ベッカムに恋して | 2002 イギリス/アメリカ/ドイツ アルバトロス・フィルム BEND IT LIKE BECKHAM |
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ストーリー | ベッカムに憧れるインド人の少女がサッカーチームに誘われる。 | |||
監督 | グリンダ・チャーダ | |||
出演 | バーミンダ・ナーグラ | キーラ・ナイトレイ | ジョナサン=リス・メイヤーズ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 『パイレーツ・オブ・カリビアン』のエリザベス役もやっているキーラ・ナイトレイがいい。好きだったチーム監督ジョーをジェスに取られたと思い込んでいじけてる表情がなんとも言えなかった。 青春もののサッカー映画というのは記憶にないが、野球映画が多い中で、これからもサッカー映画が誕生していくであろう。『少林サッカー』と比べるべきではないが、シュートシーンはもうちょっと凝ってもよかったな。ストーリーの中では父親の心の変化が上手く表現されていなかったのが残念。 イギリス在住のインド人家庭というのは、一般的に裕福であると感じられた。サッカー選手というのは元々貧困な国で盛んになったスポーツなので、設定として裕福な家庭の子供が主役を務めるというのは違和感がある。ま、これもベッカムのようなアイドル選手が誕生した世相の表れなのかもしれない。 (2004.1)
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ベッツィー | 1978 アメリカ UA THE BETSY |
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ストーリー | 1975年、落ち目になった車椅子の自動車王ハードマンがレースで事故を起こしたペリノ(トミー・リー・ジョーンズ)を招いて起死回生のベッツィーという名の新車プロジェクトを作る。 | |||
監督 | ダニエル・ペトリ | |||
出演 | ローレンス・オリヴィエ | ロバート・デュバル | キャサリン・ロス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 1931年のパーティではクライスラーやフォードまで参加している。老ハードマンは息子に株を譲渡するが、「金じゃないんだ、金じゃ・・・車だよ!」と車へのの情熱を伝えるのだ。思わず本田総一郎を思い出してしまうのだが、1975年になると、ファミリーカー部門で他社を出し抜くための新車戦略を発表する。 しかし、何だろう?骨太の自動車産業スパイ戦争のような内容を期待していたのだが、中心がジョーンズのラブロマンスであったりして、はぐらかされたりするのだ。それよりも、オリヴィエとデュバルが区別つかなくなっていた。じいちゃんと曾じいちゃんだもんなぁ。。。 ベッツィー役のキャスリーン・ベラーの大胆ヌードで魅力満開です(演技はたいしたことないけど)。他にも一流の俳優を揃えた割には、展開に緊迫感がない台詞とわけのわからぬ殺人事件。このおかげで何を中心に観ればいいのか・・・集中力を欠いてしまいました。 (2004.9)
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ペッピーノの百歩 | 2000 イタリア チャオ!チネマ・イタリアーノ I CENTO PASSI |
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ストーリー | シチリアのマフィアの親戚に生まれたペッピーノはやがて反マフィア運動の第一人者となり、ラジオ局から情報を発信する。自宅から百歩のところにトーノの家があった。 | |||
監督 | マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ | |||
出演 | ルイジ・ロ・カーショ | ルイジ・マリア・ブッルアーノ | クラウディオ・ジョエ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | まるで『ゴッドファーザー』に対抗したかのような裏ゴッドファーザーのような映画だ。 シチリア・マフィア・ファミリーのパーティで、少年ペッピーノは詩を朗読する。父ルイジにとっては頭のいい息子は自慢であり、将来はマフィアの首領のようになってほしいと願っていた。しかしペッピーノは政治運動に走り、空港滑走路建設反対闘争でも反マフィアを主張する。 父ルイジのいとこがマフィアのドンであることから、父と母が必死の想いで息子の行動を阻止しようとするが、ついには政治的メッセージを発信するラジオ局も作ってしまう。 最後には父と息子の確執を取り払って親子愛を説く映画になるのではと想像していたのだが、予想ははずれ、さらに彼はエスカレートして徹底的にマフィアを糾弾する行動をとったのだ。こうした反マフィアの運動をすること自体がマフィアに狙われる要因だらけなのだが、父にも言われたことがあるように、首領トーノから「お前はマフィアに守られてる」と諭され、ペッピーノは戸惑ってしまう。しかし、ここから出る彼の行動は、反マフィアの信念を貫きとおす燃える男となったのだ。 説明的な時間の経過をかなり省いてあるような編集で、ちょっとだけ不満が残りましたが、監督の政治的に右だとか左だとかを感じさせたくないという意図もあったのだと想像できます。途中、記録映像の映写会を取り入れ、表面的な記録と隠された真実についてを語るシーンがありましたが、この主張がそのまま映画全体のテーマと被さってペッピーノの真実を観客に読み取らせようとしたのだと思います。ラストでの棺を担いだデモのシーンがあるのですが、途中何度も出てきた意外な人物も参加しているのが面白かったです。 音楽もよかったです。アニマルズ、ジャニス・ジョプリン、プロコル・ハルムと懐かしさいっぱいでした。そして、ヌーディストたちにドキリ・・・ 2000ヴェネチア国際映画祭脚本賞 (2005.2)
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ベティ・サイズモア | 2000 アメリカ Uni=UIP NURSE BETTY |
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ストーリー | テレビドラマに夢中になっている主婦のベティ・サイズモア。夫が惨殺されたというのに、ドラマの中と混同してしまう。 | |||
監督 | ニール・ラビュート | |||
出演 | レニー・ゼルウィガー | モーガン・フリーマン | クリス・ロック | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
コメント | ダイナーで働くベティ。車を買おうと夫デル(アーロン・エッカート)に電話をするが、彼は浮気中。そんな彼女にはドラマの影響で看護婦になるという夢もあった。 夜になると黒人二人が家にやってきて、「ブツはどこだ」とデルを締め上げる。その犯人はダイナーの客で知っていたのに、犯人はドラマの中の女性の名前を言ってしまう。このフリーマンとロックのコンビがコミカルなのに残酷で、かなりのブラック仕立てになっている。彼らは目撃者であろう失踪したベティを追う。 友人との会話においてもドラマの話が多い。「カンザスから出たことがない」「あんたドロシー?」とか『ローマの休日』ネタとか映画もあったりする。そして、ドラマと現実の境目がわからなくなったベティは登場人物の外科医(グレッグ・キニア)を自分の婚約者だと思い込んで探し出す。看護婦の経験もないのに救急患者を助けたおかげでロスの病院で臨時に採用されるなど、かなりハチャメチャ。 テレビの主人公と出会ってからは完璧にドラマの中の世界に入ってしまい、テレビスタッフたちは彼女を役者志望だと勘違いする。しかし、そんなに簡単にはいかないもの。憧れの俳優と3日間の恋に落ち、そのままテレビ出演を試みるがセットを見た途端に現実に戻ったベティ。黒人コンビも彼女を探し当て、クライマックスへとなだれ込む。 意外と脇役の新聞記者ロイ(クリスピン・グローヴァー)がスパニッシュのベティのルームメイトと出来てしまう瞬時のカットが面白いし、ドラマに何回も出て看護学校に入り、ヨーロッパ旅行を楽しむエンディングが素敵です。フリーマンとロックが実は親子だったというオチもつくが、クリス・ロックはちょっとうざい(笑)彼もドラマに夢中になったため悲惨な結末を・・・ 2000年カンヌ国際映画祭脚本賞 2000年ゴールデングローブ賞女優賞 (2006.10)
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ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ | 1988 アメリカ Ori=WB DIRTY ROTTEN SCOUNDRELS |
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ストーリー | 若手詐欺師のフレディは列車の中で南仏コート・ダジュールの詐欺師ローレンスに出会い、弟子入りして修行を続ける。リビエラの町を自分のシマにしたくなったフレディはある女性から5万ドル奪ったほうがこの町に残れるという賭けをした。 | |||
監督 | フランク・オズ | |||
出演 | スティーヴ・マーティン | マイケル・ケイン | グレン・ヘドリー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | フレディ(マーティン)は母性本能をくすぐり、祖母が病気で手術代が足らないという手口で詐欺を続け、ローレンスはある公告の国王と偽り、人民救済資金を集めるという名目で詐欺を働く。基本的に相手は金持ちの有閑マダム。貧乏人から金を取るなんて詐欺師の風上におけない。 師弟関係決裂かと思われたときに、“歯磨きの女王”が現れた。フレディは祖母ネタで2千ドルを手に入れるが、車椅子の退役軍人を装い、自分の脚を治すには有名な医者が必要だとジャネットに訴える。対するローレンスは医者を装ってフレディに対抗するという詐欺師同士の戦いが始まった。 この対決までの訓練期間がテンポ悪く、笑えないし、乗れなかった。ジャネット(へドリー)が現れてからは面白くなったので、この前半が残念でならない。コン・ゲームの形で、次から次へと作戦を転換するストーリーは面白く、彼女が実は金持ちでなかった!と気づいたあたりからはどんでん返しが想像できるのです。でもちょっとホロリときてしまった・・・ 1988年ゴールデングローブ賞男優賞(ケイン)ノミネート (2006.5)
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ | 2001 アメリカ ギャガ・コミュニケーションズ HEDWIG AND THE ANGRY INCH |
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ストーリー | 東西冷戦時代のドイツに生まれた男の子ハンセル。ロックスターになることを夢見て、性転換手術を受けるがアングリーインチが残ってしまった。 | |||
監督 | ジョン・キャメロン・ミッチェル | |||
出演 | ジョン・キャメロン・ミッチェル | マイケル・ピット | ミリアム・ショア | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | トミー・ノーティスが隣で公演。ストーカーのように移動するバンド。回想シーンの子ども時代が面白い。男と女、東と西。二つに分かれてしまったものの狭間に立つヘドウィグ。米兵と結婚するため性転換手術を受けるが失敗。うまくアメリカに来たが、東西統一。カタワレを探すことがテーマとなっている映画。3つの性・・・ ボストン、カンサス、ヨーロッパ、エイジア・・・って地理バンドですか・・・・確かに流行ってたけど。 2001年LA批評家協会賞ニュー・ジェネレーション賞 2001年ゴールデングローブ賞男優賞ノミネート 2001年インディペンデント・スピリット賞作品賞、監督賞、主演男優賞、撮影賞等ノミネート (2005.1)
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ベートーベン | 1992 アメリカ Uni=UIP BEETHOVEN |
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ストーリー | ニュートン家にセントバーナード犬が迷いこんできた。 | |||
監督 | ブライアン・レヴァント | |||
出演 | チャールズ・グローディン | ボニー・ハント | ディーン・ジョーンズ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★ | ★ | ★★ |
コメント | 家から犬を追い出したい気持ちの今、この映画は好きじゃない。犬は外で、小屋に入れて飼うのが正解だ!! 何だかなぁ。。。かつてのベンジーのように萌えないんですよね。。。 (2005.1)
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ベートーベン2 | 1993 アメリカ Uni=UIP BEETHOVEN'S 2ND |
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ストーリー | ニュートン家にセントバーナード、ベートーベンが子どもを産んだ。子どもたちは親に見つからないように飼おうとするのだが・・・。一方で離婚した夫婦が母犬ミッシーの所有権を争っていた。 | |||
監督 | ロッド・ダニエル | |||
出演 | チャールズ・グローディン | ボニー・ハント | ニコール・トム | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | ブラックなところとか無くて、前作よりいいかもしれない。長女の恋も発展するし、別荘への家族旅行はいい感じです。 離婚夫妻のレジーナも根っからの悪人じゃないし、ほのぼのしてるなぁ。 1993年アカデミー賞主題歌賞ノミネート 1993年ゴールデングローブ賞歌曲賞ノミネート (2005.1)
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