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失われた週末 1945 アメリカ
PAR=セントラル
THE LOST WEEKEND
ストーリー  売れない作家ドン・バーナムは重度のアルコール依存症。酒代がなくなった彼は町をさまようが、気を失ってしまう。。。
監督 ビリー・ワイルダー
出演 レイ・ミランド ジェーン・ワイマン フィリップ・テリー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★
コメント  「酒だ!酒!酒持ってこーい!」てな感じの映画。サスペンスだということでワクワクしてたのですが、結局は酒のみの話で、アルコール依存症とはこんなにひどいんだぞ!ってお話。
 なるほどと感心したのは、1927年の禁酒法以来アルコール中毒が増えたという事実。これを皮肉ってるのかな?ま、演技力だけはすごかったです。。。はい。

1945年アカデミー賞作品賞、主演男優賞、監督賞、脚色賞
同撮影賞、音楽賞、編集賞ノミネート
1946年カンヌ国際映画祭グランプリ、男優賞
その他多数
(2004.2)

うず潮 1964 日本
日活
ストーリー  大正11年、尾道高等女学校の最上級生林フミ子は貧しくも明るい文学好き女性。
監督 斎藤武市
出演 吉永小百合 奈良岡朋子 東野栄治郎
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  おかずの足しにと川でシジミを取るフミ子。上の学校に進学したい彼女だったが、どうしようもない父親のために母とともに苦労する。女学校最後の修学旅行費17円を捻出するのも厳しい状況だったのだ。働いてためた金も、父(東野)が店を出すために差し出してしまい旅行にはいけなくなってしまう・・・
 フミ子に好意を寄せる2人の青年、向島の網元の次男坊二郎(山内賢)と、東京帝大に通うが病気療養のために戻っている質屋の息子光平(浜田光夫)がいる。同級生には森先生(二谷英明)が好きなんだろうと噂される。
 貧乏だけど明るい子。やっぱり吉永小百合はこうした役がよく似合う。時代は男女がボートに乗っただけでフシダラと噂されるような頃。友人の役者との駆け落ちとか、卒業後はすぐに結婚するという女学校の方針。徴兵検査などといったことも出てきたけど、それほど重要なものではなかったのが残念。
 結局は童話コンクールに応募さいた作品が認められて東京へ行く決心をする林フミ子の物語。この時代にあって、結婚が全てではないという進歩的な考え方が美しく描かれる。
(2008.1)





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