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歌え!ロレッタ愛のために 1980 アメリカ
Uni=CIC
COAL MINER'S DAUGHTER
ストーリー  実在のカントリー歌手ロレッタ・リンの物語。
監督 マイケル・アプテッド
出演 シシー・スペイセク トミー・リー・ジョーンズ ビヴァリー・ダンジェロ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★
コメント  ケンタッキーとテネシーという田舎の雰囲気が良く出ていた。テンポ良くスピーディーに物語が進んでいくのに違和感さえ覚えたのだが、「わたしの人生が速すぎた」という本人の台詞にも見られるように、波乱万丈まではいかないけど、回顧すると速すぎる人生に感じられたんだろうなぁ。
 とにかく『キャリー』を演じたスペイセクが歌も上手くて最高です。14歳の頃のロレッタはキャリーそっくりだったのが、大人になると大人っぽく綺麗になってた・・・ポカーン・・・

1980年アカデミー賞主演女優賞
同作品賞、脚色賞、撮影賞、美術監督・装置賞、音響賞、編集賞ノミネート
1980年ゴールデングローブ賞作品賞、女優賞
その他いっぱい
(2005.1)

歌って恋して 1998 香港
劇場未公開
NNTH HAPPINESE  九星報喜
ストーリー  虹彩村の履物修理人のタップは恋人ホンと仲良く暮らしていた。村の実力者の娘チーワンは森で妖精に出会うが、彼は村に来ていた金持ち役人の弟だった。
監督 クリフトン・コー
出演 レスリー・チャン ジジ・ライ エミール・チョウ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★ ★★★ ★★
コメント  珍しいミュージカル。妖精はキム×・タクヤと名乗る役人たちの弟。たちまち恋仲になる。なぜだか饅頭ネタが多い。ラストの団扇の流れを裁判する場面でも唐辛子入りの饅頭を食わしてるし・・・
 テーマ曲が「ジングルベル」ってのがイマイチ。正月映画なのかなぁ。
(2005.4)

歌姫カルメーラ 1990 スペイン
シネセゾン=ケイエスエス
IAY, CARMELA!
ストーリー  1938年、スペイン内戦下。ファシストに抵抗する共和軍の慰問旅芸人一座があった。そこの看板歌手カルメーラと内縁の夫パウリーノとしゃべれない青年の3人。彼らがバレンシノに向かう途中ファシストに捕まってしまった。。。。
監督 カルロス・サウラ
出演 カルメン・マウラ アンドレス・パハーレス ガビーノ・ディエゴ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★ ★★★ ★★★
コメント  信頼、服従、闘争。時折パウリーノがカルメーラを嗜める「戦争なんだぞ」という台詞がなければ、戦時中であることを忘れるくらいに陽気な仲間。捕虜になったポーランド義勇兵やスペインの民衆。無差別に銃殺されたところは痛々しかった。
(2005.1)

うちへ帰ろう 1998 アメリカ

THE AUTUMN HEART
ストーリー  両親の離婚によって20年間会う事のなかった3人の姉とダニエル。バスの運転手の母は今まで長女デボラに「父に捨てられた」と話していたのだが、ある日突然倒れ・・・
監督 スティーヴン・メイラー
出演 アリー・シーディ タイン・デイリー ジャック・デヴィッドソン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★ ★★ ★★★ ★★
コメント  親に対する想い。子供たち(もう大人だけど)が表面的には貶したり、優しい気持ちでいたりと、それぞれの気持ちが伝わる。しかし、映画というものは、どのシーンを切り取って観ても訴えるものがないと集中力が失せてしまう。両親と4人のこどもたちとダニエルの婚約者の家族と、登場人物が多いのに日常の会話と世間話しかしていないような・・・ラストだけ良ければいいというものではないでしょう。
 離婚する夫婦は多いけれど、何とかやり直してみることが必要だと言いたい映画なのかな。。。
(2004.7)

宇宙戦艦ヤマト 1977 日本
東映
ストーリー  西暦2199年、地球はガミラス帝国による遊星爆弾による攻撃により放射能汚染に蝕まれていた。人類滅亡まで1年となったとき、イスカンダル星のスターシアからメッセージ「放射能除去装置」の存在と波動エンジンの設計図が送られてきた。
監督 舛田利雄
出演 納屋悟朗 富山敬 麻上洋子
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★★ ★★ ★★ ★★
コメント  TVシリーズを観た者にとってはダイジェスト版でしかなく、ストーリーを思い出すためだけの劇場版である。ちょっと目をそらすと何が起こったのかさっぱりわからなくなるほど詰め込んであるのです!音楽が素晴らしいという点だけは納得(真っ赤なスカーフ以外です・・・この曲はダメ)。
 ワープという言葉を覚えたのもこのアニメから。波動砲やアステロイド・リング、その他わけのわからない単語も満載!戦艦ヤマトという設定のおかげで軍国主義復活のアニメだと非難されることもあったけど、ラストの方では「負ける側」についての台詞があって、戦争とはどんなものかと再認識させてくれます。森雪の死ぬシーンが無いのがおかしいとの声も・・・
 地球か・・・何もかもみな懐かしい・・・生存67名、死亡者47名。
・『さらば宇宙戦艦ヤマト
(2005.3)

宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち 1981 日本
東映
ストーリー  西暦2201年、白色彗星との死闘を終えて1ヶ月、ヤマトは新たな旅へ出ようとしていた。古代艦長による新乗務員の訓練を兼ねたテスト航海であり、大きな戦闘はないと思われていたのだが・・・
監督 西崎義展
出演 納屋悟朗 富山敬 麻上洋子
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★ ★★ ★★★
コメント  劇場公開第4作だが、内容は第2作『さらば宇宙戦艦ヤマト』のプロローグになっている。ガミラスが消えてしまい、デスラーが嘆く・・・そしてスターシア・古代兄とデスラーとの会話は素敵だ。ガミラスが消滅し、イスカンダルを守るために戦うデスラー。
 戦争のためのイスカンダリウムをゴルバに渡してなるものか!こうなってくると、デスラーがいい奴に思えてくるから不思議だ。そして「古代!私ごと撃て!」と言うデスラー、「私はスターシアを愛しているのだよ」と言うデスラー。かなり狙った台詞なんだろうけど、その後に続くスターシアと古代兄の雰囲気がメロドラマになってしまう。兄さんと娘サーシャはヤマトに救助され、スターシアはイスカンダルに残り、迫るゴルバと共に自爆する。とにかく、デスラーが良かったので評価が上がる。エンディングの「サーシャわが愛」のテーマソングは暗くてださい。
(2005.4)

宇宙戦艦ヤマト 完結編 1983 日本
東映
ストーリー  西暦2203年。巨大な水の惑星アクエリアスが接近しつつあった。地球は16日後に水没してしまうおそれが出てきた。移住星や宇宙コロニーに連邦市民を一時的に移住させるが・・・
監督 西崎義展
出演 納屋悟朗 富山敬 麻上洋子
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★
コメント  地球の歴史の説明から始まる。40数億年前の地球に水が誕生したのも惑星アクエリアスのおかげだった?SFの設定もここまで来たらかなりいい加減になっている。デスラー総統のガミラス軍は宿敵でもあり友人であった。しかし、新たな敵ディンギル帝国の艦隊にやられてしまった。古代はまた艦長になっているし、森雪は生きている。もうわけがわからない。極めつけは沖田艦長が生きていたことでしょうけど・・・ここで艦長交代。しかし、ディンゲルは1万年前、地球に文明を築いていたなんて・・・もうどうでもよくなってきた。
 結局何だったのでしょうか?暗く終わってばかりだったので、ファンサービスしなければいけないということで作ったのでしょうか。そりゃ、もう死人を出したくなかったので沖田艦長に自爆させた。そして、軍国主義丸出しの雰囲気はそれほど払拭できていない。『新たなる旅立ち』で反戦メッセージらしきものが聞けた程度。全て観るのは疲れます。この完結編だけで3時間近くある・・・
(2005.4)

宇宙戦争 1953 アメリカ
PAR
THE WAR OF THE WORLDS
ストーリー  カリフォルニア州。かつてより地球を嘱望していた火星人が隕石に似せた巨大は岩を降らせた。フォレスター博士は軍に助言し解決を試みるが・・・
監督 バイロン・ハスキン 原作:H・G・ウェルズ
出演 ジーン・バリー アン・ロビンソン レス・トレメイン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★
コメント  緑色の発光と防御シールド。レトロな色彩背景の中で不気味に映えています。光の三原色をモチーフにしたテレビカメラ風の機械と岩がそのまま動き出す恐怖。軍の戦車をそのまま借りたのであろうか、軍の描写が生々しく映った。
 「話し合いの努力がなされていない」と嘆くコリンズ神父は神の使者のごとく、円盤に向かった歩き出す・・・しかし火星人は容赦なかった。その後は、街を破壊しつくす緑の円盤。逃げる群衆とパニック状態の暴徒。外敵から攻撃を受けたことがないアメリカでも、この戦争の恐怖を描けるのかと感心してしまった。演技力のある俳優が掃いて捨てるほどいるハリウッドならではの映画だ。
(2005.3)

宇宙戦争 2005 アメリカ
UIP
WAR OF THE WORLDS
ストーリー  ニュージャージー州。レイは週末、別れた元妻から息子と娘を預かった。空がどんより曇り雷が26回も同じ場所に落ちる。地底から宇宙人のトライポッドが現れ・・・
監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 トム・クルーズ ダコタ・ファニング ミランダ・オットー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  片方の目が失明し、やがて両目とも失明したと思っていたら、ついに声だけの存在になった・・・もしや、彼は神か?!そういや、去年は「神」だったか・・・
 スリラー、ホラー、アドベンチャー、SF、パニック、様々なジャンルに形容されるこの映画。もちろん親子の絆といった深いテーマも感ずるのですが、個人的には“防災準備映画”と名付けたい。たまたま、大雨警報が発せられた天候で、映画館へ向かう準備をしている最中に停電に見舞われてしまった個人的背景があったため、映画鑑賞中は「宇宙人の侵略によって停電したのではないか?」と恐怖に慄きながら拳を握り締めてしまった。
 H・G・ウェルズの原作は未読だが、1953年の『宇宙戦争』で予習はできていた。これによって、スピルバーグらしからぬ忠実なリメイクなのだと感じました。しかし、さすがにスピルバーグ。離婚した主人公が週末だけ子ども達と暮らせるといった現代的な設定や、セレブのトム・クルーズを労働者、頼りない父親、車オタク気味の性格といった庶民感覚あふれるキャラクターにしてくれたおかげで楽しませてくれました。また、オリジナルのノスタルジーを感じさせる造形や、群集のパニック心理、突然の外敵による恐怖といった物語のエッセンスは損なわれていませんでした。また、オリジナル作品では「アホな軍隊が闇雲に核攻撃する」といったオバカな内容がありましたけど、この作品ではズバっと削除。米軍による応戦もサラリと描写することによって、『インディペンデンス・デイ』に代表される「アメリカ万歳」「米軍万歳」に陥らなかったことが称えられる点でしょう。
 この映画を一流のモノにした要因はキャスティング。もちろん、トム・クルーズやダコタ・ファニングも良かったのですけど、一番良かったのはティム・ロビンス!主人公を助けるまともな性格から徐々に狂気に満ちた性格へと変貌を遂げるシーンには、宇宙人対する恐怖以上に人間の恐怖を演じきっていました。そして、「大阪じゃ何体も倒したそうだぜ」のような彼の粋な台詞がたまらない。だけど、シチュエーションが緊迫した地下室での出来事ですから、笑うに笑えないんですよね・・・
 一流とは書いてみたものの、どことなくB級っぽさが感じられる映画でもあった。「なぜビデオカメラが正常に動くのか?」「100万年も前から?」「地下にいたのに気づかない?」等々のツッコミどころが多いのも原因でしょうし、ラストシーンはいかにもハリウッド的。だけど、スピルバーグファンならば、もしかするとセルフオマージュ的な描写(何となくです…)が随所に見られることに満足できるかもしれないし、宮崎アニメファンならば、『風の谷のナウシカ』の巨神兵に似てることを発見して楽しめるかもしれない・・・
(2005.6)

美しい夏キリシマ 2002 日本
パンドラ
ストーリー  終戦間近、宮崎県霧島地方。15歳の日高康夫は体を悪くして、学校にも行けなかった。
監督 黒木和雄
出演 柄本佑 小田エリカ 石田えり
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  工場が空襲にあって友人が死んでいく様を見てしまった康夫。自身もトラウマとなり病気になってしまった。死にたいという気持ちも、これだけ何度も投げやりな行動を描写されると、痛いほど伝わってきます。それよりも、かなりモテる感じの康夫くんが、女性からの誘いを無下に遠ざけてしまう心のほうが辛いところだったのかも。
 全体的には視点が変化する群像劇の雰囲気から、徐々に康夫中心に変わるので、理解できない点もあった。戦争の悲惨さを訴えるよりも、戦争の時代背景で個人的なノスタルジーをしみじみ感じるような映画かと思う。
(2005.8)

ウッドストック/愛と平和と音楽の3日間 1970 アメリカ
WB
WOODSTOCK: 3 DAYS OF PEACE MUSIC...AND LOVE
ストーリー  1969年8月15〜17日に行われた愛と平和のロック・コンサートのドキュメンタリー。
監督 マイケル・ウォドレー マーティン・スコセッシ
出演 ジョー・コッカー ジミ・ヘンドリックス ジョーン・バエズ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★★ 評価できず ★★★ 評価できず ★★★★★
コメント  ラストのテロップがウケる。最初に観たのが高校時代、フィルムコンサートだった。当時衝撃を受けたのがテン・イヤーズ・アフターの速引きアルヴィン・リー。ジミヘンが登場するころには、虚しささえも感じた。ベトナム戦争が終わってから観るという“戦争を知らない子どもたち”でしたが、今のイラク戦争に反対するような音楽の祭典があってもいいのになぁ・・・

Long Time Gone/Crosby,Stills & Nash
Going Up The Country / Canned Heat
Wooden Ships / Crosby,Stills & Nash
Handsome Johnny / Richie Heavens
Freedom / Richie Heavens
A Change Is Gonna Come / Canned Heat  ※
Joe Hill / Joan Baez
Swing Low Sweet Chariot / Joan Baez
See Me Feel Me / The Who
Summertime Blues / The Who
At The Hop / Sha-Na-Na
With A Little Help From My Friend / Joe Cocker
Rock And Soul Music / Country Joe & The Fish
Coming Into Los Angeles / Arlo Guthrie
Suite:Judy Blue Eyes / Crosby,Stills & Nash
I'm Going Home / Ten Years After
Saturday Afternoon / Won't You Try / Jefferson Airplane ※
Uncle Sam's Blues / Jefferson Airplane ※
Younger Generation / John Sevastian
I Feel Like I'm Fixin To Die Rag / Country Joe McDonald
Soul Sacrifice / Santana
I Wsnt To Take You Higher / Sly & The Family Stone
Work Me Load / Janis Joplin ※
Voodoo Chile / Jimi Hendrix
The Star Spangled Banner / Jimi Hendrix
Purple Haze / Jimi Hendrix
Instrumental Improvisation / Jimi Hendrix
Woodstock / Crosby,Stills,Nash & Young
Find The Cost Of Freedom / Crosby,Stills & Nash

1970年アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞
同音響賞、編集賞
(2005.2)



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