、さすがに劇場版だけあって、数々の映画ネタもありましたが、若い観客が多かったせいなのか、劇場で笑っていたのはkossy1人・・・声を出さないようにしてました。「せめてケンシロウの台詞で大爆笑してください」と言いたいほどでしたよ。現在公開中の映画にも微妙に繋がりのある『嫌われ松子の一生』や『インサイドマン』。ジャック・マイヨール繋がりでリュック・ベッソンとジャン・レノ。なんだか映画をいっぱい観ていると得した気分になりました。 それにしても、平岡祐太って映画に出るたびに下手になっていってるような気がする・・・ (2006.6)
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トリノ、24時からの恋人たち | 2004 イタリア クレストインターナショナル DOPO MEZZANOTTE |
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ストーリー | イタリア、トリノに実際にある国立映画博物館を舞台に男女の想いがかけめぐる・・・ | |||
監督 | デヴィデ・フェラーリオ | |||
出演 | ジョルジョ・パソッティ | フレンチェスカ・イナウディ | ファビオ・トロイアーノ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | どこでも突然コケるキートン的マルティーノ。数学好きも愛に勝つのだろうか・・・ リュミエール的映画価値観とキートン的恋愛観を持ったマルティーノ。国立映画博物館の夜警をしながら倉庫を自分の部屋のようにアレンジして、好きな映画をイヤというほど観ることができる彼は、寡黙でありながら、映画の世界と同化してしまったかのような性格なのです。現代的な映画なんて興味がない。ともかく無声映画全盛期のフィルムをこよなく愛するため、ストーリーよりも現実を映像化することに喜びを見出し、いつも骨董品の手回しカメラを携えている。 そんな彼もファーストフード店で働くアマンダに憧れていたのだが、彼女が事件を起こし、助けを求めてきたために夜の博物館で匿うことになった。何しろキートン的恋愛観のため、恋愛の順序や方法などは関係ない。ドタバタ劇の挙句、突発的に恋に落ちるのが理想だったりすのです。アマンダには自動車泥棒の恋人もいるし、映画の中に生きている彼にはなす術もないのですが、やがて優しさと純朴さを持ち合わせるマルティーノに惹かれていく・・・ 三角関係という構図は想像ができるものの、キートン映画の影響なのか、突如彼女の恋人アンジェロに決闘を挑むところが微笑ましくて面白い。なんたって相手は自動車泥棒のワルなのだ。一発で伸されることはわかりきった結果。だけど、「アマンダに選ばせよう」とアンジェロの予想外の答えによって、アンジェロも憎めない存在になってくる。暴力的ではあったが、事件の解決もアンジェロが行動を起こしたためなのです。 映像の都会的なところと田舎風なところのバランスがとてもいいし、ロングショットではなぜかピサの斜塔のように微妙に傾いているところも特徴。無声映画とマルティーノの撮った映像を編集したフィルムも絶妙でした。また、数々の映画へのオマージュもあるようですが、フィボナッチ数の伏線がなかなか効いていました。恋愛なんて数学では解決できないものだけど、映画にしても予想外の結末が用意されているもの。ラストには、「そんな結末なんて・・・」と突っ込みたくなっても、許せてしまう魅力がありました。 一番気に入ってるところは、自動車泥棒稼業を続けているマルティーノが、最終目標のジャガーだけは金を払って買いたいといった点でした。これも自動車泥棒の一分なのかもしれないし、監督の名前がフェラーリオだというのにジャガーを使ったことも一分だったりして・・・ (2006.12)
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トリプルX ネクスト・レベル | 2005 アメリカ 劇場未公開 COL XXX2: THE NEXT LEVEL |
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ストーリー | NSAの支部が何者かに襲われ16人の諜報員が殺された。脱出したギボンズは新たなトリプルXを探すことになった。 | |||
監督 | リー・タマホリ | |||
出演 | アイス・キューブ | サミュエル・L・ジャクソン | ウィレム・デフォー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 一応前作の続編。しかし、ヴィン・ディーゼルの魅力もない、どちらかといえば悪人顔(まぁ、囚人なんだからしょうがないか)のアイス・キューブが主人公だ。前回のトリプルXはボラボラ島で殺されたとか言ってたけど、この台詞からしてこの続編の出演を拒否してたんだろうな〜と思わせる。おかげで日本公開がないという事態・・・ 爆発シーンがやたらと多い。橋の上にパワーボートで突っ込むシーンは凄かったけど、爆発だらけだと飽きてくる。中盤、デフォーに殺されるサミュエル・ジャクソン。デフォーの役は国防長官なので、政府転覆を図ろうとするクーデターのようなものなのだろう。そのデフォー演じる国防長官にハメられ、屋敷を警察に囲まれるというスリリングな展開。 前作と同じく昔の仲間に協力を頼んだり、秘密兵器があったりと、かなり敬意を払っているような気もするが、今回の敵は国防総省だから、軍事力では圧倒的に不利。 ギボンズは生きて囚われの身になっていた。国防長官は大統領さえ殺そうとしていた。もうかなり無茶な設定になってきた。トリプルXたちNSAは戦車まで用意して、謀略が起ころうとしているホワイトハウスを目指す。クライマックスはCGだらけになってるので、迫力がどうのこうの言うよりもアーケードゲームのような雰囲気だった。やっぱりウィレム・デフォーは悪役がよく似合う。最後の表情も素敵だ。 (2006.12)
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