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夜逃げ屋本舗 1992 日本
東宝
ストーリー  夜逃げのプロがいた!夜逃げを手伝う裏の商売ミッドナイト・ラン社。人気テレビドラマの映画化。
監督 原隆仁
出演 中村雅俊 大竹しのぶ 谷啓
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★ ★★★ ★★★
コメント  蛭子能収と高橋ひとみの夫婦が多額の借金に首がまわらなくなって逃げた。サラ金業者たちが家にやってくるともぬけの殻。時効が成立するには2年間、彼らから姿を消さなければいけないのだ。
 テレビ版の一話完結パターンに慣れたせいだろうか、大帝都信販のエリート大竹しのぶの存在が鬱陶しく感じたり、複数の顧客とのエピソードがだれてきてしまう。谷啓が大切にしていた鯉のタロウとハナコの話はまぁ面白かった。
 自己破産 みんなですれば こわくない
(2006.9)

世にも怪奇な物語 1967 フランス/イタリア
ヘラルド
TRE PASSI NEL DELIRIO
ストーリー  エドガー・アラン・ポーの小説を3人の監督が撮ったオムニバス。
監督 ロジェ・ヴァディム   ルイ・マル   フェデリコ・フェリーニ
出演 ジェーン・フォンダ
ピーター・フォンダ
アラン・ドロン
ブリジッド・バルドー
テレンス・スタンプ
サルボ・ランドーネ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★ ★★★★ ★★★
コメント 第1話「黒馬の哭く館」
 奔放な女主人が飼馬に乗って・・・とりつかれました。
第2話「影を殺した男」
 ウィリアム・ウィルソンはドッペルゲンガーに悩んでいた。
第3話「悪夢の首飾り」
 アルコール中毒のイギリス俳優が少女の霊に悩まされる・・・
 三作とも映像を重視した恐怖体験。フェリーニのハイウェイの映像、少女の不気味さが心地よい。
(2005.5)

世にも奇妙な物語 映画の特別編 2000 日本
東宝
ストーリー  フジテレビのオムニバススリラーの映画化。雨のため駅で足止めになった人たちがストーリーを進める・・・
監督 落合正幸 星護 鈴木雅之 小椋久雄
出演 タモリ 矢田亜希子 中井貴一
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★ ★★★
コメント 第一話「雪山」
 『生きてこそ』のシチュエーションのように雪山で墜落遭難した飛行機。山小屋を目指す生き残りの一行。足を怪我したマリを運ぶのが困難になり、一人だけ雪の中に埋めるという緊急ビバークして山小屋を目指す4人。マリをうかつにも死なせてしまい、4人は交代で眠ることに。隣に死体が寝てるという設定は面白いのに・・・
第二話「携帯忠臣蔵」
 エジプトで携帯が発見される。一方、敵討ちを迫られていた大石蔵之助がケータイを発見する。それは300年後から事件を検証するために送られてきたものだった。しかし、コメディーベースにしていることもあって、演技がダメすぎる。オチは映画っぽいけど・・・
第三話「チェス」
 人間のチャンピオンが初めて機械に負けた。3年後、不思議な老人(石橋蓮司)にチェスの勝負を挑まれるが、階下では実際に人が殺され・・・と、車でぶつかるシーンなんて面白かったのに落ちが面白くない。
第四話「結婚シミュレーター」
 雨の日に出会った二人がゴールイン。10年後に見るタイムカプセルのようなビデオメッセージを撮る。シミュレーションで結婚生活を疑似体験する二人だが、10年後には離婚してしまうことがわかり婚約を解消・・・プロットとしては4話の中で一番面白いし、ちょっとだけハッピーになれる。しかし、10年経ったら映画館がつぶれてる可能性は高い・・・
 全体的にどこかで見たことがあるような話だったけど、わざわざ映画化するようなものでもないような気がする。
(2005.6)

世にも憂鬱なハムレットたち 1995 イギリス
東宝東和
IN THE BLEAK MIDWINTER
ストーリー  仕事にあぶれた役者ジョーが援助してもらった僅かな金で『ハムレット』を演ずる役者を募集した。しかし、年末で低賃金のため、集まったのは憂鬱を抱える三文役者ばかり・・・
監督 ケネス・ブラナー
出演 マイケル・マロニー ジュリア・サワラ ジョーン・コリンズ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  白黒映像。なんとか集まった俳優志望者たちは田園地帯の古びた教会で練習をし始める。実際の舞台裏なんてわからないし、ハムレットそのものの台詞もわからないけど、突如出てくる台詞がなんとも面白い。目の悪い女性ニーナがドジふんでばかりで面白い。
 なかなか上手く進まない練習。ケンカばかりでとうとうキレたジョーだったが、次の日には皆が心を入れ替えて真剣な練習。形になった!資金面のこんなな部分も皆が協力してかき集めた。特に車を売ったファッジにはじわりとこみ上げるものがあったほど。
 いよいよクリスマスイブに向けて、村の人たちに演劇の素晴らしさを教えてやるんだと意気込んでいたところ、ジョーにハリウッド映画の出演話が舞い込んできた・・・
 結果、やっぱりジョーは戻ってきたけど、せっかくの映画俳優を棒に振ってしまった。だけど、かけがえのないものを得たし、ニーナも得たし、トムが俳優にスカウトされたし・・・と、なんだか憂鬱な気分もふっとびそうな感じになれた。
 
1995年ヴェネチア国際映画祭オゼッラ・ドゥオロ賞
(2005.12)

4人の食卓 2003 韓国
東芝エンタテイメント
THE UNINVITED
ストーリー  ヒウンとの結婚を目前に控えた男ジョンウォン。最終電車で幼い姉妹の死体を見かけたことが原因で、食卓に座っているその姉妹が見えるようになってしまう。
監督 イ・スヨン
出演 チョン・ジヒョン パク・シニャン ユソン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★ ★★
コメント  謎だ!どこに謎があるのかわからない・・・これが最大の謎となった。強いて謎を挙げれば、ジョンスクがマンションのテラスから落とすシーンの赤ん坊はどっちの子だ?ということくらいだろうか。その他の謎は脚本の未熟さであるとしか言えないような。。。。
 とにかく見たものは信じますので、“事実”と“真実”という言葉の違いを教えてください。人間は確かに、受け入れたくないものは事実にしたくない。どちらかというと、事実は映画の中の映像全てが事実で、真実とは嘘偽りのない映像外のことではないのだろうか・・・
 韓国ホラー特有の映像や音で驚かす場面も少なく、決してホラーというジャンルではないのだろう。むしろ、肉親を殺してしまったという罪悪感の心理ドラマであり、宗教ドラマなのだ。しかし、トラックに轢かれるシーンはかなりリアルだったので、一瞬凍りつくくらいに怖かった。

見所は、ジョンウォンの父が神父を務める教会。朝、信者を送っていくことから、夜通し活動していると想像できます・・・これって怖いかも.。
(2004.8)






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