スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー | 2004 アメリカ/イギリス ギャガ=ヒューマックス SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW |
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ストーリー | 1939年、ニューヨーク。巨大なロボットが襲来、街を破壊しはじめた。新聞記者のポリーはスクープを狙うが、踏み潰されそうになるところを元恋人のスカイキャプテンに助けられる。折りしも科学者たちが誘拐される事件が連続して起こっていたが、調査を進めるうちに驚くべき邪悪な計画が・・・ | |||
監督 | ケリー・コンラン | |||
出演 | ジュード・ロウ | グウィネス・パルトロウ | ジョヴァンニ・リビシ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 初めて観るのに懐かしい!まさにこの感覚を味わうための空想冒険活劇。背景は全てデジタル映像。クロマキーを使った俳優たちの演技にも驚かされる。 無鉄砲な新聞記者ポリー(パルトロウ)と必ず助けに来てくれるヒーロー・スカイキャプテン(ロウ)のオトボケコンビに加えて、忘れてならないのがコミック好きの科学者デックス(リビシ)だ。ストーリーは空軍パイロットになったインディー・ジョーンズといった雰囲気で、映像は昔のSF漫画そのもの。宮崎アニメ『天空の城ラピュタ』や手塚アニメ『鉄腕アトム』さえも喚起させられる。最もハートをつかまれたのはデックスの作った光線銃。映画館では『オズの魔法使い』も上映されているのだ(これはオリジナル?違いますよね?)。 全体的にレトロなセピア色のトーンでガンガン押しまくられ、それほどワクワクするようなストーリーではないものの、時折笑わせてくれるのがうれしい。オスカー俳優などの大物俳優に注目がいってしまう中、故ローレンス・オリヴィエの映像を加工して使ったということも話題になったらしく、著作権に厳しいアメリカでは問題にもなったらしい。その俳優たちはクロマキーをバックに何もないところで演技しなければならないというハードルも軽々と乗り越えてしまったのはサスガとしか言いようが無い。 h-770-dも面白かった。 (2004.11)
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スカイハイ[劇場版] | 2003 日本 東映 |
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ストーリー | 結婚式当日、まさに式の新婦登場のシーンで神崎刑事のフィアンセ美奈が心臓を抉り取られ死んでしまう。連続して起こってる猟奇殺人事件の新たなる犠牲者とされてしまった。。。 | |||
監督 | 北村龍平 | |||
出演 | 釈由美子 | 大沢たかお | 谷原昌介 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | これはすごい!☆3つの用意をして観たにもかかわらず、予想を裏切ってくれた。 私的には霊界とかオカルトなどは全く信じていないので、観る前からけなしてやろうかと身構えて鑑賞していたのだが。。。TV版なんて見た事ないし、「おいきなさい」の台詞ひとつでつっこみたかったのに、プロットが見事に組み立てられていてラストでは思わず涙が出てしまったではないか。。。いや、それでもとにかくツッコミ所を検証してみたい。 ・3つの選択の猶予期間が12日って何なんだ?せめて49日とかにしろよ! ・田口浩正は好きな俳優だが、主人公達との関係がわからなかったぞ! ・レイが強すぎる!説明してくれ。 ・霊が倒されたらいずこへ?? しかし、よく出来た日本映画だ。TV版も見たくなっちゃったじゃないか。。。(ほめすぎ?) (2003.11)
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素顔のままで | 1996 アメリカ 東宝東和 STRIPTEASE |
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ストーリー | 元FBI秘書のエリンは離婚訴訟で負け、娘に会えるのは週1回だけとなった。職がないのでストリッパーとなり裁判で勝とうとするのだが、ある日のステージで議員が暴力をおこし・・・ | |||
監督 | アンドリュー・バーグマン | |||
出演 | デミ・ムーア | バート・レイノルズ | アーマンド・アサンテ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 何だろう。結局、コメディとしかとれない映画だ。職業差別の問題だとか、殺人事件のサスペンス要素は隠し味に過ぎず、デミ・ムーアの巨乳ストリッパーぶりとバート・レイノルズのおとぼけ議員を楽しむ映画。ラジー賞総なめになっていますが、脚本が最悪なんでしょうね。 さらに悪い事に、この邦題・・・詐欺としか思えませんよね(笑)。ギャラに金を使いすぎるとこうなってしまうという、いい見本かもしれない。しかし、何箇所も笑えるおばかコメディですよ。変態エロ議員最高!しかも共和党だし・・・ とにかく、完璧なコメディにしてしまえばこんなにラジーじゃなかったハズ。 1997年ラジー賞作品賞、主演女優賞、監督賞、脚本賞、音楽賞、カップル賞 同ワースト助演男優賞(レイノルズ)ノミネート 2000年この10年ワースト作品賞ノミネート (2004.11)
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好きと言えなくて | 1996 アメリカ FOX THE TRUTH ABOUT CATS & DOGS |
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ストーリー | カメラマンのブライアンは犬についてラジオDJのアビーに電話相談した。彼女に興味を持ったブライアンはデートに誘うが、アビーは自分の代わりにノエル(ウマ)の特徴を告げる。。。 | |||
監督 | マイケル・レーマン | |||
出演 | ユマ・サーマン | ジャニーン・ガロファロー | ベン・チャップリン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | ありきたりな身代わりの恋愛という設定で、特に面白いといったところはない。強いて挙げれば犬好きの人なら楽しめるかもしれない。ユマ・サーマンも普通のラブコメに出演すれば可愛く撮れるのだなぁと感じたけど、日本人から見たらジャニーンの方が理想的に思える。しかし、テレフォンセックスしてしまうあたりで、ちょっと幻滅(笑)。この場面をもっとエロチックにしたらどんな映画になったのだろうと興味がわいた。 1997年MTVムービーアワードコメディ演技賞(ジャニーン)ノミネート (2004.3)
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スキャンダル | 2003 韓国 シネカノン=松竹 THE SCANDAL |
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ストーリー | 1794年、朝鮮。政府高官ユ長官の妻チョ夫人は子宝に恵まれず、16歳の平民の娘を側室に迎えることになった。夫に復讐したい彼女は従兄弟のチョ・ウォンにその娘を妊娠させるように持ちかけるが、彼は簡単過ぎる恋の駆け引きには興味を示さず、本命が貞淑な未亡人ヒヨンであることを告げる。。。 | |||
監督 | イ・ジョヨン | |||
出演 | ペ・ヨンジュン | イ・ミスク | チョン・ドヨン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 不思議な映画だ。コメディと勘違いしたり、シリアスな恋愛ドラマととったり、と観る者によって受け取り方が違うようなのだ。基本的に結末には若干の相違はあるものの、ラクロの『危険な関係』の設定を利用している。『クルーエル・インテンション』も同じくリメイクになるのだが、今作は悪いリメイクとなったようだ。 人間関係は親類縁者を基本に複雑に理解しづらくして、ペ・ヨンジュン演ずるチョ・ウォンがチョ夫人に憧れているという根底をなす重要な感情が全く感じられないのだ。さらに、せっかくの『スキャンダル』というタイトルも重みを感じられず、それぞれ良さのある各シーンにメリハリが付かないまま終盤へともつれ込みます。 全体的には80年代の日活文芸ポルノの雰囲気も感じられ、韓国の儒教とキリスト教の宗教観も窺わせます。李王朝の貴族の衣装や建造物の美しさにも触れることが出来る貴重な映画だ。 見所は、春画!・・・・R18の理由がココにあります・・・ (2004.5)
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醜聞 スキャンダル | 1950 日本 松竹 |
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ストーリー | 画家青江一郎(三船)は温泉地で西条美也子と一緒にいるところをカストリ雑誌にスクープされデッチアゲ記事を書かれる。雑誌社アムール社を告訴するのだが、頼んだ弁護士(志村)が。。。 | |||
監督 | 黒沢明 | |||
出演 | 志村喬 | 三船敏郎 | 山口淑子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 前半はフライデー事件のような様相を呈している。この時代から今まで芸能ゴシップ記事は全く姿勢を変えてない。もしかすると、ビートたけしのフライデー襲撃事件はこの映画を観て思いついたのではないかと勘ぐってしまうほどだ。 後半は蛭田弁護士中心の描写になる。アムール社社長から賄賂を受け取り、原告・被告両者の弁護という立場になってしまうのだ。元々青江が弁護を依頼する理由というのも、結核を患う娘に会ったことと、事務所(ビルの5階だというのに4階までしかない)に散乱していた競馬新聞を見てのことだ。病気の娘を持つ親としての人間味あふれる庶民的弁護士。現在のような情報社会では有りえない依頼だと思うが、このことが青江も誠実な人間であることを表現している。 当時としては法廷ものの邦画はめずらしいと思うが、裁判所内に映写機やカメラ、またやり取りなどはリアリティに欠ける。映像よりも演技や脚本で楽しめる作品だと思います。 (2004.5)
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スクービー・ドゥー | 2002 アメリカ ワーナー SCOOBY-DOO |
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ストーリー | 一旦は解散したミステリー社のシャギー、フレッド、ベルマ、ダフネの4人と犬のスクービー。2年後、アミューズメント・パークのオーナー、エミール・モンダヴェリアスから別々に依頼を受け再開した4人と1匹はスプーキー島へと向かうのであった。。。 | |||
監督 | ラージャ・ゴスネル | |||
出演 | マシュー・リラード | サラ・ミシェル・ゲラー | リンダ・カーデリー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 犬の人形とアニメを上手く繋ぎ合わせ上手く仕上げてあるファミリー向け冒険コメディ。途中、観るのをやめようかととも思ったが、ローワン・アトキンソンの登場により、ついつい最後まで見てしまった。 しかし、この映画って対象年齢はいくつなのよ?続編も公開されるが、ラジー賞の常連になりそうな雰囲気だ。主役のシャギーは香取慎吾の雰囲気に似てるかもしれない。 2003年ラジー賞助演男優賞(フレディ・ブレンゼJR)、最も空疎なティーン向け映画賞ノミネート (2004.9)
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スクービー・ドゥー2 モンスター・パニック | 2004 アメリカ ワーナー SCOOBY-DOO 2: MONSTERS UNLEASHED |
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ストーリー | 一躍ヒーローとなったミステリー社の4人と1匹。犯罪学博物館のオープン・セレモニーの最中に事件が起こる。 | |||
監督 | ラージャ・ゴスネル | |||
出演 | マシュー・リラード | サラ・ミシェル・ゲラー | リンダ・カーデリー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★ | ★★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | 1作目よりは不自然さがなくなり、犬のCGだって違和感なく見れるようになった。今回のCGはすごい!タイトルバックから酔ってしまいそうになるカメラワークだ。全体的に流れは派手で、80年代のジェットコースター・ムービーの作りになっている。どことなくあちこちにオマージュしている雰囲気さえ漂っていました。 ストーリーや小ネタは、1作目同様、大笑いするほどでもなく、こどもを対象にしているのか大人を対象にしているのかわからないくらい寒い部分もある。 そして、今回は70年代ディスコのシーンが最高!これだけで加点してしまいました。好きなのは「シャイニング・スター」だったりしますが、その他にも70年代風ディスコ・サウンド風音楽が聞けて、懐かしく感じるかもしれません(笑) (2004.10)
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スクリーム | 1996 アメリカ アスミック SCREAM |
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ストーリー | カリフォルニア、ウッズボロー高校の生徒がホラー映画オタクによる猟奇殺人の被害者となった。1年前に母を殺されたクラスメートのシドニーに次なる魔手が訪れる。 | |||
監督 | ウェス・クレイヴン | |||
出演 | ネイヴ・キャンベル | スキート・ウールリッチ | コートニー・コックス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | とりあえず、ホラーよりもサイコ・サスペンスとジャンル分けされてもおかしくない内容だ。冒頭、ドリュー・バリモアの電話の対応でホラー映画トリビア問答がやりとりされるのが実に面白い。この冒頭の面白さ、ホラー映画のルールを語るオタクなど、これが無ければ全くつまらないB級ホラーとなってしまうのかもしれない。また、ホラー・サイコ映画をある程度整理するためにも観ておきたい逸品なのでしょうね。 1997年MTVムービーアワード作品賞受賞 同女優賞ノミネート (2004.5)
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スクリーム2 | 1997 アメリカ アスミック SCREAM 2 |
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ストーリー | 2年前のウッズボロー高校の惨劇を「STAB」という映画にして試写会が行われた。映画館で二人が殺された。そして女子寮でも第3の殺人、前回も登場のシドニーの友人ランディも殺されることに・・・ | |||
監督 | ウェス・クレイヴン | |||
出演 | ネイヴ・キャンベル | デヴィッド・アークエット | コートニー・コックス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 「脱がないサンドラ・ブロックに金を払えるかってんだい!」という台詞から始まり、マニアックな映画談義は健在だ。今回は、続編(この映画もそうだ!)はオリジナルを超えることができるかというテーマで、『T2』『ガバリン2』『ゴッドファーザー』等が挙げられている。デューイとランディの会話では、続編のパターンを研究して犯人を推理するが、そのままの展開であるはずがない(笑)。誰から順に殺されるかといった点にかなり注意を払っていると思われるストーリーだ。言ってみれば、犯人当てや殺され順当てを楽しむことができるホラー・サスペンスなのだ。 アメリカの映画鑑賞とは、アレが正しいのか? 1998年MTVムービーアワード女優賞(ネイヴ・キャンベル) (2004.8)
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スクリーム3 | 2000 アメリカ アスミック・エース SCREAM 3 |
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ストーリー | 今やTVスターとなったコットン・ウェアリーに謎の電話が掛かってきて、恋人とともに殺害される。折りしも「STAB3」の撮影が始まっていて、出演者が順に殺されていく。。。 | |||
監督 | ウェス・クレイヴン | |||
出演 | ネイヴ・キャンベル | デヴィッド・アークエット | コートニー・コックス・アークエット | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 1作目、2作目ともにさっぱり犯人がわからなかった。冒頭では、前作、前々作で重要人物だったのに、いきなり殺されてしまうコットン。高校生、大学生、電話カウンセラーと成長したシドニーも、リポーターだったゲイルも健在だ。劇中映画「STAB3」にコットンがカメオ出演していたことも面白い。3部作の完結編はどうなるのがルールか?と徐々に引き込まれてゆくのだ。 やはりホラー映画は学園ものがいい。これだけの登場人物がいると、わけわからなくなります。シドニーの成長物語(回を重ねるごとに強くなってる!)と、デューイとゲイルがこの映画を契機に結婚してめでたしめでたしという完結で終った(笑)。結局のところ、続編や完結編というテーマは凡作となってしまった!といったところか。。。 2000年MTVムービーアワード女優賞ノミネート (2004.8)
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スクール・ウォーズ/HERO | 2004 日本 松竹 |
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ストーリー | 1974年、元全日本のラガー山上が伏見第一工業の教師として赴任するが、校内は荒れ果てていて、ラグビー部は不良の巣窟。先生はそんな彼らに真のラグビーを教え、真正面から向き合った。 | |||
監督 | 関本郁夫 | |||
出演 | 照英 | 和久井映美 | 内田朝陽 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 1979年に伏見工業高校が初の全国制覇を成し遂げたとき、リアルタイムでTVにかじりついて観戦していた。準々決勝の試合から見ていたと思うが、解説者がやたらと褒め称え、泣き虫先生のエピソードを詳細に解説してくれていたのを思い出す。あの山口先生は選手に熱く激を飛ばし、グランドで燃えていたのだ。 かつてのTVシリーズ『スクールウォーズ』は山下真司主演だったので、実際の先生とは全く違っていたという理由で観なかったのだが、この映画では照英が先生役にピタリと当てはまり、臨場感たっぷりに伏見高ラガーの生き様を見せてくれました。それに彼はあのガッツポーズが決まっていた!多分本当の山口先生を研究してたんだろうなぁ。NHKプロジェクトXでも取り上げられ、先日再放送があったばかりだったので、一層楽しめました。 観る前までは、何故今さら焼きなおしを?という疑問がわいていたのですが、少年による重大犯罪の増加や学校崩壊、暗雲たちこめる21世紀を国民全てが模索状態にある今だからこそ輝いてみえる作品に思えました。監督が伏見工業高校出身ということや、阪神が18年ぶりの優勝を決めた年に星野監督が山口良治先生の講演会を開いたという話も興味深いところだ。 見所は、意外な存在感のある演技の二人!中川家。いや・・・弟は何にもしてないが・・・ (2004.9)
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スクール・オブ・ロック | 2003 アメリカ UIP THE SCHOOL OF ROCK |
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ストーリー | バンドをクビになったデューイは家賃の滞納のため同居人ネッドからアパートを追い出される寸前、ネッドに成りすまして小学校の臨時教員として勤めることに。。。 | |||
監督 | リチャード・リンクレイター | |||
出演 | ジャック・ブラック | ジョーン・キューザック | マイク・ホワイト | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | 超個人的な評価ですみません。70年代ロックを愛する者としては満点を付けざるを得ません。そして、許してください。先生が宿題と称してCDを生徒に渡すシーンでクスクスと笑っていたのは私だけでした。あのCDたちの半分は持っています。一番笑ったのが「ピンク・フロイド」の狂気でした。そんなスキャットを参考にしちゃダメだよ(爆)。 とにかく燃えます!ロック魂が再燃します!子供たちが主役であるという斬新な発想のため、初めてバンドを作ったことが思い起こされるのです。‘Smoke on the water’を最初に演奏させるのは常道!ロックキッズなら誰しもが経験する曲なんです。バンド・バトルの衣装やギターソロ等からもわかるように「AC/DC」に傾倒していることもわかるし、ギタリストのザックには「ジミヘンドリックス」、キーボードのローレンスには「イエス」と美味しい所ばかり取り入れようとするのもわかります。バックボーカルの女の子たちには何を聞かせようとしたのか忘れましたが、ソウルフルでかっこいいのです。アレサ・フランクリンネタも最高!『ブルース・ブラザース』を思い出しますよね。とにかく子供たちの演奏はみな上手い!(全米で楽器の弾ける子供ばかりをオーディションしたのだから当然と言えば、当然)多分、バンド・バトルの演奏以外は全て彼らの演奏ですね。 2003年ゴールデングローブ賞男優賞ノミネート (2004.4)
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スケアクロウ | 1973 アメリカ WB SCARECROW |
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ストーリー | 出所直後、ヒッチハイクをしていたマックスは船員のライオネルと知り合い、意気投合し、洗車業を営む計画を立てる。ライオネルはまだ見ぬこどもに会うため妻のもとへ向かう途中だった。。 | |||
監督 | ジェリー・シャッツバーグ | |||
出演 | ジーン・ハックマン | アル・パチーノ | ドロシー・トリスタン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | ケンカっぱやいハックマンとお笑いキャラのパチーノの組み合わせが面白い。アメリカン・ニューシネマと評される今作も当時の虚無感漂う世相から生まれたものだとつくづく感じます。希望を与えてくれるわけでもなく、単に友情をベースにスケアクロウ(案山子)というテーマを観るものに考えさせる内容だ。 実はカラスは笑ってるんだということ!それと靴を枕の下に入れておくマックス!いい伏線だ。 二人の演技は最高なのだが、女優陣の演技がダサい。ちょっとだけ出てくる妻役のペニーアレンが良かったくらいだ。パチーノの道化役は同時期の『ゴッドファーザー』の演技も考えると、これだけ使い分けることが出来る俳優はザラにはいないでしょう。道化役を演じる役者には内に秘めた哀愁を感じる心が表現されるものだが、彼は見事なまでに深く演じていました。それにしてもハックマンとパチーノの身長差はかなりあるなぁ・・・ (2004.3)
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スコーピオン・キング | 2002 アメリカ ユニバーサル THE SCORPION KING |
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ストーリー | ハムナプトラ2にも登場するスコーピオン・キングを掘り下げた古代ヒーローアクション映画。 | |||
監督 | チャック・ラッセル | |||
出演 | ザ・ロック | マイケル・クラーク・ダンカン | バーナード・ヒル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 劇場で見たのだが、すごい迫力だったのは冒頭のシーンだけ。やはり古代スペクタルものには欠かせない戦闘シーンが少なく、物足りなかった(この辺りはハムナプトラに劣る)。音楽ではヘビメタをBGMに使うところなんかは目新しくて憎い演出かも。 主人公はアッカド人だが、歴史上の民族名を盛り込み、ソドムやゴモラの名前も登場するのは面白い。予言者の女性が東洋風なのもエキゾチックで素敵だが、民族に関するものはかなり設定がいい加減のような気もする。 主人公の性格設定も面白く、馬泥棒を助けなかったりかなり目的だけを追い求め、非情なのではあるが、危うく腕を切られそうになる少年を救ったりと、内面の優しさを感じる。時間は短いので気持ちよく楽しめる作品であった。 (2004.1)
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スコルピオンの恋まじない | 2001 アメリカ ギャガ・コミュニケーションズ THE CURSE OF THE JADE SCORPION |
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ストーリー | 1940年、ニューヨーク。CW・ブリッグス(アレン)は勤続20年の保険調査員。リストラ担当社員のベティ・アン・フィッツジェラルドとは犬猿の仲だったが、パーティ会場で催眠術をかけられ、二人とも宝石泥棒の道具として使われることに。。。 | |||
監督 | ウディ・アレン | |||
出演 | ヘレン・ハント | ダン・エイクロイド | シャーリーズ・セロン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 相変わらずジャズの選択がいい。レコード針のプチプチいう音まで再現してある。1940年という設定もヒッチコックへのオマージュなのか知らないが、アンチ現代映画風に演出してあることが面白い。コンスタンティノーブル・マダガスカルの言葉で催眠術にかかる瞬間の表情でつい笑ってしまうのだが、粋な台詞(=ださい台詞)がアレンらしくて素敵だ。セロンはマジで演技中笑わなかったのかと不思議なくらい(笑)。 ラストはちょっと出来すぎの感じが残り、不完全燃焼気味だ。 (2004.7)
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