八つ墓村 | 1977 日本 松竹 |
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ストーリー | 横溝正史原作のミステリー | |||
監督 | 野村芳太郎 原作:横溝正史 脚本:橋本忍 | |||
出演 | 渥美清 | 萩原健一 | 小川真由美 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | 「タタリじゃ〜〜」と当時の宣伝も凄かったけど、市川昆監督石坂浩二版やテレビシリーズの古谷一行版が印象深いので、この八つ墓だけ異色作品だ。 特にラストの謎解きなどは寅さんの口上がいつ飛び出すのかと期待させるような雰囲気さえある。石坂浩二も古谷一行もぼさぼさ頭を掻き続けるというユニークな姿で印象付けているので違和感がありすぎる。そのためか金田一は控えめな登場。むしろ主人公の萩原健一の演技がよかったし、山本陽子の美しさ、小川真由美の妖艶さが目立っていました。個人的には中野良子が好きです。 注目すべきは、冒頭戦国時代の落武者の様子。おどろおどろしい雰囲気と村人の残酷さ。クライマックスでのホラーっぽい効果を出している犯人に追われるシーン。特に目のメイクが凄い。そしてアニメーションを取り入れたコウモリのシーン。総合的にはテレビ版に負けてはいるが、スクリーンを意識した迫力や俳優の良さはこちらに軍配が上がる。 (2006.2)
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宿無 やどなし | 1974 日本 東宝 |
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ストーリー | 兄貴分のあだ討ちを胸に秘めるヤクザの錠吉は、兄貴の女房がいる女郎屋に偶然遊びにきていた駒玄とともにサキエという女郎を足抜けさせる。山陰の海の沖に沈んでいるという大金を狙う駒玄は、もと潜水夫の錠吉に自分の計画を持ちかけるが、錠吉は目的を果たすためふたりの前から姿を消す。(BSオンライン) | |||
監督 | 斎藤耕一 | |||
出演 | 勝新太郎 | 高倉健 | 梶芽衣子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 2人のスターをクローズアップするのはいいけど、そのエピソードが長すぎ。冒険もの、任侠ものを足してしまうよりも、冒険パートに重点を置いてもらいたかったところ。さすがに高倉健が兄貴を殺された男を刺すシーンが効果音がパタっと消えてしまい、息を飲んでしまうほど。 梶芽衣子が海岸で全裸になりはしゃぐシーン。形の良いおっぱいには感動的なんだけど、もしかしてボディダブル? 和製『太陽がいっぱい』といった雰囲気の映像はとても綺麗だったし、主演3人の魅力(とはいっても演技じゃなく)いっぱい。最後には勝、高倉とも銃弾に倒れてしまうけど、北野映画もこれに影響受けてるのかな〜と思ってしまう。 (2008.6)
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