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誘拐犯 2000 アメリカ
アスミック・エース
THE WAY OF THE GUN
ストーリー  2人の若きアウトロー、ロングボーとパーカーは石油王チダックの代理出産をする女性ロビンを誘拐する。しかしチダックは裏社会にも顔の効くボスだったのだ。。。
監督 クリストファー・マックァリー
出演 ベニキオ・デル・トロ ライアン・フィリップ ジュリエット・ルイス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★★ ★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★
コメント  【ネタバレ注意】
 誰にも感情移入できないくらい心理戦が飛び交う今作品。主役の誘拐犯2人を始め、代理母ロビン、医者、チダック夫妻、元マフィアのジョー、屈強の用心棒2人。彼らの思惑が銃を乱射するかのごとく交差して、ストーリーの展開を面白くするのだが、何を考えているのかをしっかり把握しないと、置いてけぼりを食らってしまいます。
 前半の誘拐・逃亡・追跡シーンは見たこともないような小手先のテクニックを使った犯人たちのトリッキー作戦は面白かったし、なラストの銃撃戦は『明日に向かって撃て』のオマージュとも思われるシーンでした。また、臨月の女性を扱うことによって生と死を対比させる描写も面白い。しかし、面白さを追求しすぎて感情移入ができない映画に仕上がったことが残念である。
 ラストの「妊娠したの・・・」の台詞がかなりシニカルであるが、黒人用心棒の子なのか??
(2003.12)

友情の翼 1996 イギリス
ヘラルド
THE BRYLCREEM BOYS
ストーリー  1941年、イギリス空軍とドイツ空軍が戦った中立国アイルランド上空。双方ともアイルランドに不時着し、捕虜となってしまうが、英独一緒の収容所だった。。。
監督 テレンス・ライアン
出演 ビル・キャンベル ガブリエル・バーン アンガス・マクファーデン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★ ★★ ★★★
コメント  アイルランドは中立国だが、イギリスとの確執のためドイツ軍に協力したりもする。様々な政治的背景も浮き彫りにしている。そんな中でも、アイルランドの男子の半数が連合軍に入っているという心の豊かさ。脱走したら銃殺だと言う割には、昼間の外出は自由だったりして競馬で遊んでいたり・・・なんともまぁ、戦争を感じさせないくらいのどかな風景だなぁ。前半では、酒場でのタップダンスが圧巻!その外でケンカしているコントラストも中々いい出来だ。
 ガンが脱走し、ロンドンで恋人と入籍するが・・・という悲劇のため戻ってくる。イギリス本土もかなり空襲を受けていた事実もわかり、大晦日に全員で脱走するという作戦に出るのだが、ラストが爽やかすぎて、どこで感動していいのかわからないくらいだった。戦地以外では敵・味方皆仲良くやろうよといった映画だ。
(2005.2)

夕なぎ 1972 フランス/西ドイツ
東宝東和
CESAR ET ROSALIE
ストーリー  回収王セザールとロザリーが恋に落ちて同棲をはじめたが、ロザリーの昔の男が現われ、悩んだロザリーは姿を消す・・・
監督 クロード・ソーテ
出演 イヴ・モンタン ロミー・シュナイダー サミー・フレイ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  かなり悲劇的な運命をたどったロミー・シュナイダー。この頃の顔だちは今のアシュレイ・ジャドに似ているかもしれない。
 離婚した男ではなくて、ダビッドという若い男であるのがミソだ。しかし、仲良くしすぎ・・・
(2004.10)

夕陽のガンマン 1965 イタリア/スペイン
UA
PER QUALCHE DOLLARO IN PIU
FOR A FEW DOLLARS MORE
ストーリー  二人の賞金稼ぎモンゴーとモーティマー大佐がエルパソの町に降り立った。殺人鬼インディオを捕まえれば1万ドルという大金が得られることから協力することになった。
監督 セルジオ・レオーネ
出演 クリント・イーストウッド リー・ヴァン・クリーフ クラウス・キンスキー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★ ★★★★ ★★★★ ★★★
コメント  インディオの親友を脱獄させ仲間に入り、内側と外側の両方から一網打尽にする計画。イーストウッドの葉巻がらみの行動一つ一つが渋く格好いい。ポンチョを捲し上げる姿もグッド。
 結局はリー・ヴァン・クリーフの映画だった!前半部分が好きだな。
(2005.5)

夕陽の用心棒 1965 イタリア
劇場未公開
UNA PISTOLA PER RIGO
A PISTOL FOR RINGO
A GUN FOR RINGO [米]
ストーリー  人質をとり立て篭もった銀行強盗団に捕まっていたリンゴーを向かわせる。。。
監督 ドゥッチオ・テッサリ
出演 モンゴメリー・ウッド(ジュリアーノ・ジェンマ) フェルナンド・サンチョ ハリー・ハモンド
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★ ★★
コメント  イタリア語のアフレコが耳について、元の言語が英語だったのかどうかという点に気を取られ、全くのめり込めなかった。映像だけでも何となくわかる展開なので助かったが、無駄な会話が多くて銃声だけを聞いていても楽しめるのかもしれない。
 編集もコメディ風なので真面目に観ると損をするかもしれない。
(2004.4)

郵便配達の学校 1947 フランス
ザジフィルムズ
L' ECOLE DES FACTEURS
ストーリー  ジャック・タチ監督のデビュー作となる短編コメディ。
監督 ジャック・タチ
出演 ジャック・タチ ポール・ドゥマンジュ  
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  チャップリンの映画と言われても信じてしまいそうな作品。自転車が生きているかのような演出に恐れ入った。
(2004.8)

郵便配達は二度ベルを鳴らす 1981 アメリカ
ヘラルド
THE POSTMAN ALWAYS RINGS TWICE
ストーリー  機械工フランクが田舎のレストランでガソリン・スタンドの仕事をもらうが、レストランの主人の妻に手を出し・・・逢引を重ねるために、危険なときには二度ベルを鳴らす打ち合わせをする。
監督 ボブ・ラフェルソン
出演 ジャック・ニコルソン ジェシカ・ラング ジョン・コリコス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  キッチンでのセックスシーンだけが話題となった映画。リメイク作品ではあるが、オリジナルを知らないためまぁまぁ楽しめた。
 一度は失敗する夫殺害計画。酔っ払った勢いで車自損事故を装って殺す。なんとか執行猶予つきで終わったが、州を離れることはできなかったのだ。ここで、ナマケモノ・ニコルソンが巨大な牛乳ビンでミルクを飲むシーンが印象的。セックスシーンはボカシが入っていて、記憶に残らない・・・
 やり直せると思った前科者のフランクとコーラ。結局、自動車事故は二度ある・・・
(2005.9)

郵便配達は二度ベルを鳴らす 1946 イタリア
IP
OSSESSIONE
ストーリー  同上。舞台はカリフォルニアではなく、イタリア。登場人物もイタリア風のネーミングだ。
監督 ルキノ・ヴィスコンティ 原作:ジェームズ・M・ケイン
出演 マッシモ・ジロッティ クララ・カラマーイ フアン・デ・ランダ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  ヴィスコンティ初監督作品だが、日本では1979年に初公開。
 強烈なセックスシーンが売り物だったリメイク版だったけど、さすがにこの時代の映画では過激な描写はない。戦争に行っていたということで意気投合し、男女の関係になるのもスピーディだ。全体的な印象も、この作品では生きていこうとする二人に生命力を感じ、サスペンスのような緊張感はないような。
(2006.11)

誘惑のアフロディーテ 1995 アメリカ
松竹富士
MIGHTY APHRODITE
ストーリー  子どもがいなかったワインリブ夫妻は養子縁組をする。スポーツ記者の夫レニーは実の母親がどんな人物か気になり探し当てたのだが、彼女は娼婦だったのだ。
監督 ウディ・アレン
出演 ウディ・アレン ヘレナ・ボナム=カーター ミラ・ソルヴィノ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  カサンドラ症候群、「潮吹きプッシー」→「潮吹きサラダ」などかなり下ネタあり。ジャズの選曲はニューオリンズ風だ。ギリシア悲劇をモチーフにしたコロスの視点を何度も登場させ、レニーを諭すように語るのだが、意に反して運命は面白い方向へと進んでいく。
 ただ、設定やオチは面白いのだが、いつもの小ネタがピリリと響いてこないような・・・

1995年アカデミー賞助演女優賞(ミラ・ソルヴィノ)
同脚本賞(ウディ・アレン)ノミネート
1995年ゴールデングローブ賞助演女優賞
その他色々
(2004.12)

幽霊紐育を歩く 1941 アメリカ
セントラル
HERE COMES MR. JORDAN
ストーリー  ボクサーのジョーは飛行機事故のため死んでしまう・・・が、それは天国のミスだった。そのため代わりの体を探し、殺される予定だったプレイボーイの銀行家に乗り移り・・・
監督 アレクサンダー・ホール
出演 ロバート・モンゴメリー クロード・レインズ イヴリン・キース
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★★
コメント  『天国から来たチャンピオン』では全くといっていいほど感動しなかったのに、そのオリジナルにあたる本作は涙を流すほどよかった・・・
 ボクサーでチャンピオンに挑戦するジョー・ペンダルトン(モンゴメリー)。「チャンピオンになる俺が汽車なんかに乗れない!」などとほざいて、自家用セスナ機に乗り込んだ。しかも趣味であるサックス片手に吹きながらの操縦なのです。こんな奴死んで当然だろうと思いながら、共感も得られずに見ていたが、天国の係員ジョーダン(レインズ)が地面の衝突寸前に連れてきてしまったのだ。彼にしても悲惨な光景は見たくないという優しい気持ちが働いたためのミスだったのだ。死亡予定は1991年、50年後。それまでは死ぬ予定の人の体を借りるということで納得するジョーにしても優しいのです。
 本来なら墜落してるんだから、死なないまでもボクサーとしては再起不能だろう!などと思いつつもファンタジーなのでツッコミを忘れてしまう。妻と愛人によって殺された被害者の銀行家。株売買で詐欺行為をした男。彼のために罪のない女性ベティ・ローガンとその父親を救おうと思い立ったジョーはボクシングのことも忘れ、保釈金の大金を彼女に渡し、株で損失した投資家にも買い戻しにより救ってしまう。まったく私利私欲のために動かないジョーの姿にまず感動して、その後チャンピオン戦に出たいという一途な思いに男気を感じてしまう。
 サックスでは必ずハイトーンの音が出ないジョーの癖に笑ってしまい、ベティに対しては「将来ボクサーが君の前に現れ・・・」という言葉を残して別れる悲しさ。さらには実際にチャンピオンに挑戦する男マードックが八百長を拒んだたまに銃撃されるという悲劇も相まって一気に物語は盛り上がる。
 一度死んだ者が別人となって甦るというストーリーの原型のように思うのですが、殺人事件によってクライマックスを際立たせるのではなく、天国の係員、マネージャー、そして一目ぼれしたベティとの人間関係が美しく描かれていたと思う。派手な演出よりもコメディの要素で観る者を引きつけるところも良かった。

1941年アカデミー賞脚色賞、原案賞
同作品賞、主演男優賞、助演男優賞、監督賞、撮影賞ノミネート
(2007.1)



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