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若い人 1952 日本
東宝
ストーリー  ミッションスクールの国語教師間崎(池部)は女生徒江波(島崎)が書いた作文に興味をおぼえた。
監督 市川崑 原作:石坂洋次郎
出演 池部良 久慈あさみ 島崎雪子
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★
コメント  橋本先生(久慈)は教師を天職と思ってる堅い女性。母親が飲み屋をやっていて父親が誰だかわからないという江波の作文が気になって仕方がない。彼女の頼みで修学旅行の引率を引き受けるのだ。
(2008.6)

わが命つきるとも 1966 イギリス
COL
A MAN FOR ALL SEASONS
ストーリー  16世紀、ヘンリー8世は王妃と離婚して別の女性と結婚しようとしていた。トーマス・モアは断固としてこれに反対するものの、逆に王を怒らせてしまう・・・
監督 フレッド・ジンネマン
出演 ポール・スコフィールド スザンナ・ヨーク ロバート・ショウ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★
コメント  チューダー王朝を滅ぼす気か?と、世継ぎを産めそうな愛人との結婚を正当化しようとする枢密卿。元々はルターの宗教改革を批判するヘンリー8世は熱心なカトリック信者であった。教皇クレメンス7世と対立し、国王至上法を制定し、自らがイングランド国教会の長となる。もちろんトーマス・モアもカトリック。娘の相手がルター派であるという理由で結婚を許可しないほどだ。それでも国王は王妃キャサリンが兄の妻であったことを理由に無効にしたいと主張し、離婚許可(結婚無効)を宣言しないことに腹を立てていたのだ・・・
 1529年、官僚で最高峰である大法官に就任。しかしイングランド国教会を宣言するに至り、大法官を辞任。そこから“国王の離婚を認めない”理由で詮索され、やがては投獄。名目上は国教会の首長と法令に宣誓しない反逆罪だったが、根底にはヘンリー8世の怒りが原因なのだ。あくまでも法の神聖さとキリスト教の理念の下、トーマス・モアは沈黙を通す。
 「ユートピア」の著書については全く触れていなかったけど、根本は同じなのか。心の自由がある限り誰にも犯すことはできないものだ。家族の説得では「言葉で宣誓して、心では反対していればいいじゃない」と言ってたけど、それこそ彼の信念を理解していない言葉。助けたいという気持ちも伝わるんだけどね・・・
 やがてイギリスは宗教上の対立で、諸外国とも仲が悪くなるけど、トーマスはそこまで考えての行動じゃなかったはず。カトリックがどうとか問題にする前に、己の信ずる道を進む男のカッコよさを見た!

1966年アカデミー賞作品賞、主演男優賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、衣装デザイン賞
同助演男優賞(ショウ)、助演女優賞(ウェンディ・ヒラー)ノミネート
1966年ゴールデングローブ賞作品賞、男優賞、監督賞、脚本賞
1967年英国アカデミー賞作品賞その他
(2008.2)

若草物語 1994 アメリカ
COLTRI
LITTLE WOMEN
ストーリー  戦争のため父親不在のマーチ一家。食糧難でもつつましく暮らしている四人姉妹の物語。
監督 ジリアン・アームストロング
出演 ウィノナ・ライダー ガブリエル・バーン サマンサ・マシス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  子供の頃に観た映画はどの映画だったのか・・・これが4度目の映画化だ。次女ジョー役にウィノナ・ライダー、末っ子にはキルスティン・ダンストの幼い姿。
 昔はジョーが髪を切ってきたところで思いっきり泣いた記憶があるのに、この映画では案外あっさり描いていた。
 後半、ベスの死。エイミーがローリーと結婚。そして哲学者フレデリックが活字になった「若草物語」を持ってきて・・・ウィノナ・ライダーの初々しい演技が最高。

1994年アカデミー賞主演女優賞(ライダー)、作曲賞、衣装デザイン賞ノミネート
(2006.11)

若草物語 1964 日本
日活
ストーリー  大阪の実家から東京の長女(芦川)の元へ家出してきた三姉妹(浅丘、吉永、和泉雅子)。
監督 森永健次郎
出演 芦川いずみ 浅丘ルリ子 吉永小百合
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★
コメント  なんだか拍子抜け。本家の『若草物語』とは全く違う、普通の恋愛モノ。次女の浅丘ルリ子が幼馴染の次郎(浜田光夫)との結婚がほぼ決まっていたのに、2歳年下の野沢(清水将夫)と遊んでばかり。三女の吉永小百合も次郎のことが好きだったけど、次女は結局ブルジョアの野沢に押し切られて結婚・・・
 ニュース社のカメラマンを勤めてる次郎は多忙。振られたことを機に瀬戸内への取材旅行に出かける彼を追いかける吉永小百合がなかなかいいんだけど、それだけ・・・
(2008.7)

我が心のオルガン 1999 韓国
タキ・コーポレーション
THE HARMONIUM IN MY MEMORY
ORGAN OF MY HEART
ストーリー  60年代初め、江原道の山村に住む17歳の少女ユン・ホンヨン(ドヨン)は晩年の小学生。新米教師カン・スハ(ビョンホン)に恋してしまう。
監督 イ・ヨンジェ
出演 イ・ビョンホン イ・ミヨン チョン・ドヨン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  色んな韓国映画の重要な脇役イ・デヨンもかなり老けて見えるが、独身の先生。独身のままずっと年月が過ぎてしまうとしみじみと語る。田舎の小学校だけど、各学年2クラスあるほど。それでも、子守りをいながら授業を受ける子や、授業中にケンカを始める生徒とか、やはり田舎の学校といった雰囲気だ。
 カン先生は5年生なのに綴り方がなってない生徒を見るに見かねて毎日日記を提出するようにさせた。ホンヨンの日記は慎ましい愛の告白ばかり。さすがにそれを無視して日記を返すカン。彼は同じ日に赴任してきた美人教師ヤン・ウニ(イ・ミヨン)に好意を持っていたのだ。
 生徒と教師2人の三角関係。しかし、ヤン先生は突然学校を辞めることになった・・・婚約者とサンフランシスコに留学するために・・・
 それにしてもチョン・ドヨンは映画制作年でも26歳。『初恋のアルバム』でも20歳の役をやっていたけど、この映画では小学生に見事に溶け込んでいる!年齢不詳女優なのかもしれない。
 遠足にて川で溺れるチョン・ドヨン。火事になって大騒ぎ。かなり事件は多かった。教えることに自信を無くし、教師を辞めることになったビョンホン。やはり生徒たちとの別れのシーンは切ない。そして、ドヨンが渡した、「先生先生・・・」と書かれた日記とコニー・フランシスのLPレコード。割れたはずなのに新品が・・・
 エンディングでは結婚した2人の写真。
(2007.10)

わが青春に悔なし 1946 日本
東宝
ストーリー  戦後第一作の黒澤映画。京大・滝川事件とゾルゲ・スパイ事件をモチーフにし、ヒロインである幸枝が信念に基づき生きる姿を描く。
監督 黒澤明  脚本:久板栄二郎
出演 原節子 藤田進 大河内伝次郎
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★
コメント  昭和8年京都大学。京大事件の中心人物である法学部八木原教授の娘幸枝に野毛(藤田)や糸川(河野秋武)らが慕い集まっていた。軍閥による侵略行為とファシズムの横行に学生運動はうねり始めている。そんな中、野毛は左翼運動に身を投じ、大学を辞めてしまい、糸川は勉学に勤しみ、やがて検事となる。昭和16年には幸枝は東京で野毛と再会し、内縁の妻となるが、特高によりスパイ容疑で捕まり獄死してしまう。
 お嬢様育ちならば検事の道を選んだ糸川を選びそうなものだが、野毛の信念、その信念に基づいて行動する姿に惚れた幸枝。彼が死んでからは、彼の田舎の貧しい生家に嫁ぐ格好になるのだが、村人からはスパイの家として冷たい目で見られながらも健気に働くのだ。
 前半は反戦思想や社会派要素もあるのだが、後半は逞しい女性像が中心。無理矢理後半の内容を変えたとあって、イメージは全く異なるけど、糸川が墓参りにやってきても戦争が終わっても実家に帰省してもその変わらない精神の強さが凄い!原節子が日焼けして、ずいぶん魅力的にも感じてしまう。ブルジョアお嬢様、東京で働き恋する女、獄中でどこかイッてしまった女、農業従事者となった女と、それぞれの表情の変化が見どころ。
(2008.5)

わが谷は緑なりき 1941 アメリカ
FOX=セントラル
HOW GREEN WAS MY VALLEY
ストーリー  英ウェールズ地方の炭鉱の谷。モーガン一家の末っ子ヒューの目から見た炭鉱の町を描く。
監督 ジョン・フォード
出演 ウォルター・ビジョン モーリン・オハラ ドナルド・クリスプ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  炭鉱の町への郷愁というテーマ。低賃金の上、過酷な労働を強いられている炭鉱労働者。賃金が下げられたり、他の町から安い賃金でもいいと労働力が流れ込み、そして解雇の問題を伴って、労働運動、組合結成など様々な歴史をも織り込んでいる。
 モーガン一家の末っ子ヒュー(ロディ・マクドウォール)の上には兄が5人と姉アンハード(オハラ)。男は皆炭鉱で働き、町の人々はことあるごとにコーラスで歌う。長兄イヴォールに嫁が来て結婚式には盛大なコーラス。ストライキをしているときもコーラス。何もかもコーラスなのだ。
 ヒューの半生を描いたストーリーなので、各エピソードは細切れ。感情移入もしにくいが、体罰教師に対して町の男二人が殴りこむシーンだとか、姉アンハードとグリフィード牧師(ビジョン)との儚い恋物語にはウルっときてしまう。序盤のヒューとアンハードのヨーデルのような名前を呼び合うシーン、ラストの落盤による父の捜索で「ダーダー」とこれまたヨーデルのようなヒューの呼び声が印象的。
 アカデミー賞5部門獲得したりして、アメリカでの評価が高すぎると思われるのですが、兄弟たちが炭鉱町を出て自由の国(アメリカへ二人)へと旅立つところが受けたのだろう。アンハードの恋や長兄、父の死など、涙を流す暇もないほどあっさり描かれているし、全体的にまとまりがないようにも感じてしまう。この年では『市民ケーン』や『幽霊紐育を歩く』などが最優秀であってもおかしくないのに・・・

1941年アカデミー賞作品賞、助演男優賞(クリスプ)、監督賞、撮影賞、室内装飾賞
同助演女優賞(サラ・オールグッド)、脚色賞、劇映画音楽賞、編集賞、録音賞ノミネート
その他
(2007.2)

吾輩は猫である 1936 日本
PCL
ストーリー  夏目漱石の小説。
監督 山本嘉二郎
出演 丸山定夫 徳川夢声 清川虹子
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★ ★★ ★★★
コメント  映画DBにも載ってないところをみると完全な教育用映画だったのかもしれない。
 学者の水島寒月が上流階級の令嬢に引き合わされ、越智東風が師の朗読で魅了する。恋の行方やいかに、といったことを珍野苦沙弥に創作を交えて話す迷亭。そして令嬢の母親金田(鼻子と呼ばれる)が珍野苦沙弥のとこへ相談に・・・
 金持ちへの風刺やアメリカが戦争に参加するかどうかという議論。英語教師である身ではあるが貧乏人の代表のような主人公が滑稽で面白い。鼻のメイクアップも斬新だったけど、よほど鼻が嫌いだったのか・・・
 ちなみに猫は主人公になってない(笑)
(2007.1)

我が道を往く 1944 アメリカ
セントラル
GOING MY WAY
ストーリー  行政によって取り壊しの対象となっていた教会に新しい神父が赴任してくる。
監督 レオ・マッケリー
出演 ビング・クロスビー バリー・フィッツジェラルド リーゼ・スティーヴンス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  音楽家になるか我が道を行くか・・・それで神父の道を選んだ男。コーラス隊を指導したりする音楽映画。もしかすると『天使にラブソングを・・・』の原点なのかもしれないなぁ。終盤、教会が火事になったりするなんてのは『コーラス』に受け継がれているし・・・
 アカデミー賞などを独占状態ではあるけど、ストーリーがそれほど感動できるものではなかったような。冒頓とした雰囲気のクロスビーはいいし、歌もいい。だけど音楽映画と呼ぶにはそのテーマとは違う。

1944年アカデミー賞作品賞、主演男優賞、助演男優賞、監督賞、脚色賞、原案賞、歌曲賞
同撮影賞、編集賞
1944年ゴールデングローブ賞作品賞、助演男優賞
その他多数
(2006.12)

わが家の犬は世界一 2002 中国
ザジフィルム
CALA, MY DOG!
ストーリー  1995年、北京。犬の飼育が厳しく取り締まられることになり、連れて出るときには登録証が必要になった。飼い主は犬証の携帯も義務付けられるが、登録には5000元が必要という小市民には厳しい制度となったのだ。カーラという小型犬をこっそり飼っていたラオだったが、妻ユイランが散歩に出かけたときに見つかってしまい・・・
監督 ルー・シュエチャン
出演 グォ・ヨウ ディン・ジャーリー シア・ユイ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★ ★★
コメント  警察とのやりとりが面白かったし、闇犬商人として捕まったときなど、少しはドキドキさせられた。物語はほんの1日なのだろうけど、そこまで展開するかなぁ。
 麻雀を絶ってまでして犬を飼いたいラオ。登録証を貸してもらったり、新しい犬を飼おうと闇商人に騙されたりする様だって、かなり犬きちがいとなった雰囲気が伝わってくる。だけどストーリーが面白くない。犬好きが観てもつまらない。
 途中、車に乗った謎の美女が親切に教えてくれたりしたんだけど、この女性、もっと見たかったです。綺麗だったし。
(2006.12)







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