フライト・オブ・フェニックス | 2004 アメリカ FOX FLIGHT OF THE PHOENIX |
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ストーリー | モンゴルの閉鎖された石油採掘所のスタッフと廃材を積んだ輸送機C-119が砂嵐のためゴビ砂漠の真中に不時着する。予算削減しか頭にない会社に捜索隊は望めない。そこで、エリオットは壊れた飛行機を組みたて直して新しい飛行機を作ることを提案した。 | |||
監督 | ジョン・ムーア | |||
出演 | デニス・クエイド | ジョヴァンニ・リビシ | ミランダ・オットー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 今やハリウッド映画でオタッキーで風変わりな性格の役が一番似合うリビシ。「飛行機設計士?嘘でしょ?」と疑いつつも、楽しませてくれました。 序盤からC-119の派手な不時着シーン。音響効果がとてもよくて、重低音がビリビリと響き臨場感は最高潮に達する。砂嵐の中を乱れ飛ぶ様子は、宮崎アニメを実写化したように浮遊感を味わえたし、『インディ・ジョーンズ』を遥かに凌ぐVFXによって緊張感も高まった。砂嵐はCGを感じさせないほどリアルに作ってあるし、序盤だけ見たら満点と言ってもいいかもしれない。 ほとんどぶっ壊れた飛行機を、再利用可能な部分だけ集めて新しい飛行機を作る・・・という何とも突飛な設定の映画なんだと思っていたら、オリジナル作品である『飛べ!フェニックス』のリメイクなんですと。オリジナルはJ・スチュアート、R・アッテンボロー、E・ボーグナイン、G・ケネディと、なんとまぁ濃い面子で、しかも男ばかり・・・友情や裏切りといった熱い男たちがぶつかり合う光景が目に浮かぶくらいです(未見なので推測です)。 さて、こちらのリメイク版には女性が一人、『LOTR』のエオウィン姫=ミランダ・オットーが紅一点で頑張っています。「わたしは女だ!」という台詞に近いものを期待していたけど、さすがに出てきませんでした。リーダー的人物がころころ変化する中での潤滑油的な存在だったと言えるかもしれません。 オリジナルはどんな伏線テーマがあるのかは知りませんが、本作では「負け犬」と表現され会社からドロップアウトしたと思われている人たちが真剣に生を求めて模索する姿を本線とし、合理的で非人間的な組織と失業問題をも暗に提示しています。もっと会社側の人間を悪人っぽく描いたら社会派ドラマとしても成り立ちそうですが、そこは控えめにして娯楽作に徹しているようでした。こうしてどろどろの人間関係をあっさり描き、むしろ砂漠の美しさと自然の怖さを対比させ、飛行機を愛する製作者の気持ちによって爽快感を与えてくれます。 (2005.4)
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プライベート・ベンジャミン | 1980 アメリカ WB PRIVATE BENJAMIN |
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ストーリー | 2度の結婚に失敗したジュディ・ベンジャミンはラジオ相談によって勧誘され軍隊に入る。 | |||
監督 | ハワード・ジーフ | |||
出演 | ゴールディ・ホーン | アイリーン・ブレナン | ハリー・ディーン・スタントン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 軍隊コメディなのは前半まで。赤組と青組との戦争ごっこは面白かったけど、その他はたいしたことない。お嬢様っぽいジュディが徐々にたくましくなるというプロットはホーンの魅力を上手く出しているなぁ。 1980年アカデミー賞主演女優賞(ホーン)、助演女優賞(ブレナン)、脚本賞ノミネート (2005.3)
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ブラック・ダイヤモンド | 2003 アメリカ ワーナー CRADLE 2 THE GRAVE |
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ストーリー | 強盗団が宝石を盗んでいたが、黒い石だけは置いていけと警告されたが持って帰った。台湾警察のジェット・リーと強盗団dmxが共同戦線を張って更なる悪と立ち向かう。 | |||
監督 | アンジェイ・バートコウィアク | |||
出演 | ジェット・リー | DMX | マーク・ダカスコス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★ | ★ | ★★★ | ★★ | ★ |
コメント | ブラックダイヤモンドって石炭のことだと思っていたのに、プルトニウムの100倍の威力を持つ代物だったのですね。しかし、途中までさっぱりわからないほどの詰め込みストーリー。ジェット・リーのアクションのみにすれば好感持てるのに。 ダウンタウンのボスは軍隊まで持っているし、ブラック・マーケットはムチャなオークションしてるし、最低の映画ですな・・・なぜラジー賞候補にならない?エンドロール時に「ロミオ・マスト・ダイ」「DENGEKI 電撃」の宣伝までしてるし・・・ ガブリエル・ユニオン対ケリー・フーのシーンは良かった。 2003年MTVムービーアワード格闘シーン賞ノミネート (2005.5)
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ブラック・ローブ | 1991 カナダ ケイエスエス BLACK ROBE |
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ストーリー | 17世紀の北米ケベック。フランス人宣教師ラフォーグが二人の行方不明神父を探す目的で奥地へと布教の旅に出る。 | |||
監督 | ブルース・ペレスフォード | |||
出演 | ロテール・ブリュトー | エーデン・ヤング | サンドリーヌ・ホルト | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 宣教師は“ブラック・ローブ”と呼ばれるが、そのうち悪魔だと言われる。ブラックローブは捨てられ、部族はイロコイ族に捕まる・・・インディアンがとにかく野蛮人扱いされまくってます。捕まっていたときの映像は、とにかく痛い!その他は寒い映像。 これからキリスト教を布教する人のためには最適の映画だ。。。しかし、キリスト教に帰依したヒューロン族はイロコイ族に滅ぼされたという。何を言いたい映画なんだろう。 (2005.1)
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フラッド | 1998 アメリカ 東宝東和 HARD RAIN |
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ストーリー | 大洪水に見舞われたインディアナ州のある町。トムが乗った現金輸送車が氾濫した川にスタックする。そこへ強盗団が現れ相棒のチャーリーが殺されるが、トムは咄嗟に墓地に現金を隠す。トムは教会に逃げ込むが、カレンと保安官たちに捕まってしまう。 | |||
監督 | ミカエル・ソロモン | |||
出演 | クリスチャン・スレイター | モーガン・フリーマン | ミニー・ドライヴァー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | ジム(モーガン・フリーマン)率いる4人組強盗団も素人の集まりのような雰囲気。そのうち一人は高校の教師だったらしい。一方、保安官も選挙に破れ、わずかな任期を残すのみ。どさくさに紛れて現金300万ドルをわがものにしようと考える。人間の欲望、本能が曝される瞬間だ。犯罪心理を中心とした人間ドラマなのかパニック映画なのか、かなり欲張った作りになっているが、これが失敗なのだろうか。一種のアナーキー状態になって、善人と思われた人物が悪人に変身する。中立の者が悪人と助け合う。こういうドラマだけでも好きなのにな〜 セットの中で大洪水を作るなんてのもすごいです。メイキングも見てみたい映画です。水中はもっと濁ってないとおかしいですけどね。 (2005.4)
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フリーキー・フライデー | 1976 アメリカ ブエナ 日本劇場未公開 FREAKY FRIDAY |
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ストーリー | 13日金曜日、13歳のアナベルは母エレンとともに窮屈な毎日に嫌気が差していたため、入れ替わってしまった。 | |||
監督 | ゲイリー・ネルソン | |||
出演 | バーバラ・ハリス | ジョディ・フォスター | ジョン・アスティン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 『フォーチュン・クッキー』の記憶がまだ新鮮なときに観ると比較しやすい。しかも子役時代のジョディー・フォスターの貴重な映像が観られるというもの・・・『タクシードライバー』と同時期に撮られたものなのに、全く違う演技力を見せ、大女優の片鱗を覗わせます。 内容はかなり無理があるくらいのドタバタ・・・というより、特別な設定を重ねすぎかなぁ。清掃業者など訪問者が多すぎる家と課題やテストが多すぎの学校といった具合。一本の大きな筋がない小ネタの集合ドラマといった感が強く、母と娘のそれぞれを理解するためのホームドラマといった雰囲気です。それを無難にこなす二人の女優がすごいのですけどね。 終盤の水上スキーとカーチェイスはすごいけど漫画ですね。 (2005.1)
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ブリット | 1968 アメリカ WB BULLITT |
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ストーリー | シンジケート撲滅のためジョニー・ロスという男の証人保護を頼まれたブリットだが、交替中に刑事とともに殺されてしまう。重傷のままロスを移送したことにして襲撃犯をおびき出そうとするのだが・・・ | |||
監督 | ピーター・イエーツ | |||
出演 | スティーヴ・マックイーン | ジャクリーン・ビセット | ロバート・ヴォーン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | この当時あたりから流行りだす暴力刑事とも一味違う。ハリー・キャラハンなんてのはこのブリットを模倣してるんだろうな。 カーチェイスはすごい!相手の車はロバート・デュバルが運転してるし・・・そしてマックィーンはスタント無しと思われる。ムスタングがいい音出してますよ・・・ガソリン食いまくりだけど。 1968年アカデミー賞編集賞 同音響賞ノミネート その他 (2005.3)
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プリティ・プリンセス | 2001 アメリカ ブエナ THE PRINCESS DIARIES |
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ストーリー | ちょっとドジな女子高生ミアは男と話すなんてとんでもないほど内気な女の子。ある日、彼女がジェノヴィア国の王位継承者であることが告げられる。最初は断るつもりだったが3週間後の舞踏会で結論をだすことに・・・ | |||
監督 | ゲイリー・マーシャル | |||
出演 | アン・ハサウェイ | ジュリー・アンドリュース | ヘクター・エリゾンド | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | この頃のアン・ハサウェイはとても若く感じられる。シャイな雰囲気があるにもかかわらず、フリークライミングが得意だし、かなり快活な性格。学校ではおどおどした性格なんだけど、祖母にあたるジュリー・アンドリュース女王やヘクター・エリゾンドに対しては最初からタメ口のような、よくわからない性格だ。 『2』を先に観ているために、王位継承を承認するだけのストーリーを確認したにとどまってしまう。ともかく高校生というアン・ハサウェイが、見ていても鬱陶しくなるくらい眉毛が太い。一応、彼女を見守る男の子とのラブストーリーはあるものの、憧れていた男との関係もありきたりでつまらない。さすがに野球をやってるシーンで彼女打った球が玉に直撃するところは笑えるけど、そこまで・・・車が動かなかったりして、その後のスピーチも結末がわかってるだけに乗り切れない。順序を間違えた・・・ 2001年放送映画批評家協会賞ファミリー映画賞ノミネート 2002年MTVムービーアワード ブレイクスルー女優賞ノミネート (2007.11)
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プリティ・プリンセス2 | 2004 アメリカ ブエナ THE PRINCESS DIARIES 2: ROYAL ENGAGEMENT |
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ストーリー | アメリカの高校生だったミアがジュノヴィア国のプリンセスになった。しかし王位継承問題で30日以内に結婚しないと資格がなくなるということに決まり・・・ | |||
監督 | ゲイリー・マーシャル | |||
出演 | アン・ハサウェイ | ジュリー・アンドリュース | ヘクター・エリゾンド | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 前作も見てないし、王室だけのストーリーなんて興味が無かった。しかもディズニー映画だし、完全にスルーするつもりだったんです。だけど毎月1日映画の日に映画を観ないなんて、映画ファンの名がすたると思い・・・ 最初からちょっと緩い展開・・・前作のあらすじ部分なんかを数十秒で紹介しているものの、すぐに忘れてしまったくらいだ。いきなり、日本の皇室でも話題になっている“女性の王位継承問題”が話題の中心になり、30日以内にしなければならない政略結婚とライバルとなる男性が出現・・・どこかで聞いたことあるような内容だし、興味は役者の演技とお笑いの方向に移ってしまった。ちなみに30日というのは甘いような気がした・・・『プロポーズ』なんて次の日までだったし・・・ よく考えてみたら、好きな映画ベスト10に入る『サウンド・オブ・ミュージック』と『ロード・オブ・ザ・リング』の俳優が出てることだし、アンドリュースとジョン・リス=デイヴィスに注目してみた。と、考えていたら、いきなり二人のメイド、ブリギットとブリギッタというオマージュ(?)があった!もちろん『サウンド・オブ・ミュージック』に出てくるトラップ一家の三女の名前。何だかうれしくなってきた。パジャマ・パーティでのジュリー・アンドリュースの歌は良かった。もしかして、『サウンド・オブ・ミュージック』の曲が登場するか!と期待したけど、さすがに歌うはずないですよね。 『LOTR』のギムリが出てることから、もしや仲間のオーランド・ブルームがサプライズ・ゲストとしてカメオ出演するかもしれないとワクワクしながら観ていたら、ニコラスが若干似ていることやアーチェリーが得意なくらいでしかなかった(惜しかったなぁ)。やはりディズニーは著作権がうるさいところだから、パロディなんてあるはずもないですよね・・・ そんな感じで、アンドリュースの歌だけで満足して、ストーリーはどうでもよくなってきたところへ意外なカップルの誕生!・・・結構いいプロットになっていたなぁ。まともに鑑賞しなかったことを反省いたしました。 (2005.3)
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プール | 2002 アメリカ FOX SWIMFAN |
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ストーリー | 大学からもスカウトがくるほどの水泳選手ベン・クローニンにはエイミーという恋人がいたが、南部からの転校生マディソン・ベルと仲良くなり、一線を超えてしまう。一度の過ちのおかげで、彼女から執拗につけまとわれ・・・ | |||
監督 | ジョン・ポルソン | |||
出演 | ジェシー・ブラッドフォード | エリカ・クリステンセン | シリ・アップルビー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 男は水泳、女はチェリストの高校生版『危険な情事』と評されてはいるが、よく考えてみると、結婚してるわけでもないし、単なる痴話騒動となりがちだ。しかし、マディソンは単に嫉妬に狂った女ではなく、有望なスポーツ選手を計画的に陥れるストーカー。しかもシリアル・キラーの側面さえ持っている。 「浮気はよくないことだよ」という戒めのつもりでストーリーを組みたてていったけど物足りず、実はシリアル・キラーだったという滅茶苦茶なサスペンスにしてしまったのだろうか。ノートの譜面にB.C.と書いてあったことやクリストファーという謎の根暗男の設定は面白かったのだが・・・ (2005.5)
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ブルー・クラッシュ | 2002 アメリカ ギャガ・コミュニケーションズ BLUE CRUSH |
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ストーリー | アン・マリー、エデン、レナの3人はハワイのホテルで働きながらパイプライン大会を目指すサーファーギャル。フットボール選手たちと仲良くなり練習にも気合が入らなくなるが・・・ | |||
監督 | ジョン・ストックウィル | |||
出演 | ケイト・ボスワース | ミシェル・ロドリゲス | サノー・レイク | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 辞職は失業手当なし!日本と変わらないんだな、と妙なところで驚いてしまった。 しかし、すごすぎる映像。一体どこまでが実写でどこまでがCGなのかさっぱりわからない。デジタルフィルムのおかげで何でも可能になったんだと不思議な感覚になる。特に水上と水中との画面の切り替えが臨場感たっぷりだ・・・スクリーンで観たかったなぁ。 (2005.3)
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ブレイド | 1998 アメリカ ヘラルド BLADE |
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ストーリー | ヴァンパイアと人間の混血であるブレイドは母を死に追いやったフロストを探していた。フロストは世界征服を狙い、12人のヴァンパイアを生贄にして全能の力を得ようとしていたのだ。 | |||
監督 | スティーヴン・ノリントン | |||
出演 | ウェズリー・スナイプス | スティーヴン・ドーフ | クリス・クリストファーソン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | フロストは人間からヴァンパイアに変身した、いわば雑種だ。評議員たちは純潔種を誇りに思っているのだ。人間とヴァンパイアの共存、これが世の秩序を保っているため、目立つ行為、裏切りは許されない・・・ヴァンパイア映画に共通する設定である。ニンニクエキスが変身を押さえるワクチンのようなもので、銀の弾が最も効果があり、杭や日光にも弱い。 吸血鬼のおどろおどろしさよりは、アクションを中心とした映画。地下鉄の格闘では痛いシーンの連続だった。仲間のウィスラー(クリストファーソン)はガン(肺がん?)を患っている。どうなるんだろ・・・ 実は母親はフロストによって生きていた。その母親との対決シーンが、イマイチ。もっと葛藤するものだと思っていたのに・・・ 1999年MTVムービーアワード悪役賞(ドーフ) (2005.5)
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ブレイド2 | 2002 アメリカ ヘラルド BLADE |
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ストーリー | 前作でウィスラーは襲われヴァンパイアと化した。見事彼を救出し治療した途端に敵から休戦を申し入れてきた。ヴァンパイア王国も新たな種リーパーズという敵が現れて大変らしい・・・ | |||
監督 | ギレルモ・デル・トロ | |||
出演 | ウェズリー・スナイプス | クリス・クリストファーソン | ノーマン・リーダス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 『マトリックス』の影響もあるのだろうか、CG、VFX、ワイヤーアクションがとにかくすごい。全体的には裏切りやどんでん返しの連続の面白さだけで、深みが全くない。スナイプスの前半のカッコいいアクションシーンが後半にまで持続せず、後半は舞台劇でも見てるかのようだ。横に広がる口が不気味なだけです。 前作のカレン医師が登場しなくて残念だったけど、今回のヒロインにニッサ(レオノア・ヴァレラ)が登場。中々綺麗な女優さんです。 (2005.5)
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ブレイド3 | 2004 アメリカ ヘラルド BLADE: TRINITY |
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ストーリー | いつものヴァンパイア狩をしていたブレイドはヴァンパイア奴隷となった人間を殺してしまったため逮捕されてしまう。ウィスラーは殺されるが、その娘アビーとハンニバル・キングによって救出され、シリアの遺跡から目覚めたヴァンパイアの始祖ドレイクに立ち向かう! | |||
監督 | デヴィッド・S・ゴイヤー | |||
出演 | ウェズリー・スナイプス | ジェシカ・ビール | ライアン・レイノルズ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★★ | ★★★ | ★ |
コメント | これが最後の戦い!? で、盲目の科学者の娘はどうなったの?ヴァンパイアを全滅させるウィルス兵器はどうなるの? とりあえず、お疲れ様、ウィスラー(クリス・クリストファーソン)。1作目ではガンを患ってると言っていたのにヴァンパイア化されてうやむやになっちゃったし、2作目では人間に戻ったけどその後がわからなかったし、わけがわからなくなったから3作目で都合よく殺されちゃったのね。こうなったら、人気の出そうな新キャラを創りあげれば大成功なのである。ウィスラーの娘アビゲイル(ジェシカ・ビール)は筋肉質に鍛え上げられ、弓を引く勇姿に惚れてしまいそうだ。また、おとぼけキャラのハンニバル・キング(ライアン・レイノルズ)は格闘よりも下ネタギャグが強烈な、イーサン・ホーク似のナイスな兄ちゃん。新しい武器の折たたみ式紫外線アークもかっこいい。 敵キャラだってすごい!執拗にキングを誘う女ヴァンパイアのパーカー・ポージーなんて、まさしく吸血鬼といった顔立ちで憎たらしいことこの上なし。彼女の弟だってプロレスラーだから迫力満点。ただ、4000年の眠りから目覚めたドレイクは変身しないと迫力がない・・・ このブレイド3作目の監督は、1、2作目の脚本を担当したデヴィッド・S・ゴイヤー。今までは単純明快でアクションのみの映画という印象が強かったが、今作の主人公ブレイド(ウェズリー・スナイプス)のアクションはかなり抑え目で、むしろジェシカ・ビールのアクションの方が際立っていた。ストーリーや設定は、ヴァンパイア映画に共通する人間と吸血鬼の共存や、ヴァンパイアの弱点(銀の弾、杭、ニンニク、日光など)もしっかり踏襲して、矛盾を感じさせないほど無理のないモノであったが、今回の脚本は穴が大きかった。というより、監督自身の脚本であるから、一人よがりの理解し辛い映画になったのではないでしょうか。ひょっとして彼は、今まではCGやアクションが優れていたためにヒットしたのだということを忘れていたのかもしれません。科学者の娘の件、ウィスラーに変身した件など・・・謎は残るし、続編を考えていそうな雰囲気ですね。 一番良かったのは、冒頭のマーベルコミックのパラパラ漫画・・・って、またかよ・・・ (2005.5)
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プロポーズ | 1999 アメリカ ギャガ=ヒューマックス THE BACHELOR |
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ストーリー | 独身を謳歌していたジミーはアンという恋人がいたがプロポーズをためらっていた。結婚を急かし続けていた祖父が死んでしまい、1億ドルの遺産が転がり込むことになったが、30歳までに結婚していることが条件となっていたために・・・ | |||
監督 | ゲイリー・シニョール | |||
出演 | クリス・オドネル | レネー・ゼルウィガー | ハル・ホルブルック | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | マスタングの日々。気楽にぬるま湯のような関係を続けたかった。“スターライト”というプロポーズの名所となっているレストラン。 アンが突如アテネへ発つことになって、元彼女へと求婚しまくるジミーが最低だった。「君はリストの3番目だ」・・・・1億ドルのためとは言え、プロポーズの決め台詞だけは最悪のままだもんなぁ。オペラ歌手のマライア・キャリーまで出てくる。 数百人のウェディングドレスを着た花嫁候補が圧巻!もうこの視覚効果だけで十分かもしれない。昨晩の失態を知ったらどうなるんだろ・・・ (2005.2)
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ブロンド・ライフ | 2002 アメリカ FOX LIFE OR SOMETHING LIKE IT |
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ストーリー | キャスターを夢見るTVリポーターのレイニーは、ジャックというホームレスの預言者に死を告げられる。その晩、アメフトの試合予想が当たり、翌朝にひょうが降った。 | |||
監督 | スティーヴン・ヘレク | |||
出演 | アンジェリーナ・ジョリー | エドワード・バーンズ | トニー・シャループ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 頭がイカレてて昨日のことも覚えていないジャック。婚約者カルはマリナーズの選手。イチロー人気に肖った設定か? ブロンドに染めあげた髪のアンジー。このためか、演技全てが軽薄に感じてしまう。。死を題材にしたコメディそのものが間違っていると思うし、ころころとシリアスとコメディが入れ替わる展開には感情の持って行きようがないのだ。それでも、バス運転手のストライキ現場で「サティスファクション」を歌ったアンジーは良かった。あとはデボラにインタビューするところくらい。 とにかく脚本の悪さが目立つ。 2002年ラジー賞ワースト主演女優賞ノミネート (2005.3)
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