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酔いどれ詩人になるまえに 2005 アメリカ/ノルウェー
バップ=ロングライド
FACTOTUM
ストーリー  アメリカの田舎町、ヘンリー・チナスキーは毎週短編小説を出版社に送っていたが、酒に溺れ職を転々としていた。ジャンという女と出会い、三日後には彼女のアパートに転がり込んでいた・・・、
監督 ベント・ハーメル  原作:チャールズ・ブコウスキ
出演 マット・ディロン リリ・テイラー マリサ・トメイ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  酔いどれであっても競馬は強かった。あのまま競馬で暮らしていけるのに・・・とも思ってみたけど、それをしないところがすごい。ギャンブルなんてのは人生転落して落ちぶれた者がやるものだよなぁ。勝っていたとしても、それは刑の執行猶予なんだと・・・
 マット・ディロンはもちろん良かったけど、リリ・テイラーの自堕落ぶりも面白い。あれだけ酷いことをされてもよりを戻すなんてなかなか難しいことだ。それでも誰とでも寝るという性格だったらしいが・・・
 ちょっとだけのワンショットだったが、意外にもマリサ・トメイが脱いでいたので感動した・・・。
 
(2007.11)

酔いどれ天使 1948 日本
東宝
ストーリー  戦争直後のヤミ市のそばにある小さな病院。院長は愛想は悪いが貧乏人をよく診るのんべえの医者。そこへ眼をギラギラさせた男が受けた銃弾の手当をしてもらうためにやってくる・・・
監督 黒澤明
出演 志村喬 三船敏郎 山本礼三郎
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  ドアに手をはさまれた・・・そこに釘が刺さってね・・・などと、ヤクザにしては可愛らしい嘘をつく松永(三船)。医者の気を引いたのは銃弾などではなく、妙な咳をすることだった。肺に小さな穴があいている。一度レントゲンを撮ってみたほうがいいと言う。結核が未だ不治の病だった頃の話だ・・・
 岡田(山本)という兄貴分が出所してきてから、街の顔だった松永の立場も変わる。真田医院に住みこみで働いている美代(中北千枝子)はその女房だったりするが、死を悟った松永は恩義を感じたためもあって岡田の元に乗り込む。
 「ふんっ」と鼻で笑う志村喬がなんとも印象的。昔の医者らしくキツいながらも優しさがにじみ出ていた。患者としては、つい酒を飲んだりしていた松永だったけど、真田への尊敬の念が感じられた。ラストは好意をよせていただけの女が松永の骨を故郷に持って帰ろうとしていたところがいい話だ。それも汚いドブのふち。カラー映画だと気持ち悪くなったかもだ。
(2008.6)

妖怪大戦争 2005 日本
角川=松竹
ストーリー  両親の離婚で、母方の実家鳥取に移ったタダシ。弱虫と言われいじめられているが、祭にて今年の“麒麟送子”に選ばれてしまう。天狗の山へ剣を取りに行かねばならないのだが、一旦は逃げ出すものの、可愛い妖怪スネコスリの傷の手当てをして・・・
監督 三池崇史
出演 神木隆之介 宮迫博之 菅原文太
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★
コメント  かつてはアントニオ猪木も務めたといわれる麒麟送子。彼はブラジルに移住していたこともあるので、小豆パワーではなくてコーヒー豆パワーによって強くなったのかもしれない・・・
 舞台は水木しげるの生地鳥取。ゲゲゲの鬼太郎や多くの妖怪のブロンズ像が立ち並ぶ水木しげるロード、水木しげる記念館、1両編成の電車は妖怪電車。まさしく鳥取県が全面協力した映画となった。鳥取県の映画としては、『リアリズムの宿』の徹底した脱力系わびさびを描いた世界、『砂の器』での荒涼とした日本海、そしてこの映画では、大天狗が住む山を筆頭におどろおどろしさと神々しさをも感ずるのである。さて、この鳥取県であるが、意外なことに、県庁所在地を言い当てられない人が多い。米子市でもなく、倉吉市でもなく、鳥取市なのです!(実は、調べるまで不安だった・・・)
 主人公の小学生タダシ(神木隆之介)は東京から転校してきて、「弱虫」と言われいじめられている少年。夏休みに入り、地元のお祭りで“麒麟送子”に選ばれて、勇気を出すチャンスを与えられたのです。子供の目にしか映らない妖怪スネコスリ(スネカジリではない)を助け、妖怪の敵加藤保憲を倒すため妖怪たちとともに東京を目指すといった単純明快なストーリー。『帝都物語』『帝都大戦』の加藤とリンクしていることを除けば、お子様にも十分楽しめる映画なのでしょう。ひょっとすると、子供を連れて鑑賞するお母様方には面白くないかもしれませんが、子供連れのお父様方にはかなり楽しめる内容です!アギ(栗山千明)のギリギリショットや川姫(高橋真唯)の太股に、目が釘づけになること間違いないですから、「お父さん、ヨダレ出てるよ」と言われないように注意しましょう。
 映像ではプロデュース「怪」の御大が自らも出演するなどのこだわりを見せ、造形は素晴らしいものがあります。特にクライマックスの妖怪大集合のシーンでは3000人のエキストラが出演するなどして、迫力はすごい。しかし、加藤(嶋田久作じゃなくて豊川悦司)の不気味さや怖さは感じられなく、栗山千明の残酷さだけが際立っていたのは残念でした。また、怖いシーンよりも笑えるシーンが多くなってしまったのは、三池ワールドから飛び出した役者たちの遊び心のせいかもしれません。
 「戦わない戦争映画を作りたかった」とおっしゃる荒俣氏。子供向けということを考えれば、これでいいのかもしれませんけど、広島原爆記念日に公開日を合わせたことや、ラストの反戦メッセージが宙ぶらりんになってしまったことを考慮すると、この展開でよかったのかどうか疑問が残ります。なんだかんだ言っても、ウルウルしてしまったkossyです。
(2005.8)

妖怪百物語 1968 日本
大映
ストーリー  悪徳商人・但馬屋が悪代官と結託して長屋や社のある一帯を買い占め、女郎宿を建てる計画を進める。
監督 安田公義
出演 藤巻潤 高田美和 平泉征
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  タイトル前に、怪談を一つ終えるごとにロウソクを消す「憑き物落とし」の風習の紹介。但馬屋の息子・新吉(ルーキー新一)が面白い。坪内ミキ子も若くて綺麗です。
 ろくろ首、唐傘おばけ、のっぺらぼう、ラストにはこれでもか、これでもかといった具合に妖怪が登場。勧善懲悪の時代劇にしているため、下々の者には恐怖感が伝わりにくい(笑)。百物語中の、ろくろ首の物語はちょっと怖かったかもしれない・・・ラストの百鬼夜行は幻想的でうっとりできます。
(2005.3)

容疑者 室井慎次 2005 日本
東宝
ストーリー  2005年2月。殺人事件の重要参考人である巡査を取り調べている際、彼が逃げ出しトラックにはねられ死亡した。指揮をとっていた室井検視正が過剰な取り調べを行なったとして逮捕されたのだ・・・
監督 君塚良一
出演 柳葉敏郎 田中麗奈 哀川翔
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★ ★★★ ★★
コメント  若い男がナイフで刺し殺されたが犯人はある巡査であると思われ・・・と、いきなりムチャな設定だ。どう考えても巡査が犯人じゃないよ。
 冒頭からすでにのめり込めなかった。もしかして、警察の内規が変わり、巡査がナイフを持ち歩くことが義務付けられたのだろうか・・・そういう恐ろしい世の中になってしまったのか?!警察の取り調べは大人数で行なうことになったのか?!いくら建設途中の警察署とはいえ、建物の前には火を起こし、暴力団まがいの黒いのぼりをなびかせるのか・・・まずは、ここが日本であるのかどうかという大命題を弱い頭で必死に検証しなければならなかったのです。そして、哀川翔兄ィの子分みたいな連中は、歌舞伎町で集めてきたチンピラどもだとばかり思っていた。
 リアリティが無いなら無いでよいのだが、その不可思議な舞台設定の上にシリアスなドラマを持ってくると、違和感だけが残ってしまいます。その点、前回のスピンオフ作品を含め、リアリティは無いもののコミカルな内容で押しまくった『踊る』シリーズは十分楽しめたものです。もしかすると、亀山さんが『星になった少年』や福井作品で忙しくなったため、君塚監督に丸投げ状態するという裏取引があったのかもしれない。これは強要罪にあたるのか?『MAKOTO』の評価をチェックする前に監督が決まったのでしょうけど、その低評価ぶりを隠してしまうのは隠匿罪にあたらないのか?等々、本当は双方の弁護士事務所の描写に対してツッコミを入れたかったところですが、これ以上書くと名誉毀損で告発されるおそれも出てきますので・・・
 話はガラリと変わって、映画の中には、石川県の人間にしか気づかないと思われる、石川テレビの矢内環アナウンサー(通称:やなたま)が出演しています。テレビでも「カフェ・ド・シネマ」という番組でいつもメイド服を着ているのですが、最初の北新宿署のシーンでもコーヒーを配っているメイドコスプレお姉さんとして登場していました。コーヒーを配っていたと思ったら、ちょっと間をおいて、手錠をはめた人の手錠を必死ではずそうとしていました。一体どういういったシチュエーションだったのでしょうか?そして、殺人現場近くにコスプレメイドカフェ「モエティ」というお店がありましたけど、まさかココからコーヒーを運んで来ていたのか!!(なんでこんなものを見つけるのだ・・・)
 やはり、最後に言いたいのは、「女子大生を弄んで自殺に追い込んだ」とかいう告発文に関して・・・FAXで大量に送るとなったら、名誉毀損や脅迫罪やストーカー防止法違反など様々な法律が適用されるはずだ!頑張れ!田中麗奈。
(2005.8)

陽気なギャングが地球を回す 2006 日本
松竹
ストーリー  銀行強盗の4人組。
監督 前田哲
出演 大沢たかお 鈴木京香 松田翔太
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  銀行強盗チームを作らなくても充分稼いでしまうスリの久遠!
 ハデハデな銀行強盗団。これだけ目立てばすぐに捕まっちゃうでしょう〜などと思っていたら、警察力の弱い地域での出来事だったのですね。これだと、強盗団を応援したくなっちゃいます。閉店直前に銀行に入れば佐藤浩市の演説だって聞けちゃうし、いわゆるクライム・ムービーではあるけど、「金は多いところから奪う」というのが信条の彼等。現場に遭遇したら、一生記憶に残るほど感動してしまいそうです。
 嘘を見破ることができる男、体内時計を持つ女、演説好きの男、スリの天才少年の4人が爆発事件で知り合い、意気投合してそのまま銀行強盗チームを結成した。設定だけはよくあるパターンでしたけど、CGを駆使したマンガチックなカーアクションや、時間を戻したり、シーンをつなぐデジタル加工映像は見たこともない面白さがあった。特に電話をかけた相手が実は・・・という切り替えは最高でした!
 途中、犯人側の行動がわけわからない箇所があったけど、全体的にはほぼ満足。スタイリッシュ映像とどんでん返しを求めるクライマックスは『オーシャンズ』シリーズを彷彿させるが、序盤の綺麗なまとめ方に比べると、日本映画らしくダサくなってしまった。だけど、警察のほうがダサいので彼等強盗団には爽快感を覚えてしまいます。
 やっぱりロマンを追い求めなきゃだめだなぁ〜などと、映画を観たあとには明日への活力にも繋がる元気をもらったほどでしたが、これから嘘を見破ったり、スリの達人になるのは無理なので、わけのわからない演説のごとくブログ記事を書き続けるのがいいのかもしれません。
(2006.5)

容疑者Xの献身 2008 日本
東宝
ストーリー  お弁当屋を営む花岡靖子(松雪泰子)は元夫が復縁を迫ったため咄嗟に絞殺してしまった。アパートの隣人石神が彼女のために隠匿しようと工作する・・・毎度のことで捜査協力を求められた帝都大学准教授の“ガリレオ”こと湯川学は石神が同期の天才だったと知る・・・
監督 西谷弘 原作:東野圭吾
出演 福山雅治 柴咲コウ 北村一輝
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★
コメント  ありえない、わからない、おもしろい・・・
 TVシリーズは未見のままでしたが、土曜プレミアム『ガリレオΦ(エピソードゼロ)』を何気なく見て、「おもしろい!」と思い立って映画館へと直行しました。原作者東野圭吾もそうですが、主人公である“ガリレオ”こと湯川学の理系頭脳のユニークさに惹かれてしまったためです。そして、バットマンの名をタイトルから外した『ダークナイト』のように、ガリレオの名を外したタイトルに期待も抱いていました。
 反面、不安といえば素人を煙に巻くような難解な兵器なんかが出てくるんじゃないかと予告編のシーンがあるんじゃないかと・・・しかし、それは冒頭だけ。むしろ物理学的なトリック解明なんてのは一切なく、重厚な論理思考で人間ドラマを探るような内容でした。こうなってくるとTVシリーズも見たくなったきましたけど、各タイトルだけから想像すると『怪奇大作戦』みたいだ・・・
 湯川学(福山雅治)が主人公であることは間違いないけど、本作では湯川とは学生時代の友人でもある数学の天才・石神(堤真一)と花岡靖子(松雪泰子)が中心になっています。殺人事件をきっかけに石神の所在を知り旧交を温めるシーンが印象的で、学者肌の二人が酒を飲んでも学問を語るところがいい。四色問題も気になるところですが、「仮説、実証、真実」をとる物理学と頭の中で展開する数学という方法論の違いも興味深い。
 東野圭吾が悲願の直木賞を受賞した小説ですが、「本格ミステリ・ベスト10」で1位を獲得したことに「本格推理小説ではない」といった論争も起こったりしていて、ミステリのジャンル分けにも興味が出てきました。調べてみると、観客・読者には最初から犯人がわかっていることから“倒叙”と呼ばれる手法であり、アリバイ崩しの謎解きを加味したものと言えるのかもしれません。そして、「幾何と思わせて・・・」といった台詞通りのコペルニクス的発想の転換!そんなのガリレオしかわかんない。
 いやはや、泣かされました。終始暗い表情の堤真一に感情移入してしまいました。押入れに見えたコタツのコードから最後の手段は想像できたんですけど、ストーカーに思わせる行為やどこまでが真意なのか掴みづらかった。最初は高校教師なんだから安泰だろ!と羨ましく思ってしまったことを反省してしまいました・・・純粋に数学が好きだったからこそ思いつめてたこともわかり、“献身”という言葉も重くのしかかってくるのです。堤、松雪の演技は最高でした・・・
(2008.10)

妖獣都市〜香港魔界篇 1992 香港
東宝
THE WICKED CITY
ストーリー  異界からの侵略者“妖獣”と戦う“闇ガード”とよばれる専門部隊。香港に“ハピネス”と呼ばれる麻薬が蔓延していた。
監督 マック・タイ・キット 製作:ツイ・ハーク 原作:菊地秀行
出演 レオン・ライ ジャッキー・チュン ミシェール・リー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★
コメント  表の顔は家電メーカーのセールスマンの滝。相棒ケンも普通の男だが、獣人なのだ。母親は妖獣。いつ変身してしまうか恐ろしくてならない。そして滝だって秘密があった。なんと妖獣を愛してしまったのだ。隊長はケンを相棒とすることを許さないが、二人は行動を共にする。
 この妖獣“幻姫”がセクシーな女優ミシェール・リー。『チャイニーズ・ゴーストストーリー2』でもセクシーさ満点でした。日本からも葉山麗子が妖獣として出演していますが、滝にすぐ殺されちゃいました。
 学芸会みたいな悪役の演技とB級感前回のVFX。なぜか英語の吹替えとなっていて、棒読みっぽい台詞はかつてのハードボイルド映画のよう。
 妖獣の男の一人がピンボールマシンにファックしていた。すごくアホな格好だと思うが、かなり楽しんでいたようです。
 結界が破れて、時間が逆戻りとか、さっぱりわからない世界になり、飛行機がビルに突っ込んで911を思い出してしまう。人間との共存を望む幻姫たちと、人間社会を支配しようとする妖獣。最後は愛が勝つ・・・って、わからんよ。
(2006.4)

用心棒 1961 日本
東宝
ストーリー  縄張りの跡目相続をめぐって、二つの勢力が対立する馬目の宿。人殺しも日常茶飯事になり、すっかり寂れたこの宿場町に、どこからともなく素浪人、桑畑三十郎が現われた。居酒屋の亭主から町の状況を聞いた三十郎は・・・。
監督 黒澤明
出演 三船敏郎 仲代達矢 東野英治郎
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
コメント  宿場町に入った三十郎。博打に現を抜かす若者とその父親の嘆き、そして切り取られた手首を咥えて走り抜ける犬・・・「用心棒をやってみないか?」と女郎屋の男に声をかけられる。桶屋ばかりが儲かる荒んだ町だったのだ・・・
 早速、清兵衛一家に雇われた桑畑三十郎。その日のうちに殴り込みをかけようという段になって、事の後に自分を殺す相談を聞いたために25両を返し、火の見櫓に昇って見物としゃれこんだのだ。そこからは役人殺しの男や人質の交換などで清兵衛と丑寅の駆け引きが続き、双方に用心棒として売り込むのだ。
 後半にはピンチに立たされる三十郎。隠れ蓑として棺桶というアイテムを使ってマカロニウエスタンにも影響を与え、西部劇との区別がつかなくなるほどの舞台装置。望遠レンズを使ってアップで撮るという手法(パンフォーカス)と、こだわった殺陣。
 子供と引き裂かれる女(司葉子)をめぐる人情エピソードも面白い。ジャイアント馬場かと思っていた背の高い男は羅生門網五郎というらしい・・・。

1961年アカデミー賞衣装デザイン賞ノミネート
1961年ヴェネチア国際映画祭男優賞
1961年ブルーリボン賞主演男優賞
(2008.4)

妖精たちの森 1971 イギリス
ブエナ
THE NIGHTCOMERS
ストーリー  田舎の大きな屋敷で下男として働くピーター・クイント(ブランド)は、両親が死んだことを子供フローラとマイルズに伝え、やがて家庭教師のマーガレット・ジェスルと力ずくで関係を持つ。
監督 マイケル・ウィナー
出演 マーロン・ブランド ステファニー・ビーチャム ゾーラ・ハード
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  もともと学のないクイントだったが、森の小動物や子供の喜びそうな遊びによって二人の子供に好かれていた。ジェスルに対するレイプは異常極まるSMだ。紐で雁字搦め、その異常なセックスシーンを男の子に覗き見される・・・
 やがて姉弟がこのSMシーンを真似して縛ることを遊びにしてしまった。グロース夫人に見つかると、臆面もなく「セックスしてたんだよ」と言ったりする。子供たちはクイントもジェスルも好きで、邪魔だった夫人を遠ざけようとするが、二人を結びつけたと思ったらクイントのいきなりの暴力シーンを目撃する。そしてそれも真似する姉弟。
 一般的に子供たちには最初から残酷な部分があるんですよね。それを理性によって抑えることが教育の一つだと思うのですが、それが悲惨な結果を招いてしまった。彼らの策略によってジェスルは穴の開いたボートに乗り溺死。そして死体を発見したクイントに対しては、彼に教わった弓矢で彼の胸を貫く・・・また新しい家庭教師がやってきたが、同じことを繰り返すのかもしれない。
 金持ちの子供で両親がいないとなれば、好き放題だな・・・あぁ怖い。

1972年英国アカデミー賞主演男優賞ノミネート
(2006.4)






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