左きゝの拳銃 | 1958 アメリカ WB THE LEFT-HANDED GUN モノクロ |
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ストーリー | ウィリアム・ボニーは流れ着いた末、タンストールに牧童として雇われる。恩人を殺されたビリー・ザキッドの復讐物語。 | |||
監督 | アーサー・ペン | |||
出演 | ポール・ニューマン | リタ・ミラン | ジョン・デナー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | オープニングの音楽がユニーク。結構暗い内容なのに明るいフォーク調。左ききの若者の悲劇といった内容だ。モートンの手下じゃなければ雇うと・・・かなりオープンな雰囲気だ。 英国訛りの平和的なタンストールは牛の値段交渉のためリンカーンに向かう途中、ライバルの悪党に殺される。早速復讐である。しかもすぐに復讐の復讐によってタンストールの知り合いの家を焼かれてしまう。なぜだか軍から恩赦が出て無罪放免となったビリーと仲間たち。しかしタンストールを殺した奴がまだ2人。やっちまった・・・ かつての仲間でもあり、仲裁役だったパット・ギャレットの結婚式に彼らは最後の仇を撃ち殺し、パットは怒って保安官になることを決意する。そして逮捕、脱走・・・とお馴染みのビリー・ザ・キッド物語。 復讐だけを描くような、むしろ善玉であるようなキャラかと思ったら、結局は善人も殺していく様子も描いていた。若者の暴走といった感じだが、ポール・ニューマンではその心理を上手く演技できてないようにも思える。『ヤングガン』よりは若干まし。 (2007.3)
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ビッグ | 1988 アメリカ FOX BIG |
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ストーリー | 望みをかなえてくれる魔法の箱にコインを入れた少年ジョシュは翌朝目覚めると大人になっていた。親友の協力により玩具メーカーに就職できたジョシュは少年らしい発想が認められ昇進していく・・・ | |||
監督 | ベニー・マーシャル | |||
出演 | トム・ハンクス | エリザベス・パーキンス | ロバート・ロジア | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | ひと騒動あった後、親友ビリーとゾルターという怪しげなコインマシンを探すジョシュ。まずは就職しなくちゃ・・・と簡単にオモチャ会社に就職。日本でもバブル期の映画だけに、なんとなくあのころの雰囲気が伝わってくる。 演ずるトム・ハンクスを見ながら、「これは子供なんだ」と心に強く思う気持ちと、登場する人物と同様に大人として見てしまうところの切り替えが楽しい。この手の作品があっても大人の恋愛部分なんて描きにくいと思えるのだが、トム・ハンクスだから子供っぽさが表現できていて、あっさりかわすところがいいなぁ。でも2回目のデートではあっさりとベッドインしたようだ。 ファンタジーではあるけど、大人が楽しむべきなのか子供が楽しむべきなのかよくわからないのはセックスを経験してしまったせいだろう。一応設定が13歳の少年だけにその問題は微妙だ。 1988年アカデミー賞主演男優賞、脚本賞ノミネート 1988年ゴールデングローブ賞男優賞 同作品賞ノミネート その他 (2008.2)
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ビッグウェイブ | 1984 アメリカ/日本 ヘラルド BIG WAVE |
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ストーリー | ハワイのノース・ショアや西海岸を舞台に、伝説の波“ビッグウェイブ”に魅せられ、世界各国から集まったサーファーたちの様々な挑戦を描いたドキュメンタリー。 | |||
監督 | ウォルター・マルコネリー 音楽:山下達郎 | |||
出演 | ピーター・ダフネント | マーク・リチャーズ | マイケル・ホー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ||
コメント | まさしく山下達郎のPVだ♪そういえば、80年代というと、このようなビデオを流しっぱなしの喫茶店なんかが多かったかな。 サーフィンだけじゃなく、ウィンドサーフィンや砂浜を走るバギーレース、パラセーリングや鳥人間コンテストみたいのやら、スカイダイビングやら、スケートボードやら自転車やら、水上スキー、サンドスキー、そしてビキニのお姉ちゃんやら・・・ ちょっと珍しかったのがユタ州で、傾斜角度30度の丘を特殊なバイクで登るという競技。どうしてそこまでするかな〜とも思えた。終盤にはブレイクダンスまで登場するんだから、これはサーフィン映画というジャンルでいいのか??夏のスポーツ特集といったまとめ方になってるんですが・・・まぁ、楽しめたけどさ・・・ (2007.10)
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ビッグ・ライアー | 2002 アメリカ 劇場未公開 BIG FAT LIAR |
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ストーリー | 楽しい嘘が大好きな少年ジェイソンは学校の宿題の作文をなくしてしまう。ひょんなことから映画プロデューサー、ウルフの目にとまり、彼はそれを映画化することを思いつく。自分の作品が勝手に映画化されることに腹をたてた彼はカイリと一緒にハリウッドへ向かう・・・ | |||
監督 | ショーン・レヴィ | |||
出演 | フランキー・ムニッズ | ポール・ジアマッティ | アマンダ・バインズ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 作り話が得意なのに作文となったら話は別なのか・・・嘘ばっかりついてるために両親も信用してくれなくなったジェイソン。なんとか作文を書きあげたジェイソンは自転車で大学へ向かう途中リムジンにぶつかり乗せてもらうが、そこに作文を置き忘れたのだ。乗っていたのはマーティ・ウルフ(ジアマッティ)だ。バツとして夏期講習に参加。映画館へ行くと自分の書いた作文そのままの予告編が流れた・・・ ウルフに会って、作文を返してもらうとか原作料をとるとか映画製作を中止させるとかいうのではなく、「パパに電話して事実だと伝えろ」というもの。パパの信頼回復だけが目的だったところが子供らしくて好感が持てる。ところが、嫌な奴の典型のマーティはその場で作文を燃やしてしまう。 そこからジェイソンとカイリの復讐劇。塗料によって真っ青にされてもくじけないマーティ。逆境でも真価を発揮する傲慢プロデューサーの執念だ。しかし、今度は彼にこき使われたりクビにされた俳優やスタッフたちも協力して、マーティをきりきり舞いに。 ハリウッドの舞台裏も見られるし、映画界の厳しさもわかる。なにしろ子供の発想で仕返しするんだから、毒も少ないし痛快爽快。『ホーム・アローン』の感覚だけど、泥棒などという単純な設定じゃないだけに、辛い目にあっていた大人たちも参加するところがいい! (2008.2)
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ヒッチャー |
2007 アメリカ ムービーアイ THE HITCHER |
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ストーリー | 大学生のジムとグレースが長距離ドライブ中、雨の中で故障車に佇む男を無視してしまう。その後、GSで再会したジョン・ライダーと名乗る男を罪悪感のため乗せてモーテルまで行く・・・ | |||
監督 | デイヴ・マイヤーズ | |||
出演 | ショーン・ビーン | ソフィア・ブッシュ | ザカリー・ナイトン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | どしゃ降りの中、はねてしまいそうになった。ジム(ナイトン)は男が無事だったかどうかたしかめたかったが、グレース(ブッシュ)は不気味がって先を急がせる。男からすれば明らかに悪意ある行為に映ったのであろう・・・ ジョン・ライダーを乗せ、しばらくすると「何発やった?」・・・変態!失業中で家族もなさそうなショーン・ビーン。いきなりナイフをつきつけてきたため、何とか蹴り落とすことに成功するが、グレースは携帯をなくしてしまった・・・ 最初はワンシチュエーションの恐怖。なんとなく『激突!』を思い出してしまうが、そんな甘いもんじゃなかった。次から次へと殺人を繰り返す男ジョン・ライダー。殺すだけではなく、大学生カップルを巧妙にハメて保安官に逮捕させる・・・そして拘置されている保安官事務所にも現れ、次々と殺す。逃げるしかないカップル。ニューメキシコ警察も応援をよこすが、ターミネーター並に平気で人を殺してゆく狂人にはかなわない。モーテルに逃げ込んだカップル。しかし、哀れジムは捕まりトラックに縛られて胴体真っ二つ・・・ぐわっ・・・ 「I want to die」と言ってるが、殺す快感も味わいたい・・・というより、人を殺さずにはいられない狂人なんだろうな。 しかし、作り方がイマイチ。恐怖感、視点があちこち切り替わりすぎ。もっとシンプルに作ればいいのに・・・・オリジナル『ヒッチャー』も観たくなった。 (2008.10)
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ヒットマン | 2007 アメリカ FOX HITMAN |
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ストーリー | 世界的人気のゲームを映画化。エージェント47というコードネームを持つ殺し屋がロシア大物政治家ベリコフの暗殺に成功。そして次なるターゲットである娼婦ニカに出会ってから、罠であったと気づく・・・ | |||
監督 | サヴィエ・ジャン | |||
出演 | ティモシー・オリファント | ダグレイ・スコット | オルガ・キュリレンコ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 俺の背後に立ってバーコードを読むな! 孤児を集めて殺し屋に育て上げるという秘密組織があり、子供たちは全員スキンヘッドにされ、後頭部にバーコードの刺青を入れられている・・・しかもBGMが「アヴェマリア」だ。主人公の殺し屋ティモシー・オリファンでさえ名前が“47”というコードネームしか持たないんだし、他の子もみな名前を付けられていないのだろう・・・悲しい。 後頭部の刺青というと、XXXの刺青をした『トリプルX』のヴィン・ディーゼルをすぐに思い出すのですが、エンドクレジットにExecutiveProducerとして彼の名前を発見したときには正直驚かされました。XXXがあるために自ら出演することを諦めたのか、主役といっても悪の組織の一員だから辞めたのかはわかりませんが、これからのアクション映画にはスキンヘッドが一番だと強調しているかのような作品でした。ヒロインであるオルガ・キュリレンコの後頭部にもバーコードが隠されているとこっそり期待していたのに・・・ ストーリーは単純そうありながら、実はよく理解できませんでした。ロシアの政治家を暗殺することが主軸となって、その命令そのものが罠であったので陰謀を企てた黒幕を探すといったストーリー。だけど、それが自分を育てた組織が関わっていて、仲間であるはずのエージェントと戦うことになる・・・それでも執拗に政治家暗殺を遂行しようとするのはヒロインのためなのか、自分のためなのか・・・ううむ。 結局、目的がわからぬままルパン三世と銭形警部の敵対関係の奇妙な信頼関係を楽しむ映画だったでしょうか。銃アクションや剣アクション、それに47がロシア警察から逃れる際の華麗な逃亡アクションに見惚れてしまい、ストーリーはどうでもよくなってくる。インターポールと警察の関係や、背後に潜むCIAの影など、面白くなりそうな展開ではあったのに・・・元はゲームソフトだということもあって、掘り下げることも無意味だったのかもしれませんが・・・ 47のティモシー・オリファントは『ダイ・ハード4,0』では弱い悪役だったのに、さすがに主役の今回は強い強い。ヴィン・ディーゼルほど筋肉もりもりではないけど、かなり俊敏な動きが似合います。「俺の名は・・・47」という台詞も心に響くのですが、それに呼応するかのような「私はCIAのエージェント・スミスだ!」という台詞は笑いどころだったハズ!そういやマトリックスシリーズも後頭部に秘密があったっけ・・・ (2008.4)
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ビデオドローム | 1982 カナダ Uni ユーロスペース VIDEODROME |
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ストーリー | トロントにあるシビックTV局の社長マックスが奇妙なビデオの電波をとらえた。スナッフムービーのような変態嗜好の拷問もの。電波の発信元は米ピッツバーグだとわかるが・・・ | |||
監督 | デヴィッド・クローネンバーグ | |||
出演 | ジェームズ・ウッズ | デボラ・ハリー | ソーニャ・スミッツ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | エロいスチール写真を送られ、「サムライ・ドリーム」というタイトルのビデオを見せられる。東洋のエロ?しかし女性の裸が写ってるだけ・・・つまらん。何しろ、この社長、最初のあらすじ部分は要らない、最後だけ見せろと要求するんだもん。 とにかく小さい放送局なのでエロからグロ、何でも放映しちゃう。普通のエロには飽きてしまったのか、スナッフ風のビデオで興奮し始める。ついつい彼女(デボラ・ハリー)にも傷つける行為を楽しんでしまい、彼女はピッツバーグに行ってしまう・・・ 幻覚作用のあるビデオ。観てしまうともうダメ。リアルな映像のため現実とビデオの世界の境目がわからなくなってしまう。元々スナッフ好みであったマックスはそのまま殺人を犯すようになって・・・それでも腹の中に銃やビデオ入れてしまったり、右手が銃と同化してしまったり、グロい殺人があったり、やっぱりクローネンバーグ全盛。今じゃCG処理で簡単にできるんだろうけど、コマ撮りでここまでグロいのを作るのって、アニメーターも変態だ。ブラウン管から飛び出る映像なんて『リング』に影響与えてるんじゃないかとも思える。 1984年アボリアッツファンタスティック映画祭参加 (2008.2)
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人のセックスを笑うな | 2008 日本 東京テアトル |
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ストーリー | 19歳の磯貝みるめ(松山)は美術学校にやってきた非常勤講師、猪熊ユリ(永作)と関係を持ってしまう。彼に憧れるえんちゃん(蒼井)はユリが結婚していることを知り、二人の仲を裂こうとするのだが・・・ | |||
監督 | 井口奈己 原作:山崎ナオコーラ | |||
出演 | 永作博美 | 松山ケンイチ | 蒼井優 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 人妻だとは知らずにつきあってしまったみるめ。それまで童貞だったのか、のめり込みは青年特有のもの。ちょっと風変わりだけど可愛い、男にはちょっとだらしなさそうだけど行動が大胆。年上から見ると扱いにくそうだけど、年下の男だからこそ付き合えるのか・・・旦那の猪熊さん(あがた森魚)は精力なさそうだからしょうがないかもしれないが・・・ (2008.11)
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ヒトラーの贋札 | 2007 ドイツ/オーストリア クロックワークス DIE FALSCHER |
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ストーリー | 第二次大戦中、ナチスドイツはベルンハルト作戦と呼ばれる大量の贋札作りを計画。そのためユダヤ人強制収容所では、逮捕された贋作師サリー・ソロヴィッチ、印刷技師ブルガー、美校生コーリャなど専門家を集めていた。 | |||
監督 | ステファン・ルツォヴィツキー | |||
出演 | カール・マルコヴィクス | アウグスト・ディール | デーヴィト・シュトリーゾフ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | プラテンといっても食べ物ではない。 ドイツといえば印刷技術先進国だ。現在の日本国内の印刷所をみてもハイデルベルグ社の印刷機がかなりのシェアのあることがわかるほど。多分、第二次大戦当時でもドイツの技術は素晴らしかったに違いない。そんなナチスドイツがユダヤ人たちに贋札を作らせたベルンハルト作戦の裏側を描いた映画です。 原作は映画にも登場する印刷技師のアドルフ・ブルガーが書いたもの。ドイツは敵国イギリスを経済的混乱に陥れ打撃を与えるため、ザクセンハウゼン強制収容所でユダヤ人技師たちに贋札作りを強要する。拒めばアウシュビッツ送りか、即銃殺。ポンド作りは間もなく成功を収めるが、これによってドイツの戦況が有利に運ぶとユダヤ人虐待も長引き、従順でいることは自分の命を長らえることになるものの、罪もないユダヤ人が殺され続けることをも意味する。 終戦を黙って待つよりも、ナチスへの協力を拒否し決起するなどと主張する原作者ブルガーは主人公ではなく、戦前から贋札作りで暗躍していたサロモン・ソロヴィッチ(カール・マルコヴィクス)が主人公。正義感の強い作者と元々悪人という2人の視点を変えたことによって、ブルガー(アウグスト・ディール)のサボタージュという行動が同胞を危機に晒すなどといった部分も見えてくる。逆に、悪党であるサリーが仲間を大切にしていることもわかるのです。まぁ、感情移入はしづらかったりしますが・・・ 収容所ではニセ札だけではなく、パスポートなども偽造している。そのため家族の不幸を知って自殺を図ろうとする者もいたり、薬を手に入れるためにナチ親衛隊少佐ヘルツォークと取引するという場面も登場する。ちょっとだけいい人のように思わせる少佐だったけど、ドイツの敗戦を悟って逃げだそうとする将校も実際にいたんだろうなぁ。この絶妙な駆け引きや、サリーの心の葛藤も見どころなのです。 興味深かったのはユダヤ人印刷技師たちが厚遇されていたところ。収容所の中でも彼らから数メートル先では毎日のように拷問や銃殺があり、それが見えないだけに彼ら自身の待遇の良さもわからない。同じ収容所内でも天国と地獄のような格差社会があったことだ。さすがに今日的テーマとまでは思えないけど、虐待されていた他の舎を感じていたならばブルガーに同調して暴動が起こるなどして、ベルンハルト作戦も違う形になっていたのかも・・・ 尚、プロローグ、エピローグともに戦後のサリーが描かれていたのですが、カジノの強運ぶりを見る限り、彼の判断が功を奏していたのかもしれない・・・ 2007年アカデミー賞外国語映画賞 (2008.2)
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ビートルジュース | 1988 アメリカ WB BEETLEJUICE |
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ストーリー | ある日突然死んでしまったメイトランド夫妻。幽霊となった彼らが、住んでいた家に引っ越してきた一家に大迷惑。トラブルメーカーであるビートルジュースに頼らず自力で追い出せと教えられるが・・・ | |||
監督 | ティム・バートン | |||
出演 | マイケル・キートン | アレック・ボールドウィン | ジーナ・デイヴィス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 犬をよけようとして川に転落。やはりティム・バートン映画に犬は欠かせない。幽霊になったことをすぐに理解するも、家の外に出ようとすればそこは異次元の世界。おとなしく2人で暮らせれば、幽霊のままでいいな〜などと感じられる設定だ。 引っ越してきた家族の娘がウィノナ・ライダー。目の周りにクマを作って、うつの引きこもり風ファッション。自ら言う通り、普通でない彼女には幽霊が見えるし、彼らにアドバイスを与えたりするのだ。結局、うるさいだけのビートルジュース(キートン)はあきらめ、自力で追い出そうとする夫妻だったが、バナナボートで踊らせるんじゃ楽しいだけだろうに・・・家族たちは遊園地にしようなどと金儲けまで考えてしまうしだい・・・ 人間を信じるな!などと、怖いのは幽霊だけじゃないことも言ってたし、途中からはブラックというより楽しいホラーに変わっていた。同居するというハッピーエンドには子供も楽しめるのかもしれないがホラーファンは満足できないかも。 とにかく、うざいキートンの演技と、本作の演技が一番じゃないかと思えるほどのウィノナ・ライダーの可愛さがいい!そして、『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』や『コープスブライド』に繋がる映像も楽しめる。 1988年アカデミー賞メイクアップ賞 1988年全米批評家協会賞主演男優賞 (2008.2)
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