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私がウォシャウスキー 1991 アメリカ
ハリウッド・ピクチャーズ=WB
V.I. WARSHAWSKI
ストーリー  父から継いだ探偵業のウォシャウスキー。ホッケーチームの男と寝るが、次の日、その男から兄を調べて欲しいと依頼を受けるが、港で爆死してしまう。
監督 ジェフ・カニュー
出演 キャスリン・ターナー ジェイ・O・サンダース チャールズ・ダーニング
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★ ★★
コメント  ブンブンの娘・キャットが良かった。4文字俗語連発のやんちゃな女探偵のキャラ作りもいいが、それを生かしたドラマになってない。テレビでしか観てないが、TVMかと思ってしまった。犯人探しもブンブンの2人の兄のどちらかという展開で、推理を楽しむというよりはウォシャウスキー探偵のハードボイルドを目指していると思われる。
(2004.11)

わたしが美しくなった100の秘密 1999 アメリカ
ポニーキャニオン
DROP DEAD GORGEOUS
ストーリー  1995年、ミネソタ州マウントローズ。サラローズ社主催のミスコン予選が始まった。参加者は9人。そのうち一人が爆死することから、候補者の周囲で次々と事件が発生する。
監督 マイケル・パトリック・ジャン
出演 キルステン・ダンスト デニース・リチャーズ カースティ・アレイ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★
コメント  日本人夫婦に娘の松田聖子。一体何歳の設定なんだ?まぁ、重要な役ではないし、馬鹿にされる日本人役・・・エンドロールではSEIKO MATSUDO(笑)。全編ドキュメンタリータッチの撮影というのも面白い。ミネソタ州大会では参加美少女たちが全員ゲロをはくなんてグロいシーンもある。
 かなりブラックなコメディなのだが、さっぱり笑えない。何を皮肉ってるのかさえもわからない。松田聖子やブリタニー・マーフィが登場すると、1点評価が増えるなぁ・・・
(2004.7)

私が女になった日 2000 イラン
ギャガ・コミュニケーションズ
THE DAY I BECAME A WOMAN
ストーリー  三つの短編。
監督 マルズィエ・メシュキエ
出演 ファテメ・チェラグ・アザル シャブナム・トルーイ アズィゼ・セッディギ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★ ★★★
コメント 第一話:ハッワ
 9歳の誕生日、彼女が産まれたお昼になったら男の子と接触してはいけない。チャドルを用意され、祖母から「女になった」と伝えられる。男友達のハッサンがせっかく「アイスクリームを買いに行こうよ」と誘われたのに、一旦は祖母が追い返してしまうが、お昼までには残り1時間あったのだ。エメラルドグリーンの海で戯れる少年たちを見つめながら、ハッサンとはもう遊べないんだと悲しくなるハッワだったが、砂に木の枝を突き刺して影がなくなるのを待つ。
 「もうお別れだから」と、ハッサンと遊べなくなることがわかっているハッワ。アイスは売りきれだったけど、鉄格子の入った窓越しに一緒に梅を食べる。酸っぱさが伝わってくるほど、子供の表情がよかった。二人の少年がいかだを海に送り出す風景と、女として旅立つハッワの心情が見事に重なる。
第二話:アフー
 馬に乗ってアフーを追いかける男。キシュ島では自転車レースが行われていて、男は禁じた自転車をこぐアフーをなじって去っていった。次は夫と離婚調停人が追いかけてきて、自転車をこぐアフーを説得しようとするが、アフーは夫と別れたかったのだ。そして実家の父も、長老も・・・最後は兄たちに捕まってしまった・・・
 嫁ぎ先から逃げる心と自転車で果てしない逃亡。逃げても逃げても男たちは追いかけてくることと、ゴールのないレースが虚しく伝わる。海岸の押し寄せる波があざけり笑うかのように唸るシーンが後味いいけど、イスラム社会の離婚に対する概念を打ち破りたかったのだろうか。
第三話:フーラ
 キシュ国際空港。ポーターの少年は老女フーラの車椅子を押し、買いたい物の売り場を案内する。彼女は手に数種類の紐を結びつけて必要な家財道具を思い出そうとしているのだが、途中でわからなくなり、海岸で家財道具を広げてみることに・・・
 海岸で遊んでいる子供たちがその家具で遊び、盗まれたらどうするんだよと思いつつも、買い忘れた物って何なのだろうと想像を巡らせてしまう。第二話とも微かにリンクし、一話のハッワが静かに見つめていた・・・
(2005.6)

私の頭の中の消しゴム 2004 韓国
ギャガ・コミュニケーションズ
A MOMENT TO REMEMBER
ストーリー  建設会社社長令嬢のスジンは不倫の末、男と別れるが、健忘症が幸いして、現場監督のチョルスと運命的な出会いをする。
監督 イ・ジェハン
出演 チョン・ウソン ソン・イェジン ペク・チョンハク
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  韓国で一番高い山はペクトゥサン(白頭山、2744m)と言っていたけど、実は中国と北朝鮮の国境に位置している。言いかえれば「朝鮮半島で一番高い山」なのだ。これも南北統一への夢の表れなのだろうか。
 調べてみると、北朝鮮側ではこの山の標高を2750mと言ってるらしい。そして、中国では長白山と呼ぶらしい。南北分裂前には当然国内最高峰のこの山に、郷愁の思いをよせて中国側から登山する韓国人も増えているらしい。などと調べているうちに、バイクでのひったくりが韓国でも問題になってるんじゃないかという点や、その犯人に車のドアをぶつけて転倒させたことの事故責任についての疑問は吹っ飛んでしまいました。本来ならば車が悪いのだが、犯人を捕まえる目的だとすれば事故責任がなくなるのか・・・果たして日韓の違いは?と序盤にこんなことを考えていると、映画にのめり込めなくなるので注意しましょう。
 今年公開された映画は記憶に関する内容が目立ちます。中でも『きみに読む物語』『いつか読書する日』のアルツハイマーものには満点をつけましたが、この映画は老人の認知症ではなく、若年性アルツハイマーを扱っています。今までも、日本においては老人の“ボケ”を扱った映画は多かったのですが、ここのところ若年性アルツハイマーも激増しているらしく、今後も映画において描かれていくであろうと思われます。2005年現在、日本でも約150万人の認知症患者。そのうち数パーセントは若年性アルツハイマーらしいのです。気をつけなきゃと思っても、はっきりした原因は解明されていませんので、EPAを多く含む魚を食べるとか、趣味を持ち続けるとか、ちょっとした心がけを守っていくしかないようです。
 さて、この映画は日本のドラマ「Pure Soul〜君が僕を忘れても〜」が原作らしいのですが、どこまで忠実にリメイクしてあるのかオリジナルが未見なのでわかりません。ただ、実際に認知症患者が身近にいる者からすれば、納得いかないところが多いのです。健忘症がアルツハイマーに直結するのではないということ、徘徊の症状まで出るのなら文字を綺麗に書けるハズがないこと、匂いは絶対にわからないこと等々。さらに、右脳の働きはしっかりしているので、相手の喜怒哀楽に対して直観が働くのです。こうした疑問点はあったものの、夫チョン・ウソンを包丁で傷つけてしまったり、かつての恋人を現在の恋人だと勘違いしてしまうところでは、思いっきり感情移入させていただきました・・・
 ソン・イェジンがめまいを起こしてしまうところや、記憶がなくなるところなどの細かい演技や演出は良かったし、チョン・ウソンの怒りが爆発するシーンは良かったです。冒頭ではケバいイェジンも見られ、彼女の七変化も楽しめます。それにしても、この映画の試写会はとても多いことが気になりますね。公開されてからの観客動員はどうでもいいのか?
(2005.10)

わたしのグランパ 2003 日本
東映
MY GRANDPA TAUGHT ME A LOT ABOUT LIFE
ストーリー  五代家の一人娘珠子は祖父が刑務所から13年ぶりに出てくることを知った。人殺しをしたのに、知ってる人は皆親しみをこめていた。
監督 東陽一 原作:筒井康隆
出演 菅原文太 石原さとみ 平田満
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★
コメント  一人でヤクザの事務所に殴りこんだヒーローってことだが、結局は任侠モノにホームドラマをくっつけた感じ。金にモノ言わすところも好きではない。世の中、ヤクザもののヒーローを求めているのだろうか。マルボウは一体どうなったんだ。。。
 ラストはもう無茶苦茶。こんなの映画じゃないな。ヤクザ映画、ファンタジー映画、ファミリードラマ。銃撃戦でマイナス。空中浮遊で1点へと急降下!途中で観るのを止めれば良かった。酷い脚本の誘拐・銃撃戦・空中浮遊がなければ3点くらいだろうな。浅野忠信も大したことない。
 『ウォルター少年の夏の日』に通ずるものがある。

2003年日本アカデミー賞新人賞(石原さとみ)
2003年ブルーリボン賞新人賞
(2004.12)

私の小さな楽園 2000 ブラジル
シネカノン
EU TU ELES
ストーリー  1人息子を連れて村に戻ってきた女性ダルレーニ。家をあげるからと言われて初老の男と結婚するが、そのうち他の1人の男がやってきて、また1人と、奇妙な共同生活が始まる・・・
監督 アンドリューシャ・ワディントン
出演 ヘジーナ・ガゼー リマ・ドゥアルチ ステーニオ・ガルシア
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  ブラジル北東部の田舎町。ここはアフリカか?と思えるほどの田舎の風景。空の色がどぎついほどの原色となって、眩いほど美しい。この映像美は同じくブラジルの『ビハインド・ザ・サン』にも通ずるものがあった。しかし美しい空の色でも、過酷なサトウキビ畑の労働。初老のオジアスはちっとも働かないのだ。
 容姿もまったく美人ではないダルレーニ。しかし、閉ざされた村であるからこそ、やってきた男と恋に落ちる。その男はオジアスの従兄弟であるゼジーニョ。昼の畑で逢引を重ね、やがて彼の子を身篭ってしまう。嫉妬深い割に無頓着なオジアス。ダルレーニも楽しそうだ。
 そこへダルレーニがサトウキビ畑で働く同僚の若い男シロを連れてくる。居場所がなくなると感じたゼジーニョは追い出したかったのに、その困った顔を見たオジアスはどんどん泊まれと寛大さを示すが、彼とダルレーニは男女の関係に・・・
 結局3人の男たちとの間にそれぞれ子供をもうけてしまったことになったが、3人の子供の名前がほとんど同じにしたことにも笑った。最初の結婚で出来た子は学校に預けたけど、どうなったのだろう?
 ラストカットは「みんな俺の子だ」と主張するオジアスの怒りも混ざった表情と、それぞれの男たち。よくわからないけど、なぜかとてもいい!
(2007.1)

私のパパはマフィアの首領(ドン) 1989 アメリカ
東和
COOKIE
ストーリー  入所中にボスの権力を奪われたパパが仮出所。娘との関係を修復しようとするパパだったが、思わぬ権力争いに巻き込まれて・・・
監督 スーザン・シーデルマン
出演 ピーター・フォーク エミリー・ロイド ダイアン・ウィースト
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★ ★★
コメント  ポップなハイティーン。人が爆死するシーンでもポップだ。娘だって何かと裁判沙汰になることをやっちゃうし、なんだかわからない展開。リムジンを運転し、スピンターンをやっちゃうシーンはすごい!
(2006.4)

私は告白する 1953 アメリカ
WB
I CONFESS
ストーリー  教会で働くまじめな男ケラーが深夜に教会で告白する。「弁護士のビレットさんを殺した」と。やがて殺人の嫌疑が懺悔を聞いたローガン神父にかかってしまう。
監督 アルフレッド・ヒッチコック
出演 モンゴメリー・クリフト アン・バクスター カール・マルデン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  カトリックの戒律は厳しい。神父は告白された懺悔の内容を他言してはならないのだ。聞いてしまってから迷うローガン神父(クリフト)。気が気ではならなくなり、殺人現場へと向かう。
 ローガン神父が疑われたのも、ケラーが神父服を着て弁護士宅へ向かったことと、ローガンが「弁護士と約束があった」と言ってしまったことや犯行当時のアリバイが無かったことが原因。
 しかし、神父が人妻と密会していたなどという安易な展開では、どこまで戒律が厳しいのかあやふやになってしまうストーリー。そのグランフォール夫妻が夫婦喧嘩を経て警察に訴えに行くのだ。そして「私は告白する」という意味は、この夫人の告白にあった。ローガン神父とは幼なじみで恋人同士、婚約直前までいったのに戦争が始まり志願したローガン。しかしすでに結婚していたグランフォール夫人。ビレットにはその不倫をタネに脅迫され続けていたのだ。
 せっかく夫を裏切るような証言までしたのに、アリバイと犯行時刻とは30分ほどの誤差があった。動機も見つかってしまったので、裁判に持ち込まれることに・・・
 結果は無罪になったのだが、ケラー夫妻の沈痛な面持ち。無罪になったものの神父の地位失墜のローガンを見つめ、許しを乞うケラーの妻だったが、夫がローガンを狙い、誤って妻を撃ち殺してしまう・・・また孤独と戦わなくてはならない神父のやるせない気持ち。神父になってからそれほど経っていないのに、神父の守秘義務だけはしっかりと守ったローガン、偉い!
(2006.7)

私は死にたくない 1958 アメリカ
UA=松竹
I WANT TO LIVE!
ストーリー  老婦人が殺されたことでかつての悪仲間パーキンズ、サントが逮捕された。一緒にいたバーバラ・グレアムも前科があったために逮捕されてしまう。
監督 ロバート・ワイズ
出演 スーザン・ヘイワード サイモン・オークランド ヴァージニア・ヴィンセント
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★★
コメント  最初は気丈な態度、高級な売春婦だったのか知らないが、プライドだけは高いバーバラ。まるで記憶にない殺人事件の罪を押しつけられ、悪仲間キングには主犯格にされてしまう。家にいたためアリバイが無く、偽証の証人も作ろうとするが、裏切られてしまう。なんと彼は警官だったのだ。
 裁判では死刑が確定、控訴する段階になって心理学者のテストを受け、無実だと信じる人も出てきた。何しろ、公判中に悪女として記事を書きまくった記者が思い直す様子も人間らしさを感じることができる。諦め、絶望、ほんの一時の希望。冤罪と死刑の是非を問う映画としては黎明期にあるのだろうか、ノリのいいジャズを聴いているシーンなどは『ダンサー・イン・ザ・ダーク』をも彷彿させるし、かなり後の映画に影響を与えていることがうかがえる。
 執行間近になって、知事の中断命令とか、何度も短い延期になるところなんて心臓に悪い。ラスト20分は・・・もうだめ。

1958年アカデミー賞主演女優賞
同監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、録音賞
1958年ゴールデングローブ賞女優賞
その他
(2005.7)

私はそんな女 1959 アメリカ
PAR
THAT KIND OF WOMAN
ストーリー 1944年6月、軍需産業で儲けているハリーはボスの愛人ケイ(ソフィア・ローレン)とジェーンを連れて列車でニューヨークに向かっていた。若き兵士レッドはケイに一目ぼれし、天涯孤独のケリーを彼女を追った。
監督 シドニー・ルメット
出演 ソフィア・ローレン タブ・ハンター ジョージ・サンダース
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★ ★★★★ ★★★
コメント  愛人という職業(?)でお高くとまっているケイ。ラテン系で気まぐれな彼女は自分を好きになったレッドを傷つけないようにきつくあしらっていた。子供の頃はこのソフィア・ローレンに憧れたものだが、今見ると、ただきついだけの女性に思える。
 戦争という時代設定ではあるものの、恋愛と貧富の差を表現している。二人の女性が、金がいっぱいあって生活が安定する結婚を選ぶか、若く有望である若者を選択するかが見所です。戦争の陰で着々と儲けている人間がいるということをもっと風刺してくれれば、この映画の価値が上がったのではないかとも感じる。
(2004.3)

WATARIDORI 2001 フランス
日本ヘラルド映画
LE PEUPLE MIGRATEUR
ストーリー  撮影に3年。制作費20億円を費やした驚異のドキュメンタリー映画。
監督 ジャック・ペラン
出演
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★★★ なし ★★★★
コメント  鳥よりも氷が溶け落ちる瞬間の映像の方が好きだった。これはTV放映されてから見たけど、普通と逆で、映画館で見せられたら評価が下がりそうです。リビングでのんびりとくつろぎたい時にバックで流れているといいなぁ〜て感じ。
 時折「アフラック」と言ってるように聞こえる。

2002年アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞ノミネート
(2005.1)



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