ジーパーズ・クリーパーズ | 2001 アメリカ ギャガ=ヒューマックス JEEPERS CREEPERS |
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ストーリー | 車で帰省途中の大学生姉弟トリュシュとダリーが正体不明のトラックに追いかけられることから恐怖の伝説に巻き込まれる。。。 | |||
監督 | ヴィクター・サルヴァ | |||
出演 | ジーナ・フィリップス | ジャスティン・ロング | ジョナサン・ブレック | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 【ネタバレ注意】 こ、これは、いきなり『激突!』のパクリでちょっと許しがたいものがあった。前半は中々のサスペンスタッチで面白かったです。しかし、教会の地下室はロウ人形館なのかと思ってしまったよ。暗闇で目が慣れてきて徐々に明るくなる壁に人形が浮かび上がる撮影は良かったのにね(笑) 怪物が出てきてからは、お笑いになってしまいました。わ〜B級やなぁ〜みたいな・・・怪物の顔をはっきり見せたのは失敗でしょうね。恐怖感が全く無くなりました。一人でTVを観ていたため、ラストシーンも笑ってしまいました(夜中にこんな面白いもん見せるな〜) 有名監督の名前だけを借りたずるい映画でした。 (2004.1)
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縛り首の木 | 1959 アメリカ WB THE HANGING TREE |
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ストーリー | モンタナ。新しい金鉱の町にやってきた医者ジョー・フレイル(クーパー)は、撃たれた金泥棒ルーンを早速手当てする。治療費も払えなさそうなので彼を助手として雇う。 | |||
監督 | デルマー・デイヴィス | |||
出演 | ゲイリー・クーパー | マリア・シェル | カール・マルデン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 「新しい金鉱のそばには必ず縛り首の木がある」と喋るオープニング。金泥棒が多いということもすぐにわかるが、テーマ曲が明るいのですごく違和感がある。 医者が町にやってきたと大はしゃぎだったが、フレイルには暗い過去がある。「イリノイに戻って火をつけるか?」との言葉に相手を殴り倒すのだ。それに射撃も上手いし、ポーカーもやる。貧乏人からは治療費は取らないという赤ひげみたいな存在だが、裏の姿も興味津々。 そんな折、スイスから町にやってきた馬車が強盗に襲われ、女1人が助かった。その女性エリザベスを取り合っていざこざもあったが、結局は彼女とルーンに独自で仕事をさせるように突き放すフレイル。金鉱も見つかりお祭り騒ぎになったときに事故が起きるが、尊敬した人物であってもあっさりと裏切ったり・・・金鉱の町の人間関係の薄さが浮き彫りとなった。 1959年アカデミー賞歌曲賞ノミネート (2007.2)
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シービスケット | 2003 アメリカ UIP SEABISCUIT |
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ストーリー | 大恐慌時代、車のディーラーとして成功していたハワード(ジェフ・ブリッグス)は息子を事故で亡くし、妻も去っていった。ある日、競馬場でマーセラ(エリザベス・バンクス)と知り合い競馬にのめり込んでいく。。。 | |||
監督 | ゲイリー・ロス | |||
出演 | トビー・マグワイア | ジェフ・ブリッグス | クリス・クーパー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 中盤まで淡々と進むストーリー、3人の挫折した男たちが1頭の馬を中心に出会い・・・というストーリーなのだが、イマイチのめり込めなかった。これは挫折感を表現し切れていないからであると思われる。挫折を味わっていたのは全米の25%の人たちである!ということしか印象に残ってない。映像は美しく、時には当時のモノトーン写真を織り交ぜて芸術性を高めてはいるのだが、どん底に落ちた男を映像化するにはもっと工夫が必要だと思われる。シービスケットがレースに出るようになってからは、映画も盛り上がるわけだが、普通のサクセスストーリーとしてしか見れなかった。 ジョッキー同士がレース中に会話するのは「うそだろ・・・」と思いながらも、いい伏線になっていた。荒馬とケンカするトビーマグワイアを見比べるシーンも好きだ。また、貧乏人のための馬だという件も好きなところ。しかしこれは、連勝し続けるとオッズが下がり貧乏人向けではなくなるような気も・・・ 見所は、ラジオの実況、ウィリアム・H・メイシー!上手すぎる。 (2004.1)
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シビル・アクション | 1999 アメリカ Par=UIP A CIVIL ACTION |
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ストーリー | 傷害専門の弁護士ジャン・シュリットマンは金にならない訴訟を調べるうちに、巨大企業の環境汚染問題が潜んでいることをつきとめる。 | |||
監督 | スティーヴン・ザイリアン | |||
出演 | ジョン・トラヴォルタ | ロバート・デュヴァル | トニー・シャループ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | この法廷ものも事実に基づいているとのことだが、この翌年に『エリン・ブロコビッチ』が公開されたことを考えると、関連性があったのだろうかと考えてしまう。 ポルシェに乗ったトラヴォルタはちょっと嫌味な感じだけど、人の情けを徐々に理解するようになる雰囲気がよかった。最初は「金にならないものは引き受けない」とか言ってましたもんね。意外と面白いのは、財務担当のウィリアム・H・メイシー。長期裁判には金がかかるので、弱小法律事務所を救おうと節約、節約、また節約。被告側弁護士デュヴァルの老獪さも、奥に秘めた恐ろしさを感じさせる。 3億ドルの要求額に対して、デュヴァルは2千万ドルでの和解を持ちかける。原告側は井戸に流れ込んだ毒を証明するのにてこずっていたこともあり、悩むドラヴォルタ。結果、デュヴァルが顧問するベアトリス社だけ審理が打ち切られた。残るはグレース社のみとなった。個別に示談に持ちこもうとするものの、家族の反応は・・・ 意外な結末となったが、社会派映画としたらこれが正解かもしれない。 1999年アカデミー賞助演男優賞(デュヴァル)ノミネート 1999年ゴールデングローブ賞助演男優賞ノミネート (2005.11)
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至福のとき | 2002 中国 FOX 幸福時光 |
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ストーリー | 失業中ながら結婚願望の強いチャオ。見合いにより希望の女性にめぐり合うが、盲目の連れ子ウー・インの就職の世話をしなければならなくなった。。。 | |||
監督 | チャン・イーモウ | |||
出演 | チャオ・ベンシャン | ドン・ジェ | フー・ビアオ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 中国でも失業者が出るんだぁ、といきなりの疑問点。それでもストーリーには引き込まれました。実の父親が金を持ち逃げして、継母の下に残された盲目の少女などという設定自体で読めてきそうなものであるが、チャオのホラ吹きぶりに大笑いしてしまうのだ。原作は知らないが、巧い脚色をほどこしてあるなぁと感心してしまいます。そして、ドン・ジェの笑顔が素顔との落差が大きくて輝いて見えるのです。 しかし、そういう感動するシーンよりもチャオ・ベンシャンの行き当たりばったりの嘘が絶妙なので「そう来るか、じゃ、今度はどうだ?」などと観る者との駆け引きが生まれるのです。「ついていい嘘とついてはいけない嘘」という説教くさいとも取れる点はあるのだが、失業者仲間の暖かい嘘が癒してくれました。 やはり、ドン・ジエは可愛いな。 (2004.5)
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渋谷怪談 | 2004 日本 ビターズエンド |
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ストーリー | 女子大生リエカは男女6人で合コンキャンプに参加する。怪談話で盛りあがってる時に赤ん坊の声が聞こえたが、数日後、次々と仲間と連絡がつかなくなって・・・ | |||
監督 | 堀江慶 | |||
出演 | 水川あさみ | 柏原収史 | 森下千里 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 合コンを盛り上げるために水子地蔵の首を折ったことに悩む男。首をヘッドバンキングによって折られてしまったり、突然更衣室で消えたり、首吊り自殺したり・・・ 地蔵を元に戻したのに奇怪な現象に悩むが、“恋まじない”で知られるコインロッカーが原因じゃないかと突きとめるところが中々よく出来てる。リエカが家庭教師で教えてる中学生の女の子(堀北真希)に言ったことが伏線として活きてるし、まぁまぁの脚本だ。 (2005.8)
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渋谷怪談2 | 2004 日本 ビターズエンド |
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ストーリー | エリカを見舞っていた綾乃は、死に際に彼女からコインロッカーのキーを受け取る。“ロッカーの中にプレゼントを入れて告白し、キーを渡す”というまじないがまだ流行っていた・・・ | |||
監督 | 堀江慶 | |||
出演 | 堀北真希 | 原史奈 | 木村茜 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | レイプされて産み落とした子を育てられなくて・・・という望まれないで生まれた赤ん坊が成長してしまった幽霊。エリカはそれを抱きしめてまで心を許しあったような気がしていたのに、呪い殺されてしまった。救いがない。「250万年早いんだよ!」の言葉に爆笑できるので救われたのかもしれないけど・・・ 医者の対応がおかしすぎる。原因不明で倒れても救命措置するのが当然だろう。非科学的分野で科学的な医者を扱ったのがこの続編の失敗。サッチャンが姿を見せすぎるのも恐怖心減退。ラストの小さなどんでん返しは○。堀北真希かわいい。 (2005.8)
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シベリア超特急 | 1996 日本 ウィズダム SIBERIAN EXPRESS |
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ストーリー | 第二次大戦前夜のシベリア超特急内で起こった密室殺人事件。ヒトラーとの会談を終えて帰国する山下大将が推理する。 | |||
監督 | 水野晴郎 | |||
出演 | かたせ梨乃 | 菊地孝典 | アガタ・モレシャン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★ | ★ | ★★★ |
コメント | アガタ・モレシャンもいいけど、黒子のシェリー・スェニーが綺麗だ。それにしてもツッコミどころ満載の映画なのだが、画期的とも言えるほどエンドロール後が長い。本編は一体何だったのかと疑問も起こるが、「映画ってやっぱりいいですねぇ」と言われたら許してしまえそうだ。冷静に判断したら評価は与えられないのだが、驚愕のどんでん返しと彼の映画へのカルトな愛情に3点。 (2004.6)
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シベリア超特急2 | 2000 日本 アルゴピクチャーズ SIBERIAN EXPRESS 2 |
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ストーリー | 1941年、鉄道爆破事件によって菊富士ホテルに同宿することになったシベリア鉄道の乗客たち。やがて密室で田宮(長門裕之)が殺されて。。。 | |||
監督 | MIKE MIZNO | |||
出演 | 淡島千景 | 草笛光子 | 寺島しのぶ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★ | ★ | ★ |
コメント | 前作のようなテロップでの人物紹介がなく、似たような大御所の女優が多いものだから、顔や役柄がさっぱり区別つかなかった(笑)。クライマックスでは大爆笑させられる面白さがある。しかしシベリア鉄道がさっぱり登場しないというのも何だかなぁ。 「2時間サスペンスってほんとにいいですねぇ〜」という雰囲気になってしまった。。。 (2004.6)
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シベリア超特急3 | 2000 日本 M&Tピクチャーズ SIBERIAN EXPRESS 3 |
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ストーリー | 2002年、瀬戸内海のクルーズ船で宮城会長の誕生パーティが行われていた時、密室殺人事件が起こった。その事件が60年前のシベリア鉄道で起こった殺人事件とそっくりだったのだ。 | |||
監督 | MIKE MIZNO | |||
出演 | 三田佳子 | 宇津井健 | 内藤武敏 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | まるで映画だ!1,2,3と続けて観たためか、驚くほどの仕上がりであると感じました。最後は三田佳子の演技にホロリとさせられてしまうほどだった。途中からは筋も読めてくるのであるが、いい俳優を使うと違うものだと感心しましたよ。水野晴郎の演技は相変わらずなのだが、出番を少なくしたのが大成功なのであろう。 しかし、エンドロール後の展開は読めてしまい、カルトっぽさが無くなっているのが残念。3作通して「ヒトラーもスターリンも信用できん」というのは一貫しているし、平和を願うマイクの優しさが伝わる映画でもある。何だか次の作品も期待している自分がいることにびっくりです。 (2004.6)
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シベールの日曜日 | 1962 フランス 東和 CYBELE OU LES DIMANCHES DE VILLE D'AVRAY / SUNDAYS AND CYBELE |
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ストーリー | 戦闘機の墜落事故で記憶を失った男ピエールは看護婦のマドレーヌと同棲したのだが、少女フランソワ-ズと出会ってから、記憶が取り戻せそうだと感じて付き合い始めるが次第に愛していってしまう。。。 | |||
監督 | セルジュ・ブールギニョン | |||
出演 | パトリシア・ゴッジ | ハーディ・クリューガー | ニコール・クールセル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 少女に恋をしてしまう気持ち。ある程度大人になればヤバイと思われるのだが、性的ないやらしさが全く感じられないところが好感もてる。 占い師のところから盗んだナイフを木に刺して、二人で精霊の声を聞くシーンが印象的。 1962年アカデミー賞外国語映画賞 その他いろいろ (2004.2)
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死亡遊戯 | 1978 香港 東宝東和 死亡遊戯 GAME OF DEATH |
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ストーリー | 傘下に入ることを拒んだ映画スターと組織の戦い。後から強引にストーリーを追加して、代役で済ませている。 | |||
監督 | ロバート・クローズ 製作:レイモンド・チョウ | |||
出演 | ブルース・リー | ギグ・ヤング | ディーン・ジャガー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | ブルース・リーが亡くなったのは1973年。『燃えよ!ドラゴン』が日本で公開されたのも彼の死後だったように記憶している。当時の李小龍関連の雑誌にもこの『死亡遊戯』の写真が多数掲載されており、ファンとしては是非見たいと思い続けていたものだ。しかし、かなり編集されて公開されたときには、この映画の評判が悪かったこともあったし、既にファンをやめていたのだ。 最初に見たのは数年前のテレビ放映。最初の数シーン、葬儀のシーン以外では、ラストの13分だけしか彼は出ておらず(他に数秒のカットが少し)、ストーリーも破綻している。唯一面白かったのは、黒線の入ったスポーツスーツを着ている理由だったかも。『キル・ビル』でユマ・サーマンが着ていたスーツはこの映画のオマージュというのも記憶に新しい。代役のタンロン氏もリーに全く似ていないが、前半はアクションなどは要らないのだから、もっとソックリさんを使ってもらいたかった。それでも魅力的な格闘シーン。エンドロールも懐かしく、涙を誘う。 (2005.5)
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