ヴァイブレータ | 2003 日本 ステューディオスリー=シネカノン |
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ストーリー | コンビニでフリーの女性ルポライター玲が入ってきた男を食べたくなる。そのままトラックに乗り込み、東京から新潟へと旅をする。 | |||
監督 | 廣木隆一 | |||
出演 | 寺島しのぶ | 大森南朋 | 田口トモロヲ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 何だろう?一度観たら、もう観たくないのだけども気持ちいい。ロードムービー独特の感覚なんだけど、普通とは違い、最初からセックスしてしまう2人。結末が先に来て、後は付け足しのような印象が残った。トラッカーの裏事情やヤクザの世界の会話なんてどうでもいいのだけど、女性の性欲の象徴、女性からセックスの相手を誘うという地位向上の主張がよくわかった。 2003年日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞、ベスト10の2位 (2004.11)
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ヴァージン・スーサイズ | 1999 アメリカ 東北新社 THE VIRGIN SUICIDES |
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ストーリー | 17歳〜13歳の5人姉妹。末っ子のセシリアが自殺してからドラマは始まる。。。 | |||
監督 | ソフィア・コッポラ | |||
出演 | キルステン・ダンスト | ハナ・ハル | ジェームズ・ウッズ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 自殺を美しく見せる映画は嫌いです。少女たちの微妙な精神状態なんかは上手く表現されているのに、結局のところ理解できない部分が多い。しかし、70年代ポップスが全編に流れ、一時期流行った学園ドラマ風になるのか?と思ったのもつかの間、ホラー映画を見てる雰囲気にもさせられた。 とりあえず音楽だけは最高でした。Heartやギルバート・オサリバン、10ccが特に・・・少年達が電話で音楽だけを流すシーンはぐっときた(笑)。まぁ、この作品はコッポラの娘がこれから映画界に殴りこむぞーっと意思表明しただけの映画と思えばいいのかな。 2001年MTVムービーアワード新人監督賞 (2003.11)
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ヴァン・ヘルシング | 2004 アメリカ ギャガ=ヒューマックス VAN HELSING |
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ストーリー | 19世紀末、モンスター・ハンターのヴァン・ヘルシングはトランシルバニアのある村へドラキュラ退治にやってきた。そこで代々ドラキュラと戦い続けてきたヴァレリアス一族のアナ王女と出会う。。。 | |||
監督 | スティーヴン・ソマーズ | |||
出演 | ヒュー・ジャックマン | ケイト・ベッキンセイル | リチャード・ロクスバーグ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | フランケンシュタイン、ウルフマン、ジキルとハイド、モンスターファンにとってはヨダレの出るほど嬉しい設定だ。しかも、インディー・ジョーンズのような冒険活劇と007のQのように秘密兵器を扱う半僧侶カール(デヴィッド・ウェンハム)。こうなりゃもう、お祭り騒ぎのように楽しむのがベストだと思う。 フランケン・モンスターは哀愁を帯びていて特に良かった。何だかロバート・デ・ニーロの『フランケンシュタイン』を思い出してしまい、観てる間中デ・ニーロの顔がずっと離れなかった。映像ではダークなイメージを背景に、アナ王女とドラキュラ伯爵の3人の花嫁の衣装の鮮やかさが巧いコントラストを描き出してびっくりです。 主人公ヘルシングの殺人者として追われたり、聖者としてあがめられたり、過去の記憶がなく、ちょっとドジな性格という設定。これが現代のヒーロー像の特質だと思うが、見事に作り上げてるなぁ。。。ドラキュラ伯爵が子孫繁栄のためフランケンシュタイン博士の残した実験室を利用するといった斬新なアイデアも面白いし、花嫁の3人が美しく上にとても強いといった点も楽しませてくれました。 ちょっと中途半端な伏線と、ラストはこれでいいのか?と思わせるところ以外は最高でした。 (2004.8)
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ヴァージン・ハンド | 2000 アメリカ アートポート=アースライズ PICKING UP THE PIECES |
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ストーリー | 元ストリッパー妻の浮気を知って殺してしまったテキサスで肉屋を営むテックス。バラバラ死体をニューメキシコまで運ぶ途中、手首を落としてしまうが、盲目の老婆がその手首に躓き、目が見えるようになったことから騒動が起こる。 | |||
監督 | アルフォンソ・アラウ | |||
出演 | ウディ・アレン | デヴィッド・シュワイマー | マリア・グラツィア・クチノッタ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 殺された妻キャンディ役にシャロン・ストーン、浮気相手のボボ役にキーファー・サザーランドと贅沢なキャスティング。落としてしまった「マリアの手首」はその後も奇跡を起こし、テレビや雑誌などでも宣伝されてしまう。 ブードゥー教、仏教、エホバの証人と宗教を馬鹿にしたような内容もあるのだが、ジェローム神父がセックス狂いになってることから、キリスト教そのものも皮肉ってるような気がする。しかし、みんなの願いごとって「おっぱいを大きく」とか「あそこを大きく」みたいなのばかりというのも・・・下ネタのオンパレードかいな(笑)。 ウディ・アレンの自虐的ギャグもよかったのだが、落ちがイマイチだったな。 (2004.8)
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ヴァージン・フライト | 1998 イギリス K2エンタテイメント THE THEORY OF FLIGHT |
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ストーリー | 手作り飛行機が趣味のリチャードは簡易裁判で120時間の社会奉仕活動を命じられ、車椅子少女のジェーンの世話をするが、彼女の夢、ロストヴァージンを頼まれてしまう。 | |||
監督 | ポール・グリーングラス | |||
出演 | ヘレナ=ボナム・カーター | ケネス・ブラナー | ホリー・エアード | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
コメント | ジェーン役のヘレナがいい演技だ。描かれているのは身障者と健常人との間の確執よりも、患者と介護人との間での恋愛成就の困難さであろう。前半は『ジョゼと虎と魚たち』にも通ずるが、このような女の子の純粋な気持ちがよく伝わってきます。 一方、リチャードの飛行機にかける情熱も純粋さが痛いほど理解できて、ジェーンによって自分というものを再発見する過程や、普通の人生だと味わえないことを教えられたとに感動させられました。 (2004.3)
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ヴィゴ | 1998 イギリス/フランス アミューズ VIGO |
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ストーリー | 29歳の若さでこの世を去った監督ジャン・ヴィゴの生涯。結核病棟に入院したヴィゴは同じ病気のリデュと知り合う。 | |||
監督 | ジュリアン・テンプル | |||
出演 | ジェームブ・フレイン | ロマーヌ・ボーランジュ | ジム・カーター | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | ヴィゴの顔が痩せこけていくところがリアルすぎて怖いくらいでした。妥協を許さない監督の姿も上手く表現されていて、この伝記を撮った監督さえも妥協を許さないかのように感じます。 父親がアナキストであったための上映禁止や母親との確執、周り友人たちの愛も感じます。時代は映画の検閲があった時代なのでしょうか?(よく知りませんが)。やはり芸術に妥協は不要ですよね。 (2004.1)
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ウィズ・ユー | 1997 アメリカ セテラ DIGGING TO CHINA |
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ストーリー | 1960年代、ペンシルバニア州。モテルを経営する一家の娘ハリエットは車の故障が原因で長期滞在することになった知的障害者リッキーと仲良くなる。 | |||
監督 | ティモシー・ハットン | |||
出演 | ケヴィン・ベーコン | メアリー・スチュアート・マスターソン | エヴァン・レイチェル・ウッド | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 風船の乗り物、あれは乗ってみたいです。穴を掘って中国まで行くとかUFOを信じてやまない少女。世間の常識からはかなり離れた夢を追いかけても、誰も問題児扱いしない。「10歳の子供のやることだから・・・」といって簡単に許すような自由がある田舎なのだ。色々と探検したり楽しい思い出ばかり。ラストの描写はイマイチかなぁ。 知的障害者を演じた俳優はかなりいますが、この作品のケヴィン・ベーコンは何かが物足りない。台詞をしっかりしゃべるためなのかな? (2004.4)
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ウィッカーマン | 1973 イギリス ケイブルホーグ THE WICKER MAN |
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ストーリー | ローワン・モリソンという12歳の少女が行方不明になったとして本土の警官ハウイーがサマーアイル島に捜査にやってきた。しかし、島の誰もが少女を知らず、母親までもが知らないと突っぱねるのだった。 | |||
監督 | ロビン・ハーディ | |||
出演 | エドワード・ウッドワード | クリストファー・リー | ダイアン・シレント | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 異様な島の住人たち。酒場で騒いでいる連中、外ではセックスに耽るカップルたち、学校では異教の授業、と島全体がカルト教団の巣になっているようなイメージだ。ストーン・ヘンジのような神々しい場所で、10数名の裸の娘が踊る光景が印象的なのだ。この光景だけなら、ここに住んでみたいと思ってしまう。。。 確かにエロティック・ホラー、異教徒の収穫祭や考え方、様式の違いには空恐ろしいものを感じるのかもしれない。だが、クリスチャンではない者が観ても、それほどの恐怖は喚起されないのではないでしょうか。無宗教であることが悪い事のようにも思えてしまうのだ。 それでも、この展開は好きだ。最初から、ハウイー巡査は誰から手紙を受け取ったのかを疑問に思わなかったのだろうか。かなり辻褄が合わない部分にも目を背けるような一本気の堅物男という印象だった。だからだろうか、最初からハウイーには感情移入できず、村人中心に見てしまったので、変な気分で終ってしまった・・・ (2004.8)
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ヴィドック | 2001 フランス アスミック・エース VIDOCQ |
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ストーリー | 1830年、7月24日。ヴィドックが死んだと報じられた号外が配られていた。作家のポワッセは彼の伝記を書くため、ヴィドックの相棒ニミエを訪ねる。そして、彼の死の原因を探るため、探偵として動いていた足取りを追う。。。 | |||
監督 | ピトフ | |||
出演 | ジェラール・ドパルデュー | ギョーム・カネ | イネス・サストーレ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 足取りを辿るポワッセが行き着いた変態の館には19世紀の淫靡な雰囲気が漂っていた。ゴシック調を基本とする中で、炎をイメージした赤色が覆い被さる。時代は立憲君主制を争って蜂起したパリ7月革命の時代・・・パリは熱かったのだろう。 自分の顔に映ると命を落とすといわれる不思議な鏡の仮面男。怪しい宗教の代表的存在である錬金術師というキーワード。「ヴィドック」はフランス人なら誰でも知ってるヒーローらしいのだが、この映画ではドパルデューがそれほど活躍していない。やはり彼にはアクションよりもコメディが似合うと思う。 アクションシーンはCG満載で目が疲れます。せっかくフランス7月革命というバックボーンがあるのだから、もっと活かせばいい作品になっただろうなぁ。 (2004.9)
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ヴィレッジ | 2004 アメリカ ブエナビスタ THE VILLAGE |
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ストーリー | 1897年、ペンシルヴァニア州。外の世界とは隔離された一つの村があった。その村には“掟”があり、森に入ってはならないとされていたのだ。青年ルシアスは薬を手に入れるために森を抜けて町へ出たいということを年長者たちに伝えたが。。。 | |||
監督 | M・ナイト・シャマラン | |||
出演 | ブライス・ダラス・ハワード | ホアキン・フェニックス | エイドリアン・ブロディ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 7つの謎。どうでもよくなった。とにかく宣伝の方法がよくない。これでは観方が変わってしまいます。そしてもう一ついけないのがシャマラン監督の前作『サイン』の影響で、鑑賞中、ツッコミどころしか考えていなかった。『サイン』がだめだと思った人は、違う監督作品だと思って観たほうがよいのでしょう。 冒頭から金属のゴミ箱が登場したり、薬・・・特に抗生物質などは19世紀には存在しないものだろうし、時代考証が無茶苦茶やなぁ・・・と、早くもツッコミ準備態勢が整ってしまったのに、「そう来たか!」「やられた!」とツッコミ返しを食らってしまった。一番のツッコミ準備は「おいおい、そんなに早くから『サイン』の宇宙人を出すなよ!」だった。。。 (公開終了後、追記予定) (2004.9)
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ウェインズ・ワールド | 1992 アメリカ Par=UIP WAYNE'S WORLD |
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ストーリー | カーヴィとマイヤーズのロック音楽満載のコメディ。 | |||
監督 | ペネロープ・スフィーリス | |||
出演 | マイク・マイヤーズ | ダナ・カーヴィ | ロブ・ロウ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★ | ★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 冒頭の車の中での「ボヘミアン・ラプソディ」が最高だ。昔ロック少年だった人にはたまらない映画だな。ただのオバカコメディではなく、風刺も含まれているので嫌気はしない。T2のロバート・パトリックが出てくるところはビックリです(笑) ただ、笑えないギャグが多いというのが難点だ・・・翻訳が難しいということもあるけど。 1992年MTVムービーアワードコンビ賞 同魅惑的な女優賞(ティア・カレル)ノミネート (2004.3)
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ウエストサイド物語 | 1961 アメリカ UA WEST SIDE STORY |
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ストーリー | ニューヨークのダウンタウン。イタリア系ジェット団とプエルトリコ系シャーク団が対立。『ロミオとジュリエット』をそのまま現代版にリメイクしたようなミュージカルだ。 | |||
監督 | ロバート・ワイズ ジェローム・ロビンズ | |||
出演 | ナタリー・ウッド | リチャード・ベイマー | ジョージ・チャキリス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | ストーリーや設定はそれほど好きではない。しかし音楽が良すぎる!最近で言えば、『アナライズ・ユー』でデ・ニーロが歌っていたシーンが印象的だ。個人的には大学時代のブラスバンドでメドレーを演奏したのが忘れられない。シャーク団・ベルナルド、アニタ、マリア。ジェット団リフ、トニー。 1961年アカデミー賞作品賞、助演男優賞(ジョージ・チャキリス)、助演女優賞(リタ・モレノ)、監督賞、撮影賞、ミュージカル音楽賞、美術監督・装置賞、衣装デザイン賞、編集賞、録音賞 その他多数 (2004.11)
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ウェディング・シンガー | 1998 アメリカ ギャガ=ヒューマックス THE WEDDING SINGER |
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ストーリー | リッチフィールドの結婚式場でウェディング・シンガーとして生計を立てているロビーは結婚式当日に花嫁に逃げられてしまう。一方、結婚式場で働き出したジュリアは結婚式を控えていて、ロビーを元気付け、アドバイスをもらうようになった。。。ビリー・アイドル本人も出演。 | |||
監督 | フランク・コラチ | |||
出演 | ドリュー・バリモア | アダム・サンドラー | クリスティン・テイラー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 私も結婚式場でバンドのアルバイトをしていたので、映画にのめり込んでしまった。他人の幸せを祝う一方で自分の幸せを掴み損ねる気持ちがよく伝わる。大笑いできるシーンはかなり多く大満足でしたよ。 80年代ソング満載の上、台詞に出てくるミュージシャン名やTVドラマタイトル。ストーリーを盛りたててくれました。甥に向かって“Beatit”と言うシーンが最高かな。ロビー役のアダム・サンドラーがかなりいい味出していますよね。情けない男の代表みたいな感じで(爆) 忘れてならないのが冒頭とラストで笑わせてくれるS・ブシュミ!はまってしまいます〜〜 1998年MTVムービーアワードキスシーン賞 (2004.1)
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ウェディング・プランナー | 2000 アメリカ 日本ヘラルド映画 THE WEDDING PLANNER |
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ストーリー | やり手のウェディング・プランナー、メアリーは大会社の社長令嬢フランのプロデュースを請け負う。そして街で偶然に知り合った小児科医スティーヴに恋してしまうが、その彼はフランの花嫁だった。 | |||
監督 | アダム・シャンクマン | |||
出演 | ジェニファー・ロペス | マシュー・マコノヒー | ブリジット・ウィルソン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 付添い人が緑の服だと、すぐ離婚しちゃうのかぁ・・・メモメモ。そんなことより、展開も読めそうだし、根本的につまらないし、ジェニロペかマコノヒーファンのための映画ですね。コメディに徹するとか、ウェディング・プランナーの仕事ぶりをもっとネタにするとか、全体を引き締めるといい映画になりそうなんだけどな。一般人にはあまり知られていない職業を映画にするときにはそれなりのモノが必要だと思うし、これだと普通の結婚式場の従業員って雰囲気かもしれない。 公園のオブジェを倒して、オチンチンがもげた。う〜む、記憶に残りそうだ。 (2004.6)
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ウェルカム・トゥ・サラエボ | 1997 イギリス アスミック WELCOME TO SARAJEVO |
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ストーリー | イギリス人ジャーナリストの目から見た悲惨なサラエボを描いたセミ・ドキュメンタリー映画。 | |||
監督 | マイケル・ウィンターボトム | |||
出演 | スティーヴン・ディレイン | エミラ・ヌシュビッチ | ウディ・ハレルソン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 完全なドキュメンタリーにしなかった理由は何だろう。ジャーナリストの現実をもついでに表現したかったのであろうか。それとも、キャッチコピーにあるように撮影することよりも子供たちを助けることを選んだのか。確かに悲惨な現実を毎日目の当たりにしていたら、逃げ出したくなる気持ちもわかる。ジャーナリズムの限界についても考えさせられる。 時折実際の映像が何度も出てきて、目を覆いたくなるような現実。被害に遭うのはいつも民間人。何の罪もない子供たちが傷つく光景はもう見たくない。いや、見ないためにも世間に現実を知ってもらわなければならないのだ。そして映画では、一人の孤児エミラを養女にすることによって、助けることのできる人間には限界があるということを観る者に痛感させる。 1997年カンヌ国際映画祭コンペティション (2004.2)
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ウォーターワールド | 1995 アメリカ Uni=UIP WATERWORLD |
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ストーリー | 地球温暖化が進み海ばかりになってしまった地球。巨大な浮遊都市で生活する人間は“ドライランド”を追い求めていた。ドライランドの地図の刺青をもつ少女エノーラと母ヘレンはマリーナを助け海へ出るが、ディーコン率いるスモーカーズもエノーラを狙っていた。。。 | |||
監督 | ケヴィン・レイノルズ | |||
出演 | ケヴィン・コスナー | デニス・ホッパー | ジーン・トリプルホーン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 映画館で観ていれば制作費1億7500ドルの迫力を味わえたのかもしれない。しかし、はっきり言ってUSJのアトラクションのショーに負けている。一番の問題は、マリナー(コスナー)がミュータントであり、観客が求めているヒロイズムを感じないところだろう。人間味のある性格だとか、悪徳に徹するヒーローだとかを全面に出せばそれなりに楽しめる主人公になったと思うが、設定が中途半端すぎるのだ。笑える箇所も子供向け感があり、もっと大人向けにしてもいいかと思う。 海の上のオアシスというガラクタを積み上げただけの舞台なんかも好きだし、オンボロ飛行機だって宮崎アニメを実写化したような雰囲気でいいものがある。 エノーラ役のティナ・マジョリーノは可愛いし、意外にもジャック・ブラックが出演しているところは面白い。 1995年アカデミー賞音響賞ノミネート 1996年ラジー賞助演男優賞(デニス・ホッパー) 同作品賞、主演男優賞、監督賞ノミネート (2004.9)
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ウォール街 | 1987 アメリカ FOX WALL STREET |
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ストーリー | 証券マン、バドは大口の顧客を掴むのに必死だった。 | |||
監督 | オリヴァー・ストーン | |||
出演 | マイケル・ダグラス | チャーリー・シーン | ダリル・ハンナ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 結果はどうあれ、チャンスというものは何でも利用してこそ見つかるもの。序盤のバドの仕事ぶりは営業マンの基本です。現実の世界でもあるだろうなと感じました。株の話よりも、経営の建て直しについての話に興味が移りました。映画の公開時は日本でもバブルの始まりの時代、バブル崩壊の前にこの映画を見ると危機から救う参考になったかもしれない。 アメリカ人口の1%の人間が半分の5兆ドルを握っているという事実、強いては資本主義の虚構をも感じさせる。「売り買いじゃなく創造すること」がないと発展はしない、と。 親子役がピッタリきてるな〜と感じたら、実際の親子だったのね・・・知りませんでした。 1987年アカデミー賞主演男優賞(マイケル・ダグラス) 1988年ラジー賞ワースト助演女優賞(ダリル・ハンナ) (2004.2)
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ウォルター少年と、夏の休日 | 2003 アメリカ 日本ヘラルド映画 SECONDHAND LIONS |
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ストーリー | 父親のいない14歳の少年ウォルターは母メイに連れられ、二人のおじいさんが住むテキサスの田舎にあずけられる。 | |||
監督 | ティム・マッキャンリーズ | |||
出演 | マイケル・ケイン | ロバート・デュヴァル | ハーレイ・ジョエル・オスメント | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | とにかく強いぞ!ハブおじいさん。銃をかまえて「俺の金を奪う奴は許せ〜ん!」とばかりにセールスマンを撃退するじいさん二人。金の有効な使い道を知らないもんだから、アフリカからライオンを取り寄せてハンティングを楽しもうとしたり、クレー射撃練習機や適当に野菜の種を買ったりする。男の良さを教える内容と言えば「二つの戦争を経験し、大勢の人間を殺した」という自慢話ばかりだ。確かに、インディージョーズばりに活躍する話は素敵なのですが、回想シーンが少なすぎて中途半端。真実か嘘かわからないってところは『ビッグフィッシュ』にも通ずるのですが、老後のために大金を貯めこんだという設定にロマンを感じられない。。。 原題が「中古のライオン」ってことですが、老いぼれライオンを買わされたことと、引退した二人の老人を見事に喩えてます。この辺りとプロットだけは少しだけ満足できた。 (2004.7)
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