トータル・フィアーズ | 2002 アメリカ 東宝東和 THE SUM OF ALL FEARS |
|||
ストーリー | ジャックライアンはロシア研究家として腕を見込まれ、CIAから新大統領の調査を頼まれるが… | |||
監督 | フィル・アルデン・ロビンソン | |||
出演 | ベン・アフレック | モーガン・フリーマン | ジェームズ・クロムウェル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★ | ★★ | ★★ |
コメント | スリルがあって面白い映画だとは思った。しかし核を爆発させたのが大失敗。。。広島・長崎を経験している日本人としては核の悲惨さが何も伝わってこないし、アメリカ人たちは核を大きな爆弾というくらいの認識がないせいかもしれない。しかも大統領なんかは、間近で被爆したはずなのにピンピンしてるし… 9.11以降の映画ということもあって、仮想敵国をロシアにした点もうなづけない(原作はいつなのか知らないけど)。どうせ戦争好きのアメリカってことはバレてんだから、敵国をそのままイスラム圏にしちゃえば、悪に徹していて素直に受け入れられるかもよ。。 原作はジャックライアンシリーズbyトムクランシー。 (2003.9)
|
トータル・リコール | 1990 アメリカ 東宝東和 TOTAL RECALL |
|||
ストーリー | 西暦2084年。技師のダグ・クエイドは火星の悪夢にうなされる日が続いていた。自分の記憶に疑問を持った彼は、火星に行けば何かわかると思い、夢を売るリコール社へ向かう。 | |||
監督 | ポール・ヴァーホーヴェン | |||
出演 | アーノルド・シュワルツェネッガー | レイチェル・ティコティン | シャロン・ストーン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 宇宙服のヘルメットが割れて、目玉が・・・印象的。タクシーのおっさんとか、マイケル・アイアンサイドとか、記憶に残るシーンが多いのに、いつも重要な部分を忘れてしまう。 翌年には『氷の微笑』で大胆演技をするシャロン・ストーンもこの映画ではシュワちゃんの偽の妻。格闘までしちゃいます。 鼻の中から発信機を取り出す顔。西河きよし並みの目玉。ネズミがつけた発信機。ダグが変装した太ったおばちゃん、ミュータントのメイキャップ、3つのおっぱいの女等々。やりすぎ感いっぱいで楽しい映画だ。 ゲリラの指導者はクアトー。しかしリーダー格の男の腹から飛び出してきた不気味なミュータントだったのだ。これじゃ『マニトウ』だよ・・・ クライマックスではホログラムを上手く利用した銃撃戦。リクター(アイアンサイド)の腕がもげるシーンなど、見せ場が多すぎる。そのせいで、「実際の記憶はどうなんだ?」という疑問が毎回沸き起こるのだ・・・ 1990年アカデミー賞音響効果編集賞、録音賞ノミネート 1990年日本アカデミー賞外国作品賞ノミネート (2005.12)
|
どつかれてアンダルシア | 1999 スペイン アーティスト・フィルム MUERTOS DE RISA |
|||
ストーリー | スペインのどつき漫才、ニノ&ブルーノの物語。 | |||
監督 | アレックス・デ・ラ・イグレシア | |||
出演 | サンティアゴ・セグラ | エル・グラン・ワイオミング | カルラ・ヒラルゴ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 3年も同じソックス履いているアガリ症ニノ。結局何年履いてたことになるんだ?日本のどつき漫才にも通ずるところがあるなぁ〜としみじみ感じるし、実生活では仲が悪いと面白い漫才になるのは日本でも実証済み。しかし、ここまで憎み合っていて面白い漫才が見れるのだろうか?と疑問です。 最後に殺し合って初めて友情に気づくというのは悲劇でもあり、喜劇でもある。ということでかなりブラックな仕上がりでした。 バルセロナオリンピックの聖火台着火のシーンはニノが弓を放ったのかぁ〜(笑) (2004.1)
|
ドッグヴィル | 2003 アメリカ ギャガ・コミュニケーションズ DOGVILLE |
|||
ストーリー | ロッキー山脈の麓の小さな村“ドッグヴィル”。そこへ銃声の後に謎の美女グレースが登場する。元医師の息子トマス・エディソンはギャングから逃げている彼女をかくまい、2週間で村人全員に気に入られることを条件に村に住まわすことになる。 | |||
監督 | ラース・フォン・トリアー | |||
出演 | ニコール・キッドマン | ポール・ベタニー | クロエ・セヴィニー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | まるで舞台劇のようなセット。背景もなく壁もない白線を引いただけの村。他の家で何をやっているのか全てわかるようになっている。奇抜な発想のため集中力なくしては観れない映画なのかもしれない。 プロローグと9章からなる3時間のこのストーリー。途中、かなり眠気を誘うのだが、後半村人の変貌に度肝を抜かされ、スクリーンに釘付けとなってしまうのだ。舞台は多分20世紀初頭で失業と貧困層の社会問題があるころに思われる。貧困が生んだ荒んだ心と閉鎖的な村でのエゴイズム。その犠牲者がグレース(キッドマン)となる。 少年ジェイソンまでもがSM気たっぷりで、まともな人間はいなくなる。そう、彼らはまさしく犬なのである。本能だけで生活し、権力にしつけられることもない。その狂気の沙汰をまざまざと見せつけられる痛い映画だったのだ。こうなってくるとラストも予想できるのだが、エンドロールの背景写真に見られるように単なるギャング映画に終ってないところがすごかった。 2003年カンヌ国際映画祭コンペティション 2003年ヨーロッパ映画賞監督賞 (2004.6)
|
DOG STAR/ドッグ・スター | 2002 日本 東京テアトル=オメガ・ミコット |
|||
ストーリー | 元ボクサーの盲人ゴングと盲導犬シロー。交通事故でゴングは死に、シローが助かった。幽霊として現われたゴングはシローの願いごとをひとつだけかなえることにした。そしてシローの願いは人間になってパピーウォーカーに会うことだった。。。 | |||
監督 | 瀬々敬久 | |||
出演 | 豊川悦司 | 井川遥 | 石橋凌 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 設定がとにかく面白い。犬のトヨエツを見れる貴重な映画だ。欲を言えば、井川遥とはキスするんじゃなくて、ペロペロ舐めちゃうとか、犬の習慣が匂いを嗅ぐだけだとつまらない。それほどファンタジーっぽくないのだから、コミカルな部分を増やすとか、時間を短くするといいかもしれない。テーマも一貫性がなく、ダラダラとしているが、泉谷しげるの演技は全体が引き締まってGOOD。 (2004.7)
|
どっこい生きてる | 1951 日本 新星 |
|||
ストーリー | 日銭稼ぎもあぶれてしまう毛利は、大家からも小さな家からの立ち退きを迫られる。妻は子供二人を連れて実家へ帰ることを決めた。毛利は友人が経営する木賃宿に泊まることにして、ようやく旋盤工の仕事にありついた・・・ | |||
監督 | 今井正 | |||
出演 | 河原崎長十郎4 | 中村翫右衛門4 | 木村功 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | 終戦直後の日本。配給の飯と職業紹介所。群がる自由労働者たち。戦争の焼け跡も生々しい中で人々は仕事を求めて集まってくる。焼け落ちた建物に、大勢の労働者という構図を観ると、同年代のイタリア映画と共通項が多いなぁと感じてしまう。「東京ブギウギ」がスピーカーから流れてきても貧乏人にはピンとこないんですよね〜 ストーリーが大きく展開するのは、町の人たちから借りた大金が酔っ払ったおかげで無くなってしまったところ。しかも決まったはずの工場からは「雇わない」との一言。まさしく踏んだり蹴ったりの状況下に置かれてしまう毛利。しかも、悲劇はこれだけでは終わらない。重苦しい音楽と悲劇の連続で、一家心中しかないのでは・・・とまで暗くなりそうな雰囲気。上野駅近くの陸橋の上、下には汽車が通りすぎる・・・ タイトルから考えても、まさか心中するはずがないと思ってしまった。役者の名演によって、生きる勇気も沸いてくる。今の世の中と比べても、自分の生活と比べてみても、まだまだ恵まれた環境に感謝しなければならないですね。 (2005.5)
|
突然炎のごとく | 1961 フランス ヘラルド JULES ET JIM |
|||
ストーリー | 文学青年の2人、ジュールとジムはカトリーヌと知り合うが、ジュールが彼女と結婚する。第一次世界大戦後、彼らはライン河畔の家で幸福な時を過ごす。 | |||
監督 | フランソワ・トリュフォー | |||
出演 | ジャンヌ・モロー | オスカー・ウェルナー | アンリ・セール | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 愛人が3人いるというカトリーヌに対して文句も言わなかったジュール。20世紀初頭にもこういうオープンすぎる関係があったのか。結婚前、大戦前の3人の関係はよくある設定だと感じていたのだが、世界には彼らしか存在していないような後半の関係。はたから見ると、村人たちと同じように、世間から孤立した「3人のバカ者」に思えてしまうのだ。 こういう物語を観ると、結婚がゴールインであるということすらばかばかしく思えてくる。自由奔放なカトリーヌに魅力は感じるものの、親友から奪うまでの価値があるのでしょうかねぇ。南海の孤島ならイザ知らず。。。 新しい男女の関係(束縛されたくない女性)を描いた佳作であるが、優柔不断な男たちの本音が上手く伝わらないことと、終盤が面白くないために評価が下がってしまいます。 1962年英国アカデミー賞作品賞、女優賞ノミネート (2004.7)
|
トッツィー | 1982 アメリカ COL TOOTSIE |
|||
ストーリー | こだわりが多すぎる失業俳優のドーシー・マイケル。昼メロ『南部病院』での女装したドロシーが役を獲得してから大ブレークする。 | |||
監督 | シドニー・ポラック | |||
出演 | ダスティン・ホフマン | ジェシカ・ラング | テリー・ガー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | ドロシーがアドリブで演技を次々と変えていくところが面白い。実際のテレビドラマでもそうなのかと考えてしまいました。何故だか男からの視線でドロシーを見ても、ちっともわからなくて、周りでだまされている人たちの本性が見えてくることに面白さを感じただけだ。ダスティン・ホフマンが演じていることを観る側はわかっているせいもあるかもしれないが、それほど魅力は感じないでしょうね。 俳優としての演技を追及すれば、男が女、女が男を演ずるのも究極の技量になるのであろう。こうして自尊心を満足させたら、後は引き際が大事。ドラマのラストは大笑いしてしまいました。 1982年助演女優賞(ジェシカ・ラング) 同作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、歌曲賞、音響賞、編集賞ノミネート 他多数 (2004.2)
|
dot the i ドット・ジ・アイ | 2003 イギリス/スペイン エスピーオー DOT THE I |
|||
ストーリー | ロンドンで暮らすスペイン女性カルメンは恋人バーナビーにプロポーズされる。独身最後のパーティでキスすることになった彼女が選んだのはずっとビデオ撮影していたキット(ベルナル)だった・・・ | |||
監督 | マシュー・パークヒル | |||
出演 | ガエル・ガルシア・ベルナル | ナタリア・ベルベケ | ジェームズ・ダーシー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | キサス・キサス・キサス ヒゲダンスのコスチュームでパーティを楽しむカルメンと友達。ヘン・ナイトというフランスの伝統では、独身最後のパーティで男にキスすると幸福になれるという。付け髭をした女の子たちのキスなんてのも盗作の世界かもしれない。おいおい、キス長すぎだってば〜という周りの視線も気にせずフレンチキスする2人。何度も2人は会い、今を楽しむ。そして、結婚式は『卒業』のように花嫁強奪までには至らずに無事執り行われる。 カルメンも一瞬燃えあがった三角関係を再燃させたく、彼のアパートへ・・・初めて結ばれた2人であったが、帰宅するとバーナビーは自殺を図った。なんだ、大したことないストーリーだなぁ〜と思ってるとそこからのどんでん返しがすごい。 【ネタバレ注意】 いつもビデオカメラを回しているキットも怪しかったが、リッチな婚約者バーナビーのストーカーっぽいところも怪しすぎ。実は三角関係のスナッフ・ムービーを撮るというバーナビーの計画で進められた計画的なものだった。見事に契約書にサインさせられた2人はその生録映画を上映させられることになったのだ。金持ちの単なる道楽、酔狂みたいな非道ぶり。編集によりカットをサブリミナルのように挿入した意図がここに感じられた。 こんなことされて黙ってるわけないのに、インディペンデント映画祭で有頂天になるバーナビーと助手のテオたち。バーナビーを殺すんだろうなと思っていたら、その通りになってしまった。見事に殺人罪を被らないように・・・二つ目のどんでん返しは予想がつくところが残念な脚本。ここはもっとストレートでもよかったのになぁ〜この蛇足気味のシークエンスに“終止符”を打てよ!という気持ちになりました。エンドロール後は面白かっただけに残念。 (2006.4)
|
トットチャンネル | 1987 日本 東宝 |
|||
ストーリー | 黒柳徹子のNHK入社、養成所時代を描いたもの。 | |||
監督 | 大森一樹 | |||
出演 | 斉藤由貴 | 渡辺典子 | 高嶋政宏 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | テレビジョンの発展を映画で描くというのも面白い。TVでも50年の歴史を特集していたが、生本番のドラマが多い時代には面白いエピソードがいっぱいあるなぁ。 中野英子って、中村メイ子かな? (2004.10)
|
突入せよ!「あさま山荘」事件 | 2002 日本 東映 |
|||
ストーリー | 1972年、連合赤軍のメンバーがあさま山荘に人質をとって立て篭もり、警察側と死闘を繰り広げる。当時、指揮官の一人であった佐々淳行の目で見た日本犯罪史上最悪の事件を扱ったドラマ。 | |||
監督 | 原田眞人 原作:佐々淳行 | |||
出演 | 役所広司 | 宇崎竜童 | 伊武雅刀 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★ |
コメント | 実際の現場の任務に携わった人が書いたものなので、非常に興味深く鑑賞。犯人像の描写がほとんど登場しないので、地元警察と警視庁との確執、ちらりと垣間見ることの出来る公務員体質、当時の警察が経験の無さから作戦が上手くまとまらなかったという事実も面白い。 前半はのんびり待機していた機動隊員、緊迫感が全く伝わってこない。後半、一番印象に残る鉄球のシーンも迫力がない。佐々氏本人の人物像を追いすぎていたためか、ドキュメンタリープラスほんわかドラマになっていたような感有り。しかし、この映画って何の目的で作られたのであろうか?それが一番疑問である。 (2003.12)
|
トップガン | 1986 アメリカ Par=UIP TOP GUN |
|||
ストーリー | 米空軍のF-14特別養成所トップ・ガン。 | |||
監督 | トニー・スコット 製作:ドン・シンプソン、ジェリー・ブラッカイマー | |||
出演 | トム・クルーズ | ケリー・マクギリス | ヴァル・キルマー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★ | ★★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | アイドル映画、軍隊映画の融合。音楽がいいためにヒットもしたが、トム・クルーズファンでもない限り面白くない。当時は終結直前とはいえ冷戦が続いていた時代。テーマはミグ戦闘機をやっつけろ!ですから・・・ 意外とティム・ロビンスやメグ・ライアンまで出演していたのですね。ティムは目だってないけど。 1986年アカデミー賞主題歌賞 同音響効果編集賞、編集賞、録音賞ノミネート 1986年ゴールデングローブ賞歌曲賞 (2005.6)
|
ドッペルゲンガー | 2002 日本 アミューズ・ピクチャーズ |
|||
ストーリー | 早崎道夫は介護ロボットを研究するエリート研究員。上司から、周りからと進捗状況を聞かれるなどストレスがたまる一方だ。ある日、もう一人の自分に遭遇し・・・ | |||
監督 | 黒沢清 | |||
出演 | 役所広司 | 永作博美 | ユースケ・サンタマリア | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★ | ★★★★ | ★★ |
コメント | 途中、どっちがどっちかわからなくなって・・・前半の小説家を目指していた永作の弟のエピソードの方が面白い。終盤のドタバタ劇になってからは、メッセージ色もなくなり、つまらなくなりました。 (2004.10)
|
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||