星願 あなたにもういちど | 1999 香港 メディア・スーツ FLY ME TO POLARIS |
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ストーリー | 盲目で声も失っているオニオンは病院に住み込みで働く好青年。看護婦オータムに恋しているが、ある日事故で死んでしまう。天国で5日間だけ別人になって地上に戻る事を許可されるが。。。 | |||
監督 | ジングル・マ 制作総指揮:レイモンド・チョウ | |||
出演 | リッチー・レン | セシリア・チャン | エリック・ツァン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | こっちのオリジナルが断然良い。作りはB級っぽく、しかもストレートすぎるほどの台詞なのだが、このくらいやられると感情移入しやすく素直に泣けてしまうのだ。顔をくしゃくしゃにしてまで泣くセシリア・チャン(少林サッカー)の演技も素晴らしいし、エリック・ツァン(インファナル・アフェア)のしぶい(?)演技にも感動だ。 こちらは塩入りレモン・ソーダとサックス。日本版リメイクの『星に願いを。』はトマト・ジュースとハーモニカだ。 (2004.5)
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青幻記 遠い日の母は美しく | 1973 日本 東和 |
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ストーリー | 奄美諸島沖永良部島を舞台にした男、大山稔の回想記 | |||
監督 | 成島東一郎 | |||
出演 | 田村高広 | 賀来敦子 | 山岡久乃 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 父親が死んで再婚した母は鹿児島へ嫁いだが、可愛がってくれた義祖父も死に、孤児同然の扱いを受けた稔。病気になった母は彼を連れて故郷の沖永良部島へ帰る。母は病気がうつるといけないと思い、稔とは距離を置く。 母親は島に戻って半年しか生きてなかったのだが、少年稔にはずっと母の声が聞こえていた。「一度でいいから稔さんを強く抱きしめたかった」と泣く母親。 回想シーンと本人が交錯し、ある意味、本人である田村高広に感情移入しやすくなっているが、葬式が中盤に入れられたりして面食らってしまう。しかし、奄美の青い空、紺碧の海、珊瑚礁の上に立つ島には南国気分いっぱい。稔と同級生の女の子が裸で泳ぐシーンではちょっとやばいだろうと思ったが、当時はロリコンなんて言葉もなかった頃なのかもしれない・・・ (2006.4)
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青春残酷物語 | 1960 日本 松竹 |
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ストーリー | 学生の藤井はホテルに誘う中年男から真琴を救って、次の日に海の材木の上で抱いた。中年女とも関係のあった藤井だが、バーでやくざに絡まれている真琴を助け、深みにはまっていく・・・ | |||
監督 | 大島渚 | |||
出演 | 桑野みゆき | 川津祐介 | 久我美子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | この時代は女子高生と言わずに女高生と言ったんだろうなぁ。“男の学生”と言っていたから大学生なんだろうけど、女好きの大学生なんてのは今と変わらないんだなぁ。60年安保の時代だし、全学連に無関心だった学生はこんなものだったのだろう。 同棲を始めた二人は金を稼ぐために美人局を計画する。成功した後でバイクに乗ったまま海に突っ込むが、バイクがお釈迦になるだろうに、せっかく稼いだ金が・・・。妊娠、中絶、中年男との一夜、姉と医者、リンゴをかじる・・・絶妙な演出に唸るばかりだ。 医者(渡辺文雄)の独白調の台詞が良かった(しかも襖で仕切られた向こうで)。警察で藤井とすれ違いざまに言う台詞が秀逸だと感じた。俺達の青春の敗北が・・・ (2004.5)
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青春デンデケデケデケ | 1992 日本 東映 |
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ストーリー | 1965年、香川県観音寺市の高校生藤原竹良はベンチャーズの「パイプライン」に感銘を受け、バンドを作る決心をする。 | |||
監督 | 大林宣彦 | |||
出演 | 林泰文 | 浅野忠信 | 大森嘉文 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | バンド活動を経験しているものにとっては、作品のノスタルジーが良く伝わるものになっていると思う。初めてバンドを組もうとするとまどいは上手く表現されているし、夏休みのバイトで楽器を買うという件は懐かしさで胸がいっぱいになる。欲を言えば、最初からあんなに演奏が上手くいくことはないだろうし、バンド内での苦悩や葛藤は絶対にあるはずだから、そこの描写も欲しいところだ。練習する場所がないことも痛いほどよくわかる。 1本の映画として見たら、コメディタッチなのだから長すぎると思うし、平和すぎるという印象もあるが、ラストの別れのシーンでかなり引き締まっている。 1992年日本アカデミー賞音楽賞(久石譲)、新人俳優賞 同作品賞、脚本賞ノミネート (2004.7)
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聖なる嘘つき その名はジェイコブ | 1999 アメリカ SPE JAKOB THE LIAR |
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ストーリー | ナチ占領下のポーランド。ゲットーに住む元パン屋のジェイコブはナチの戦況不利というニュースを耳にする。 | |||
監督 | ピーター・カソヴィッツ | |||
出演 | ロビン・ウィリアムズ | ボブ・バラバン | アラン・アーキン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | ニュースから隔離されたゲットーという世界。ジョークがなければ生きていけない。そんな折、「ソ連軍が400キロ先のベザニカに来ている」という情報を仕入れるジェイコブ。ユダヤ人仲間は喜び、ジェイコブがラジオを持ってるものだと信じこむ。その後の情報はすぐに嘘だと言ってもよかったのだろうけど、ユダヤの希望を与えるため嘘をつきとおす。自殺が激減したというのもうなずける。 少女にせがまれてため、ジェイコブが一人ラジオ芝居をするシーンが最高です。他には、ネタに困ったジェイコブがナチのトイレに入って古新聞を漁るところでしょうか。古新聞をトイレットペーパーとして利用してたんですね。 ラストは可哀想だけど、ギリギリまで希望を捨てなかったユダヤ人が何人も救われたということでよかったのでしょう。ラストカットが面白い。 (2005.7)
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西部開拓史 | 1962 アメリカ MGM HOW THE WEST WAS WON |
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ストーリー | プレスコット一家から見たアメリカ西部開拓史 | |||
監督 | ヘンリー・ハサウェイ ジョン・フォード ジョージ・マーシャル リチャード・ソープ | |||
出演 | カール・マルデン | キャロル・ベイカー | グレゴリー・ペック | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 劇場で観ると迫力あるんだろうな。グリーン・スリーブスが印象的。ギャンブラーのグレゴリーペッグは良かった。 1963年アカデミー賞脚本賞、編集賞、録音賞 同作品賞、撮影賞、作曲賞、美術監督賞、衣装デザイン賞ノミネート (2004.6)
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セイヴ・ザ・タイガー | 1973 アメリカ 劇場未公開 Par SAVE THE TIGER |
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ストーリー | 服飾会社経営者のハリーは多忙だった。不況の煽りを受け、支払いに困り、放火で保険金をせしめようと計画する。顧客にコールガールを紹介するが、SMプレイで死にそうになったり・・ | |||
監督 | ジョン・G・アヴィルトセン 脚本:スティーヴ・シェイガン | |||
出演 | ジャック・レモン | ジャック・ギルフォード | ローリー・ハイネマン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | あるくたびれた社長の1日。会社に向かう途中、ヒッチハイクしてきた20歳の女を乗せるが、「一発やる?」と言われて愕然となり、会社に着けば、従業員同志のいざこざ。しかし、30万ドルの手形を何とかしなければ倒産の道なのだ。服飾工場の雰囲気も70年代を感じる。みんな仕事中にタバコを吸っているのだ。 自社ファッションショーの挨拶では、会社が火の車になっていることや、これから始まる放火計画のことで感極まって声が出ない・・・このスピーチの演技が素晴らしい。映画館から出て、「トラを救え」という運動に署名。これがタイトルになるなんて渋いですね。 1973年アカデミー賞主演男優賞 同助演男優賞、脚本賞ノミネート (2005.7)
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セイブ・ザ・ラストダンス | 2001 アメリカ 東宝東和 SAVE THE LAST DANCE |
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ストーリー | 名門ジュリアード音楽院への進学を夢みた少女サラが母の事故死によりバレエをあきらめてしまう。幼い頃別れたシカゴの父のもとで暮らすが、黒人青年と出会い・・・ | |||
監督 | トーマス・カーター | |||
出演 | ジュリア・スタイルズ | ショーン・パトリック・トーマス | ケリー・ワシントン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 黒人が圧倒的に多い高校に転校させられて、それでも真摯に生活しようとするサラ。MTVが製作した映画だし、クラブシーンなんかが多い。 ダンスに燃える女子高生の映画かと思っていたら、意外と白人・黒人カップルの世間の目を問題にしたような内容だった。 2001年MTVムービーアワード キス・シーン賞、ブレイクスルー演技賞 同女優賞、ダンス・シーン賞ノミネート (2005.10)
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西部の男 | 1940 アメリカ 大映洋画部 THE WESTERNER |
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ストーリー | 流れ者のコール・ハーデン(クーパー)がテキサスの田舎にやってきた。ここは入植者である農民と牛飼いが激しく対立した地域であった。牧場主兼自称判事のロイ・ビーンは女優リリーに憧れていた。コールは馬泥棒と疑われて裁判にかけられる。 | |||
監督 | ウィリアム・ワイラー | |||
出演 | ゲイリー・クーパー | ウォルター・ブレナン | フレッド・ストーン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 人間と間違って牛を撃ったら絞首刑だ。完全に悪徳判事・牧場主のビーンではあるが、女優リリーにゾッコンなのだ。リリーの友達と言うだけで絞首刑は延期となる。よほどこの女優が気に入ってるんだろうけど、異常なまでのファンだ。 完全に悪役になり切れない判事ビーン。ある意味、主役のゲイリー・クーパーを食っていますね。ウィスキーの瓶をグラスに突っ込んで注ぎ、飲んで勝負をするシーンがいいな。はっきり言って、クーパーのロマンス部分は要らない。 しかし、風変わりな展開の西部劇だ。終盤になって、女優を追い求めて劇場へ・・・結局、舞台に立っていたのは・・・という不思議なプロットなのです。リメイク版も観てみたいかもです。 1940年アカデミー賞助演男優賞(ブレナン) 同原案賞、室内装置賞ノミネート (2004.8)
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生命の神秘 | 1956 アメリカ 大映 SECRET OF LIFE |
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ストーリー | 地球の科学。ドキュメンタリー | |||
監督 | ジェームズ・アルガー | |||
出演 | ||||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | |
コメント | 小学校の教育ビデオといった感じ。フィルムを長時間回して撮った映像が画期的だったのかもしれない。植物がまるで生き物のよう。 生物の絵よりも、火山の噴火などの映像のほうが楽しめる。 1957年ベルリン国際映画祭金熊賞 (2006.2)
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聖闘士星矢 天界編 序奏 OVERTURE | 2004 日本 東映 |
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ストーリー | 抜け殻となってしまった星也。アテナはアルテミスに星也の命を乞う。 | |||
監督 | 山内重保 原作:車田正美 | |||
出演 | 古屋徹 | 潘恵子 | 鈴置洋孝 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★ | ★ | |
コメント | 何を期待していたのだろうか。15年の歳月が過ぎ、もしかしていいアニメに仕上がっているのではという期待を持って臨んだ。だが、やはり同じだ。動かないSFアクションアニメは健在で、台詞は眠くなるほど多い。 ストーリーは矢吹ジョーが灰になったかのような星也から始まり、唯一楽しめる要素であるギリシャ神話を基にした人物設定はファンタジーとして空想の世界へと誘ってくれる(しかし、同時に眠気も誘う)。また、いかにも日本人が好みそうなヒーローの被虐性は極限まで表現される(というか、何度も死んでいる)。 ああ、それにしてもラストはどうなったのであろうか。わかったとしても次回作は観ないのだが。 (2004.2)
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セイント | 1997 アメリカ PAR=UIP THE SAINT |
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ストーリー | 孤児院で育ったジョン・ロッシ。後にサイモン・テンプラーを名乗るようになったが、怪盗セイントは彼だった。モスクワの石油王イワンの屋敷に忍び込んで金庫破りをした彼は息子イリヤに発見され逃亡・・・しかし、イワンから仕事を依頼されることに・・・ | |||
監督 | フィリップ・ノイス | |||
出演 | ヴァル・キルマー | エリザベス・シュー | レイド・セルベッジア | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 魔術師サイモン・マゴスという人物に憧れを抱く少年たち。どんな魔法使いだったのかはわからないが、幼少期に同じ孤児院のエリザベスという少女を転落させてしまう。 泥棒として活躍するところからが本編となるが、飛び降りることにトラウマがあるとばかり思っていたけど、自分はビルから飛び降りたりして、かなり凄いことをする。アメリカの核科学者を利用しつつも恋愛劇に発展させる普通の展開にはちょっとダレてきてしまう。ただ、この映画の面白いところはヴァル・キルマーの変装術。とにかくメイクアップが凄いのですが、これくらいしか見どころがありません。 それにやっぱり核を軽々しく扱ってるテーマには何も共感できないし、執拗なインターポール刑事を煙に巻くところしか面白くない。慌てて追いかけるエリザベス・シューの姿もよかったといえばよかったかな。 1997年ラジー賞主演男優賞(キルマー)ノミネート (2006.11)
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