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ミミック 1997 アメリカ
松竹富士
MIMIC
ストーリー  感染し発病するとほとんどが死んでしまうというストリックラー病がこどもたちに蔓延。媒体は虫だ。昆虫学のスーザン・タイラー博士が“ユダの血統”という遺伝子操作で創った昆虫によって。ゴキブリを一掃し、発症者を抑えたが・・・
監督 ギレルモ・デル・トロ
出演 ミラ・ソルヴィノ ジェレミー・ノーサム アレクサンダー・グッドウィン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  そして3年後・・・NYでは謎の猟奇殺人事件が起きていた。子供たちが捕獲した不気味な昆虫が博士のもとに届けられるが、研究すると、“ユダの血統”の子孫、突然変異したものだったのだ。繁殖しないハズだった虫。一見して、人間に見えるところが面白いアイデアだ。
 スーザンとピーターの夫婦がNY警官とともに地下鉄に入り、虫と対決。靴磨きのマーニーと孫のチューイも加わって、かなり無理のある対決。50年前の地下鉄を動かして脱出という設定も面白いのに、すぐに挫折して、エレベーターを見つける。タイラー夫妻はとにかくヒラメキが早い!匂いや火や飛びこみや・・・登場人物みんなそう。
 3年前に放ったユダ対ゴキブリのストーリーの方が面白そうなんですけど、映像化が難しいのでしょうね。やはり虫は大きくならなくっちゃ・・・同じ年に作られた『レリック』は虫が巨大になりすぎているので興醒めだったけど、人間に擬態するという人間大の虫は丁度いい。その後に『スターシップ・トゥルーパーズ』『バグズライフ』が作られたりと、虫映画が集中している時代だった。
(2005.12)

耳に残るは君の歌声 2000 イギリス/フランス
アスミック・エース
THE MAN WHO CRIED
ストーリー  1927年、ロシア。貧しい村に住むフィゲレは母を亡くし、父は渡米してしまう。混乱期にイギリスに到着し、ある夫婦に育てられる。アメリカへの旅費を稼ぐためジプシーの一団でコーラスガールとして働くが・・
監督 サリー・ポッター
出演 クリスティーナ・リッチ ジョニー・デップ ケイト・ブランシェット
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  幼少時のフィゲレがとても可愛い!クリスティーナ・リッチにも似ているし、将来有望でしょ、きっと。ぁぁ、それにしても音楽の先生「脚も売り物なのよ」って言葉はひどいっしょ・・・頑張れ、フィゲレ。“ロマ人”と字幕にはあったけど、ジプシーという言葉はそれほど差別用語なのでしょうか?こればかり気になってしまった。
 ジョニー・デップはやはりジプシーの役がよく似合う。気取った役はやめて、海賊とジプシーに徹して欲しい。
(2004.10)

耳をすませば 1995 日本
東宝
ストーリー  読書が大好きな受験生、月島雫は借りた本の図書カードにいつも天沢の名前があることに気づいた。
監督 近藤善文
出演 本名陽子 高橋一生 室井滋
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★ ★★
コメント  この歯の浮くような台詞、だめです。耳をすませばよくわかります。少女漫画を描いてみたというだけあって、この手のストーリーに慣れないせいなのかイマイチのめり込めないジブリ作品です。更にこの作品ではジブリの持ち味である表情のディテールも不自然すぎます(デフォルメされてないのも原因でしょうけどね)。
 それでも「コンクリート・ロード」に象徴される夏休みの住宅街のシーンは素敵でした。見ていて気持ちのよいものを追求するならば、夏休みのシーンをもっと続けるべきだったと思います。テーマとして中学生の進路問題が含まれているから仕方がないのですけど、『魔女の宅急便』で取り上げているのだから、必要ないような気がします(文部省好みにしようという意図があるのだったら、とても残念)。
 学校の授業で見せるかのような、中学3年生が見るべきアニメかもしれません。
(2004.3)











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