再見 ツァイツェン | 2001 中国 シネマパリジャン=徳間書店 ROOTS AND BRANCHES 我的兄弟姐妹 |
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ストーリー | アメリカからコンサートのために帰国した女性指揮者スーティエンは20年前に生き別れとなった兄弟たちを探し出そうとしていた。 | |||
監督 | ユイ・チョン | |||
出演 | ジジ・リョン | ジャン・ウー | チェン・シー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | 天から舞った雪・・・地上で溶けて、氷になりやがて水となって・・・そして永遠に離れない。この言葉が全てを語っていた。涙なしでは観れない映画ではあるが、20年前の貧しかった時代を見事に描いていて素晴らしいと感じましたよ。絶対に泣かないで観てやるぞ!なんて気持ちで批判的に観てもいいのですが、せっかく金を払って観るのですから、思いっきりのめり込んでみました。 最初ッから泣きっぱなしになってしまいますが、一番泣けるのは兄弟を次々と里親に出して一人になる長男イグー。子役の彼の演技がピカイチでした。つっこみどころも多かったのですが、そんなシーンは涙でスクリーンが見えなかったぞ!ということにしておきます。 (2004.3)
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追憶 | 1973 アメリカ COL THE WAY WE WERE |
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ストーリー | 世界大戦直前の37年。反戦集会で熱弁するケイトと興味を示さないハベル。2人とも小説家を目指すべく同じ授業を受けていた。戦争が始まり学生たちもばらばらになるが、2人はNYで再会する。 | |||
監督 | シドニー・ポラック | |||
出演 | バーバラ・ストライザンド | ロバート・レッドフォード | ブラッドフォード・ディルマン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | 政治的思想こそが命であるような考えの女性ケイト。現実主義的なハベルとの議論が一番面白い。確かに主義だけでは生きていけないが、主義がないと、人生を終えるときに何も残らないかもしれない。戦争と赤狩りという時代の流れを上手く取り入れた脚本にも恐れ入るが、大河ドラマ的な展開には少々眠気を誘われた。(最初に観たのは高校時代、リバイバルの名画座のようなところ。半分寝てた) 一番謎の部分は、バーバラ・ストライザンドの魅力がどこにあって、レッドフォードがどこに惚れたのかという描写が無いところのような気がする。後半になって、徐々にわかってきますけどね。 1973年アカデミー賞作曲賞、歌曲賞、衣装デザイン賞 同主演女優賞、撮影賞、美術監督装置賞ノミネート 1973年ゴールデングローブ賞歌曲賞 他 (2004.7)
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追憶の上海 | 1998 中国 パンドラ=若松プロダクション 紅色恋人 A TIME TO REMEMBER |
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ストーリー | アメリカ人医師ペインは、ある夜、秋秋という女性に被弾で苦しんでいる男を診てくれと頼まれた。彼は中国共産党員の革命家。ペインも疑いをかけられて外来からはずされ、しょうがなく革命家ジンの診察へ向かった。それはペインが秋秋に興味を抱いたためだった・・・ | |||
監督 | イエ・イン | |||
出演 | レスリー・チャン | メイ・ティン | タオ・ツァオルー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 東洋のパリと言われるほど華やかだった上海。日中戦争前夜で、抗日戦線がメインの活動だった革命家たち。戦闘シーンは全く出てこない。 最初は秋秋とジンが夫婦だと思いこんでいたペイン医師だったが、単なる革命の同志だと聞かされ、彼女への思いが募る一方となった。しかし、うわ言で亡き妻の名前を連呼するジンへの愛情が深まるばかりの秋秋。普通の三角関係の物語。中国が舞台なのに英語だけで進むのでわかりやすい。 戦争を背景にしたメロドラマといった路線なのだが、迫害されていた共産党といった面しかないので、イマイチかもしれない。反戦要素くらいあればいいのに・・・ (2005.7)
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ツイスター | 1996 アメリカ Uni=UIP TWISTER |
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ストーリー | 1969年、竜巻内にドロシーと名付けられた装置を飛ばして早期予告に務めようとする研究グループが活躍する。 | |||
監督 | ヤン・デ・ポン | |||
出演 | ヘレン・ハント | ビル・パクストン | ジェイミー・ガーツ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、マイケル・クライトン脚本となれば、面白くないはずがない!と思っていたら、とんでもなく肩透かしを食らう。竜巻を追いかけるという設定自体に緊迫感・悲壮感が生まれるはずもなく、CGですごさを見せるだけの映画だ。 映画館では観てないので何とも言えないが、TVではもう見たくない。牛が飛んでいくシーンだけは好きだ。 1996年アカデミー賞視覚効果賞、音響賞ノミネート 1997年ラジー賞100億ドル以上の興業収入を上げた作品でのワースト脚本賞 その他 (2004.7)
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ツイステッド | 2004 アメリカ/ドイツ アスミック・エース TWISTED |
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ストーリー | サンフランシスコ市警殺人課の捜査官に昇進したジェシカ・シェパード。バーで知り合った行きずりの男が次々と猟奇殺人の餌食となっていく。ジェシカはストレスからか、犯行時刻には深い眠りに落ちるようになっていたのだ。。。 | |||
監督 | フィリップ・カウフマン | |||
出演 | アシュレイ・ジャッド | サミュエル・L・ジャクソン | アンディ・ガルシア | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | アシュレイ・ジャッドが深い眠りに落ちる度に、眠気が襲ってきた。「連続殺人鬼がいるんだ、気をつけなければ・・・しかもいい男ばかり殺られてるぞ・・・」と自分に言い聞かせても、無防備なくらいに瞼が閉じられる雰囲気だった。何が原因か?それは都会の殺人課であるはずなのに、おとなしい刑事ばかりなのか?アシュレイが刑事に向かないからなのか・・・いや、アシカの鳴き声が催眠術の効果を出していたからなのかもしれない。。。何度もコクっと眠りそうになったが、何とか最後まで楽しみました。 この手のサイコ・サスペンス系の映画は、いつもの癖でついつい犯人当てに挑戦してしまいがちなのであるが、今回は違っていた。「犯人がアシュレイ・ジャッドだったら、すごい映画になるだろうなぁ〜」とぼんやり考えていたのだ。 それにしても“捜査官の観察力”はすごいですなぁ。北の元工作員の某氏みたいに、ほんのちょっとの観察で人間の特徴を覚えている。何だか挑戦状を叩きつけられたような気がしたので、「こうなったらこの映画の登場人物の特徴を覚えてやるぞ!」と意気込んでみたが、関係した男たちの顔がすでにわからなくなってしまった。。。 終わってみると、何だろう、やっぱり平凡なサスペンスだったかな。 (2004.10)
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追跡者 | 1998 アメリカ ワーナー U.S. MARSHALS |
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ストーリー | 『逃亡者』の捜査官ジェラードが容疑者である元CIA工作員シェリダンを護送中に飛行機事故に遭い、しつこく追跡するの・・・ | |||
監督 | スチュアート・ベアード | |||
出演 | トミー・リー・ジョーンズ | ウェズリー・スナイプス | ロバート・ダウニー・JR | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 『逃亡者』のいわゆるスピンオフ。MARSHALとは連邦保安官の意味。 犯人側からの描写よりも、追う側の心理を描いたもので、容疑者を追ううちにバックにきな臭いものを感じていく。しかし、最初からFBIから来た男が怪しいとわかるので緊張感も全くないが、スナイプスもジョーンズもいい演技なので飽きずに見られるといった程度。 連邦保安官仲間のニューマン(トム・ウッド)が撃たれたときは可哀想だった。このとき、気づいたんでしょうかね?それとも貨物船の中でやっと気づいたのか?連邦保安官とFBIの関係がよくわからないけど、信頼しきっていたのかもしれませんね。 (2005.5)
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ツインズ | 1988 アメリカ Uni=UIP TWINS |
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ストーリー | 二卵性双生児の兄と弟。どう考えても似ていない二人が織り成す爆笑コメディ。 | |||
監督 | アイヴァン・ライトマン | |||
出演 | アーノルド・シュワルツェネッガー | ダニー・デヴィート | ケリー・プレストン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | 初めて車を運転するシュワちゃんがアクセルとブレーキを同時に踏むシーン。これが一番印象に残っている。とにかくシュワちゃんが初の本格コメディ、初のラブシーンを演ずるという話題性だけでスマッシュヒットした作品だ。3回くらい見たけど、毎度気軽に楽しめた。 (2004.11)
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ツインズ・エフェクト | 2003 香港 コムストック THE TWINS EFFECT 千機變 |
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ストーリー | 反吸血鬼同盟のスレイヤー・リーヴは、次なる敵デコテス公爵との対決でパートナーを殺されてしまう。新パートナーに見習いスレーヤーのジプシー(チョン)を迎えるが、妹のヘレン(チョイ)と早速ぶつかってしまう。そしてヘレンは宿敵であるヴァンパイアの青年(エディソン・チャン)と恋に落ちてしまい・・・ | |||
監督 | ダンテ・ラム | |||
出演 | ジリアン・チョン | シャーリーン・チョイ | イーキン・チェン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 激しいアクションのオープニングから一転して、ラブコメディの展開。ヴァンパイアの中でも争いを好まない、気品ある王族のプリンス・カザフ(エディソン・チャン)、その執事であるアンソニー・ウォン。ゲスト出演でジャッキー・チェンやカレン・モクも活躍している。 世界征服を目論むヴァンパイアのデスコスは聖典を完成させるためにカザフ王子の生き血が必要と、執拗に狙ってくる。カザフたちは日中でも活躍できるように日焼け止めみたいなモノを塗ってデートを楽しむ。ジャッキー・チェンの新郎姿も初々しくていいなぁ。 なんだかストーリーが陳腐で面白くないんだけど、ジャッキーによる救急車のカーアクションからヒートアップ。ヘレンの兄、ジプシーの恋する人イーキン・チェンがヴァンパイアにされ、自ら死を選んだところで怒り爆発。アイドルとは思えないほど激しいワイヤーアクションが凄い!思わず手を握りしめるほどだ。 なんだかクライマックスの激しさにごまかされた気もするが十分に楽しめました。 (2008.7)
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ツイン・フォールズ・アイダホ | 1999 アメリカ 大映 TWIN FALLS IDAHO |
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ストーリー | 身体の一部がつながったシャム双生児のフランシスとブレイクは自分たちを捨てた母親を探してアイダホの安ホテルまでやってきた。ハロウィーンの前日の誕生日に二人は娼婦ペニーを呼ぶが、彼女は次第に惹かれていくようになる。 | |||
監督 | マイケル・ポーリッシュ | |||
出演 | マーク・ポーリッシュ | マイケル・ポーリッシュ | ミシェール・ヒックス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | この設定だけで、障害者に対する配慮とかを考えてしまってハラハラして観た。人道的に許される範囲でのストーリーになることは未然にわかることなので、展開はある程度予想がつく。実話としてもよくある内容なので、もうひとひねり欲しかったところだ。 物語が悲しいのはそこで終るから、と続きの物語は観客に委ねられる。。。いいエンディングだと思う。 (2004.4)
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ツォツィ | 2005 南アフリカ/イギリス 日活=インターフィルム TSOTSI |
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ストーリー | 南アフリカ、ヨハネスブルグのスラム街。ツォツィを筆頭とした強盗、暴行を繰り返す少年たち。ツォツィは単独で金持ちのBMWを盗むが車の中には赤ん坊がいたのだ・・・ | |||
監督 | ギャヴィン・フッド | |||
出演 | プレスリー・チュエニヤハエ | テリー・フェト | ケネス・ンコースィ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 貧富の差 アカデミー賞外国語映画賞を取った映画は素晴らしい作品が多い。しかし、なぜかこの映画には偽善的なものまで感じてしまう。「発展途上国では貧富の差が激しい」なんて主張は、自国の社会問題を無視し、それを海外に向けさせる政治的意図さえも感じ取ってしまからです。アメリカにだってスラム街はあるんだし、日本においても格差問題は深刻化しつつある。自国の問題さえ解決できないのに、アフリカに目を向けるなんて・・・・ それはさておき、これを全世界共通の問題とすると、人間の荒んだ心、蔓延するエイズ、衝動殺人、リアルではないにしろ、真面目に考えなければならない内容が盛りだくさん。単純に犯罪を無くそうと警察力を強化しても、根源となる“貧しさ”を解決しなければ何度でも同じことが繰り返されるものです。 また、主人公のデビッド=ツォツィ(不良)は母親をエイズで亡くしていること、父親に蹴られたため瀕死となった飼い犬のこと。さらに希望を垣間見せることになる、盗んだ赤ん坊。ただ、生きる目的を見出すよりも、いかなる悪事によってでも日銭を稼いで生き抜くことが精一杯なので、そんなことなど考えたこともないツォツィ。物乞いをする身障者のおじさんから聞いた「いつか太陽を感じたい」という言葉によって、生きること、また赤ん坊を育てることに生きがいを見出そうとする・・・ decency(品格)という言葉も一つのテーマであるように扱われていました。意図がわからなかったのは、、被害者でもある富裕黒人が最も品格のある人物に描かれ、不良少年たちにはもちろん、刑事たちにも品位は感じさせない設定。彼がツォツィの罪を赦すところまで描かれなければ完結しないような気もします。 2005年アカデミー賞外国語映画賞 2005年英国アカデミー賞外国映画賞ノミネート その他 (2007.8)
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