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ラヂオの時間 1997 日本
東宝
ストーリー  主婦鈴木みや子が書いた脚本が生放送のラジオドラマとして放送されるが、徐々に脚本を書き直しさせられ・・・
監督 三谷幸喜
出演 唐沢寿明 鈴木京香 西村雅彦
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  「上を見上げた」が重複なので「見た」に変えろと言う細川俊之。主人公律子という名前も役者千本のっこのダンナの不倫がどうのこうので変えさせられる。なんと“メアリー・ジェーン”。
 熱海の設定がアメリカに変わり、ハインリッヒ、ドナルド・マクドナルドなどと名前が変更され、役者のわがままによりどんどん設定が変化する様。そして警備員の藤村俊二が元効果音担当だということで、マシンガン、ダムの決壊、宇宙ロケット、花火と機転を利かせるところが面白い。ラジオ番組制作のいい加減さや芸能界に対する皮肉めいたところもあるが、基本的には笑えるだけ・・・

1998年ベルリン国際映画祭特別表彰
1998年日本アカデミー賞脚本賞、録音賞、話題賞
1997年ブルーリボン賞
(2006.2)

落下する夕方 1998 日本
松竹
ストーリー  リカは健吾と4年間同棲していたが、他の女性が好きになったと別れを告げられる。その相手の華子がリカのアパートに住みついて、健吾も後を追うようにやってくる・・・
監督 合津直枝 原作:江國香織
出演 原田知世 渡部篤郎 菅野美穂
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★
コメント  奇妙な設定だけが勝負のストーリー。「セックスしよ」という原田知世も似合わないキャラだが、まさか最近の若い女性は皆こんな性格?普通は同居なんて出来ないだろうし、観ていて共感できる人はいるのだろうか疑問だ。男から見ても、こんな状態なら3Pを・・・などとスケベなことを想像してしまう。精神的にも苦痛だろうな。
 いくつになっても原田知世は演技が下手だ。
(2004.11)

ラッキー・ナンバー 2000 アメリカ
Par=UIP
LUCKY NUMBERS
ストーリー  1988年、ペンシルバニア州。お天気キャスターでスノーモビル販売の副業を持つ男ラスは差し押さえ命令が来るほど金に困っていた。そこでロトくじを操作して一攫千金を狙う計画を立てるが・・・
監督 ノーラ・エフロン
出演 ジョン・トラヴォルタ リサ・クドロー ティム・ロス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★ ★★
コメント  ゆるい・・・犯罪コメディなのに・・・『オズの魔法使い』の話は笑ったけど、他はシリアスなのかコメディなのか区別できないところも・・・信心深いマスかき野郎をマイケル・ムーアが演じているけど、珍しさで驚いただけだった。
 金に困ったラスは、商品を自作自演で盗ませる保険金詐欺など楽な方法ばかり考えて、友人の入れ知恵でロトくじを操作するアイデアを実行しようとする。
 大型トレーラーの横転シーンがすごい!

(2005.2)

ラッキーナンバー7 2006 アメリカ
アートポート
LUCKY NUMBER SLEVIN
ストーリー  青年スレヴンは友人ニックを頼ってNYへとやってきたが、彼は不在。スレヴンをニックだと思い込んだギャングに拉致され、借金返済のため殺人を命じられ、その相手からも殺人依頼される。
監督 ポール・マクギガン
出演 ジョシュ・ハートネット ブルース・ウィリス ルーシー・リュー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  せーのっ、ダニエル・クレイグ!もう一度・・・せーのっ、ピーター・セラーズ!
 シャッフルしすぎです。『ブラックダリア』で鼻を折られたまま出演したんじゃないかと思えるほどのジョシュ・ハートネットが痛々しくて、ついついその不運な男に同情しながらストーリーを追ってしまいました。不運な男の代表格といえば『ダイハード』のブルース・ウィリスなのですが、今回は殺し屋なので不運ではありません。そのブルース・ウィリスが時系列をシャッフルされたかのような映画『パルプ・フィクション』に出演しているからなのかどうかはわかりませんが、今作でも数件の暗殺シーンをシャッフルしてミステリアスに仕上げていました。
 とても豪華な俳優陣。モーガン・フリーマンやベン・キングズレーを贅沢に起用するくらい金銭的余裕があるのなら、『パルプ・フィクション』繋がりでジョン・トラボルタもどこかで起用すればいいのにと思ったのですが、彼は『ラッキー・ナンバー』という映画にも出ているので混乱を避けるために外されたのかもしれません(妄想です)。
 ポール・マクギガン作品としては、同じくジョシュ・ハートネットが出演している『ホワイト・ライズ』のほうが面白かったのですが、こちらラッキーナンバー7もなかなか凝っていました。数字の7が謎を解く鍵だとばかり考えていたら、途中から主人公の名前を連呼し始めるんだから、邦題にやられちゃいました。種明かしも進むにつれ、20年前の少年の姿を思い出して納得してしまう。時系列通りにプロットを考えると全然面白くない内容なのに、上手くシャッフルされちゃいました。最後には「上手い!」と膝を叩いてしまうくらいでしたよ。
(2007.1)

ラッシー 1978 アメリカ
東宝東和
THE MAGIC OF LASSIE
ストーリー  ぶどう園を欲しがる債権者がミッチェルのもとからラッシーを連れ去ってしまった。孫クリスはラッシーを探し、逃げたラッシーも旅をする・・・
監督 ドン・チャフィ
出演 ジェームズ・スチュワート ミッキー・ルーニー アリス・フェイ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★ ★★ ★★★ ★★
コメント  ラッシーといえばエリザベス・テーラーの『家路』。このリメイク版はTV版と同じくアメリカが舞台で、歌がいっぱい入っている。また、ジェームズ・スチュワートがお祖父さん役だ。彼の起用のためにお父さんじゃなくお祖父さんにしたのだろうか。
 イギリスの本家ほど貧乏くささも感じない、ごく普通の農家という感じだったし、債権者のおっさんもそれほど嫌味じゃないし、なんだかつまんない。ラッシーもとても汚れてないし、明らかにアメリカの子供に向けたものだとわかる。

1978年アカデミー賞歌曲賞ノミネート
(2008.1)

ラッシュアワー 1998 アメリカ
ギャガ=ヒューマックス
RUSH HOUR
ストーリー  ロサンジェルス在住の中国領事ハンの娘が誘拐された。香港から腕利きのリー刑事が派遣されるが、FBIは彼を邪魔だと思い、おもり役としてカーター刑事が選ばれるが・・・
監督 ブレット・ラトナー
出演 ジャッキー・チェン クリス・タッカー エリザベス・ペーニャ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  誘拐された領事の娘が気に入らなかった。これだけでかなり減点。ステアリングハンドルを付けたままの格闘シーンはすごかったですね。料理店の2階という狭いシチュエーションも良かった。

1999年MTVムービーアワード コンビ賞
同歌曲賞、格闘シーン賞、コメディ演技賞ノミネート
(2004.10)

ラッシュアワー2 2001 アメリカ
ギャガ=ヒューマックス
RUSH HOUR 2
ストーリー  今回は香港が舞台。香港に遊びに来ていたカーター捜査官は、リー捜査官とともにアメリカ領事館爆破事件に巻き込まれる。
監督 ブレット・ラトナー
出演 ジャッキー・チェン クリス・タッカー クリス・ペン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  チャン・ツィイーが悪役に!まだ垢抜けていない素顔の魅力が素敵だ。
 サウナのレストルームでの乱闘シーン。それとエンドロールのNGシーンがよかったかな。

2002年MTVムービーアワード格闘シーン賞
同音楽シーン賞、チーム賞、コメディ演技賞、悪役賞(チャン・ツィイー)ノミネート
(2004.10)

ラッシュアワー3 2007 アメリカ
東宝東和
RUSH HOUR 3
ストーリー  ロスのシンポジウムでハン大使が狙撃される。護衛にあたっていたリー捜査官はスナイパーを追跡するが、追い詰めてみると、かつて兄弟として育ったケンジ(真田)だったのだ・・・そして、中国マフィア“シャンシェン”を追うためにカーターと共にフランス・パリへと向かう・・・
監督 ブレット・ラトナー
出演 ジャッキー・チェン クリス・タッカー 真田広之
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  エンドロール最後にクリス・ペンの名前・・・ちょいウルっときた・・・
 真田広之と工藤夕貴。日本人にとっては嬉しいゲスト。ジャッキーも好きだし、おもろいフランスのタクシー運転手ジョルジュ(イヴァン・アタル)もナイスなキャラでした。これでうざいクリス・タッカーがいなければ最高のアクション・コメディでした。前作ではチャン・ツィイーの悪役ぶり、今回は真田・工藤の二人。歳を感じさせない激しいアクションにドキドキしながら楽しませていただきました。
 ストーリーは穴だらけだと思うのですが、コメディなだけに突っ込むわけにもいきません。そんなことより、今作では外国人のけなし合いにハラハラさせられました。アメリカ人は好戦的、中国人は身長が低い、イラク人はテロリスト、そしてフランス人はゲイ(?)等々。口の悪いカーター刑事(クリス・タッカー)の本領発揮だったのでしょうか・・・。それにシスターが通訳として助けてくれたのに、4 letter wordなど汚い言葉の連発。あの場面は英語がわからないと笑えませんよね・・・半分くらいしかわかんなかったけど(汗)。
 舞台がパリを中心とした今作品ですが、特によかったのがジョルジュの運転するタクシーのカーチェイスシーン。そしてクライマックスのエッフェル塔。さすがに特撮だろうけど、ハラハラドキドキの連続でした。ジャッキーも真田もまだまだイケる!機会があれば、また対決してもらいたいものです。
(2007.9)



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