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ウィズ 1978 アメリカ
Uni=CIC
THE WIZ
ストーリー  オール黒人キャストの『オズの魔法使い』
監督 シドニー・ルメット
出演 ダイアナ・ロス マイケル・ジャクソン ニプシー・ラッセル
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★★ ★★★★ ★★ ★★
コメント  30半ばのダイアナ・ロスがドロシーだ。おいおい・・・萌えることができねーぞ(笑)
 しっかし、音楽と踊りがすごくいいな〜♪音楽がなければ学芸会といった雰囲気なんだけど、クインシー・ジョーンズの偉大さを改めて思い知った。

1978年アカデミー賞撮影賞、音楽賞、美術監督・装置賞、衣裳デザイン賞ノミネート
(2009.1)

ウェス・クレイヴン’s カースド 2005 アメリカ
ギャガ・コミュニケーションズ
CURSED
ストーリー  満月の夜。TV局に勤めるエリー(リッチ)は弟ジミー(アイゼンバーグ)を乗せて運転中に事故を起こし、相手の女性が惨殺死体となって発見される。二人の体に異変が起こり、・・・
監督 ウェス・クレイヴン
出演 クリスティナ・リッチ ジョシュア・ジャクソン ジェシー・アイゼンバーグ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★ ★★
コメント  マルホランド・ドライブ。対向車の車は崖下に落ち、脱出できない状態。何か動物がフロントガラスにぶつかったのが事故の原因だったが、その動物が車の女性を襲った・・・要は狼男の話だけど、オタクでいじめられっ子のジミーは即座にネット検索したり専門書を漁ったり・・・
 誰が元のオオカミ人間か?という謎も提示してくれたおかげで、途中までは興味深く見れたと思う。それにジミーの恋敵が本当にゲイだったことに大笑い。笑える部分が結構あるし、CGも映像に馴染んでいた。
 やっぱりハリウッド作品なんだな〜と感じる展開には眠くなってしまった。それでも姉弟愛がひしひしと感じられる。

2005年MTVムービーアワード 恐怖演技賞ノミネート
(2009.1)

ウォーリー 2008 アメリカ
ディズニー
WALL・E
ストーリー  人間が地球を放置してから700年が過ぎた。掃除ロボットのウォーリーが一体だけせっせと働く中、ピカピカのロボット“イヴ”が彼の前に現れる。植物を差し出したところ、イヴの動きが停止し、宇宙船にさらわれてしまうのだ・・・
監督 アンドリュー・スタントン
出演 ベン・バート エリサ・ナイト 草刈正雄(日本版)
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  二人でプチプチ・・・
 人間の9割はアホだ!と言ったのは『ハロー・ドーリー!』に出てくるウォルター・マッソーだったのでしょうか。なぜかウォーリーが好きなミュージカル映画がジーン・ケリー監督『ハロー・ドーリー!』なのです。韻を踏んでることは確かですが、なぜこのミュージカルが・・・と、あたかも知っているかのように書いてますが、エンドクレジットを見るまで思い出せなかったです。
 地球を見捨てていった人間たちによって、残されたゴミ処理ロボットのウォーリーが一人寂しく日々のお掃除。もう少し荒涼とした世界や、彼(?)の孤独描写が欲しいと感じたのはぜいたくなのでしょうか、早速ヒロイン“イヴ”の登場です。この彼女が綾瀬はるかもチョン・ジヒョンもユマ・サーマンも真っ青になるくらい怖い、強い、ピカピカの、兵器を装備したロボットなのだ。
 環境汚染をテーマにしたかのような映画ではありましたが、SF好きの方ならば目新しいものとは思わないんじゃないでしょうか。そんなありふれたテーマよりも気になったのが、宇宙に植民地を求めて飛び立ったのは富裕層だけなんじゃないか!って所。20世紀に思い描いたのは誰もが行ける宇宙だったけど、「30億円で宇宙旅行」というトピックスが記憶に新しい現在。誰もが宇宙に逃げられるわけじゃないのです。映画に登場する人間は、不気味なくらいに皆太っていて、運動能力が低下していた。これもその富裕層の子孫だと思うと、皮肉とも受け止められる。言うだけで実行できないとか、頭は良さそうなのに“ピザは畑でとれる”ものだと思ってるところなんて、彼は麻○太○氏の子孫なのかもしれませんね・・・
 さて、ウォーリーくんはR2-D2の雰囲気があるロボットなのですが、どうもETのイメージに押されてしまった。頭の形もそうだし、指にこだわってるし、植物がキーポイントになるし、終盤には死んじゃいそうになるし・・・スピルバーグの名前がチラつきながらも、オートが暴走(?)してしまったシーンで「ツァラトゥストラかく語りき」が流れ、『2001年宇宙の旅』へのオマージュが感じられるのだ。やっぱり、こっちか・・・
 アニメーションの完成度の高さ。文句のつけようもないところですが、アメリカ発信の環境問題映画ってのはどうも信用できない。この映画の結末にしても、700年くらい待ってみれば何もしなくても緑豊かな地球に戻るさ!と言ってるだけのような気がする。
(2008.12)



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